JPH0417016Y2 - - Google Patents
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- JPH0417016Y2 JPH0417016Y2 JP6609089U JP6609089U JPH0417016Y2 JP H0417016 Y2 JPH0417016 Y2 JP H0417016Y2 JP 6609089 U JP6609089 U JP 6609089U JP 6609089 U JP6609089 U JP 6609089U JP H0417016 Y2 JPH0417016 Y2 JP H0417016Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- hook
- rail
- carcass
- rotating
- fitting groove
- Prior art date
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- Expired
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- 241001465754 Metazoa Species 0.000 claims description 6
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 claims description 6
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000001835 viscera Anatomy 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、屠体を掛け吊りしたフツクが搬送
レールを摺動するようにした食肉用動物の屠体の
掛け吊り装置に関する。
レールを摺動するようにした食肉用動物の屠体の
掛け吊り装置に関する。
(従来の技術)
上記掛け吊り装置では、従来、建物の天井側に
ゆるい傾斜で斜め下方に向つて延びる搬送レール
が設けられ、食肉用動物の屠体(屠体の一部を含
むものとする。以下同じ)を掛け吊りするフツク
が上記搬送レール上に掛合している。そして、屠
体のある一つの処理工程から他の処理工程に向け
て上記フツクが搬送レールの下方に向つて摺動す
るようになつており、この場合、上記フツクが所
定位置に達したときに、これを停止させるストツ
パが設けられている。
ゆるい傾斜で斜め下方に向つて延びる搬送レール
が設けられ、食肉用動物の屠体(屠体の一部を含
むものとする。以下同じ)を掛け吊りするフツク
が上記搬送レール上に掛合している。そして、屠
体のある一つの処理工程から他の処理工程に向け
て上記フツクが搬送レールの下方に向つて摺動す
るようになつており、この場合、上記フツクが所
定位置に達したときに、これを停止させるストツ
パが設けられている。
ところで、上記所定位置で、屠体の処理を行お
うとする場合に、屠体をフツクから取り外してこ
の処理を行いたい場合がある。そして、この場合
には、フツクの尖端部は上方に向つて折り返され
た形状をしているため、屠体をフツクから取り外
す場合には、まず、フツクの尖端部に沿つてこの
屠体を一旦持ち上げながらフツクに対する掛け吊
り状態を解除する必要がある。
うとする場合に、屠体をフツクから取り外してこ
の処理を行いたい場合がある。そして、この場合
には、フツクの尖端部は上方に向つて折り返され
た形状をしているため、屠体をフツクから取り外
す場合には、まず、フツクの尖端部に沿つてこの
屠体を一旦持ち上げながらフツクに対する掛け吊
り状態を解除する必要がある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、屠体が特に内臓であるような場合に
は、これは柔らかくて形状が不安定であり、しか
も、重量が重いものであるため、この屠体をフツ
クから取り外そうとして持ち上げることは容易で
はなく、よつて、この作業は極めて煩雑となつて
いる。
は、これは柔らかくて形状が不安定であり、しか
も、重量が重いものであるため、この屠体をフツ
クから取り外そうとして持ち上げることは容易で
はなく、よつて、この作業は極めて煩雑となつて
いる。
(考案の目的)
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、フツクからの屠体の取り外し作業が
容易にできるようにし、かつ、この作業が円滑に
達成されるようにすることを目的とする。
れたもので、フツクからの屠体の取り外し作業が
容易にできるようにし、かつ、この作業が円滑に
達成されるようにすることを目的とする。
(考案の構成)
上記の目的を達成するためのこの考案の特徴と
するところは、ストツパに嵌合溝を形成し搬送レ
ールを摺動してきたフツクの一部が上記嵌合溝に
嵌り込んで停止するようにし、かつ、上記嵌合溝
に嵌り込んだフツクの一部を中心としてこのフツ
クを上下回動自在にすると共に、このフツクを上
下回動させる回動手段を設け、フツクが上下回動
したとき、このフツクから屠体が外れ落ちるよう
にした点にある。
するところは、ストツパに嵌合溝を形成し搬送レ
ールを摺動してきたフツクの一部が上記嵌合溝に
嵌り込んで停止するようにし、かつ、上記嵌合溝
に嵌り込んだフツクの一部を中心としてこのフツ
クを上下回動自在にすると共に、このフツクを上
下回動させる回動手段を設け、フツクが上下回動
したとき、このフツクから屠体が外れ落ちるよう
にした点にある。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面により説明する
第2図において、1は掛け吊り装置で、この掛
け吊り装置1は、豚や牛等食肉用動物の屠体2の
主に内臓を、ある一つの処理工程から他の処理工
程に移動させるもので、この掛け吊り装置1は屠
体2の解体装置の一部に組み込まれている。な
お、説明の便宜上、図中矢印Frで示す方向を前
方として以下説明する。
け吊り装置1は、豚や牛等食肉用動物の屠体2の
主に内臓を、ある一つの処理工程から他の処理工
程に移動させるもので、この掛け吊り装置1は屠
体2の解体装置の一部に組み込まれている。な
お、説明の便宜上、図中矢印Frで示す方向を前
方として以下説明する。
上記掛け吊り装置1は天井側に固定されほぼ水
平方向に延びる梁3を有している。そして、この
梁3に前下がり状に傾斜した固定側支持レール4
がブラケツト5により支持され、このブラケツト
5に対し多数のブラケツト7により固定側搬送レ
ール8が支持されている。この固定側搬送レール
8は円形パイプで構成され、固定側支持レール4
の下方に位置してこの固定側支持レール4とほぼ
平行に延びている。
平方向に延びる梁3を有している。そして、この
梁3に前下がり状に傾斜した固定側支持レール4
がブラケツト5により支持され、このブラケツト
5に対し多数のブラケツト7により固定側搬送レ
ール8が支持されている。この固定側搬送レール
8は円形パイプで構成され、固定側支持レール4
の下方に位置してこの固定側支持レール4とほぼ
平行に延びている。
上記固定側搬送レール8の前下端には枢支軸9
により回動側搬送レール10が上下回動自在に枢
支されている。この回動側搬送レール10はその
断面が上記した固定側搬送レール8と同形同大を
なしている。この回動側搬送レール10を補強す
る回動側支持レール11が、この回動側搬送レー
ル10に多数のブラケツト12により取り付けら
れている。
により回動側搬送レール10が上下回動自在に枢
支されている。この回動側搬送レール10はその
断面が上記した固定側搬送レール8と同形同大を
なしている。この回動側搬送レール10を補強す
る回動側支持レール11が、この回動側搬送レー
ル10に多数のブラケツト12により取り付けら
れている。
上記回動側支持レール11の回動端と前記梁3
とを連結する空気圧作動式の昇降シリンダ14が
設けられる。そして、この昇降シリンダ14が縮
小動作すれば、図中仮想線で示すように回動側搬
送レール10が回動側支持レール11と共に上方
回動し、このとき、回動側搬送レール10は固定
側搬送レール8と同軸上に位置するようになつて
いる。一方、昇降シリンダ14が伸長動作すれ
ば、図中実線で示すように、回動側搬送レール1
0は固定側搬送レール8よりも大きい仰角で前下
がり状に傾斜することとなる。
とを連結する空気圧作動式の昇降シリンダ14が
設けられる。そして、この昇降シリンダ14が縮
小動作すれば、図中仮想線で示すように回動側搬
送レール10が回動側支持レール11と共に上方
回動し、このとき、回動側搬送レール10は固定
側搬送レール8と同軸上に位置するようになつて
いる。一方、昇降シリンダ14が伸長動作すれ
ば、図中実線で示すように、回動側搬送レール1
0は固定側搬送レール8よりも大きい仰角で前下
がり状に傾斜することとなる。
上記固定側搬送レール8と回動側搬送レール1
0とに摺動自在に掛合するフツク16が設けられ
る。このフツク16は屠体2を掛け吊りして、固
定側搬送レール8側から、昇降シリンダ14の縮
小動作により上方回動した回動側搬送レール10
に乗り移つてこの回動側搬送レール10を下方に
向つて摺動する(図中矢印A)。また、このよう
に回動側搬送レール10を下方に向つて摺動して
きたフツク16をこの回動側搬送レール10の前
下端部で停止させる停止装置17が設けられる。
0とに摺動自在に掛合するフツク16が設けられ
る。このフツク16は屠体2を掛け吊りして、固
定側搬送レール8側から、昇降シリンダ14の縮
小動作により上方回動した回動側搬送レール10
に乗り移つてこの回動側搬送レール10を下方に
向つて摺動する(図中矢印A)。また、このよう
に回動側搬送レール10を下方に向つて摺動して
きたフツク16をこの回動側搬送レール10の前
下端部で停止させる停止装置17が設けられる。
そして、フツク16が停止装置17により停止
させられた状態から、昇降シリンダ14が伸長動
作すれば図中矢印Bで示すように回動側搬送レー
ル10が下方回動し、このとき、フツク16に掛
け吊りされた屠体2がコンベヤ19上に載せられ
るようになつている。そして、屠体2をコンベヤ
19上に載せ終つたとき、屠体2はフツク16か
ら取り外される。そして、回動側搬送レール10
側に残されたフツク16は同上図中矢印Cで示す
ように床18上に設置されたシユート21を介し
て移動式収納ケース22に投入される。
させられた状態から、昇降シリンダ14が伸長動
作すれば図中矢印Bで示すように回動側搬送レー
ル10が下方回動し、このとき、フツク16に掛
け吊りされた屠体2がコンベヤ19上に載せられ
るようになつている。そして、屠体2をコンベヤ
19上に載せ終つたとき、屠体2はフツク16か
ら取り外される。そして、回動側搬送レール10
側に残されたフツク16は同上図中矢印Cで示す
ように床18上に設置されたシユート21を介し
て移動式収納ケース22に投入される。
第1図、第3図、および第4図により、上記掛
け吊り装置1につき、より詳しく説明する。
け吊り装置1につき、より詳しく説明する。
前記停止装置17は、回動側支持レール11の
前下端に前後一対のブラケツト24,24を有
し、これらはいずれもボルト25により回動側支
持レール11にねじ止めされている。これら両ブ
ラケツト24,24は共に下方に向つて突出して
おり、この両突出端に複数のガイド軸26が架設
され、このガイド軸26は回動側搬送レール10
に平行に延びている。そして、このガイド軸26
にロツドレスで空気圧作動式の移送シリンダ28
が前後移動自在に嵌合している。
前下端に前後一対のブラケツト24,24を有
し、これらはいずれもボルト25により回動側支
持レール11にねじ止めされている。これら両ブ
ラケツト24,24は共に下方に向つて突出して
おり、この両突出端に複数のガイド軸26が架設
され、このガイド軸26は回動側搬送レール10
に平行に延びている。そして、このガイド軸26
にロツドレスで空気圧作動式の移送シリンダ28
が前後移動自在に嵌合している。
上記移送シリンダ28にはブラケツト29がボ
ルト30によりねじ止めされ、このブラケツト2
9にストツパアーム31が枢支軸32により上下
回動自在に枢支されている。また、このストツパ
アーム31を回動させるストツパシリンダ34が
同上ブラケツト29に枢支されている。
ルト30によりねじ止めされ、このブラケツト2
9にストツパアーム31が枢支軸32により上下
回動自在に枢支されている。また、このストツパ
アーム31を回動させるストツパシリンダ34が
同上ブラケツト29に枢支されている。
そして、図中実線で示すように、移送シリンダ
28が後方に移動した状態から、上記ストツパシ
リンダ34が伸長動作すれば、ストツパアーム3
1の回動端が回動側搬送レール10の前下端上面
に形成された切り欠き35に嵌り込むようになつ
ている。また、ストツパシリンダ34が縮小動作
すれば、ストツパアーム31は切り欠き35から
離れて上方回動するようになつている。
28が後方に移動した状態から、上記ストツパシ
リンダ34が伸長動作すれば、ストツパアーム3
1の回動端が回動側搬送レール10の前下端上面
に形成された切り欠き35に嵌り込むようになつ
ている。また、ストツパシリンダ34が縮小動作
すれば、ストツパアーム31は切り欠き35から
離れて上方回動するようになつている。
前記フツク16は回動側搬送レール10に摺動
自在に外嵌する倒立U字状部36と、この倒立U
字状部36に連なり屠体2を掛け吊りする尖端部
37とで構成され、これら倒立U字状部36と尖
端部37とは平面視でほぼ90°位相がずれている。
自在に外嵌する倒立U字状部36と、この倒立U
字状部36に連なり屠体2を掛け吊りする尖端部
37とで構成され、これら倒立U字状部36と尖
端部37とは平面視でほぼ90°位相がずれている。
そして、回動側搬送レール10を摺動してきた
上記フツク16は切り欠き35に嵌り込んだスト
ツパアーム31の回動端によつて、その摺動が停
止させられるようになつている。
上記フツク16は切り欠き35に嵌り込んだスト
ツパアーム31の回動端によつて、その摺動が停
止させられるようになつている。
上記の場合、ストツパアーム31の回動端には
嵌合溝39が形成されており、回動側搬送レール
10を摺動してきたフツク16の一部たる倒立U
字状部36が上記嵌合溝39に嵌り込んで停止す
るようになつている。また、上記嵌合溝39に嵌
り込んだ倒立U字状部36を中心としてこのフツ
ク16は上下回動できるようになつており、この
ようにフツク16を上方回動させる回動手段40
が設けられる。
嵌合溝39が形成されており、回動側搬送レール
10を摺動してきたフツク16の一部たる倒立U
字状部36が上記嵌合溝39に嵌り込んで停止す
るようになつている。また、上記嵌合溝39に嵌
り込んだ倒立U字状部36を中心としてこのフツ
ク16は上下回動できるようになつており、この
ようにフツク16を上方回動させる回動手段40
が設けられる。
上記回動手段40は前記ブラケツト12に枢支
軸41により上下回動自在に枢支される持ち上げ
アーム42を有している。また、この持ち上げア
ーム42を上下回動させる空気圧作動式の持ち上
げシリンダ44が同上ブラケツト12枢支され、
持ち上げシリンダ44が伸長動作したときには、
図中実線で示すように持ち上げアーム42は下方
回動するようになつている。この持ち上げアーム
42の回動端には枢支軸46により嵌合アーム4
7が回動自在に枢支されている。また、この嵌合
アーム47はばね48により一方向に付勢され、
かつ、このばね48により付勢されて回動する嵌
合アーム47を所定位置で停止させるストツパ4
9が設けられる。そして、嵌合アーム47は、通
常、特に第3図中実線で示す姿勢とされ、つま
り、前記したように嵌合溝39に嵌合したフツク
16の上下中途部と前後に対向するように設けら
れる。
軸41により上下回動自在に枢支される持ち上げ
アーム42を有している。また、この持ち上げア
ーム42を上下回動させる空気圧作動式の持ち上
げシリンダ44が同上ブラケツト12枢支され、
持ち上げシリンダ44が伸長動作したときには、
図中実線で示すように持ち上げアーム42は下方
回動するようになつている。この持ち上げアーム
42の回動端には枢支軸46により嵌合アーム4
7が回動自在に枢支されている。また、この嵌合
アーム47はばね48により一方向に付勢され、
かつ、このばね48により付勢されて回動する嵌
合アーム47を所定位置で停止させるストツパ4
9が設けられる。そして、嵌合アーム47は、通
常、特に第3図中実線で示す姿勢とされ、つま
り、前記したように嵌合溝39に嵌合したフツク
16の上下中途部と前後に対向するように設けら
れる。
そして、上記状態から第1図中仮想線で示すよ
うに持ち上げシリンダ44が縮小動作すれば、嵌
合アーム47がフツク16の上下中途部に嵌合す
ると共にこれを持ち上げ、このため、同上図中矢
印Dで示すように、フツク16は嵌合溝39に嵌
合している倒立U字状部36を中心として上方回
動する。そして、この回動で、フツク16の尖端
部37が下方を向くようになつており、この際、
同上第1図中矢印Eで示すようにこのフツク16
に掛け吊りされていた屠体2がその尖端部37か
ら外れ落ちてこれが前記コンベヤ19上に載せら
れる。
うに持ち上げシリンダ44が縮小動作すれば、嵌
合アーム47がフツク16の上下中途部に嵌合す
ると共にこれを持ち上げ、このため、同上図中矢
印Dで示すように、フツク16は嵌合溝39に嵌
合している倒立U字状部36を中心として上方回
動する。そして、この回動で、フツク16の尖端
部37が下方を向くようになつており、この際、
同上第1図中矢印Eで示すようにこのフツク16
に掛け吊りされていた屠体2がその尖端部37か
ら外れ落ちてこれが前記コンベヤ19上に載せら
れる。
上記のように屠体2を外した後は、持ち上げシ
リンダ44が伸長動作して持ち上げアーム42を
下方回動させ、これらや、フツク16は図中実線
で示した元の状態に戻る。
リンダ44が伸長動作して持ち上げアーム42を
下方回動させ、これらや、フツク16は図中実線
で示した元の状態に戻る。
また、上記フツク16を前記したようにシユー
ト21を介し収納ケース22に自動的に投入でき
るようになつている。
ト21を介し収納ケース22に自動的に投入でき
るようになつている。
即ち、嵌合溝39にフツク16を嵌合したまま
の状態から、第1図中二点鎖線で示すように前記
移送シリンダ28を前方移動させる(図中矢印
F)。すると、フツク16は上記嵌合溝39に嵌
合したままの状態で前方移動させられる。そし
て、この状態から同上第1図中一点鎖線で示すよ
うにストツパシリンダ34を縮小動作させて(図
中矢印G)、ストツパアーム31を上方回動させ
ると(図中矢印H)、嵌合溝39は下方を向くこ
ととなる。このため、フツク16は嵌合溝39か
ら外れて落下し、(図中矢印I)、これは前記した
ようにシユート21を通り収納ケース22に投入
される。
の状態から、第1図中二点鎖線で示すように前記
移送シリンダ28を前方移動させる(図中矢印
F)。すると、フツク16は上記嵌合溝39に嵌
合したままの状態で前方移動させられる。そし
て、この状態から同上第1図中一点鎖線で示すよ
うにストツパシリンダ34を縮小動作させて(図
中矢印G)、ストツパアーム31を上方回動させ
ると(図中矢印H)、嵌合溝39は下方を向くこ
ととなる。このため、フツク16は嵌合溝39か
ら外れて落下し、(図中矢印I)、これは前記した
ようにシユート21を通り収納ケース22に投入
される。
そして、このフツク16の取り外しが完了する
と、ストツパアーム31は再び伸長動作すると共
に移送シリンダ28が後方移動してこれらは図中
実線で示した元の状態に戻る。すると、次に、第
2図で示したように前記昇降シリンダ14が縮小
動作して回動側搬送レール10はこの図中仮想線
で示した状態に戻り、この回動側搬送レール10
は、再び、屠体2を掛け吊りしたフツク16を固
定側搬送レール8側から受け入れて下方に摺動さ
せることとなる。
と、ストツパアーム31は再び伸長動作すると共
に移送シリンダ28が後方移動してこれらは図中
実線で示した元の状態に戻る。すると、次に、第
2図で示したように前記昇降シリンダ14が縮小
動作して回動側搬送レール10はこの図中仮想線
で示した状態に戻り、この回動側搬送レール10
は、再び、屠体2を掛け吊りしたフツク16を固
定側搬送レール8側から受け入れて下方に摺動さ
せることとなる。
この際、嵌合アーム47の回動端はこのフツク
16の移動軌跡上に位置しているが、第3図で示
すようにこの嵌合アーム47の回動端にその後方
からフツク16が圧接するときは、このフツク1
6に押されて図中仮想線で示すように嵌合アーム
47が回動し、フツク16の通過を許容する。つ
まり、この嵌合アーム47はラチエツト式とされ
ている。また、このようにフツク16が嵌合アー
ム47に圧接する際、ばね48の付勢力でフツク
16に圧接した嵌合アーム47がフツク16の摺
動速度を減速させ、このフツク16をストツパア
ーム31の嵌合溝39に円滑に嵌合させる。
16の移動軌跡上に位置しているが、第3図で示
すようにこの嵌合アーム47の回動端にその後方
からフツク16が圧接するときは、このフツク1
6に押されて図中仮想線で示すように嵌合アーム
47が回動し、フツク16の通過を許容する。つ
まり、この嵌合アーム47はラチエツト式とされ
ている。また、このようにフツク16が嵌合アー
ム47に圧接する際、ばね48の付勢力でフツク
16に圧接した嵌合アーム47がフツク16の摺
動速度を減速させ、このフツク16をストツパア
ーム31の嵌合溝39に円滑に嵌合させる。
なお、上記各シリンダは個々に手動によつて操
作してもよいが、制御手段を設けて、半自動、も
しくは全自動で操作するようにしてもよい。
作してもよいが、制御手段を設けて、半自動、も
しくは全自動で操作するようにしてもよい。
(考案の考案)
この考案によれば、搬送レールを摺動してきた
屠体は、所定位置においてストツパの嵌合溝に嵌
り込んで停止させられるようになつており、しか
も、この嵌合溝に嵌り込んだフツクの一部を中心
として回動手段によりこのフツクを上方回動させ
ることにより、屠体はこのフツクから取り外され
るようになつている。
屠体は、所定位置においてストツパの嵌合溝に嵌
り込んで停止させられるようになつており、しか
も、この嵌合溝に嵌り込んだフツクの一部を中心
として回動手段によりこのフツクを上方回動させ
ることにより、屠体はこのフツクから取り外され
るようになつている。
このため、前記したようにフツクから屠体を手
作業で取り外していた従来に比べて、この取り外
し作業は飛躍的に容易となる。
作業で取り外していた従来に比べて、この取り外
し作業は飛躍的に容易となる。
しかも、搬送レールを摺動してきたフツクの停
止と、屠体を取り外すためのフツクの回動とはこ
のフツクの一部が嵌合溝に嵌り込むことにより連
続的になされるため、この屠体の取り外し作業は
極めて円滑、かつ、合理的になされることとな
る。
止と、屠体を取り外すためのフツクの回動とはこ
のフツクの一部が嵌合溝に嵌り込むことにより連
続的になされるため、この屠体の取り外し作業は
極めて円滑、かつ、合理的になされることとな
る。
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図
の部分拡大作用説明図、第2図は全体側面図、第
3図は第1図の−線矢視断面図、第4図は同
上第1図の−線矢視部分断面図である。 1……掛け吊り装置、2……屠体、8……固定
側搬送レール、10……回動側搬送レール、16
……フツク、36……倒立U字状部(一部)、3
9……嵌合溝、40……回動手段。
の部分拡大作用説明図、第2図は全体側面図、第
3図は第1図の−線矢視断面図、第4図は同
上第1図の−線矢視部分断面図である。 1……掛け吊り装置、2……屠体、8……固定
側搬送レール、10……回動側搬送レール、16
……フツク、36……倒立U字状部(一部)、3
9……嵌合溝、40……回動手段。
Claims (1)
- 斜め下方に向つて延びる搬送レールを設け、食
肉用動物の屠体を掛け吊りして上記搬送レールを
下方に向つて摺動するフツクを設け、上記摺動し
てきたフツクを所定位置で停止させるストツパを
設けた食肉用動物の屠体の掛け吊り装置におい
て、上記ストツパに嵌合溝を形成し搬送レールを
摺動してきたフツクの一部が上記嵌合溝に嵌り込
んで停止するようにし、かつ、上記嵌合溝に嵌り
込んだフツクの一部を中心としてこのフツクを上
下回動自在にすると共に、このフツクを上方回動
させる回動手段を設け、フツクが上方回動したと
き、このフツクから屠体が外れ落ちるようにした
食肉用動物の屠体の掛け吊り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6609089U JPH0417016Y2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6609089U JPH0417016Y2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039187U JPH039187U (ja) | 1991-01-29 |
JPH0417016Y2 true JPH0417016Y2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=31598508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6609089U Expired JPH0417016Y2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417016Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP6609089U patent/JPH0417016Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039187U (ja) | 1991-01-29 |
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