JPH04173671A - 地下鉄駅の乗降客昇降システム - Google Patents

地下鉄駅の乗降客昇降システム

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JPH04173671A
JPH04173671A JP2297224A JP29722490A JPH04173671A JP H04173671 A JPH04173671 A JP H04173671A JP 2297224 A JP2297224 A JP 2297224A JP 29722490 A JP29722490 A JP 29722490A JP H04173671 A JPH04173671 A JP H04173671A
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JP
Japan
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elevator
escalator
passengers
underground station
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP2297224A
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English (en)
Inventor
Toshio Tamura
利夫 田村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は大深度地下鉄の地下駅と地上駅間における高速
大量輸送の乗降客昇降システムに関する。
(従来の技術) 近年、大都市中心部への各種の機能、機関の気中により
、これら中心部での輸送力の増強が都市問題の重要な課
題となっている。しかも、都市部の異常な地価高騰のた
め、現存する地下鉄、地下施設、或いは土地の使用権等
に影響を与えない地下50m〜60m或いはそれ以上の
大深度の地下を利用して地下鉄を設置するなどの計画が
起きている。
上記のような大深度に設置される地下鉄は、駅と駅を直
線的に結ぶ利点がある反面、地下駅(プラットホーム)
と地下駅(地上駅舎)との距離が長くなり、その間をど
のように連絡して乗降客を運ぶかが問題となる。
従来、このような場合の手段としては、第5図に示すよ
うに、地下駅1より地下駅2に向け、30度の傾斜角を
有する長大形のエスカレータ3を設置する方法が考えら
れている。
又、第6図に示すように、地下駅1と地下駅2を垂直に
結ぶ昇降路4内をかご5が昇降する通常のエレベータ運
行も考慮されている。
(発明が解決しようとする課題〉 しかし、大深度地下鉄における地下駅と地上駅間の連絡
手段として考慮されている上記のようなエスカレータは
、地上と地下駅間の高さ(距離)をhとすると、エスカ
レータの長さは約2hの長大なものとなり、これを利用
して乗客が地上に到着するには長い時間を要し、又エス
カレータの建設費も多大なものとなる。
更に、エスカレータの乗客が上方から下を見上した場合
、特に下降運転時には、乗客は恐怖感を抱くであろうし
、万一、乗客が転倒した場合等は重大事故に発展する可
能性があり、安全性に大きな問題がある。
更に、上記のような長大なエスカレータの場合は、乗込
み地点と到着地点との水平距離の差は約、rhにもなり
、開設置場所の計画にも大きく影響することとなる。
次に、エレベータによる輸送の場合は、エレベータの設
置台数にもよるが、大量の乗客を短時間内に連続的に輸
送することは困難なことであり、特に地下駅において、
列車からホームに降りた乗客がエレベータ乗場の一箇所
に気中するため輸送効率及び安全性の面で問題がある。
本発明は、上記の諸点に鑑み、大深度地下鉄の地下駅と
地上間の乗客輸送において、高速度で大量輸送を可能と
し、且安全性が高く、建設計画の具体化が容易で、設備
のコストパフォーマンスの高い輸送システムの提供を目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的達成のため本発明は、大深度地下鉄の地下駅
と地上駅間を結ぶ多層大形エレベータを設置し、各層か
ごの夫々に対応する複数台のエスカレータを地下駅側及
び地下駅側それぞれに設けてエレベータかごと連絡させ
る。
別途、列車発着検知、エレベータ、エスカレータ乗客検
出、防災運転指令等の各種検知器を設け、これらの情報
に基づきエレベータ、エスカレータ運転指令、エスカレ
ータの乗込み抑制指令、インフォメーション指令等の各
種指令を出力して昇降装置全体を管理制御するシステム
運転指令装置を設ける。
(作用〉 このような構成の乗客昇降装置なので、列車がホームに
到着すると列車発着信号がシステム運転指令装置に入力
され、地下駅の全エスカレータに上昇運転指令が出る0
列車から降りた乗客は分散してエスカレータに乗り、さ
らに、連絡するエレベータかごに乗込み、乗客が全て各
層のかご内に乗込んだことを検知して、エレベータかご
は地下駅へ走行する。
エレベータかごが地下駅へ到着する寸前に、地下駅側の
エスカレータは全機上昇運転を開始し、かごから乗換え
た乗客を地下駅へ輸送する。
地下駅エスカレータが地上への乗客輸送完了後、この昇
降装置はシステム運転指令装置より下降運転への切替指
令を受け、地上より乗客企上昇時の反対手順で、乗客を
地下駅ホームへ連れて行く。
(実施例) 第1図乃至第4図に示す実施例に基いて本発明を説明す
る。
大深度地下鉄の地下駅(舎)lと地下駅(舎)2間を垂
直に結んでエレベータ昇降路6を敷設し、機械室内に設
置した巻上機7、制御装置8等により多層大形エレベー
タかご9を昇降させる。
この多層大形エレベータかご9を第2図に示す4層のか
ごの場合によって説明する。
多層エレベータかご9は下部より第1層から第4層迄か
ご室を積層状態で構成し、各層の高さを地下駅1及び地
下駅2の乗り場の階高と一致させる。各層のかご室は各
々独立したかご戸10を有し、図示の反対側に、同様の
かご戸10を設けて二方向出入口の形態とし、かご戸駆
動装置により夫々独立して開閉動作を可能とする。又、
これら各層かご室の百出入口にはエレベータ乗客検出器
11を設置する。
エレベータかごの第1層は、地下駅1のホーム12と同
一のフロアとなるのでエスカレータ方!設は不要である
。第2層以上に対して地下駅エスカレータ13を設置し
、夫々のエスカレータの下階側乗込み口に乗込み抑制装
置14及びエスカレータ乗客検出器15を設置する。
第2図には第2層かごに対する地下駅エスカレータのみ
を示したが第3層、第4層にも前記同様に構成、地下駅
エスカレータを設置する。
地下駅エスカレータ16は、地上と同一フロアとなるエ
レベータ最上層を除いて、第1層より第3層迄地下駅エ
スカレータ13と同様に構成して地下駅エスカレータ1
6を設置する。
エレベータ制御装置8に、システム運転指令装置17を
組込む、システム運転指令装置17には、列車発着信号
、エレベータ乗客検出信号、エスカレータ乗客信号、防
災信号等が入力し、エレベータ運転指令、エレベータ戸
開閉指令、エスカレータ運転指令、エスカレータ速度指
令、エスカレータ乗込抑制指令、インフォーメーション
指令等が出力する構成とする。
このような構成による昇降システムの動作を第1.2図
および第3.4図に示す構成図とフローチャートに基づ
いて説明する。
地下駅1に列車18が進入すると、列車発着信号がシス
テム運転指令装置18に入力され、地下駅エスカレータ
13全号機に上昇運転指令が出力する9列車18がホー
ム12に停止し、乗客が降車し、分散して間近のエスカ
レータを利用して、地下駅1で戸開き待機中の多層大形
エレベータ9の各層のかごに乗込む、各地下駅エスカレ
ータ13に最後の乗客が乗込むと、エスカレータ乗客検
出信号がシステム運転指令装置17に入力され、地下駅
エスカレータ13に速度上昇指令が発せられる。地下駅
エスカレータ13は、上方の層のものほど全長が長くな
り、エレベータへの乗客の乗込みに時間を要するので速
度を上昇して、短時間で乗客をかご内に乗込ませるよう
にするわけである。
各層のかごに乗客の乗込みが完了すると、エレベータ乗
客検出器11がこれを検知し、次いで全部のかご戸が閉
まり、エレベータ運転指令が出力し、多層エレベータか
ご9は地上に向って上昇運転を行う。
多層エレベータかご9が出発すると地下駅エスカレータ
13は運転不要となるので、運転を休止する。 多層エ
レベータかご9が地下駅2に到着すると、地下駅エスカ
レータ16は全機上昇運転を開始し、地下駅エスカレー
タ16により乗客は地上に輸送される。地下駅エスカレ
ータ16の場合も、第1層かごに対応するエスカレータ
の全長が長いので、地下駅エスカレータ13の第4層用
の場合と同様に増速運転が可能であり、又、第2層、第
3層対応の地下駅、地下駅エスカレータ15.19もイ
ンバータ装置による可変駆動方式となっているので、必
要に応じて輸送速度を可変とすることが可能である。
地下駅エスカレータ16が地上への乗客輸送を完了した
ことが検出されると、システム運転指令装置17よりの
下降運転への切替え指令により、運転方向を反転し、乗
客を地上から多層エレベータかご9へ輸送し、多層エレ
ベータかご9は地下駅2へ下降運転する。多層エレベー
タかご9が地下駅2へ到着すると地下駅エスカレータ1
3は下降運転を開始し、乗客は地下駅エスカレータ13
により地下鉄ホーム16に到着する。
上記システムの運転中に、万一、火災、地震、停電等が
発生すると、各防災センサーから防災運転、−一がシス
テム運転指令装置17に入力され、多層大形エレベータ
9及び各エスカレータ13.16に対し防災運転が指令
される。
更に、上記システムの各種動作に伴い、放送設備、表示
器等により乗客に対して適切なインフォーメーションサ
ービス、例えば戸開閉案内、エスカレータへの誘導案内
、エスカレータの乗込み抑制案内、エレベータの到着階
案内、列車発着案内、防災時の誘導案内等がインフォー
メーション指令により実施されるようになっている。
このような構成の大深度地下鉄の乗客昇降システムであ
るので、 1)システム運転指令装置17により、列車22の発着
に対応して多層大形エレベータ10及び地下駅、地下駅
エスカレータ15.19の総合運転管理が可能であるこ
と、 2)多層大形エレベータ9の使用で、多数の乗客を一気
に高速輸送することが可能であること3)地下駅ホーム
16に分散して地下駅エスカレータ15の乗込み口が設
置されることにより、乗降客の一箇所気中を避けること
ができる。
以上の諸点で、輸送効率の非常に高度な昇降システムで
あり、又、地下駅1と地下駅2を垂直線上に設置し、1
本の昇降路5の設置で数台分に匹敵する多層大形エレベ
ータ12を運行することができるので、設備計画を容易
にし、且建設費の削減等、高い経済性を得ることができ
る。
更に、多層大形エレベータ12並びに地下駅エスカレー
タ15、地上駅エスカレータ19は共に、従来のエレベ
ータ、エスカレータと同等の構造であるので、安全性を
高度に維持できる。
他の実施例として、多層エレベータ12は3層以上であ
れば前記実施例と同様に構成することが可能であり、又
地下駅2を実施例のように1階から地下3階と限定する
ものでなく、例えば大規模ビル内に設置しても同様の効
果を得ることかできる。
又、エレベータのかご戸は二方向戸に限らず、一方向と
すれば、エスカレータは2本並設でなく、1本とするこ
とが可能であり、2本並設の場合において上昇と下降を
交互に設けても同様の効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、多層大形エレベー
タと地下および地上側エスカレータを組合わせ、システ
ム運転指令装置により総合的にシテテム運転を実施する
ので、高速度で大量の乗客昇降輸送が可能であり、大深
度の長い距離を安全性モ高く、コストパーフォーマンス
の高い、有用な大深度地下鉄の乗客昇降システムか得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による大深度地下鉄駅の概略構成図、第
2図は第1図の部分詳細斜視図、第3図は本発明による
のシステム運転構成のフロ・ンク図、第4図は第3図の
フローチャート、第5図、第6図は夫々従来の大深度エ
スカレータおよびエレベータの概略図である。 1・−地下駅        2・地下駅9・・多層煙
エレベータ(かご) 13.16・・・地下および地上駅エスカレータ17・
・・システム運転指令装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地下駅と地上駅間に設けた多層大形エレベータと、この
    多層エレベータの各層のかごと地下駅、及び地上駅のそ
    れぞれに連結する複数のエスカレータと乗客検出器とを
    設け、これら昇降装置と地下鉄列車の発着情報とを総合
    して乗降客輸送指令を出力するシステム運転指令装置と
    よりなることを特徴とする地下鉄駅の乗降客昇降システ
    ム。
JP2297224A 1990-11-05 1990-11-05 地下鉄駅の乗降客昇降システム Pending JPH04173671A (ja)

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JP2297224A JPH04173671A (ja) 1990-11-05 1990-11-05 地下鉄駅の乗降客昇降システム

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JP2297224A JPH04173671A (ja) 1990-11-05 1990-11-05 地下鉄駅の乗降客昇降システム

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JP2297224A Pending JPH04173671A (ja) 1990-11-05 1990-11-05 地下鉄駅の乗降客昇降システム

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JP (1) JPH04173671A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001335271A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Toshiba Corp エスカレータおよびエレベータの制御装置
JP2003081539A (ja) * 2001-09-17 2003-03-19 Toshiba Elevator Co Ltd 駅舎用エレベーターの制御装置及びその方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001335271A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Toshiba Corp エスカレータおよびエレベータの制御装置
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