JPH04173423A - 車両用左右独立型空調装置の温度制御装置 - Google Patents

車両用左右独立型空調装置の温度制御装置

Info

Publication number
JPH04173423A
JPH04173423A JP30329590A JP30329590A JPH04173423A JP H04173423 A JPH04173423 A JP H04173423A JP 30329590 A JP30329590 A JP 30329590A JP 30329590 A JP30329590 A JP 30329590A JP H04173423 A JPH04173423 A JP H04173423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat side
driver
temperature
passenger
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30329590A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Iida
克己 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP30329590A priority Critical patent/JPH04173423A/ja
Publication of JPH04173423A publication Critical patent/JPH04173423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両用空調装置の空調ダクト内に運転席側
及び助手席側の左右2つの空気流路を有し、この各々の
空気流路に送風機及び熱負荷手段を具備した車両用左右
独立型空調装置の温度制御装置に関する。
(従来の技術) 車両用空調装置の空調ダクト内を2分割し、それぞれの
空気流路に独立した熱負荷手段を有する空調装置として
は、特開昭58−63510号公報に、一つの送風機及
びエバポレータの下流側で空調ダクトが2分割され、そ
の2分割された2つの空気流路にまたがるヒータコアの
上流側に各々の空気流路の温度を調整するエアミックス
ドアが設けられたものが開示されている。
また、空調装置の温調をヒータコアに流れる温水の量で
調整する温水流量制御方式の空調装置としては、実開昭
62−31288号公報に、目標吹出温度とヒータコア
入口水温センサの検出温度との偏差によって流量弁を比
例制御行うものが開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、特開昭58−63510号に開示されている空
調装置においては、各空調ダクトにエアミックスドアが
設けられており、ユニット全体が大きくなるという欠点
があり、将来的にインストルメントパネル内のユニット
スペースが減らされていく現状から改善が要求されるも
のである。
また、実開昭62−31288号に開示されている温水
流量制御方式の空調装置においては、エアミックスドア
が不必要である点からスペース的には有利である。この
例では、ヒータコア入口温度と目標吹出温度の偏差によ
り流量弁を比例制御して、ヒータコア入口の水温を温度
コントロールしているが、流量弁が高温水と低温水とを
混合する構成であり、このため温水回路が複雑になると
共に、制御自体を複雑になるという欠点があった。
また、第4図で示すように、流量弁の開度に対して流量
(破vA)は2次関数的に上昇していき、またヒータコ
アの温度(−点鎖線)は過渡現象的に上昇するため、比
例的理想直!(2点鎖線)には程遠いため、流量弁の開
度を制御することによって温度等を比例制御することは
容易なことではない。
このために、この発明は、左右独立した空調制御を行う
空調装置において、省スペースが可能である温水流量制
御方式を採用すると共に、精度の高い流量弁制御を行え
る車両用左右独立型空調装置の温度制御装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) しかして、この発明を第1図により説明すると、空調ダ
クト2内に運転席側と助手席側の左右2つの空気流路3
a、3bを有し、その各々に送風機4a、4bと温調手
段5a、5bが設けられ、この温調手段5a、5bの一
部を構成するヒータコア5a、5bに流入する温水の量
を左右各々の流量弁7a、7bによって調節することで
運転席側及び助手席側の温調を独立して行う車両用左右
独立型空調装置1において、少なくとも車室内温度と車
外温度と日射量を検出する熱負荷検出手段100と、運
転席側及び助手席側の温度を設定する温度設定手段11
0と、前記熱負荷検出手段100からの熱負荷信号と、
前記温度設定手段110からの運転席側及び助手席側の
温度設定信号とによって、運転席側及び助手席側の目標
吹出温度を演算する目標吹出温度演算手段120と、こ
の目標吹出温度演算手段120の演算結果と、運転席側
及び助手席側の実際の吹出温度によって、運転席側及び
助手席側の比例積分制御信号を演算するPI信号演算手
段130と、このPI信号演算手段130によって演算
された運転席側のPI制御信号に従って、運転席側の流
量弁を制御する運転席側流量弁制御手段140と、前記
PI信号演算手段130によって演算された助手席側の
PI制御信号に従って、助手席側の流量弁を制御する助
手席側流量弁制御手段150とを具備することにある。
(作用) 従って、この発明においては、温度設定信号及び熱負荷
信号によって演算された目標吹出温度と、運転席側及び
助手席側の実際の吹出温度とによって運転席側及び助手
席側の比例積分制御信号を演算し、この運転席側及び助
手席側の比例積分制御信号によって各々の流量弁を制御
することによって上記課題が達成できるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例について図面により説明する。
第2図において、車両用左右独立型空調装置1は、空調
ダクト2内に分割された左右(運転席側及び助手席側)
の空気流路3a、3bが設けられており、この左右の空
気流路3a、3bにはそれぞれに内気導入口8a、8b
及び外気導入口9a。
9bが設けられ、更にこの内気導入口8a、  8b及
び外気導入口9a、9bを選択する内外気切替ドア10
a、10bが設けられている。この内外気切替ドア10
a、10bの下流には、送風機4a、4bが設けられて
おり、更にその下流には、左右の空気流路3a、3bに
またがってエバポレータ11が設けられている。このエ
バポレータ11は、図示しない冷房サイクルの一部を構
成するもので、このエバポレータ11の後流側の設けら
れたヒータコア6a、6bと共に熱負荷手段5a。
5bを構成するものである。ヒータコア6a、6bは、
エンジン冷却水の一部を分流して加熱用の温水として使
用し、通過する空気を加熱するもので、流量弁によって
温水の流量を調整されるものである。
また、冷風バイパス通路12a、12bは、エバポレー
タ11の後流側とベント吹出口13a。
13bを、ヒータコア6a、6bを迂回(バイパス)す
るように連通ずるもので、エバポレータ11後流側の冷
風を直接ベント吹出口13a、13bから吹き出させる
ためのものある。また、この冷風バイパス通路12a、
12bは、開閉ドア16a、16bによって開閉される
ものである。空気流路3a、3bの最下流側には、前記
ベント吹出口13a、13b、デフ吹出口14a、14
b及びフット吹出口15a、15bが形成されており、
モードドア18a、18b、19a、19b。
20a、20bによって適宜選択されるものである。
この構成の車両用左右独立型空調装置1において、内外
気切替ドア10a、10bによって、左右の吸入空気が
選択され、この選択された内気又は外気は送風機4a、
4bによってそれぞれの空気流路3a、3bに送りこま
れる。この送り込まれた空気は、エバポレータ11を通
過することによって冷却され、更にヒータコア5a、5
bを通過することによって加熱されて所望の温度に温調
された空気になる。この温調された空気は、モードドア
18a 〜20a、18b 〜20bによって適宜選択
された吹出口13a〜15a、13b〜15bから吹き
出して車室内を温調するものである。
前記車両用左右独立型空調装置1の制御を行うために、
マイクロコンピュータ21が設けられている。このマイ
クロコンピュータ21は、図示しない中央演算処理装置
(CPU)、ランダムアクセスメモリ (RAM) 、
続出専用メモリ (ROM)、入出力ボート(Ilo等
)からなるそれ自体公知のもので、マルチプレクサ(M
PX)22及びA/D変換器23を介して、車室内温度
センサ24、車外温度センサ25、日射センサ26がら
の熱負荷信号、及びヒータコア6a、6bの吹出温度セ
ンサ17a、17bからの吹出温度信号を入力し、また
下記する操作パネル27がらの信号によって処理実行を
行い、各種制御信号を出力するものである。
尚、操作パネル27には、空調装置全体の自動運転モー
ドを設定するAUTOスイッチ28、吹出モードをデフ
ロストモードに切り換えるDEFスイッチ29、冷房サ
イクルの稼動を0N10FFするA/Cスイッチ30、
吸入空気モードを内気循環モードに切り換えるINTA
KEスイッチ31、吹出モードを上吹出又は下吹出モー
ドに切り換えるMODEドア32、運転席例の送風機の
運転モードを切り換えるFANスイッチ33a、助手席
側の送風機の運転モードを切り換えるFANスイッチ3
3b、運転席側の温度設定をする運転席側温度設定器3
4a、助手席側の温度設定をする助手席側温度設定器3
4b、及びこの設定状況を表示回路35を介して表示す
る表示部36が設けられている。
これによって、前記マイクロコンピュータ21は、各出
力回路37a〜37hを介して、内外気切替ドア10a
、10bを駆動させるモータアクチュエータ38a、3
8b、送風機4a、4b。
開閉ドア16a、16bを駆動するモータアクチュエー
タ38C、モードドア18a〜20a、18b〜20b
を駆動するモータアクチュエータ38d、流量弁7a7
bを開閉するアクチュエータ38e、38fを制御する
ものである。
尚、図面に記載されたA−Fは、連結子を表し、例えば
AはAと連結しているものである。
第3図において、マイクロコンピュータ21で実行され
る温度制御用のフローチャートを示す。
このフローチャートで示されるプログラムは、メインル
ーチン等からジャンプ命令又はタイマによる割り込みに
よって、実行されるものでステップ200により開始さ
れる。
ステップ210において、車室内温度(T、)、外気温
度(T、) 、及び日射量Q、いが読み込まれる。また
、ステップ220において、運転席側設定温度(T D
 Il)および助手席側設定温度(TDA)が読み込ま
れる。
ステップ230では、この読み込まれたデータによって
、運転席側目標吹出温度(XMD)が下記する(1)式
によって演算され、ステップ240では、助手席側目標
吹出温度(XMA)が下記する(2)式によって演算さ
れる。
XND=Gl  −Ton  H+  −T++   
Il  −T。
−J、  ・Q、LIN+に、  ・・・(1)XNA
=G2  ・Taa  Hz  ・T*   Iz  
・T。
−J2 ・Qsus  Kz  ・・・(2)尚、ここ
でG、〜に、及びG2〜J2は利得定数であり、K2は
補正項である。
この運転席側及び助手席側目標吹出温度XMD+XMA
と、ステップ250において読み込まれた運転席側及び
助手席側の実際の吹出温度Tba、 ThAとによって
、ステップ260で運転席側のPI制御信号が(3)式
によって演算され、ステップ270において助手席側の
PI制御信号が(4)式によって演算される。
WDC= L ((X Mn  T s、a>Wac=
L (CX、4ATh−) 尚、ここでτ、は積分時間であり、Lはレベル調整用の
定数である。
ステップ280において、運転席側のPI制御信号WD
C及び助手席用のPI制御信号WaCを出力し、プログ
ラムはステップ290においてメインルーチンに戻るも
のである。これらWDc、WAcのPI制御信号は、出
力回路37f、37gを介してアクチュエータ38e、
38fを駆動することによって流量弁を開閉するもので
ある。
これによって、従来の比例項に積分項を付加することに
よって僅かでも偏差があると、これが完全に零になるま
で制御し続けるため、精度の高い操作を行うことができ
るものである。
また、この実施例において流量弁の開度による制御を用
いたが、弁開放回数のパルス制御量による流量制御を用
いた場合には、弁開放デユーティ比を比例積分制御する
方法も可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、流量弁の制御
に比例積分制御を用いることによって、省スペースの温
水流量制御方式の空調装置を用いてもエアミックスドア
を使用した場合と同様の空調水準を達成でき、車両用左
右独立型空調装置の第1図はこの発明の構成を示すブロ
ック図、第2図はこの発明の実施例をしめず説明図、第
3図はこの発明の実施例によるマイクロコンピュータで
実行されるプログラムのフローチャート図、第4図は弁
開度と温水流量及びヒータ温度の関係を示すグラフ図で
ある。
1・・車両用左右独立型空調装置、2・・空調ダクト、
3a、3b・・空気流路、4a、4b・−送風機、5a
、5b・・熱付加手段、5a、5b・・ヒータコア、7
a、7b・・流量弁、11・・エバポレータ、17a、
17b・・吹出温度センサ。
1.40 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  空調ダクト内に運転席側と助手席側の左右2つの空気
    流路を有し、その各々に送風機と温調手段が設けられ、
    この温調手段の一部を構成するヒータコアに流入する温
    水の量を左右各々の流量弁によって調節することで運転
    席側及び助手席側の温調を独立して行う車両用左右独立
    型空調装置において、 少なくとも車室内温度と車外温度と日射量を検出する熱
    負荷検出手段と、 運転席側及び助手席側の温度を設定する温度設定手段と
    、 前記熱負荷検出手段からの熱負荷信号と、前記温度設定
    手段からの運転席側及び助手席側の温度設定信号とによ
    って、運転席側及び助手席側の目標吹出温度を演算する
    目標吹出温度演算手段と、この目標吹出温度演算手段の
    演算結果と、運転席側及び助手席側の実際の吹出温度に
    よって、運転席側及び助手席側の比例積分制御信号を演
    算するPI信号演算手段と、 このPI信号演算手段によって演算された運転席側のP
    I制御信号に従って、運転席側の流量弁を制御する運転
    席側流量弁制御手段と、 前記PI信号演算手段によって演算された助手席側のP
    I制御信号に従って、助手席側の流量弁を制御する助手
    席側流量弁制御手段とを具備したことを特徴とする車両
    用左右独立型空調装置の温度制御装置。
JP30329590A 1990-11-08 1990-11-08 車両用左右独立型空調装置の温度制御装置 Pending JPH04173423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30329590A JPH04173423A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 車両用左右独立型空調装置の温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30329590A JPH04173423A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 車両用左右独立型空調装置の温度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04173423A true JPH04173423A (ja) 1992-06-22

Family

ID=17919237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30329590A Pending JPH04173423A (ja) 1990-11-08 1990-11-08 車両用左右独立型空調装置の温度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04173423A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5762266A (en) * 1995-07-10 1998-06-09 Denso Corporation Heating apparatus
US5794845A (en) * 1996-04-12 1998-08-18 Denso Corporation Flow control device and hot-water type heating apparatus employing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5762266A (en) * 1995-07-10 1998-06-09 Denso Corporation Heating apparatus
US5794845A (en) * 1996-04-12 1998-08-18 Denso Corporation Flow control device and hot-water type heating apparatus employing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4537245A (en) Zone air-conditioning control system for motor vehicle compartment
US4562954A (en) Method and apparatus for air conditioner control
JPH0141522B2 (ja)
US5137213A (en) Heater unit for the automobile air conditioner
JP2573864B2 (ja) 車両用空調制御装置
JPS6251166B2 (ja)
JPH08113026A (ja) 空調装置
JPS62163814A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH04173423A (ja) 車両用左右独立型空調装置の温度制御装置
JPS6220456B2 (ja)
JPH07172137A (ja) 車両用空調装置
JP2579514B2 (ja) 車両用空調制御装置
JPS6238163B2 (ja)
JPH05243B2 (ja)
JP3435519B2 (ja) 車両用空調装置のコンプレッサ制御装置
JP2709835B2 (ja) 車両用空調制御装置
JPH0635713Y2 (ja) 車両用空調装置
JP2952533B2 (ja) 車両用空調装置の上下配風制御装置
JP3399284B2 (ja) 車両用空調装置
JP2654696B2 (ja) 自動車用空調装置の制御装置
JPS62210115A (ja) 車両用空調装置
JPH081935Y2 (ja) 車両用空気調和装置の風向制御装置
JPH0417367Y2 (ja)
KR101146116B1 (ko) 차량용 공조장치
JP2002293123A (ja) 空調装置