JPH0416833Y2 - - Google Patents

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JPH0416833Y2
JPH0416833Y2 JP1986162477U JP16247786U JPH0416833Y2 JP H0416833 Y2 JPH0416833 Y2 JP H0416833Y2 JP 1986162477 U JP1986162477 U JP 1986162477U JP 16247786 U JP16247786 U JP 16247786U JP H0416833 Y2 JPH0416833 Y2 JP H0416833Y2
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JP
Japan
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female screw
screw
base
bar
male screw
Prior art date
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JP1986162477U
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JPS6367131U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、便器の側部又は洗面器の側部等に配
される身障者用の握りバーを床又は壁等の基盤に
支持する構造の改良に関する。
[従来の技術] 従来、身障者用の握りバー(以下、単に「握り
バー」という)を支持する構造には、第5図に示
す如く、床又は壁面等の基盤1に、握りバー2の
端部に接続したフランジ3,3をアンカーボル
ト・ナツト4,4……で固定した埋込み固定構造
がある。このほかに、図示は省略したが、木製の
基盤にフランジ3,3を木ネジで固定する構造又
は鋼製の基盤にフランジ3,3を溶接する支持構
造がある。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来の握りバー支持構造は、半永久
的な支持構造であつて、握りバーの常設を目的と
するものである。しかし、身障者又は健常者が利
用するホテル等において、常設の握りバーは、身
障者にとつては便利なものであるが、逆に、健常
者にとつては邪魔なものとなる問題点がある。そ
こで、本考案は、この問題点を解決するために、
身障者又は健常者の利用に応じて、握りバーを簡
単に着脱できる握りバーの支持構造の提供を目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、握りバーを基盤に支持する構造にお
いて、基盤に固定した固定雌螺子と、固定雌螺子
に螺着脱自在な中間雄螺子と、中間雄螺子に回動
自在に外嵌遊合する中間雌螺子と、握りバーの基
部に備えられ、中間雌螺子に螺着脱自在なバー雄
螺子とより構成したことである。
[作用] 本考案は、固定雌螺子に中間雄螺子を螺着する
と共に中間雌螺子を回動させつつ中間雌螺子にバ
ー雄螺子を螺着することにより握りバーの装着が
完了し、逆に、中間雌螺子を逆回動させつつ中間
雌螺子からバー雄螺子を離脱すると共に固定雌螺
子から中間雄螺子を離脱することにより握りバー
の取り外しが完了する。
[実施例の説明] 以下、本考案に係る握りバーの支持構造(以
下、「本案構造」という)を図面に示す実施例に
基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図乃至第3図は、本案構造の第1実施例を
示すものである。基盤6は、コンクリ−ト製の床
又は仕切壁よりなり、表面にタイル7,7……を
必要に応じて貼着してある。基盤6は、タイル欠
如部に固定雌螺子8を埋設固定してある。固定雌
螺子8は、基部8aが末広がり状に形成され、基
盤6から抜けないようにしてある。更に、固定雌
螺子8は、中央寄りに形成した雌ネジ部8bを、
基盤6の外側に臨ませてある。固定雌螺子8と対
の中間雄螺子9は、鍔部9aが形成され、固定雌
螺子8に螺着したときに、鍔部9aと固定雌螺子
8の上面8cとの間に環状の横凹溝10を形成す
るようにしてある。中間雄螺子9は、上面9b
に、捩込み工具であるドライバー(図示省略)の
先端を挿入するための凹部9cを形成するか、ま
たは鍔部9aにボツクスレンチ(図示省略)が嵌
着できるように鍔部9aの外周を多角形としてあ
る。中間雌螺子11は、貫通部11aを形成する
内周面の下端に鍔部11bを突設すると共に、鍔
部11bを除く内周面に雌ネジ11cを形成して
ある。中間雌螺子11は、鍔部11bの厚みTを
前記横溝10の溝幅W(第1図参照)より小さく
することにより、前記横凹溝10に鍔部11bを
外嵌遊合してある。中間雌螺子11は、外周面1
1eに、回動レンチ15の爪15aを係止するた
めの凹部11dを形成するか、または外周面11
eにスパナ(図示省略)が外嵌できるように外周
面11eの適所を多角形としてある。握りバー1
2は、パイプで曲成した主部12aの端部等に形
成した基部12bに、バー雄螺子13を部分溶接
14等の適宜接合手段にて接合してある。バー雄
螺子13は、中間雌螺子11にタイトに螺着した
とき、その先端13aと中間雌螺子11の鍔部1
1bとの間に中間雄螺子9の鍔部9aを挟圧保持
するようにしてある。
握りバー12を装着しない場合には、第3図に
示す如く、固定雌螺子8にキヤツプ螺子16を螺
着しておき、キヤツプ螺子16の上面16aとタ
イル7,7……の表面とを面一とする。
次に、基盤6に握りバー12を支持する手順を
説明する。先ず、固定雌螺子8の上に中間雌螺子
11を載置すると共に、中間雌螺子11の貫通部
11aに挿入した中間雄螺子9の先端を固定雌螺
子8に捩込み、ドライバー等の捩込み工具を用い
て中間雄螺子9を固定雌螺子8にタイトに螺着す
る。次に、中間雄螺子9に外嵌遊合した中間雌螺
子11に、握りバー12のバー雄螺子13を捩込
み、中間雌螺子11の凹部11dに回動レンチ
(第1図参照)の爪15aを係止した状態で回動
レンチ15を回動して、中間雌螺子11にバー雄
螺子13をタイトに螺着する。バー雄螺子13
は、バー雄螺子13のタイトな螺着に伴ない、そ
の先端13aと中間雌螺子11の鍔部11bとの
間に、中間雄螺子9の鍔部9aを挟圧保持するこ
とにより、中間雄螺子9を介して固定雌螺子8へ
強固に接合される。
(第2実施例) 第4図は本案構造の第2実施例を示すものであ
る。本第2実施例が前記第1実施例と異なる所
は、基盤17をパネルで形成したことである。基
盤17は、表面にタイル18,18……が必要に
応じて貼着され、タイル欠如部に貫通孔19が穿
設されている。貫通孔19に挿入した固定雌螺子
21は、基盤17の裏面側から螺着したナツト2
0の緊締により基盤17に固定されている。な
お、固定雌螺子21に螺着する中間雄螺子9、中
間雄螺子9に外嵌遊合する中間雌螺子11及び中
間雌螺子11に螺着するバー雄螺子13は、前記
第1実施例と同一である。
[本考案の効果] 以上詳述の如く、本案構造は、固定雌螺子に中
間雄螺子を螺着すると共に中間雌螺子を回動させ
つつ中間雌螺子にバー雄螺子を螺着することによ
り、室内における握りバーの装着が完了して室内
を簡易迅速に身障者仕様に対応させることが可能
となり、逆に、中間雌螺子を逆回動させつつ中間
雌螺子からバー雄螺子を離脱すると共に固定雌螺
子から中間雄螺子を離脱することにより、室内に
おける握りバーの取外しが完了して室内を簡易迅
速に健常者仕様に対応させることが可能となるた
め、室内を身障者又は健常者にとつて使い便利な
仕様に簡易迅速に変更できる実用的効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る握りバーの支
持構造の第1実施例を示すものであつて、第1図
は基盤に握りバーを装着した状態を示す縦断面
図、第2図は各部材を分解した状態を示す縦断面
図、第3図は握りバーを装着しない状態の基盤を
示す縦断面図、第4図は本考案に係る握りバーの
支持構造の第2実施例において、基盤に握りバー
を装着した状態を示す縦断面図、第5図は従来の
握りバーの支持構造を示す側面図である。 6,17……基盤、8,21……固定雌螺子、
9……中間雄螺子、11……中間雌螺子、12…
…握りバー、13……バー雄螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 身障者用の握りバーを基盤に支持する構造にお
    いて、基盤に固定した固定雌螺子と、固定雌螺子
    に螺着脱自在な中間雄螺子と、中間雄螺子に回動
    自在に外嵌遊合する中間雄螺子と、握りバーの基
    部に備えられ、中間雌螺子に螺着脱自在なバー雄
    螺子とよりなる握りバーの支持構造。
JP1986162477U 1986-10-22 1986-10-22 Expired JPH0416833Y2 (ja)

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JPS5137294U (ja) * 1974-09-12 1976-03-19

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