JPH04168775A - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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JPH04168775A
JPH04168775A JP2296510A JP29651090A JPH04168775A JP H04168775 A JPH04168775 A JP H04168775A JP 2296510 A JP2296510 A JP 2296510A JP 29651090 A JP29651090 A JP 29651090A JP H04168775 A JPH04168775 A JP H04168775A
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electrode
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暁 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体発光素子に関し、特に電極の取り出し方
向に特徴を持たせた半導体発光素子に関する。
(発明の背景) 近時、GaAsなとの化合物半導体の研究か盛んに行わ
れている。化合物半導体は、シリコンなとの半導体に比
へて機能的および性能的にすぐれているが、良質で大面
積の単結晶基板を得にくいという問題かある。そこで、
良質で大面積化か可能なシリコン基板上に、GaAs膜
を成長させて機能的に性能的に優れ且つ大面積化が可能
な半導体装置を製作することか種々試みられているか、
未だデバイスに応用された例は報告されていない。
従来、シリコン基板」二にGaAs膜なとの半導体膜を
堆積する場合、シリコン基板ど半導体膜どの熱膨張係数
の相違に起因して基板か反るのを防止したり、半導体膜
中にクラック(微細な亀裂)か発生するのを防止するた
めに、選択成長法で半導体膜を堆積することか試みられ
ている。
この選択成長法は、第6図に示すように、シリコン基板
II上に酸化シリコン膜などから成る絶縁膜12を形成
し、この絶縁膜12に島状の透孔部13を形成し、この
島状の透孔部13部分にのみ半導体膜14を成長させる
ものである。
この場合、半導体膜14は、複数列に形成して最後に列
ごとに切断(ダイシング)して、デバイス(第6図に示
す状態のもの)が完成するするように形成されるか、切
断面に凹凸が発生するのを防止したり、シリコン基板1
1に微細な亀裂か発生するを防止するために、シリコン
基板11の(011)面もしくは(011)面方向にシ
リコン基板11を切断しなければならない。
したがって、半導体膜14は、シリコン基板llの(0
11)面方向と等価な方向に列状となるように形成する
必要がある。このように半導体膜14をシリコン基板1
1の(011)面方向と等□価な方向に配列させると、
上部電極15は半導体膜14上から半導体膜14の端面
を通過して、シリコン基板11の(011)面方向に沿
った方向に延びるように形成されることになる。
ところか、シリコン基板11の(O1’l)面方向に沿
った方向の半導体膜14の端面は、第7図に拡大して示
すように、凹凸部が多く存在し、しかもシリコン基板1
1の近傍は逆テーパー状になる。このような状態の半導
体膜14端面に、」二部電極層15を形成すると上部電
極層15か断線するという問題を誘発する。
本発明は、このような背景のもとに案出されたものであ
り、シリコン基板上に、端面に良好なファセット面が現
れるように半導体膜を形成して、このファセット面に電
極を形成することによって電極の破断などを防止した半
導体発光素子を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明によれば、シリコン基板上に絶縁膜を形成し、こ
の絶縁膜に島状の透孔部を形成し、この透孔部のシリコ
ン基板上に半導体膜を堆積させ、この半導体膜上から前
記絶縁膜上に延びる電極を有する半導体発光素子におい
て、前記絶縁膜の透孔部がシリコン基板の(001)面
方向に対して斜めの辺を有し、この辺に沿った半導体膜
の端面部分に前記電極が形成されていることを特徴とす
る半導体発光素子か形成され、そのことにより上記目的
が達成される。
(作用) 上記のように形成することにより、絶縁膜の透孔部のシ
リコン基板の(001)面方向に平行な辺に沿って半導
体膜のファセット面を形成でき、このファセット面に電
極を形成できるようになることから、電極の破断などが
防止できる。
(実施例) 以下、本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る半導体発光素子の一実施例を示
す概略図であり、■はシリコン基板である。
前記シリコン基板1は、(10,0)面もしくは(10
0)面が(011)面に下方に例えば2゜傾斜したよう
な面が表面となるように切り出された単結晶基板て構成
される。このシリコン基板lは、従来周知の単結晶製造
法によって形成される。
前記シリコン基板l上には、酸化シリコン膜(SiOつ
)または窒化シリコン膜(SixNy)などから成る絶
縁膜2が形成される。この絶縁−4= 膜2は、シランガス(SiH,)と笑気ガス(N20)
あるいはアンモニアガス(NH3)ガスとをグロー放電
分解して堆積するプラズマCVD法で形成される。なお
、絶縁膜2上へのGaAs粒子の析出を抑制するには、
絶縁膜2としては窒化シリコン膜よりも酸化シリコン膜
のほうか好適である。
この絶縁膜2の略中央部には、シリコン基板1の一部が
露出するように五角形状の透孔部3がシリコン基板lの
(011)面と等価な方向に一列状に形成壱れている。
すなわち、この五角形は、シリコン基板1の(011)
面と平行な二つの辺3a、3bと、シリコン基板lの(
011)面と平行な二つの辺3c、3dと、シリコン基
板lの(001)面と平行な一つの辺3eて構成されて
いる。この透孔部3は、二つの辺3a、3dの夛さが6
0〜70μm程度となるように形成される。
このような寸法の透孔部3を形成して非透孔部(非選択
部)と透孔部(選択部)との面積比が1対3以上となる
ように形成する。すなわち、シリコン基板1上に絶縁膜
2を形成してGaAsを選択的に堆積させると絶縁膜2
上にもC;aAsか多結晶または粒子性成長し、絶縁膜
2上に析出したGaAs粒子が成長中のGaAs膜に付
着してGaAs膜自体が異常成長することが知られてい
るか、選択部の面積を大きくして非選択部すなわち絶縁
膜2の面積を小さくすると絶縁膜2上へのGaAs粒子
の析出か減少してGaAs膜の異常成長が防止できる。
このような透孔部3は、HF/NH4溶液なとのエツチ
ング液を使用したフォ1へリソ技術で形成される。
絶縁膜2が被着されたシリコン基板lをMOCVD装置
内に搬入して透孔部3のシリコン基板l上に半導体膜を
堆積させる。この半導体膜は、例えば−導電型半導体不
純物を含有するGaAs膜、−導電型半導体不純物を含
有するA1.0a+一つAs膜、逆導電型半導体不純物
を含有するAI。
Ga1−アAs膜、逆導電型半導体不純物を含有するA
lt Gap−、As膜、および逆導電型半導体不純物
を含有するGaAs膜を順次積層した半導体膜なとて構
成される。このような半導体膜は、TMGaガス、TM
AIガス、TMAsガス、および半導体不純物用ガスな
どを所定流量比に設定したMOCVD法なとて形成され
る。
この場合、上記−導電型半導体不純物を含有するGaA
s膜は、第2図に示すようなチャー1・にしたがって二
段階成長法や熱サイクル法などを適宜採用して1〜3μ
m程度の厚みに形成される。
すなわち、シリコン基板1をMOCVD装置内に搬入し
てH2ガスのみを導入し900〜100 (]°Cて一
旦加熱(第2図中にA部参照)した後に、400〜45
0°Cに下げてA s H3ガスとTMGa (Ma)
ガスを装置内に導入してGaAs膜を200〜400人
程度成長さ大形(第2図のB部参照)とともに600〜
750°Cに上げてさらに0、 8〜2. 8μm程度
GaAs膜を成長させ(二段階成長法、第2図の0部参
照)、次に300〜900°Cで温度を上下(熱サイク
ル)させることにより形成する。このように二段階成長
法や熱サイクル法などを適宜採用してGaAs膜を形成
することにより、シリコン基板をGaAs膜の格子定数
の相違に起因する転位を極力防止する。
第3図は、シリコン結晶の面方位を示す図である。第1
図に示すような形状を有する透孔部3に半導体膜を成長
させるとシリコン基板lの面方位に連続して半導体膜が
成長することから、例えばシリコン基板lの(100)
面上に、半導体膜を選択的に堆積させると、第1図に示
す透孔部3の辺3eに沿ってファセット状の(101)
面がメサ構造となって現れることになる。
第4図は、シリコン基板1の結晶の面方位と表面側電極
層5の取り出し方向を説明するための図である。
シリコン基板1上に、半導体膜4をシリコン基板1の(
011)面方向に沿って配列されるように形成する。半
導体膜4端面にファセット状の(101)面4aか現れ
、この(101)面4a上を表面電極N5が通過するよ
うに半導体膜4上から絶縁膜2上に形成する。なお、こ
の表面側電極層5は、例えばクロム(Cr)と金(Au
)などの二層構造のものなとて構成され、真空蒸着法な
どにより厚み2000人程度大形成される。なお、裏面
電極層は、図示されていないかシリコン基板lの裏面側
に形成される。
上記実施例では、表面電極5を一方向にのみ引き出すこ
とについて述へたが、第5図に示すように、隣接する半
導体膜4′には半導体膜4のファッセット面4aと対向
する部分にファッセット面4a’ が形成されるように
半導体膜4′を形成して対向する方向に交互に電極5′
を引き出すようにしてもよい。このように隣接する半導
体膜4.4″を形成することにより、電極の取り出し方
向を変えることができ、隣接する電極の短絡を効果的に
防止できるようになる。また、同じ半導体膜4から両方
向に電極を取り出すようにしてもよい。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る半導体発光素子によれば、
シリコン基板上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜に島状の
透孔部を形成し、この透孔部のシリコン基板上に半導体
膜を堆積させ、この半導体膜上から前記絶縁膜上に延び
る電極を存する半導体発光素子において、前記絶縁膜の
透孔部がシリコン基板の(001)面に対して斜めの辺
を有し、この辺に沿って堆積した半導体膜部分に前記電
極か形成されていることから、シリコン基板上に半導体
膜を形成した場合でも、半導体膜の端面にファセット面
が現れ、このファセット面に電極を形成することによっ
て電極の破断などを防止した半導体発光素子を提供する
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半導体発光素子のシリコン基板と
絶縁膜との関係の一例を示す図、第2図は同じく半導体
膜を堆積させるための温度条件を示す図、第3図はシリ
コン基板の面方位を説明するための図、第4図はシリコ
ン基板の面方位を電極の取り出し方向を説明するための
図、第5図は他の実施例を説明するための図、第6図は
従来の半導体発光素子を示す図、第7図は従来の半導体
発光素子の部分拡大図である。 1;シリコン基板   2.絶縁膜 3、透孔部      4.半導体膜 4;表面電極層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  シリコン基板上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜に島状
    の透孔部を形成し、この透孔部のシリコン基板上に半導
    体膜を堆積させ、この半導体膜上から半導体膜の端面を
    通過して前記絶縁膜上に延びる電極を有する半導体発光
    素子において、前記絶縁膜の透孔部がシリコン基板の(
    001)面方向に対して斜めの辺を有し、この辺に沿っ
    た半導体膜の端面部分に前記電極が形成されていること
    を特徴とする半導体発光素子。
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