JPH0417170A - ヘッド位置制御方法および装置 - Google Patents
ヘッド位置制御方法および装置Info
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- JPH0417170A JPH0417170A JP2117029A JP11702990A JPH0417170A JP H0417170 A JPH0417170 A JP H0417170A JP 2117029 A JP2117029 A JP 2117029A JP 11702990 A JP11702990 A JP 11702990A JP H0417170 A JPH0417170 A JP H0417170A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
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- G11B5/5547—"Seek" control and circuits therefor
-
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- G11B21/081—Access to indexed tracks or parts of continuous track
- G11B21/083—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
してデータの書込みまたは読出しを行うディスク装置に
係り、特にヘッドがトラック追随動作を行う間、定常偏
差を除去するために積分器を使用してヘッドの位置制御
を行う方法および装置に関する。
作中、ヘッドを駆動するアクチュエータのボイス・コイ
ル・モータ(以下、VCMと略称)は、はぼ一定な、あ
るいはきわめて低い周波数の偏倚力を受ける。 この偏
倚力は、ヘッドをVCMに接続するアーム・アセンブリ
を通る循環空気流、ヘッドの人出力信号を電子回路に供
給するための可撓性ケーブルの運動等によって生じる。
フセットがある。上述の偏倚力および電圧オフセットは
、ディスク装置に定常偏差を生じさせる。
あるUSP4.679.108号は、ヘッドが目的トラ
ックの中心線に対してトラック幅のほぼ2分の1の範囲
に入ったときくヘッド位置エラー信号を積分するスチフ
ネス積分器をフィードバックループに挿入することを開
示している。
.697.127号は、現在のセクタを(k+1)、そ
の前のセクタなk、セクタにのヘッド位置(これは位置
エラー(PH1)に等しい)をXI(k)とすると、セ
クタ(k+1)において次式で示される積分位置X4(
k+1)を出力する積分器を設け、 X4 (k+1 )=X4 (k )+X1 (k )
(すなわち、X4はXlを順次合計したものである)、
トラック追随モードにおいて、積分器の出力である積分
位置信号を、ヘッド位置(エラー)信号および推定速度
信号と組合せて、ヘッドを動かすアクチュエータのVC
Mに入力する電流の大きさを示す信号を発生することを
開示している。
80号に開示されているようにトラック追随モードにお
いてフィードバック・ループに積分器を入れるのは、上
述の定常偏差を打消すためである。しかし、積分器を入
れると、オーバーシュートが生じる。従って、ヘッドの
速度が過大な場合に、そのときの位置エラー信号を積分
した信号を使用してヘッド位置制御を行うと、過大なオ
ーバーシュートが生じ、ヘッド静定時間が長くなってし
まう。
っても過大なオーバーシュートを生じさせないヘッド位
置制御方法及び装置を提供することを目的とする。
トラックに対するヘッドの位置ずれを示すヘッド位置エ
ラー信号を積分する積分器の出力信号をディスク装置の
定常偏差補償信号として使用してヘッドを目標トラック
に追随させる場合に、ヘッド速度が所定範囲(例えば−
1/4トラック幅/セクタ時間から+1/4セクタ時間
の範囲)にあるときには、そのときのヘッド位置エラー
信号を積分器に入力し、ヘッドの速度が所定範囲にない
ときには、そのときのヘッド位置エラー信号の積分器へ
の入力を停止する。
る場合には、上記積分は、ディジタル積分となり、過去
から現在にかけてサンプリング時間毎に発生された複数
の位置エラー信号が加算されて定常偏差補償信号が発生
される。この場合、ヘッド速度が所定範囲にないときに
は、そのときのヘッド位置エラー信号が加算されずに定
常偏差補償信号が発生される。
法は、サンプリング時間tnおよびtn−1(nは正の
整数)における前記目標トラックに対する前記ヘッドの
位置ずれを示すヘッド位置エラー信号をY (n)およ
びY (n−1)、サンプリング時間tnおよびtn+
1におけるヘッド位置エラー信号の積分信号をI (n
)およびI (n+1) 、前記ヘッドを動かすアクチ
ュエータへ供給されるサンプリング時間j ns j
n−1およびj n−2におけるヘッド位置制御信号
をU (n)、U (n−1)とすると、次の関係に従
ってヘッドを目標トラックに追随させる。
1)+k3s:< U (n−1)+ k4 *U (
n−2) +k5 =:CI (n)1 (n+1)
= I (n) 十Y (n) (前記ヘッドの速度が
所定範囲内のとき) T (n+1) = I (n) (前記ヘッドの速度
が所定範囲外のとき) (ただし、kLk2、k3、k4およびに5はフィード
バック係数) 本発明によるヘッド位置制御装置は、ヘッドがディスク
の目標トラックに追随するようにヘッド駆動アクチュエ
ータを制御する装置であって、各サンプリング時点にお
いて前記目標トラックに対する前記ヘッドの位置ずれを
示すヘッド位置エラー信号を発生するヘッド位置エラー
検出手段と、 第1入力に印加される信号と、第2入力に印加される信
号とを加算して出力する加算手段と、前記ヘッドの速度
が所定値より大きいときにヘッド速度過大信号を出力す
るヘッド速度検出手段と、前記ヘッド位置検出手段と前
記加算手段の第1入力との間に設けられ、前記ヘッド速
度過大信号が出力されないときに前記ヘッド位置エラー
信号を前記第1入力に供給し、前記ヘッド速度過大信号
が出力されたときには前記ヘッド位置エラー信号を前記
第1入力に供給しないスイッチング手段と、 前記加算手段の出力を1サンプリング時間間隔分遅延さ
せる遅延手段と、 前記遅延手段の出力を前記加算手段の第2入力に供給す
るフィードバック手段と、 少なくとも、前記ヘッド位置エラー信号と、前記遅延手
段の出力と°に基づいて、前記アクチュエータに供給す
る位置制御信号を作り出す位置制御信号発生手段と、 を具備する。
は、そのときのヘッド位置エラー信号が積分されずに(
すなわち加算されずに)定常偏差補償信号が発生される
ので、定常偏差補償信号が不当に過大になってしまうこ
とがなく、従って、オーバーシュートが過大になること
はない。
場合のヘッド位置制御装置の一実施例を示す。磁気ヘッ
ド2を担持するアクチュエータのVCMは、ディジタル
/アナログ(D/A)変換器6および電力増幅器8を介
して入力される位置制御信号U (n)に従って、磁気
ヘッド2を磁気ハードディスク10の目標トラックに追
随させる。磁気ディスク10は、スピンドルモータ12
によって回転させられる。
度間隔で設けられた複数のセクタ102に分割されてい
る。第2図には8個のセクタしか示されていないが、実
際には例えば32個のセクタが設けられる。各セクタ1
02は、サーボ情報が記録されるサーボセクタ106と
、磁気ヘッド2を介してデータの書込みまたは読出しが
行われるデータセンタ104とから構成される。
録されるサーボ情報パターンを示す。このサーボ情報パ
ターンは、トラック中心の一方の側と他方の側にそれぞ
れ記録されたサーボ・パターンaおよびサーボ・パター
ンbを含む。
ッド2が各セクタ102のサーボ・パターンaおよびb
を読取る毎に、すなわち各サーボ情報サンプリング時間
tn毎に、磁気ディスク10の目標トラックに対する磁
気ヘッド20の位置ずれを示すヘッド位置エラー信号Y
(n)を出力する。
示す。増幅器202は、磁気ヘッド2の読取り信号を増
幅する。ピーク検出回路204Aおよび204Bは、タ
イミング発生回路206から出力されるタイミング信号
に従って、それぞれ、ヘッド2がサーボパターンaおよ
びbを読取ったときに生じる読取り信号のピーク値aお
よびbを出力する。差動増幅器208は、ピーク値aと
bの差信号(a−b)を出力し、アナログ/ディジタル
(A/D)変換器210は、この差信号(a−b)をデ
ィジタル信号に変換する。第3図に示されているように
、ヘッド2の中心が目標トラックの中心に一致している
ときには、差信号(a−b)は0であり、ヘッド位置エ
ラー信号Y (n)は0である。ヘッド2の中心がトラ
ック境界Aに一致しているときには、差動増幅器208
から出力される信号は、ヘッドがサーボ・パターンaを
読取ったときに生じるピーク値aのみである。このとき
、A/D変換器は、ピーク値aに対応するディジタル信
号Y (n)を出力して、ヘッドが目標トラックから+
172トラック幅ずれていることを示す。ヘッド2の中
心がトラック境界Bに一致しているときには、差動増幅
器から出力される信号は、ヘッド2がサーボ・パターン
bを読取ったときに生じるピーク値すを負極性にしたも
のである。このとき、A/D変換器210は、負極性ピ
ーク値すに対応するディジタル信号Y (n)を出力し
て、ヘッドが目標トラックから−1/2トラック幅ずれ
ていることを示す。
数器16によって係数に1が乗算されて、加算器18の
第1入力に供給される。また、ヘッド位置エラー信号は
、遅延要素20によって1サンプリング時間間隔(すな
わち1セクタ時間=ディスクが1セクタ分回転するのに
要する時間)遅延させられた後、係数器22によって係
数に2が乗ぜられて加算器18の第2入力に供給される
。従って、加算器18にkl ):< Y (n)が印
加されるときにに2):(Y(n−1)が印加される。
検出回路24の第1入力に供給される。また、ヘッド位
置エラーは、遅延要素26によって1サンプリング時間
間隔すなわち1セクタ時間遅延させられてヘッド速度検
出回路24の第2入力に供給される。従って、回路24
の第1入力にヘッド位置エラー信号Y 01)が供給さ
れるとき、第2入力には信号Y (n)より1サンプリ
ング時間間隔(すなわち1セクタ時間)前に出力された
ヘッド位置エラー信号Y (n−1)が供給される。
(n−1)の差信号(Y (n) −Y (n−1)
lを出力する。絶対値回路303は、この差信号の絶
対値I Y (n) −Y (n−1) lを出力し、
この絶対値と所定速度すなわち1/4トラック幅/セク
タ時間を示す信号とが比較器304において比較される
。
n−1)lが所定値(1/4)ラック幅/セクタ時間)
より大きいときに、ヘッド速度過大信号を出力する。
との間に設′けられているスイッチ26は、回路24か
らヘッド速度過大信号を受けていないときにはオン状態
であり、ヘッド位置エラー信号Y (n)をディジタル
積分器28に供給し、回l!824からヘッド速度過大
信号を受けているときにはオフ状態であり、ヘッド位置
エラー信号Y (n)をデイジタル積分器28に供給し
ない。
に制御電流を供給する電力増幅器8の電圧オフセットに
帰因する磁気ディスク装置の定常偏差を打消すのに必要
な定常偏差補償信号を発生するために設けられており、
スイッチ26からの信号を第1入力に受ける加算器29
と、この加算器29の出力を1サンプリング時間間隔す
なわち1セクタ時間遅延させる遅延要素30と、この遅
延要素30の出力を加算器29の第2入力に供給するフ
ィードバック・ループ31とを備える。積分器28の出
力信号1 (n+1)は、ヘッド2の速度の絶対値が所
定値(1/4)ラック幅/セクタ時間)より大きいとき
には、 I (n+1) = I (n) + Y (n)であ
り、ヘッド2の速度の絶対値が所定値(1/4トラック
幅/セクタ時間)以下のときには、1 (n+1) =
I (n) となる。
ぜられ、スイッチ34を介して加算器18の第3入力に
供給される。スイッチ34は、ヘッド2が目標トラック
の中心線から±172トラック幅の範囲に入ったときに
オン状態となる。このことは、例えば特開昭62−25
7682号等に記載されているように従来より周知なの
で、スイッチ34をオンオフさせるための信号を発生す
る回路の説明は省略する。
は、遅延要素38によって1サンプリング時間間隔すな
わち1セクタ時間遅延させられた後、係数器40によっ
て係数に3が乗ぜられて加算器18の第4入力に供給さ
れ7る。従って、加算器18の第4入力に供給される信
号はに3):(U (n−1)と表現できる。また、遅
延要N38の出力信号U (n−1)は、遅延要素42
によって1サンプリング時間間隔すなわち1セクタ時間
遅延させられた後、係数器44によって係数に4が乗ぜ
られて加算器18の第5入力に供給される。
における前記目標トラックに対する前記ヘッドの位置ず
れを示すヘッド位置エラー信号をY (n)およびY(
ni)、サンプリング時間も。およびtn+1における
ヘッド位置エラー信号の積分信号をI (n)およびI
(n+1)、前記ヘッドを動かすアクチュエータへ供
給されるサンプリング時間tr、、t n−1およよぴ
tn−2におけるヘッド位置制御信号をU (n)、U
(n−1)およびU (n−2)とすると、加算器1
8の出力信号すなわちヘッド位置制御信号U (n)は
、次式(1)で表現することができる。
−1) +k3*[1(n−1)+k4s:CU (n
−2)+k5*I (n)−−−−(1)ただし、ヘッ
ド2の速度が所定範囲(±1/4トラック幅/セクタ時
間)内のときには、I (n+1) 、= I n十Y
”(n) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(2)であり、ヘッド2の速度が所定範
囲(±1/4トラック幅/セクタ時間)外のときには、
1 (n+]) : I (n)・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(3)である。位置制御信号U(n)はP/A変換器
6によってアナログの電流信号に変換され、この電流信
号は電力増幅器8によって増幅されてアクチュエータの
VCM4に供給される。
4を安定に制御できることを説明する。
後に制御のためのU (n)を出力しその値をサンプリ
ング時間tn+1までホールドする場合、式(4)の離
散化表現は美多勉著°“ディジタル制御理論”昭晃堂、
1984年発行、第173頁に記載された方法にしたが
い なおすと、 Y(z) =[100][]z*I−A]−’B U(
z)al*z−’+a2*z−”+a3+:z−3U(
z) ・・・・・(7) となる。これを、差分方程式にすると Y(n+1) = 2*Y(n) −Y(n−1) +
alJU(n)+ a2*U(n−1) + a3*
U(n−2) −・−−−−・(8)となる。上式か
ら状態変数としてIY(n)、Y(n−1)、U(n−
1)、U(n−2) lとすることで次の行列方程式が
得られる。
*T−d)A2 : Kt/J *d Bl : Kt/J * 1/2 * (
T−d)2B2 : Kt/J * (’r−d
)T : サンプリンク時間間隔 となる。式(6)をUからYのパルス伝達関数に[a1
] +1OIU(n) I I + OJ ・・・・・・・・・・・・(9) 第1行は式(8)であり第2行以降は展開すれば自明で
ある。上式は可制御であり状態変数+Y(n)、Y(n
−1)、U(n−1)、U(n−2))をフィードバッ
クしてやれば安定な制御ができる。式(8)に積分項I
(n)を加えると、 ・・・・・・・・・・・・(10) 但し X(n) =[Y(n) Y(n−1) U(n−1)
U(n−2) I(n) ]tとなる。現代制御理論
によれば上式を安定に制御するためには U(n) = k14Y(n) + k2*Y(
n−1) + k3*U(n−1)+ k4:U
(n−2) + k5*I(n) E k*X
(n)但し K = [kl k2 k3 k4 k5
コという制御入力を使えばよい。係数に1、k2、k3
、k4およびに5は極配置力やLQ方を使えば計算で求
めることができる。これら係数の計算については、ジー
・エフ・フランクリン(G、 F、 Franklin
)およびジェー・デイ−・パラエル(J、D。
igitalControl of Dynamic
Systems ) Jアジソンーウエズリー(Add
ison−Wesley )社、MA、1980年を参
照されたい。
+1) = AA*X(n) + BB*に*
X(n) = (AA + BB*k)* X(
n) = (AA + BB*K) * (AA +
BB*K)* X(n−1) ・・・ −−・ ・・・ = (AA + BB
y+K)” * X(0)と書け、これより行列(
AA+BB*K)nが発散しなければ安定な制御が可能
となる。逆に言えば、この行列が発散しないようにKを
選ぶ方法が極配置法やLQ法といえる。但し、この理論
はX(n)をフィードバックすれば必ず安定な係数が得
られると言っているだけで、X(n)より少ない変数で
制御できないとは言っていない。多くの場合少ない変数
で制御可能であるがその場合厳密に理論的に設計する方
法はない。
のヘッド速度検出回路24およびスイッチ26を設けず
に、すべてのヘッド位置エラー信号Y(n)を積分して
定常偏差補償信号を発生させた場合のヘッド位置エラー
の推移例を示す。大きなオーバーシュートが生じ、静定
時間が長くなっていることがわかる1、第6図の例は、
次式で示さ×:ポジション V:速度 初期条件とじて、 X(0) = −0,5 V(0) = 0.3 U(−1)= 0 が与えられたとき、位置制御信号U(n)および積分信
号In(すなわち定常偏差補償信号)が次式で示される
制御を行った場合の例である。
5*Y(n−1) −1,06* U(n−1) −〇
、136*U(n−2) −〇、05*■(n)I(n
+1) = I(n) + Y(n)第7図は、第1図
の本発明の実施例のようにヘッド検出回!24およびス
イッチ26を使用して、ヘッド2の速度が所、定範囲(
±1/4トラック幅/セクタ時間)内のときのヘッド位
置エラー信号は積分し、ヘッド2の速度が所定範囲(±
1/4トラック幅/セクタ時間)外のときヘッド位置エ
ラー信号は積分しないで定常偏差補償信号を発生させた
場合のヘッド位置エラーの推移例を示す。
る。第7図の場合の位置制御信号U(n)および積分信
号1(n)は次の通りである。
*Y(n−1) −1,06* U(n−1) −0,
136*U(n−2) −0,05*I(n)1(n+
1) : I(n) + Y(n)(ヘッド速度が所定
範囲内のとき) I(n+1) = I(n) (ヘッド速度が所定範囲外のとき) なお、第1図に示された係数器16.22.32.40
および44、加算器18、遅延要素20.26.38お
よび42、ヘッド速度検出回路24、ならびに積分器2
8は、マイクロプロセッサおよびプログラムを使用して
構成できる。
4トラック幅/セクタ時間より大きいときに、そのとき
のヘッド位置エラー信号の積分を行わないようにしたが
、必ずしも1/4トラック幅/セクタ時間を基準にする
必要はなく、ディスク装置の特性に応じて適当な値を選
択できることはもちろんである。
大となっても、オーバーシュートは過大とならず、静定
時間を短くすることができる。
た場合の一実施例を示すブロック図、第2図は、第1図
の磁気ディスクの構成例を示す説明図、 第3図は、第2図に示された磁気ディスクのサーボ・パ
ターンの一例を示す説明図、 第4図は、第1図に示されたヘッド位置エラー検出回路
の一構成例を示すブロック図、 第5図は、第1図に示されたヘッド速度検出回路の一構
成例を示すブロック図、 第6図は、従来技術に従ってヘッド位置制御を行ったと
きのヘッド位置エラーの推移を示すグラフ、 第7図は、第1図の本発明の実施例に従ってヘラ上位置
制御を行ったときのヘッド位置エラーの推移を示すグラ
フである。 2・・・ヘッド、4・・・アクチュエータのVCM、1
4・・・ヘッド位置エラー検出回路、24・・・ヘッド
速度検出回路、26・・・スイッチ、28・・・積分器
。 出願人 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション 代理人 弁理士 岡 1) 次 生(外1名)
Claims (10)
- (1)ディスクの目標トラックに対してヘッドを介して
データの書込みまたは読出しを行うディスク装置におい
て、前記目標トラックに対する前記ヘッドの位置ずれを
示すヘッド位置エラー信号を積分する積分器の出力信号
を使用して前記ヘッドを前記目標トラックに追随させる
ヘッド位置制御方法であって、 前記ヘッドの速度が所定範囲にあるときには、そのとき
のヘッド位置エラー信号を前記積分器に入力し、 前記ヘッドの速度が所定範囲にないときには、そのとき
のヘッド位置エラー信号の前記積分器への入力を停止す
ることを特徴とするヘッド位置制御方法。 - (2)前記所定範囲が負の所定速度から正の所定速度ま
での範囲であることを特徴とする請求項1に記載のヘッ
ド位置制御方法。 - (3)前記所定範囲が+1/4トラック幅/セクタ時間
から−1/4トラック幅/セクタ時間の範囲であること
を特徴とする請求項2に記載のヘッド位置制御方法。 - (4)前記積分器の出力信号は、前記ディスク装置の定
常偏差を打消すのに必要な定常偏差補償信号であること
を特徴とする請求項1に記載のヘッド位置制御方法。 - (5)前記積分器がディジタル積分器であり、前記ヘッ
ド位置エラー信号が各サンプリング時間毎に発生し、前
記積分器が加算動作を行うことにより前記積分を行うこ
とを特徴とする請求項1に記載のヘッド位置制御方法。 - (6)前記ディスクが複数のセクタを含み、各セクタ毎
に前記ヘッド位置エラー信号が発生することを特徴とす
る請求項5に記載のヘッド位置制御方法。 - (7)ディスクの目標トラックに対してヘッドを介して
データの書込みまたは読出しを行うディスク装置におい
て、サンプリング時間t_nおよびt_n_−_1(n
は正の整数)における前記目標トラックに対する前記ヘ
ッドの位置ずれを示すヘッド位置エラー信号をY(n)
およびY(n−1)、サンプリング時間t_nおよびt
_n_+_1におけるヘッド位置エラー信号の積分記号
をI(n)およびI(n+1)、前記ヘッドを動かすア
クチュエータへ供給されるサンプリング時間t_n、t
_n_−_1およびt_n_−_2におけるヘッド位置
制御信号をU(n)、U(n−1)およびU(n−2)
とすると、次の関係に従って前記ヘッドを前記目標トラ
ックに追随させるヘッド位置制御方法。 U(n)=k1*Y(n)+k2*Y(n−1)+k3
*U(n−1)+k4*U(n−2)+k5*I(n) I(n+1)=I(n)+Y(n)(前記ヘッドの速度
が所定範囲内のとき) I(n+1)=I(n)(前記ヘッドの速度が所定範囲
外のとき) (ただし、k1、k2、k3、k4およびk5はフィー
ドバック係数) - (8)ヘッドがディスクの目標トラックに追随するよう
にヘッド駆動アクチュエータを制御する装置であって、 各サンプリング時点において前記目標トラックに対する
前記ヘッドの位置ずれを示すヘッド位置エラー信号を発
生するヘッド位置エラー検出手段と、 第一入力に印加される信号と、第2入力に印加される信
号とを加算して出力する加算手段と、前記ヘッドの速度
が所定範囲にないときにヘッド速度過大信号を出力する
ヘッド速度検出手段と、前記ヘッド位置検出手段と前記
加算手段の第1入力との間に設けられ、前記ヘッド速度
過大信号が出力されないときに前記ヘッド位置エラー信
号を前記第1入力に供給し、前記ヘッド速度過大信号が
出力されたときには前記ヘッド位置エラー信号を前記第
1入力に供給しないスイッチング手段と、 前記加算手段の出力を1サンプリング時間間隔分遅延さ
せる遅延手段と、 前記遅延手段の出力を前記加算手段の第2入力に供給す
るフィードバック手段と、 少なくとも、前記ヘッド位置エラー信号と、前記遅延手
段の出力とに基づいて、前記アクチュエータに供給する
位置制御信号を作り出す位置制御信号発生手段と を具備するヘッド位置制御装置。 - (9)前記ディスクには複数のセクタが形成され、前記
ヘッド速度検出手段は、前記ディスクが1セクタ分回転
する時間に前記ヘッドが正方向または負方向に所定トラ
ック幅より大きな距離移動したときに、前記ヘッド過大
信号を出力することを特徴とする請求項8に記載のヘッ
ド位置制御装置。 - (10)前記所定トラック幅が、1/4トラック幅であ
ることを特徴とする請求項9に記載のヘッド位置制御装
置。
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