JPH04168664A - 光デイスクドライブ装置の識別子記録方法および装置 - Google Patents

光デイスクドライブ装置の識別子記録方法および装置

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JPH04168664A
JPH04168664A JP29644790A JP29644790A JPH04168664A JP H04168664 A JPH04168664 A JP H04168664A JP 29644790 A JP29644790 A JP 29644790A JP 29644790 A JP29644790 A JP 29644790A JP H04168664 A JPH04168664 A JP H04168664A
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optical disc
drive device
data
disc drive
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Kazuhiro Senboku
和宏 千北
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産東上夏■反光互 この発明は、データの書き換えが可能な光ディスクのド
ライブ機能を備えた光ディスクドライブ装置の識別子記
録方法および装置に係り、特に。
光ディスクにおける標準の記録形式に適合し、互換性を
有する光ディスクをドライブする装置において、リード
エラーが生じた場合に、どこのメーカー製のドライブ装
置によって書き込まれたデータであるかの判別が可能な
識別子(識別用パターン)を付与することにより、リー
ドエラーに対する責任の所在を明確にして装置の信頼性
を向上させると共に、識別子によって最適な読み取り条
件の設定も可能にした光ディスクドライブ装置の識別子
記録方法および装置に関する。
丈米五五! 近年、大容量外部記憶装置としてデータの書き換えが可
能な光ディスク、いわゆる光磁気ディスクや追記型の光
ディスク等が急速に普及している。
この光ディスクについては、ユーザデータやサーボ制御
情報等の記録に関して、標準の記録形式%式% 例えば、ISOの光デイスク標準X3B11には、光デ
ィスクのセクタ内にどの情報やデータを何バイト書き込
むか等について、その順序や内容が規定されている。
また、米国のA DVANCED  M ICROD 
EVICE社のAm95c96.Am95c94テクニ
カルマニュアル(データ/バッファコントローラのテク
ニカルマニュアル)には、この光デイスク標準X3Bl
lに従った詳細な規定がある。
このISOの光デイスク標準X3B11 (以下、IS
OのX3B11と略称する)が定められた背景には、ど
このメーカーで製造された光ディスクドライブ装置によ
って記録された光ディスクであっても、この規定に適合
した記録形式を順守している限り、どのメーカー製のド
ライブ装置でも読み取りを可能にして、光ディスクの互
換性が得られるようにする必要があるからである。
すなわち、A社製の光ディスクドライブ装置によって書
き込ま九た光ディスクを、B社製の光ディスクドライブ
装置によって誤りなく読み出すことができ、また、その
逆の操作も可能にすることによって、光ディスクの利用
範囲を拡大することである。
ところが、光ディスクに書き込まれたデータが、どのメ
ーカーで製造した光ディスクドライブ装置を使用して書
き込まれたのか、については光ディスクの記録からは判
断できないため、リードエラーが発生したとき、ユーザ
からのクレームに対する責任の所在も不明確になる。
例えば、A社製の光ディスクドライブ装置と、B社製の
光ディスクドライブ装置とを所持しているユーザがいた
場合とする。
そのユーザが、一方のA社製の光ディスクドライブ装置
によって書き込んだ光ディスクを、他方のB社製の光デ
ィスクドライブ装置で読み出そうとしたとする。
この場合に、もし、A社製の光ディスクドライブ装置が
、記録形式標準(ISOのX3B11)に完全に従って
いないために、B社製の光ディスクドライブ装置で読み
取りエラーを起こし、ユーザがB社に対して、光ディス
クのリードエラーが起きた旨のクレームを付けたとする
この場合に、従来の光ディスクドライブ装置では、その
原因を簡単に立証する方法がなかった。
したがって、クレームを受けたB社で、その光ディスク
がB社製の光ディスクドライブ装置によって書き込まれ
たものでない、という証明を行なうことは容易でない、
という問題があった。
このように、従来の光ディスクドライブ装置では、光デ
ィスクに書き込まれたデータが、どのメーカーで製造し
た光ディスクドライブ装置を使用して書き込まれたのか
、簡単に判断できないので、光ディスクのリードエラー
に対する責任の所在が不明確であり、場合によっては、
何らの落度もないメーカーが、他社の光ディスクドライ
ブ装置によるリードエラーに対して責任を問われ兼ねな
い、という不都合があった。
が  しよ゛とする この発明では、従来の光ディスクドライブ装置における
このような不都合を解決し、光ディスクに書き込まれた
データが、どのメーカーで製造した光ディスクドライブ
装置を使用して書き込まれたのか、識別子により簡単に
判断できるようにして、光ディスクのリードエラーが生
じた場合に、自他の責任の所在を明確にすることにより
、不当な責任を問われないようにすると共に、メーカー
の責任も明確にして、信頼性を向上させた光ディスクド
ライブ装置の識別子記録方法および装置を提供すること
を主たる目的とする。
具体的にいえば、第1に、光ディスクにおける記録形式
標準(ISOのX3B11)に適合する記録形式を保持
しながら、自社の光ディスクドライブ装置によって記録
した光ディスクのセクタには、自己に固有の識別子(識
別用パターン)を付与しておき、トラブル等の発生時に
、問題の光ディスクについて、識別子の有無や、その内
容を該速かつ正確に判断することにより、自他の責任範
囲を明確にし、ユーザの不当なりレームに簡単かつ正確
に対応できる識別子記録方法を提供することを目的とす
る。
第2に、光ディスクにおける記録形式に適合し、かつ、
自己に固有(ベンダーユニーク)の識別子を付与する機
能を備えた光ディスクドライブ装置を提供することを目
的とする。
第3に、識別子に複数種類の情報を付与することによっ
て、単に責任の所在だけでなく、読み出し時におけるパ
ラメータの意味をもった情報を与えることにより、その
パラメータによって最適な読み出し条件の設定を可能に
した光ディスクドライブ装置を提供することを目的とす
る。
課 を解 するための手 この発明では、第1に、 データの書き換えが可能な光ディスクのドライブ機能を
備えた光ディスクドライブ装置において、光ディスクの
ユーザデータ部に続く余剰部に、該光ディスクドライブ
装置に関する識別子を記録する識別子記録方法である。
第2に、 上記第1の光ディスクドライブ装置において、識別子を
発生する識別子発生手段を備え、該識別子発生手段から
発生された識別用パターンとNRZデータとの論理和出
力を光ディスクのユーザデータ部に続く余剰部に記録す
るように構成している。
第3に、 上記第1の光ディスクドライブ装置において、識別子を
発生する識別子発生手段を備え、該識別子発生手段から
発生された識別用パターンと変調後のライトデータとの
論理和出力を光ディスクのユーザデータ部に続く余剰部
に記録するように構成している。
第4に、 上記第1の光ディスクドライブ装置において、バイト同
期ずれのエラー伝搬を防止するためのユーザデータに書
き込まれるリシンクパターンを、ライトデータの一定バ
イト毎に挿入するリシンクパターン挿入手段を備え、 該挿入手段によって、リシンクパターンを識別子として
光ディスクのユーザデータ部に統〈余剰部に記録するよ
うに構成している。
第5に、 上記第1から第4の光ディスクドライブ装置において、 識別子発生手段から発生される識別子は、該光ディスク
ドライブ装置の製造者/販売者や機種等に関する固有の
複数種類の情報から構成している。
第6に、 上記第5の光ディスクドライブ装置において、識別子に
読み出し条件に関する情報を付加し、読み出し時に、該
識別子によってドライブの動作設定を変えるように構成
している。
失」1漬り上 次に、この発明の光ディスクドライブ装置の識別子記録
方法および装置について、図面を参照しながら、その実
施例を詳細に説明する。
すでに述べたように、この発明の光ディスクドライブ装
置の識別子記録方法および装置では、光ディスクにおけ
る記録形式標準(ISOのX3B11)に適合する記録
形式を保持しながら、各セクタのユーザデータに対応し
て、固有の(ベンダーユニークな)!!別子を付加して
いる。
そこで、まず、ISOの光デイスク標準X3B11に従
った記録形式について説明する。
現在の光ディスクは、12型(インチ)や5゜25型(
インチ)等が主流である。
例えば、5.25型の光ディスクでは、ユーザ容量は、
両面で600〜644MB程度であり、記録トラック数
は18,751個、また、1トラック当りのセクタ数は
17個である。
そして、各セクタのユーザデータ部の容量は、x、02
4B (バイト)あるいは512B程度である。
第2図は、1セクタのユーザバイトが1,024バイト
の光ディスクについて、そのセクタフォーマットの詳細
な構成を示す図である。図面において、下方の数字は容
量で、単位はバイト、また、■はリシンク、■はバッフ
ァを示す。
この第2図に示すように、各セクタの前半部には、ヘッ
ダーの各情報(52バイト)が格納されるエリアが設け
られ、中央の14バイトの情報を挾んで、後半部には、
ユーザデータ部や余剰部等からなるデータエリアが設け
られている。
なお、ヘッダ一部のr I D 2  a n d  
CRCJには、左上方に詳しく示すように、5バイトが
割り当てられて、トラックナンバー、セクタナンバ・−
、CRCの各情報が記録され、それに続く中央のrOD
F  flag  and  gapS」には、14バ
イトが割り当てられて、右上方に詳しく示すように、各
情報がそれぞれ記録されている。
ユーザバイトが1,024バイトの場合、データエリア
は1,274バイトで、そのユーザデータ部は1,25
9バイトである。
このユーザデータ部には、ユーザデータの他に、DMP
、CRC,ECC,Re s ync (リシンク)等
の情報も記録される。
さらに、このユーザデータ部の後方に、20バイトの余
剰部、すなわち、光ディスクの回転変動等を吸収するた
めのバッファ部が設けられている。
この発、明の光ディスクドライブ装置の識別子記録方法
では、このユーザデータ部に続く余剰部を利用して、識
別子を記録するようにしている。
次の第3図は、1セクタのユーザバイトが512バイト
の光ディスクについて、そのセクタフォーマットの詳細
な構成を示す図である6図面において、■はリシンク、
■はバッファを示す。
この第3図に示したユーザバイトが512バイトの場合
も、基本的な構成は、先の第2図に示したユーザバイト
が1,024バイトの場合と同様で、単に、ユーザデー
タ部の容量が1,259バイトから650バイトに減少
され、また、それに続く余剰部が20バイトから15バ
イトに減少されている点で相違しているだけである。
この発明の光ディスクドライブ装置の識別子記録方法で
は、先の第2図や第3図に関連して説明したように、光
ディスクのユーザデータ部に続く余剰部(バッファ■、
■)を利用して、そのユーザデータ部にデータを書き込
んだ光ディスクドライブ装置が、どのメーカーで製造し
たものかを判別する識別子を記録するようにしている。
以下に説明する実施例は、主として特許請求の範囲第1
項と第2項の発明に対応している。
第1図は、この発明の光ディスクドライブ装置について
、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である
1図面において、1はホストコンピュータ、2はホスト
I/F (インターフェース)部、3はデータ/バッフ
ァコントローラ、4は識別子発生回路、5はオアゲート
回路、6は2−7変復調器、7はライト回路、8はリー
ド回路、9はライトタイミング発生回路、10はレーザ
ピックアップ、11は光ディスクを示し、また、Slは
ホスト側からのライトデータ、S2はライトクロック信
号、S3はライトゲート信号、S4はNRZ(ノン・リ
ターン・ツウ・ゼロ)データ、S5はリードレファレン
ス・クロック信号、S6はり−ドデータ、S7は識別子
信号、S8はオアゲート回路5の出力信号−89は変調
後のライト信号、S10は波形整形後のライトデータ、
Sllは波形整形前のリードデータ、S12は復調前の
リードデータ、S13はライトタイミング信号を示す。
この第1図に示したこの発明の光ディスクドライブ装置
は、識別子発生回路4と、オアゲート回路5とが付加さ
れた点を除けば、従来の装置と基本的に同様の構成であ
る。そして、この実施例では、2−7変復調器6による
変調前に、NRZデータの形で識別子を付加して、光デ
ィスク11の該当するセクタの余剰部(バッファ部)に
書き込むようにしている。
まず、従来と共通する構成と動作について説明する。
光ディスク11は、書き換え可能な光ディスクであり、
先の第2図と第3図に関連した説明したように、記録形
式標準(ISOのX3B11)に適合する記録形式の光
ディスクである。
書き込み動作時には、書き込むべきデータを所有してい
るホストコンピュータ1から、ホストI/F部2を介し
てライトデータS1が、データ/バッファコントローラ
3へ送られる。なお、ホスト171部2は、TS506
,5C8I等で構成されている。
このホスト側からのデータは、データ/バッファコント
ローラ3に一時的に保持される。
他方、レーザピックアップ10によって光ディスク11
から読み出された波形整形前のり−ドデータS11は、
リード回路8によって波形整形さ゛れ、復調前のリード
データS12として、一方は、2−7変復11116へ
入力され、他方は、ライトタイミング発生回路9へ入力
される。
ライトタイミング発生回路9では、この復調前のリード
データS12から、光ディスク11のセクタのアドレス
を検知して、ライトタイミング信号813を発生する。
このライトタイミング信号S13によって、先にデータ
/バッファコントローラ3に記憶されたホスト側からの
データの書き込み動作が開始される。
すなわち、このライトタイミング信号S13によって、
目的のセクタに達したと判断されたとき、データ/バッ
ファコントローラ3は、ライトクロック信号S2を出力
すると共に、ライトゲート信号S3によってライト回路
7のライトゲートを開け、NRZデータS4を送出する
以上の動作は、従来と同様である。
この発明の識別子記録方法および装置では、このNRZ
データS4の書き込み動作の起動信号であるライトタイ
ミング信号813が、前述のように、先にデータ/バッ
ファコントローラ3へ与えられると同時に、識別子発生
回路4へも入力されるようにしている。
そして、このNRZデータS4が、先の第2図のユーザ
データ部の終りまで、ライトクロック信号S2をカウン
トし、第2図に■で示したバッファ部(余剰部)の先頭
にきたとき、識別子発生回路4が、オアゲート回路5へ
識別子信号S7を出力する(第3図に■で示したバッフ
ァについても同様)。
この発明で付加された識別子発生回路4には、予め設定
された識別用パターン、すなわち、光ディスクドライブ
装置を製造したメーカーであることを示す固有の情報、
さらに、その機種の情報や製造番号等の情報が記憶され
ており、その識別用パターンによる識別子信号S7を出
力する。
識別子信号S7は、このオアゲート回路5によって論理
和処理され、さらに、2−7変復調@6により変調され
て、変調後のライト信号S9が生成される。
この変調後のライト信号S9は、ライト回路7により波
形整形され、波形整形後のライトデータ810が、レー
ザピックアップlOによって光ディスク11のユーザデ
ータに続く余剰部に書き込まれる。
なお、この場合に使用される識別子は、光ディスク11
のバッファ部を越えない範囲で、その内容は、NRZ上
で“071以外のデータであれば、どのようなデータで
も使用することが可能である2次に、読み出し時の動作
について説明する。
光ディスク11に記録されたユーザデータは、レーザピ
ックアップ10によって読み出される。
また、必要に応じて、バッファ部に記録された識別子も
読み出される。
光ディスクのユーザデータ部のデータと、これに続く余
剰部の識別子の読み出しに際しては、従来と同様に、レ
ーザピックアップ10によって光ディスク11から取り
出し、波形整形前のリードデータ811として、リード
回路8へ入力する。
そして、このリード回路8において、波形整形して復調
前のリードデータS12を生成した後、2−7変復調器
6により復調することによって、リードデータS6が得
られる。
この際、識別子は、ユーザデータ部のデータの後に続い
て、このリードデータS6から読み出すことができる。
以上のように、この実施例では、2−7変復調器6によ
る変調前に、N R,Zデータの形で識別子を付加して
、ユーザデータを書き込んだセクタのユーザデータ部に
続く余剰部(バッファ部)に書き込むようにしている。
この場合に、識別用パターンは、余剰部の先頭から少な
くとも1ビット以上、かつ、この余剰部を越えない範囲
に書き込むことにより、光ディスクの互換性が維持され
ると共に、そのドライブ装置によってユーザデータが書
き込まれたことが判別できる。
なお、識別用パターンによる情報は、種々でよいが、例
えば、自社製のドライブ装置によって書き込んだ場合、
識別子が全ビット存在すると共に、その位置も所定の場
所に決めておけば、他社製のドライブ装置によってユー
ザデータが書き込まれた場合には、このような識別子が
存在しないことで、トラブルの発生時に、その責任の所
在を明らかにすることができる。
このように、全ビットにわたって識別子を記録する方法
の利点は、−旦、自社製のドライブ装置によってユーザ
データを書き込んだセクタに、他社製のドライブ装置に
よってユーザデータを上書きしたときに生じる。
すなわち、ライトゲートは、通常ユーザデータ部が終わ
る位置を過ぎても、マージンをもっているため、数バイ
ト分は開かれており、識別子が全く消されるか、または
、識別子の先頭部が消されることになる。
したがって、このような識別子の状態によって。
他社製のドライブ装置によってユーザデータが上書きさ
れたことの判別が可能になる。
以上のように、この発明の光ディスクドライブ装置の識
別子記録方法および装置によれば、り一ドエラー等のト
ラブルが発生したとき、識別子の有無、およびその内容
や状態によって、自社で製造したドライブ装置を使用し
て書き込んだデータであるかどうかを正確に知ることが
でき、責任の所在も明確になる。
叉」1」L主 次に、この発明の光ディスクドライブ装置について、他
の実施例を詳細に説明する。この実施例は、特許請求の
範囲第3項の発明に対応している。
この実施例は、先に述べた第1の実施例と異なる点は、
先の第1の実施例では、2−7変復調器6による変調前
に、NRZデータの形で識別子を付加した。
しかし、この第2の実施例では、2−7変復調器6によ
る変調後に、識別子を付加するように構成している。
第4図は、この発明の光ディスクドライブ装置について
、その要部構成の他の実施例を示す機能ブロック図であ
る。図面における符号は第1図と同様であり、また、2
1は識別子リーダ、22はオアゲート回路、S21は識
別子データ、S22はオアゲート回路22の出力信号を
示す。
この第4図に示すように、2−7変復調器6による変調
後、すなわち、変調後のライト信号S9に、識別子発生
回路4からの識別用パターンを付加する、という構成上
の差によって、先の第1の実施例の場合には、付与する
識別子は、データ部に連続して書き込むことも可能であ
ったが、この第2の実施例では、データ部が終ってから
、少なくとも、ライトクロック信号S2で2クロック分
の時間だけ待ってから、識別子の書き込みを開始する必
要がある。
その理由は、2−7変調後のデータ上で、識別子を連続
して書き足すと、前のビットが復調時に、他のデータに
化けてしまう恐れがあるからである。
しかし、その反面で、この第2の実施例では、識別子が
2−7変調ルール(変調規則)に従かわないパターンで
あっても書き込みが可能である、という利点をもってい
る。
そして、セクタ余剰部に書き込まれた識別子は、識別子
リーダ21を使用することによって、復調前のデータ(
復調前のリードデータ512)から、識別子データS2
1として取り出すことができる。
その他の構成や動作は、先に述べた第1の実施例と同様
である。
失m 次に、この発明の光ディスクドライブ装置について、さ
らに別の実施例を詳細に説明する。この実施例は、特許
請求の範囲第4項の発明に対応している。
この第3の実施例は、先の第2の実施例の変形であり、
識別子を発生させる代りに、ユーザデータ部のリシンク
パターン発生回路35を利用(代用)している。
リシンクパターンは、第2図や第3図のデータ部の中に
■、■で示すRe5ync (リシンク)である。
このリシンクパターンは、ユーザデータの20〜15バ
イト程度おきに書き込まれており、バイト同期ずれのエ
ラー伝搬を防止するためのデータである。なお、このリ
シンクパターンは、2−7変調ルールに適合しないデー
タである。
このリシンクパターンを、ライトデータについて一定バ
イト毎に挿入するハードウェアを利用して、ユーザデー
タ(ECCを含)の後の余剰部、すなわち、第2図や第
3図のバッファ部■、■に書き込む。
第5図は、この発明の光ディスクドライブ装置について
、その要部構成のさらに別の実施例を示す機能ブロック
図である。図面における符号は第1図と同様であり、ま
た、31は第1のオアゲート回路、32は第1のアンド
ゲート回路、33は第2のアンドゲート回路、34はリ
ードレファレンス・クロック発生回路、35はリシンク
パターン発生回路、36は第2のオアゲート回路、37
はリシンク削除回路、S31は第2のオアゲート回路3
6の出力信号データ、S32はリシンク/識別子信号、
S33はリードレファレンス・クロック停止信号、S3
4は識別子検出信号を示す。
このように、バイト同期ずれのエラー伝搬を防止するた
めのパターンデータを使用して、そのセクタの余剰部に
識別子として書き込む。
この第5図の装置では、従来から付加されているリシン
クのり−ド/ライト回路を利用することができるので、
少ないハードウェアの付加によって実現することができ
る。
この場合には、先の第1の実施例で述べたように、セク
タの余剰部に連続的に識別子としてリシンクパターンを
記録すれば、ライトゲートは、通常ユーザデータ部が終
わる位置を過ぎても、マージンをもっているため、数バ
イト分は開かれており、識別子が全く消されるか、また
は、識別子の先頭部が消されることになる。
したがって、このような識別子の状態によって、この第
3の実施例でも、他社製のドライブ装置によってユーザ
データが上書きされたことの判別が可能になり、追加し
て書き込まれたリシンクパターンを、識別子として利用
することができる。
去」111生 この実施例は、特許請求の範囲第5項と第6項の発明に
対応している。
以上の実施例1と2においては、製造者(あるいは販売
者:ベンダー)に固有の識別子を使用する場合を中心に
説明した。
この第4の実施例では、この識別子に、製造者/販売者
等の情報と共に、その機種、さらに、装置毎に特定の固
有の情報(製造番号など)の複数種類の情報を付加する
ようにしている。すなわち、識別子として、製造者/販
売者等の情報、機種の情報、装置毎の情報を付与するこ
とによって、どこのメーカーのどの機種のどの装置、ま
で明確にすることができる。
具体的な構成は、第1図や第4図の識別子発生回路4に
、必要な識別用パターンを記憶させておくことによって
実現される。
しかも、複数種類の情報としては、読み取りパラメータ
、すなわち、レーザのリードパワーや、スピンドルモー
タの回転数、リードリトライの回数などを付加すること
も可能である。
そして、光ディスクの読み出し時に、セクタの余剰部に
記録された識別子を読み出し、その識別子に基いて、読
み出し時におけるドライブ装置の読み取りパラメータ、
すなわち、レーザのリードパワーや、スピンドルモータ
の回転数、リードリトライの回数などを変化させること
により、−層最適な読み出し条件を設定することができ
る。
以上の各実施例について詳細に述べたように、この発明
の光ディスクドライブ装置の識別子記録方法および装置
では、光ディスクへのユーザデータの書き込み時に、同
時に、製造者(あるいは販売者:ベンダー)に固有の識
別子を、ユーザデータ部の後方に続く余剰部に書き込む
ようにしている。
したがって、リードエラー等のトラブルが発生したとき
は、この識別子を読み出すことによって。
自社製の光ディスクドライブ装置を使用して書き込まれ
たデータであるか否かを、容易に立証することが可能と
なり、自己の責任の有無を明確にすることができる6 また、多くの会社が、それぞれに固有の識別子を記録す
ることによって、各自の責任の範囲も明確になる。
l豆勿羞果 この発明によれば、第1に、各セクタ毎にユーザデータ
部の後方に続く余剰部に、識別子として識別用パターン
を書き込んでおくので、光ディスクの互換性を維持した
まま、識別子が付与された光ディスクドライブ装置で書
き込んだことが判別でき、自社製のドライブ装置による
責任の有無を明確にできる。(特許請求の範囲第1項の
発明に対応する効果)。
第2に、この発明の光ディスクドライブ装置によれば、
各セクタ毎にユーザデータ部の後方に続く余剰部に、識
別子として識別用パターンを書き込むことができる。
例えば、自社製(または販売者)の光ディスクドライブ
装置で書き込んだ場合には、この識別子が全ビット共に
存在し、また、その識別子の位置も、所定の場合に決定
することで、他社I!(または他の販売者)の光ディス
クドライブ装置で書き込まれたセクタに、このような識
別子が存在しないことで、自他の責任の範囲が明確にな
るる(特許請求の範囲第2項と第3項の発明に対応する
効果)。
第3に、識別子の記録、読み出しを従来技術として実施
されているリシンクパターンのリード/ライト回路を利
用して行なうことができるので、より少ないハードウェ
アを付加するだけで実現することが可能である(特許請
求の範囲第4項の発明に対応する効果)。
第4に、どこの会社の製造あるいは販売の光ディスクド
ライブ装置で、どの機種であり、かつ、どのファームウ
ェアレビジョンで書いたか等が判別できるので、責任の
所在が明確になり、不当なりレームに対して、簡単かつ
迅速に対応することが可能になる(特許請求の範囲第5
項の発明に対応する効果)。
第5に、読み出した識別子に基いて、ドライブの読み取
りパラメータ、例えば、レーザのリードパワーやスピン
ドルモータの回転数、リードライトの回数などを変える
ことによって、−層最適な読み出し条件を設定すること
ができる(特許請求の範囲第6項の発明に対応する効果
)、等の多くの優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の光ディスクドライブ装置について
、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図、 第2図は、1セクタのユーザバイトが1,024バイト
の光ディスクについて、そのセクタフォーマットの詳細
な構成を示す図、 第3図は、1セクタのユーザバイトが512バイトの光
ディスクについて、そのセクタフォーマットの詳細な構
成を示す図、 第4図は、この発明の光ディスクドライブ装置について
、その要部構成の他の実施例を示す機能ブロック図、 第5図は、この発明の光ディスクドライブ装置について
、その要部構成のさらに別の実施例を示す機能ブロック
図。 図面において、1はホストコンピュータ、2はホストI
/F部、3はデータ/バッファコントローラ、4は識別
子発生回路、5はオアゲート回路、6は2−7変復調器
、7はライト回路、8はリード回路、9はライトタイミ
ング発生回路、10はレーザピックアップ、11は光デ
ィスク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データの書き換えが可能な光ディスクのドライブ機
    能を備えた光ディスクドライブ装置において、 光ディスクのユーザデータ部に続く余剰部に、該光ディ
    スクドライブ装置に関する識別子を記録することを特徴
    とする光ディスクドライブ装置の識別子記録方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の光ディスクドライブ装
    置において、 識別子を発生する識別子発生手段を備え、該識別子発生
    手段から発生された識別用パターンとNRZデータとの
    論理和出力を光ディスクのユーザデータ部に続く余剰部
    に記録することを特徴とする光ディスクドライブ装置。 3、特許請求の範囲第1項記載の光ディスクドライブ装
    置において、 識別子を発生する識別子発生手段を備え、該識別子発生
    手段から発生された識別用パターンと変調後のライトデ
    ータとの論理和出力を光ディスクのユーザデータ部に続
    く余剰部に記録することを特徴とする光ディスクドライ
    ブ装置。 4、特許請求の範囲第1項記載の光ディスクドライブ装
    置において、 バイト同期ずれのエラー伝搬を防止するためのユーザデ
    ータに書き込まれるリシンクパターンを、ライトデータ
    の一定バイト毎に挿入するリシンクパターン挿入手段を
    備え、該挿入手段によつて、リシンクパターンを識別子
    として光ディスクのユーザデータ部に続く余剰部に記録
    することを特徴とする光ディスクドライブ装置。 5、特許請求の範囲第1項から第4項記載の光ディスク
    ドライブ装置において、 識別子発生手段から発生される識別子は、該光ディスク
    ドライブ装置の製造者/販売者や機種等に関する固有の
    複数種類の情報からなることを特徴とする光ディスクド
    ライブ装置。 6、特許請求の範囲第5項記載の光ディスクドライブ装
    置において、 識別子に読み出し条件に関する情報を付加し、読み出し
    時に、該識別子によつてドライブの動作設定を変えるこ
    とを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937815B1 (en) 1998-06-22 2005-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for recording manufacturer information and for determining whether the manufacturer information is effective
US7039295B1 (en) 1998-06-22 2006-05-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for recording manufacturer information and for determining whether the manufacturer information is effective

Cited By (9)

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