JPH04172999A - ステッピングモータの駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステッピングモータの駆動回路に関し、特に駆
動用トランジスタ・オフ時の電源ラインへのノイズを低
減する駆動回路に関する。

〔従来の技術〕

従来のバイポーラモータ用ステッピングモータ駆動回路
においては、出力段のトランジスタをＨブリ・ソジ型に
配置し、交互にオン、／′オフ動作を行って、ステッピ
ングモータの回転制御を行っていた。

一方モータの停止時においては、Ｈブリッジを構成する
４つのトランジスタを全てオフする構造となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述した従来のステッピングモータの駆動回路は、モー
タ停止時に全てのトランジスタ８オフする構造となって
いるので、ステッピングモータを回転状態から停止状態
に移行した瞬間２モータのインダクタンス（Ｌ）負荷成
分により逆起電圧が発生し、それが電源ラインに瞬時に
回生されるため、電源ラインにノイズが発生するという
欠点がある。

本発明の目的は、前記欠点を解決し、電源ラインにノイ
ズが発生しないようにしたステッピングモータの駆動回
路と提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のステッピングモータの駆動回路の構成は、ステ
・ソビングモータをＨブリッジで駆動するステッピング
モータの駆動回路において、前記モータ停止時に、前記
Ｈブリッジを構成する接地側の２つのトランジスタを同
時にオン状態とすることを特徴とする。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のステッピングモータの駆動
回路を示す回路図である。第２図では、２個あるＨブリ
ッジ駆動回路の内の１回路分を示す。

第１図において、本実施例の駆動回路は、Ｈブリッジ３
と、駆動バッファ４．５と、ダイオードＤ６、Ｄ７．Ｄ
５からなるそれぞれ切替スイッチ回路６．６’　、６”
と、インバータからなるモータ停止時ドライブ回８８と
、励磁切替回路７と、レベルシフタ２ｏ、　２ｏ’とを
備えている。励磁切替回路７は、２人力ＡＮＤゲート２
個とインバータとを有し、駆動バ・ソファ４はゲート駆
動電源１０と接地との間のトランジスタＱ５．Ｑ６の直
列体を有し、駆動バッファ５は、同様なＶＧ電源と接地
との間のトランジスタＱ７．Ｑ８の直列体を有し、Ｈブ
リッジ３はトランジスタＱ１、Ｑ２．Ｑ３．０４とダイ
オードＤ１．Ｄ２゜Ｄ３．Ｄ４とがブリッジ状に接続さ
れモータコイル９に接続される。

本実施例は、Ｈブリッジ３を構成する駆動用トランジス
タＱ１〜Ｑ４として、ＮチャネルパワーＭＯ３ＦＥＴを
、またトランジスタＱ１．Ｑ４のドライブ用にトランジ
スタＱ５．Ｑ６で構成する駆動バッファ４を、トランジ
スタＱ２．Ｑ３のドライブ用にトランジスタＱ７．Ｑ８
で構成される駆動バッファ５を用いている。停止信号２
がハイレベルの峙がステッピングモータ回転時で、励磁
切替信号１のレベルにより、励磁切替回路７において、
出力トランジスタのオン状態が決定される。具体的には
、励磁信号１がハイレベルのときトランジスタＱ１．Ｑ
４がオンし、ローレベルのときトランジスタＱ２．ＱＢ
がオンする。これにより、モータコイル９の駆動電流方
向を制御してステ・・Ｉピングモータの回転動作を行う
。

なお、この状態では、モータの停止時ドライブ回Ｎ８の
出力レベルはローレベルであり、切替スイッチ回路６を
構成するダイオードＤ７により、他回路への影響はしゃ
断される。

前述した従来のステッピングモータ駆動回路に対し、本
実施例は、ステッピングモータ停止時に、Ｈブリッジを
構成する４つのトランジスタの内ＧＮＤ側の２個を同時
にオンさせるという相違点を有する。

今、停止信号２がハイレベルからローレベルに変化する
と、励磁切替回路７の出力はローレベルとなり、トラン
ジスタＱ１．Ｑ４の駆動バッファ４、トランジスタＱ２
．ＱＢの駆動バッファ５の出力もローレベルとなり、ゲ
ート駆動電源ｖ６１０からのドライブはしゃ断状態とな
る。

一方、モータ停止時ドライブ回路８の出力は、この時ロ
ーレベルから、Ｍレベルへと変化し、ドダイオードＤ５
．Ｄ６．Ｄ７によって構成される切替スイッチ回路６の
働きにより、Ｈブリ・ソジを構成する４つのトランジス
タＱ１〜Ｑ４の内ＧＮＤ側の２個のトランジスタＱ３．
０４がオン状態となる。

この動作により、モータ停止時ドライブ回路８が無いと
きには、モータ停止の瞬間にダイオードＤ１もしくはダ
イオードＤ２を通じてモータ駆動電源Ｖ、１１に回生さ
れていたモータコイル９の逆起電圧が、トランジスタＱ
３とダイオードＤ４、もしくはトランジスタＱ４とダイ
オードＤ３のループを通じて放出されるため、モータ駆
動電源１１への影響を低減できる。

本実施例によるステッピングモータ駆動回路は、通常の
駆動回路の他に、ダイオードを用いた切替スイッチとモ
ータ停止状態におけるドライブ回路とを有している。

第２図は本発明の他の実施例の駆動回路の一部を示す回
路図である。第２図において、本実施例は、第１図のト
ランジスタＱ３の部分を、４個のトランジスタＱ３１．
Ｑ３２．Ｑ３３．Ｑ３４で構成している。この他の部分
は第１図と同様である。

本実施例では、４個のトランジスタＱ３１゜ＱＢ２．Ｑ
３３．Ｑ３４が並列接続され、トランジスタＱ３１とト
ランジスタＱ３４とのゲートにダイオードＤ５が接続さ
れ、さらにダイオードＤ７に接続され、トランジスタＱ
３２のゲートはトランジスタＱ７．Ｑ８のゲートに接続
される。

本実施例では、同オン抵抗のトランジスタＱ３１〜Ｑ３
４を用いたもので、トランジスタＱ３１のみに切替スイ
ッチ回路６を用いており、この場合はＨブリッジの下側
のトランジスタのオン抵抗を回転時に比較し、回生時に
は４倍に高めることができ、この様な手法を用いれば、
回生時間の微調整も可能である。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明は、ステッピングモータの回
転から停止に移行するｗ４間Ｈブリッジを構成するＧＮ
Ｄ（！！Ｉの２つのトランジスタを同時オンさせること
により、モータコイルの逆起電圧の回生動作をモータ駆
動電源に帰還させることなくできるため、電源ラインの
ノイズを低減できる効果がある。

また、本発明は、回転動作時と回生時て′）〜ランジス
タのオン抵抗を変えることにより、モータ特性、負荷特
性に合せた最適の回生動作を行うことができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のステッピングモータの駆動
回路の回路図、第２図は本発明の他の実施例の部分を示
す回路図である。 １・・・励磁切替信号、２・・・停止信号、３・・・Ｈ
ブリッジ、４−・・Ｑｌ、、Ｑ４駆動バッファ、５・・
・Ｑ２゜Ｑ３駆動バッファ、６・・・切替スイッチ回路
、７・・・励磁切替回路、８・・・モータ停止時ドライ
ブ回路、９・・・モータコイル、１０　・ゲート駆動電
源、１〕・・・モータ駆動電源。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ステッピングモータをＨブリッジで駆動するステッピ
   ングモータの駆動回路において、前記モータ停止時に、
   前記Ｈブリッジを構成する接地側の２つのトランジスタ
   を同時にオン状態とすることを特徴とするステッピング
   モータの駆動回路。