JPH0416842Y2 - - Google Patents

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JPH0416842Y2
JPH0416842Y2 JP1985119526U JP11952685U JPH0416842Y2 JP H0416842 Y2 JPH0416842 Y2 JP H0416842Y2 JP 1985119526 U JP1985119526 U JP 1985119526U JP 11952685 U JP11952685 U JP 11952685U JP H0416842 Y2 JPH0416842 Y2 JP H0416842Y2
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JP
Japan
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edge
hard resin
resin
trim edge
trim
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JP1985119526U
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JPS6227940U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は電算機室、精密機械使用施設等で主に
用いられている建物用床板の改良に関するもので
ある。
【従来の技術】
略方形の建物用床板は、第2図にみられるよう
に支持脚1上に多数枚が敷き詰められて、使用に
供されている。床板同志が突き合う部分にはトリ
ムエツジと称するエツジ材が設けられている場合
が多い。トリムエツジは表面材の端部を保護する
目的から硬質樹脂製等で成形されている。
【考案が解決しようとする課題】
一般に、このような硬質樹脂製トリムエツジに
は若干の製作誤差がどうしても生じるので、これ
らが床板同志の突き合わせ部で互いに突き合うと
部分的に間隙が生じてしまい、この間隙から埃等
が落下したり、床下から空調をするとエアー洩れ
や床下の埃を逆に室内に送り込んだり、見る角度
により下方の金属部材が見える等、床の外観と室
内の環境を悪くしていた。また、隙間がない部分
では、床板上を歩くと、硬質樹脂製トリムエツジ
同志が擦れて異常音を発生する等の問題があつ
た。硬質樹脂のみのトリムエツジで少しでも接触
部を柔らかくする目的で押圧変形可能な形状にす
る例が特開昭61−183557号にみられるが、異常音
発生防止効果はあまり期待できないものである。
【課題を解決するための手段】
そこで本考案では、多数枚を突き合わせて支持
脚1上に敷設する略方形の床板の他の床板との突
き合せ縁部2に硬質樹脂製トリムエツジ6を設け
てなる建物用床板において、硬質樹脂製トリムエ
ツジ6の外周に軟質樹脂製突出部3を硬質樹脂と
軟質樹脂の同時モールドにより形成してなる構造
としたのである。
【作用】
このような構造であると、それぞれ設けられて
いる床板の突き合わせ縁部2の硬質樹脂製トリム
エツジ6の軟質樹脂製突出部3が容易に変形して
寸法誤差を吸収し、軟質樹脂製突出部3同志が当
接して間隙を塞ぐ作用をすると共に異常音の発生
を防止する。
【実施例】 以下図面によつて本考案に実施例を詳細に説明
する。 第1図は、床板の突き合せ縁部2の硬質樹脂製
トリムエツジ6の外周に同時モールドで設けた軟
質樹脂製突出部3同志が当接している様子を示し
ており、第2図中A−A断面図である。第2図は
敷き詰められた床板の様子を示す斜視図である。
第3図a〜fは軟質樹脂製突出部の設置例を示す
トリムエツジの切断端面図である。 ここに示した建物用床板は平面が正方形であ
り、ボトムプレート4とトツププレート5及びそ
の上面のタイル7とからなるものである。ボトム
プレート4とトツププレート5の合体縁部は硬質
樹脂製トリムエツジ6による仕上げがなされてい
る。このような建物用床板は、コンクリート床等
の上に起立させた多数の支持脚1によつて、所定
の高さに支持されている。 本考案はこのような床板において、他の床板と
の突き合わせ縁部2の硬質樹脂製トリムエツジ6
に同時モールドで軟質樹脂製突出部3を設けたこ
とを特徴とするものである。軟質樹脂製突出部3
は硬質樹脂製トリムエツジ6の側面へ同時モール
ドで設けるとよい。その様子を第3図a〜fに示
した。aは第1図と同じものであるが硬質樹脂製
トリムエツジ6の側面長手方向へ山形断面の軟質
樹脂製突出部3を設けた例である。bは硬質樹脂
製トリムエツジ6の下方へ軟質樹脂製突出部3を
突条の状態で設けた例である。cは複数の突条、
dは上下に2条の突条の状態でそれぞれ軟質樹脂
製突出部3を設けた例である。eは硬質樹脂製ト
リムエツジ6の側面から底面更には内面迄設けら
れた軟質樹脂製突出部3の側面部分を膨出させた
構造である。fは硬質樹脂製トリムエツジ6の側
面中央部へ部分的に突条を設けた例である。 硬質樹脂製トリムエツジ6と軟質樹脂製突出部
3は同時成形で簡単に製作できる。軟質樹脂製突
出部3の材質は熱可撓性の合成樹脂等であるが、
トリムエツジと同じ材質で軟質のものを用いれば
接着性が向上するのでより好ましい。また、寸法
安定性も考慮すれば、特に、実施例に用いた硬質
ポリ塩化ビニルと軟質ポリ塩化ビニルの同時モー
ルドは本考案の目的達成に適している。
【考案の効果】
建物用床板を上記のような構造としたことによ
つて、これらを多数枚敷設した床面の床板の突き
合わせ部分から埃等が落下したり、床下から空調
するとエアー洩れや床下の埃を室内に送り込んだ
り、見る角度によつて下方の金属反射光等が見え
るのを防ぎ、シール性を高めると共に、床板上を
歩くと、床板同志が擦れて異常音を発生するのを
防ぐことができたのである。また、トリムエツジ
が硬質樹脂と軟質樹脂の同時モールドであるの
で、容易に製造できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は床板のトリムエツジを示しており、第
2図中A−A断面図である。第2図は敷き詰めら
れた床板の様子を示す斜視図である。第3図a〜
fは軟質樹脂製突出部の設置例を示すトリムエツ
ジの切断端面図である。 1……支持脚、2……突き合わせ縁部、3……
軟質樹脂製突出部、6……硬質樹脂製トリムエツ
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数枚を突き合わせて支持脚1上に敷設する略
    方形の床板の他の床板との突き合せ縁部2にトリ
    ムエツジ6を設けてなる建物用床板において、硬
    質樹脂製トリムエツジ6の外周に軟質樹脂製突出
    部3を硬質樹脂と軟質樹脂の同時モールドにより
    形成してなることを特徴とする建物用床板。
JP1985119526U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0416842Y2 (ja)

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JP1985119526U JPH0416842Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JP1985119526U JPH0416842Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Publication Number Publication Date
JPS6227940U JPS6227940U (ja) 1987-02-20
JPH0416842Y2 true JPH0416842Y2 (ja) 1992-04-15

Family

ID=31006980

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JP1985119526U Expired JPH0416842Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JP (1) JPH0416842Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508911U (ja) * 1973-05-23 1975-01-29
JPS5980859A (ja) * 1982-10-27 1984-05-10 日立金属株式会社 床板
JPS61183557A (ja) * 1985-02-06 1986-08-16 株式会社ブリヂストン 床構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508911U (ja) * 1973-05-23 1975-01-29
JPS5980859A (ja) * 1982-10-27 1984-05-10 日立金属株式会社 床板
JPS61183557A (ja) * 1985-02-06 1986-08-16 株式会社ブリヂストン 床構造

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Publication number Publication date
JPS6227940U (ja) 1987-02-20

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