JPH04173714A - 乳化型の化粧料及び外用医薬品組成物 - Google Patents

乳化型の化粧料及び外用医薬品組成物

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JPH04173714A
JPH04173714A JP30071690A JP30071690A JPH04173714A JP H04173714 A JPH04173714 A JP H04173714A JP 30071690 A JP30071690 A JP 30071690A JP 30071690 A JP30071690 A JP 30071690A JP H04173714 A JPH04173714 A JP H04173714A
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ひろ子 津田
Osamu Kuno
修 久野
Atsushi Nakajima
淳 中島
Tomoko Sadahiro
貞広 知子
Hiroko Uchida
裕子 内田
Toshiyuki Suzuki
敏幸 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安定性、使用感及び保湿性に優れ、化粧料、
外用医薬品等の基剤として好適な乳化組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕乳化組
成物は、一般に皮膚、毛髪等に外用した場合、優れた閉
塞効果等を示すことから、化粧料、外用医薬品等の基剤
として広く用いられている。
しかしながら、油特有のべたつき、ぎらつきが生じ、こ
れを抑えるのは困難であった。
一方、環状シリコーンは油の一種でありながら、使用感
に優れ、しかも揮発性であることから、外用基剤として
広く使用されるようになっている。
しかしながら、乳化組成物は、その乳化状態を安定に保
つ必要があるが、環状シリコーンを油相とした場合には
、安定な乳化系を得ることは困難であった。
従って、安定性、使用感及び保湿性に優れた乳化組成物
が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
かかる実情において、本発明者らは鋭意研究を行なった
結果、特定のアミド誘導体を用いれば、環状シリコーン
を安定に乳化できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B)(A)
 ffi状シリコーン (B)一般式(I) R’OCL CH,CH20H (式中、R1は炭素数8〜20の炭化水素基を示し、R
2は炭素数7〜19の炭化水素基を示す)で表わされる
アミド誘導体。
を含有することを特徴とする乳化組成物を提供するもの
である。
本発明で用いられる(A)成分の環状シリコーンとして
は、通常化粧品用等として用いられるものであれば特に
制限されないが、例えば次の一般式(式中、lは3〜8
の数を示す) で表わされるものが好ましい。
これら環状シリコーンは、1種又は2種以上を組合わせ
て用いることができ、全組成中に5〜95重量%(以下
、単に「%」で示す)、特に10〜50%配合するのが
使用感などの点で好ましい。また、油相の50%以上が
環状シリコーンであるのが好ましい。
本発明において乳化剤として用いられる(B)成分のア
ミド誘導体(I)は、保湿剤として公知の化合物である
。このアミド誘導体(I)は、例えばグリシジルエーテ
ルとエタノールアミンから得られる化合物をアシル化し
、次いでエステル基を選択的に加水分解することによっ
て製造することができる(特開昭62−228048号
公報)。これらのうち、安定な乳化組成物を形成させる
ために特に好ましい化合物は、式(I)においてR’が
炭素数10〜16の直鎮アルキル基、R2が炭素数9〜
15の直鎖アルキル基で示されるものである。
これらアミド誘導体(I)は、1種又は2種以上を組合
わせて用いることができ、全組成中に0.5〜30%、
特に1〜20%配合するのが好ましい。
特に、このアミド誘導体(I)を大量に配合した場合に
は、乳化安定化、組成物の固化及び皮膚の保湿作用を同
時に発揮することができる。
本発明の乳化組成物には、油相として前記環状シリコー
ン以外に、通常化粧料等に用いられる各種油剤、例えば
ワセリン、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリ
ンワックス、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素
;オリーブ油、ホホバ油、ラノリン、ヒマシ油、カカオ
脂、マカデミアンナッツ油、ミンク油等の天然動植物油
脂;ミリスチン酸オクチルドデシル、イソプロビルバル
ミテー) (IPP)、イソプロピルミリステート (
IPM)などの合成エステル油等:その他ジメチルポリ
シロキサン、高級脂肪酸、高級アルコール等を配合する
ことができる。
また、乳化剤として、前記アミド誘導体(’I)以外に
一般の界面活性剤、例えばソルビタン脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、α−モノイソステアリルグリセリルエーテル、
ポリエーテル変性シリコーンなどを併用することもでき
る。
本発明の乳化組成物において、水相としては、水、水と
エタノール等の低級アルコールとの混合媒体、あるいは
水とグリセリン、プロピレングリコール等のポリオール
との混合媒体などの水性媒体を用いることができる。こ
れら水性媒体は、全組成中に5〜95%、特に20〜8
0%配合するのが好ましい。
さらに、本発明の乳化組成物には、前記成分のほか、一
般に使用されている紫外線吸収剤、顔料、染料、香料、
キレート剤、酸化防止剤、防腐殺菌剤、ビタミン、ホル
モン、抗炎症剤、養毛・育毛剤、血行促進剤などを適宜
配合することができる。
本発明の乳化組成物は、通常の方法に従って製造するこ
とができ、一般に油中木型(Wlo)の組成物として得
られる。
〔発明の効果〕
本発明の乳化組成物は、安定性、使用感及び保湿性に優
れたものであり、化粧料、外用医薬等の基剤として好適
である。
〔実施例〕
次に、実施例を挙げ、本発明をさらに説明する。
なお、実施例において用いた環状シリコーン及びアミド
誘導体は以下の通りである。
環状シリコーンA1式(n)中、1−4環状シリコーン
B:式(n)中、1=5アミド誘導体V:式(I)中、
R’=n−C+5L3R”=n−C+ sL 1 アミド誘導体W:式(I)中、R’=n−C+sH!s
R”=n−CsLs アミド誘導体X:式(I)中、R’=n−C+aL3R
””n−C+ +823 アミド誘導体Y:式(I)中、R””n−Cl 482
11R’=n−CI l823 アミド誘導体Z:式(I)中、R’=n−C+JzsR
2=n−CsLs 実施例1 汎用スキンケアクリーム: 50℃にて環状シリコーンA、B及びアミド誘導体V−
Zを混合、溶解し、これに攪拌下問温度の水を加えた後
、攪拌、冷却し、汎用スキンケアクリームを得た。得ら
れたクリームはゲル−白色クリーム状であり、べたつき
がなく、さっばりした使用感で安定性も良好なものであ
った。
実施例2 高保湿性クリーム: 60℃にて成分1〜8を混合、溶解し、これに同温度に
加温した9〜10を加え、さらに攪拌、冷却して高保湿
性クリームを得た。得られたクリームは白色クリーム状
であり、豊かな使用感と良好な安定性、優れた保湿能を
示し、特に老化肌に適したものであった。
実施例3 保湿ファンデーション; (%) 1、環状シリコーンA         20.02、
アミド誘導体V1.0 3、アミド誘導体W1.0 4、アミド誘導体Z1.0 5、ステアリン酸          0.256、バ
ルミチン酸          0.257、ミリスチ
ン酸            0.258、イソステア
リン酸        0,759、コレステロール 
         0,2510、イソステアリルコレ
ステリル   0,25エステル 11、顔料(シリコーン処理酸化鉄、   10.00
酸化チタン、タルクの混合物) 12、水         残 65℃にて成分1〜10を混合、溶解し、これに攪拌下
、同温度に加温した12を加え、次いで冷却しつつ11
を加え、保湿ファンデーションを得た。
このファンデーションはスキンケア効果とメイクアップ
効果を同時に示し、かつ安定性、使用感も良好なもので
あった。
実施例4  [IVケアクリーム: (%) 1、環状シリコーン八8.0 2゜環状シリコーン8         2.03、ジ
メチルポリシロキサン(6cs)    8.04、ス
クワラン           2.05、イソステア
リルコレステリル   2.0エステル 6、アミド誘導体V6.0 7、アミド誘導体W          0.5B、ア
ミド誘導体Z           O,59、ポリエ
ーテル変性シリコーン    2,010、グリセリン
          13,011、メチルパラベン 
         0.312、硫酸マグネシウム  
       1.014、疎水化微粒子酸化チタン 
    2,015、水         残 60℃にて成分1〜9及び13を加温溶解し、これに攪
拌下、同温度に加温した10〜12及び15の混合物を
加え、攪拌下冷却しつつ14を加え、目的のクリームを
得た。
このクリームはUV吸収能とスキンケア効果を同時に示
し、かつ安定性、使用感も良好なものであった。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の成分(A)及び(B) (A)環状シリコーン (B)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は炭素数8〜20の炭化水素基を示し、
    R^2は炭素数7〜19の炭化水素基を示す)で表わさ
    れるアミド誘導体 を含有することを特徴とする乳化組成物。
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