JPH0417053Y2 - - Google Patents

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JPH0417053Y2
JPH0417053Y2 JP19037887U JP19037887U JPH0417053Y2 JP H0417053 Y2 JPH0417053 Y2 JP H0417053Y2 JP 19037887 U JP19037887 U JP 19037887U JP 19037887 U JP19037887 U JP 19037887U JP H0417053 Y2 JPH0417053 Y2 JP H0417053Y2
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JP
Japan
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support plates
scissors
utility
portable
model registration
Prior art date
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JP19037887U
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JPH0192828U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は携帯用利器、詳しくは並設された支持
板間に鋏等の利器が枢着された携帯用利器に関す
る。
<従来の技術> 現在、上記携帯用利器としては、並設された支
持板(握り)の間に鋏、ナイフ、コークスクリユ
ー、ドライバー等が枢着された、折り畳み式の多
目的ナイフが知られている。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、この携帯用利器においては、ナイフ等
の利器類は多数備えるものの、利器に使用される
小物等を備えないために、実際上、余り役にはた
たなかつた。そこで本考案は、小物等を簡単に出
し入れできる収容部を備えた携帯用利器の提供を
目的とする。
<問題点を解決するための手段> その構成的特徴は、並設された支持板間に回動
自在に枢着される鋏と、該支持板間に回動自在に
枢着される他部材収容部とからなり、他部材収容
部は、底壁と側壁とで形成され小物等の他部材を
収容する空間部を有し且つ厚みが支持板同士の間
隔と略同寸に設けられ、鋏と他部材収容部とが回
動により支持板間に折り込み収納されるところに
ある。
本考案は、この携帯用利器を提供することによ
り、上記問題点を解決した。
<作用> 他部材収容部は、支持板の間から引き出すこと
により、簡単に小物等を出し入れすることができ
る。
又、この他部材収容部に、ぬい針、糸、ボタ
ン、ホツク等を収容しておけば、支持板間に枢着
された鋏と共に、便利なソーイング或いはメンデ
イングセツトとして使用することができる。
<実施例> 以下に図面を参照して、この考案の好適な実施
例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、形状、材
質、その相対配置などは、特に特定的な記載がな
いかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎな
い。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は鋏と収
容部とを引き出した状態を示す平面図、第2図は
分解斜視図である。
この携帯用利器は、2枚の支持板1,1と、支
持板1,1間に配設される鋏2及び収容部3とか
らなる。
支持板1,1は、第2図に示されるように、
夫々に穿設された孔11,11,12,12,1
3,13に軸11a,12a,13aを夫々嵌合
することにより並行に設けられる。
又、支持板1,1の外面側には、化粧カバー
5,5′が夫々冠着されるが、この内、背面側に
配される化粧カバー5には、第3図に示されるよ
うに、鏡51と爪やすり52とが設けられてい
る。
鋏2は一対の鋏片21,22からなり、一方の
鋏片21の基部21aが前記軸11aにより、支
持板1,1に回動自在に枢着される。又、この基
部21aからはバネ21bが延設され、該バネ2
1bは他方の鋏片22を開き方向に付勢してい
る。
鋏2は、軸11aを中心とした回動により、支
持板1,1間に折り込み収納されるが、この際、
第4図に示すV型バネ4は、下記に詳述するよう
に、鋏2を閉じた状態とするとともに、鋏2の先
端部の刃部の右端部を支持板1,1よりはみ出し
た状態で収納するようにする。
このV型バネ4は、第4図に示すように、その
基端側(図示の下端側)が軸12aによつて支持
板1,1に取り付けられて固定されている。更に
詳しくは、鋏2と収容部3との間に、開口先端側
(図示の上端側)を支持板1,1に対する鋏2、
収容部3の枢着軸11a,13a側にするととも
に、収納した鋏2及び収容部3の長手方向に沿う
ように配設されている。そして、支持板1,1間
外に出た鋏2は支持板1,1間方向(図示の時計
方向)に回動されていくと、先ず、バネ21bに
よつて開かれている他方の鋏片22がV型バネ4
の一方に当接する。更に、第6図に示すように鋏
2の先端刃部の右側部22aが、支持板1,1間
内にほぼ入るまで押圧回動されると、鋏2の上記
他方の鋏片22の右端部22bは、バネ21bの
付勢力に抗して一方の鋏片21方向に、その鋏片
21との当接状態まで押圧され、鋏2が閉じる。
一方、V型バネ4の一片は、鋏2の上記鋏片22
によつて自身の付勢力に抗して内方(図示のX方
向)に押圧される。そして、この付勢状態(第6
図の状態)から押圧している手を放すと鋏2はV
型バネ4の付勢力によつて先端刃部の右端部22
aが支持板1,1よりはみ出した第4図の状態ま
で押し出される。
その際、V型バネ4の付勢力のかかる位置p
が、鋏2の上記鋏片22の後端22bであり、こ
の位置pから一対の鋏片21,22の回動軸23
までの距離l1が鋏2の枢着の軸11aまでの距
離l2より充分長く設定されているため、この位
置pにかかるV型バネ4の付勢力によつて回動軸
23を中心として鋏片21,22同士が閉じよう
とするモーメント力は、鋏2が支持板1,1に対
し枢着の軸11a中心として回動するモーメント
力に較べ大きくなり、V型バネ4の付勢力の影響
をより強く受ける。従つて、V型バネ4の付勢力
によつて鋏片21,22同士を容易に当接状態に
維持することができ、鋏2が支持板1,1に対し
枢着の軸11aを軸として第6図から第4図に示
す状態まで回動する際も第4図に示すように一対
の鋏片21,22同士はV型バネ4に付勢されて
当接状態に維持される。
収容部3は底壁と側壁とで形成される空間部3
1を有し、この空間部31に小物等を収容するこ
とができる。外側の側壁は、厚目に設けられると
共に、その上端部には爪掛凹部33が設けられ
る。この爪掛凹部33は、収容部3を支持板1,
1から引き出す際に、該作業を楽にすると共に、
収容部3が裏向けに引き出されることを防止する
役もなす。
又、この収容部3は一端に膨出部32を有し、
この膨出部32は前記軸13aにより支持板1,
1に回動自在に枢着される。即ち、収容部3は軸
13aを中心とした回動により、支持板1,1間
に折り込み収納される。この際、収容部3は、鋏
2と同様に爪掛凹部33が支持板1,1内に入つ
てしまうまで回動操作されても、第4図に示すよ
うにV型バネ4の付勢力によつて爪掛凹部33が
支持板1,1からはみ出した状態まで押し出さ
れ、常時爪掛凹部33に爪を掛けられるようにな
される。
尚、収容部3の厚みは支持板1,1の間隔とほ
ぼ同寸法に設けられるが、これは収容部3が支持
板1,1間に収納された際に、上の側の支持板1
を収容部3の上蓋とするためである。
そして、この実施例において収容部3は、第5
図に示されるようにぬい針6a,糸6b、ボタン
6c、ホツク6d、安全ピン6eを備えている。
以上の構成よりなるこの実施例の携帯用利器は
衣服のポケツト等に入れておけば、外出先等で衣
服が破れたり、ボタン等が取れたりしても、すぐ
に修復することができ、体裁の悪い思いをするこ
ともない。又、背面側の化粧カバーに鏡と爪やす
りとを備えている為、身嗜みを整えることにも役
立つ便利なものとなつている。
尚、特に図示はしないが、鋏と重合するように
ナイフ等の他の利器を設けるようにしてもよい
し、又、支持板に一方が、ポケツトの縁部やベル
ト等に挟着するクリツプを備えるようにしてもよ
い。
<考案の効果> 以上、本考案の携帯用利器は、小物を簡単に出
し入れできる他部材収容部を備える為、携行して
便利な小物類を利器と同時に持ち歩くことができ
る。
又、実施例のように上記小物類として、ぬい
針、糸、ボタン等を備えるようにすれば、枢着さ
れた鋏と相俟つて、便利なソーイング或いはメン
デイングセツトとなるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は鋏と収
容部とを引き出した状態を示す平面図、第2図は
分解斜視図、第3図は背面側の化粧カバーを示す
説明図、第4図は鋏と収容部の収納状態を示す説
明図、第5図は収容部と支持板とを示す説明図で
ある。第6図は鋏を支持板内に収納する際の説明
図である。 1……支持板、2……鋏、3……収容部、4…
…V型バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 並設された支持板間に回動自在に枢着される
    鋏と、該支持板間に回動自在に枢着される他部
    材収容部とからなり、他部材収容部は、底壁と
    側壁とで形成され小物等の他部材を収容する空
    間部を有し且つ厚みが支持板同士の間隔と略同
    寸に設けられ、上記鋏と他部材収容部とが回動
    により支持板間に折り込み収納されることを特
    徴とする携帯用利器。 (2) 他部材収容部が、ぬい針、糸、ボタン、ホツ
    ク等を備えてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の携帯用利器。 (3) 支持板の一方が、ポケツトの縁部やベルト等
    に挟着するクリツプを備えた実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の携帯用利器。 (4) 支持板の少なくとも一方にやすりと鏡とを備
    えてなる実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれかに記載の携帯用利器。 (5) 支持板間に他の利器が回動自在に枢着された
    実用新案登録請求の範囲第1項乃至第4項のい
    ずれかに記載の携帯用利器。 (6) 一方の支持板が他部材収容部の上蓋となる実
    用新案登録請求の範囲第1項乃至第5項のいず
    れかに記載の携帯用利器。
JP19037887U 1987-12-14 1987-12-14 Expired JPH0417053Y2 (ja)

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JP19037887U JPH0417053Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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JP19037887U JPH0417053Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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Publication Number Publication Date
JPH0192828U JPH0192828U (ja) 1989-06-19
JPH0417053Y2 true JPH0417053Y2 (ja) 1992-04-16

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