JPH04168212A - ダスト発生量を低減して含鉄冷材を多量に溶解せしめる転炉製鋼方法 - Google Patents
ダスト発生量を低減して含鉄冷材を多量に溶解せしめる転炉製鋼方法Info
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- JPH04168212A JPH04168212A JP29625290A JP29625290A JPH04168212A JP H04168212 A JPH04168212 A JP H04168212A JP 29625290 A JP29625290 A JP 29625290A JP 29625290 A JP29625290 A JP 29625290A JP H04168212 A JPH04168212 A JP H04168212A
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Landscapes
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a業上の利用分野)
本発明は冷銑、スクラップ等の固形含鉄玲材を多量に溶
解し、これを転炉で酸素吹錬する製鋼法において、発生
するダストを低減せしめた転炉製鋼法に関するものであ
る。
解し、これを転炉で酸素吹錬する製鋼法において、発生
するダストを低減せしめた転炉製鋼法に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来、高炉−転炉製鉄法において、転炉では、高炉から
供給される溶銑を主原料とし、これを相対的に少量のス
クラップを加え、造滓剤と酸素を供給して酸素吹錬を行
うのが普通である。この場合、熱源による制約から全装
入原料に占めるスクラップの量は最大35%程度であっ
て、スクラップを多量に使用できる方法とは言えない。
供給される溶銑を主原料とし、これを相対的に少量のス
クラップを加え、造滓剤と酸素を供給して酸素吹錬を行
うのが普通である。この場合、熱源による制約から全装
入原料に占めるスクラップの量は最大35%程度であっ
て、スクラップを多量に使用できる方法とは言えない。
このような問題点を解決するため、本出願人は特開昭6
3−241107号公報において、溶解専用転炉と精錬
専用転炉からなる新プロセスを提案しその優位性をすで
に確認した。即ち、特開昭63−241107号公報記
載の方法は、種湯の存在する溶解専用転炉に含鉄冷材、
炭材、酸素を供給して高炭素溶鉄を得、この高炭素溶鉄
を原料として別の精錬専用転炉で酸素吹錬することによ
り所要成分の溶鋼を得る転炉製鋼法において、溶解専用
転炉では精錬専用転炉での所要精錬量と溶解専用転炉で
の所要種湯量の合計量の高炭素溶鉄を得、溶解専用転炉
から精錬専用転炉での所要精錬量の高炭素溶鉄を1回の
出湯にて酸素精錬に供する一方、高炭素溶鉄の残部種湯
量を溶解専用転炉に残して次ヒートの含鉄6材溶解のた
めの種湯として使用する転炉製鋼法である。
3−241107号公報において、溶解専用転炉と精錬
専用転炉からなる新プロセスを提案しその優位性をすで
に確認した。即ち、特開昭63−241107号公報記
載の方法は、種湯の存在する溶解専用転炉に含鉄冷材、
炭材、酸素を供給して高炭素溶鉄を得、この高炭素溶鉄
を原料として別の精錬専用転炉で酸素吹錬することによ
り所要成分の溶鋼を得る転炉製鋼法において、溶解専用
転炉では精錬専用転炉での所要精錬量と溶解専用転炉で
の所要種湯量の合計量の高炭素溶鉄を得、溶解専用転炉
から精錬専用転炉での所要精錬量の高炭素溶鉄を1回の
出湯にて酸素精錬に供する一方、高炭素溶鉄の残部種湯
量を溶解専用転炉に残して次ヒートの含鉄6材溶解のた
めの種湯として使用する転炉製鋼法である。
この方法により、大量の含鉄6材を短時間で溶解しつる
溶解能率の高い転炉製鋼法が提供され、しかも高炭素溶
鉄の製造コストの低減も可能となった。
溶解能率の高い転炉製鋼法が提供され、しかも高炭素溶
鉄の製造コストの低減も可能となった。
さらに本発明者らは、前記特開昭63−241107号
公報記載の方法をさらに発展させ、製造コストを低減さ
せる方法として特開昭64−8214号公報及び特開平
1−252719号明細書記載の方法を提案した。特開
昭64−8214号公報記載の方法は、特開昭63−2
41107号公報記載の転炉製鋼法において、溶解専用
転炉に存在する溶融スラグの全部あるいは一部を溶解専
用転炉に残して次ヒートの吹錬を行うものであり、これ
により含鉄玲材溶解時の鉄ダストの飛散が抑制され鉄歩
留が向上する。
公報記載の方法をさらに発展させ、製造コストを低減さ
せる方法として特開昭64−8214号公報及び特開平
1−252719号明細書記載の方法を提案した。特開
昭64−8214号公報記載の方法は、特開昭63−2
41107号公報記載の転炉製鋼法において、溶解専用
転炉に存在する溶融スラグの全部あるいは一部を溶解専
用転炉に残して次ヒートの吹錬を行うものであり、これ
により含鉄玲材溶解時の鉄ダストの飛散が抑制され鉄歩
留が向上する。
また特開平1−252719号明細書記載の方法は、特
開昭64−8214号公報記載の方法をさらに発展させ
たものである。即ち、特開昭64−8214号公報記載
の提案法では鉄ダスト発生量を完全にゼロとすることは
できず、一定量の鉄ダストの発生は避けられない欠点を
解決するため、発生ダストを塊成化し溶解専用転炉及び
精錬専用転炉で鉄源として再利用する方法を提示した。
開昭64−8214号公報記載の方法をさらに発展させ
たものである。即ち、特開昭64−8214号公報記載
の提案法では鉄ダスト発生量を完全にゼロとすることは
できず、一定量の鉄ダストの発生は避けられない欠点を
解決するため、発生ダストを塊成化し溶解専用転炉及び
精錬専用転炉で鉄源として再利用する方法を提示した。
これにより鉄ダストの処理の問題を解決すると共に鉄歩
留がさらに向上した。
留がさらに向上した。
さらに本発明者らは、特開平1−252719号の方法
の欠点、即ち、鉄ダストの塊成化のためのコスト増を解
消するため、徹底した発生ダストの低減を図るべく、特
願平1−117686号を提案した。この方法は溶解専
用転炉を加圧型容器とし、炉内圧力を適正にコントロー
ルすることにより発生ダストを限りなくゼロに近づける
ものである。
の欠点、即ち、鉄ダストの塊成化のためのコスト増を解
消するため、徹底した発生ダストの低減を図るべく、特
願平1−117686号を提案した。この方法は溶解専
用転炉を加圧型容器とし、炉内圧力を適正にコントロー
ルすることにより発生ダストを限りなくゼロに近づける
ものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら特願平1−117686号の方法は溶解専
用転炉を加圧型にする必要があるため設備費が膨大にな
る問題点を有している。本発明者らはこの課題を解決す
るため、特別な装置を用いずに、発生ダストを極力最小
に抑制する方法を検討し、本発明法を提案するに至った
。
用転炉を加圧型にする必要があるため設備費が膨大にな
る問題点を有している。本発明者らはこの課題を解決す
るため、特別な装置を用いずに、発生ダストを極力最小
に抑制する方法を検討し、本発明法を提案するに至った
。
(課題を解決するための手段)
本発明の要旨とするところは、種湯の存在する溶解専用
転炉に含鉄6材、炭材、酸素を供給して、溶解専用転炉
での所要種湯量と別の精錬専用転炉での所要精錬量の合
計量の高炭素溶鉄を得、この高炭素溶鉄を原料として精
錬専用転炉で酸素吹錬することにより所要成分の溶鋼を
得る転炉製鋼法において、溶解専用転炉内の溶融スラグ
中の酸化鉄を1〜5重量%、B、0.を2〜20重量%
にコントロールすることにより、発生ダストを低減せし
めることを特徴とした多量に含鉄6材を溶解せしめる転
炉製鋼方法にある。
転炉に含鉄6材、炭材、酸素を供給して、溶解専用転炉
での所要種湯量と別の精錬専用転炉での所要精錬量の合
計量の高炭素溶鉄を得、この高炭素溶鉄を原料として精
錬専用転炉で酸素吹錬することにより所要成分の溶鋼を
得る転炉製鋼法において、溶解専用転炉内の溶融スラグ
中の酸化鉄を1〜5重量%、B、0.を2〜20重量%
にコントロールすることにより、発生ダストを低減せし
めることを特徴とした多量に含鉄6材を溶解せしめる転
炉製鋼方法にある。
以下本発明の詳細について述べる。
本発明者らは特別な装置を用いずに発生ダストを低減す
るには、溶解専用炉内に存在するスラグを有効に活用す
べきであるとの考え方にもとすき、好ましいスラグ条件
について検討した。その結果、以下の事が明らかとなっ
た。
るには、溶解専用炉内に存在するスラグを有効に活用す
べきであるとの考え方にもとすき、好ましいスラグ条件
について検討した。その結果、以下の事が明らかとなっ
た。
■スラグ重量を増大してスラグ層厚を高くすることによ
りダスト量を低減できる。
りダスト量を低減できる。
■同一重量のスラグを共存させた場合、脱C反応等によ
り生成するガスをスラグ層に滞留させ、泡立ったスラグ
を共存させると層厚を高く出来、ダスト低減効果が顕著
となる。
り生成するガスをスラグ層に滞留させ、泡立ったスラグ
を共存させると層厚を高く出来、ダスト低減効果が顕著
となる。
以上の知見から、■の方法を工業化するのが最も好まし
いと考え、泡立ちやすいスラグを得るための検討をおこ
なった。■の方法は車にスラグ重量を増大させるだけで
あり、スラグ成分としての添加物の増量等をおこなわな
ければならず、コストアップを招く。
いと考え、泡立ちやすいスラグを得るための検討をおこ
なった。■の方法は車にスラグ重量を増大させるだけで
あり、スラグ成分としての添加物の増量等をおこなわな
ければならず、コストアップを招く。
泡立ちスラグを得るためには、脱C反応により生成する
COガスや、溶解専用炉内に供給させる不活性ガス量を
増大することによっても達成される。しかし、生成CO
ガス量や、供給不活性ガス量はスラグの泡立ちとは全く
無関係な要因により決定されるものであるから、ガス量
をコントロールすることで泡立ちスラグを得ることは事
実上不可能である。
COガスや、溶解専用炉内に供給させる不活性ガス量を
増大することによっても達成される。しかし、生成CO
ガス量や、供給不活性ガス量はスラグの泡立ちとは全く
無関係な要因により決定されるものであるから、ガス量
をコントロールすることで泡立ちスラグを得ることは事
実上不可能である。
そこでスラグ組成をコントロールすることによって泡立
ちスラグを形成させる方法を着想した。溶解専用転炉内
の一般的なスラグ組成はCa035〜55重量%、5i
0235〜50重量%、A4zOs : 5〜15重
量%、酸化鉄(FeO*Fe203) 1〜2重量%で
ある。この組成を適正にコントロールする、あるいは他
の成分を添加することによる泡立ちスラグ形成法につい
て検討した。その結果、スラグの泡立ちやすさはスラグ
の粘度が高いほど、及び表面張力が低いほど助長される
ことがわかった。また、この条件を満足する成分、即ち
泡立ち促進成分は酸化鉄とB2O3であることを明らか
にした。
ちスラグを形成させる方法を着想した。溶解専用転炉内
の一般的なスラグ組成はCa035〜55重量%、5i
0235〜50重量%、A4zOs : 5〜15重
量%、酸化鉄(FeO*Fe203) 1〜2重量%で
ある。この組成を適正にコントロールする、あるいは他
の成分を添加することによる泡立ちスラグ形成法につい
て検討した。その結果、スラグの泡立ちやすさはスラグ
の粘度が高いほど、及び表面張力が低いほど助長される
ことがわかった。また、この条件を満足する成分、即ち
泡立ち促進成分は酸化鉄とB2O3であることを明らか
にした。
即ち酸化鉄はスラグの表面張力を低下させる成分であり
、B2O3は粘度を増大させる成分である。
、B2O3は粘度を増大させる成分である。
さらに酸化鉄とB2O3の好ましい濃度範囲について検
討した。その結果、 ■ 酸化鉄は全スラグに対して1〜5重量%が適正範囲
である。1重量%未満では表面張力を十分低下させるこ
とができず、5重量%を超えると、脱S反応に悪影響を
及ぼし好ましくない。
討した。その結果、 ■ 酸化鉄は全スラグに対して1〜5重量%が適正範囲
である。1重量%未満では表面張力を十分低下させるこ
とができず、5重量%を超えると、脱S反応に悪影響を
及ぼし好ましくない。
■ 酸化鉄濃度1〜5重量%を前提にすると、B2O3
の適正範囲は2〜20重量%である。
の適正範囲は2〜20重量%である。
2重量%未満では粘度増大効果が不十分であり、20重
量%を超えるとスラグが過度に泡立ちすぎ、溶解専用転
炉外ヘスラグが流出する等のトラブルを併発する。
量%を超えるとスラグが過度に泡立ちすぎ、溶解専用転
炉外ヘスラグが流出する等のトラブルを併発する。
■、■を満足させることにより、泡立ち前に比ベスラグ
容積を約2〜3倍に安定して高めることができ、発生ダ
ストを顕著に低減できる。
容積を約2〜3倍に安定して高めることができ、発生ダ
ストを顕著に低減できる。
(実 施 例)
以下に本発明の実施例並びに比較例について詳述し、本
発明の効果について記載する。
発明の効果について記載する。
実施例
溶解専用転炉において以下の条件で操業をおこなった。
種湯量 84トン
スクラップ熔解量:29トン
石炭供給量+6.5トン
酸素供給量: 550ONm3
初期スラグ量:8.4トン
初期スラグ組成: Ca048%、 5iO236%。
Aj!zOs 8%、酸化鉄2%。
Mg06%
添加物: B2O! 840kg
(B2O3含有鉱物中)B2Oj量)
操業中酸化鉄、B20.濃度:
酸化鉄1.5〜3.0重量%
B、037〜8重量%
操業時間:20分間
この操業における鉄ダスト発生量は750kgであり、
その発生比率は全供給鉄分のo、66%なお酸化鉄は溶
解専用転炉の操業中、酸素供給により不可避的に生成す
るものであるから、操業条件をコントロールすることに
より任意の濃度にすることができる。一方、B20.濃
度を適正範囲とするには、B2O3を含有する鉱物を溶
解専用転炉に添加することで達成される。また、全スラ
グ重量は溶鉄1 tonにつき30〜200kgか適正
範囲である。30kg未満では泡立ちスラグ形成による
ダスト低減効果が小さく、一方200kgを超えるとダ
スト低減効果が鈍化する。
その発生比率は全供給鉄分のo、66%なお酸化鉄は溶
解専用転炉の操業中、酸素供給により不可避的に生成す
るものであるから、操業条件をコントロールすることに
より任意の濃度にすることができる。一方、B20.濃
度を適正範囲とするには、B2O3を含有する鉱物を溶
解専用転炉に添加することで達成される。また、全スラ
グ重量は溶鉄1 tonにつき30〜200kgか適正
範囲である。30kg未満では泡立ちスラグ形成による
ダスト低減効果が小さく、一方200kgを超えるとダ
スト低減効果が鈍化する。
以上の如く、本発明提示の好ましいスラグ条件下で操業
をおこなえば、鉄ダスト発生量を安定して全装入鉄分の
1%以下に低減できる。
をおこなえば、鉄ダスト発生量を安定して全装入鉄分の
1%以下に低減できる。
比較例
B2O3を添加しない他は実施例とほぼ同様の操業をお
こなった結果、鉄ダスト発生量は2100kgであり、
全供給鉄分の1.86%が鉄ダストとして飛散した。
こなった結果、鉄ダスト発生量は2100kgであり、
全供給鉄分の1.86%が鉄ダストとして飛散した。
(発明の効果)
以上述べたように、全量含鉄6材を原料とする溶解専用
転炉に本発明を適用することによリ、鉄ダスト発生量を
大幅に低減しつる技術が確立された。これにより鉄ダス
ト処理費の節減、鉄分歩留の向上環が達成され鉄鋼業に
とって極めて有益である。
転炉に本発明を適用することによリ、鉄ダスト発生量を
大幅に低減しつる技術が確立された。これにより鉄ダス
ト処理費の節減、鉄分歩留の向上環が達成され鉄鋼業に
とって極めて有益である。
他4名
Claims (1)
- 1 含鉄冷材、炭材を供給し溶融スラグを形成して酸素
吹錬する転炉製鋼法において、溶融スラグ中の酸化鉄を
1〜5重量%、かつB_2O_3を2〜20重量%にコ
ントロールし吹錬することを特徴とするダスト発生量を
低減して含鉄冷材を多量に溶解せしめる転炉製鋼方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29625290A JPH04168212A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ダスト発生量を低減して含鉄冷材を多量に溶解せしめる転炉製鋼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29625290A JPH04168212A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ダスト発生量を低減して含鉄冷材を多量に溶解せしめる転炉製鋼方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168212A true JPH04168212A (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=17831166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29625290A Pending JPH04168212A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ダスト発生量を低減して含鉄冷材を多量に溶解せしめる転炉製鋼方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04168212A (ja) |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29625290A patent/JPH04168212A/ja active Pending
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