JPH04168185A - 一液型ウレタン系接着剤 - Google Patents

一液型ウレタン系接着剤

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JPH04168185A
JPH04168185A JP29652090A JP29652090A JPH04168185A JP H04168185 A JPH04168185 A JP H04168185A JP 29652090 A JP29652090 A JP 29652090A JP 29652090 A JP29652090 A JP 29652090A JP H04168185 A JPH04168185 A JP H04168185A
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JP
Japan
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adhesive
cement
plasticizer
weight
blending
Prior art date
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Pending
Application number
JP29652090A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Izumi
泉 克幸
Koji Kitao
北尾 孝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Engineering Inc
Original Assignee
Sunstar Engineering Inc
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Publication date
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一液型ウレタン系接着剤、更に詳しくは、接着
耐久性に優れたー液型ウレタン系の新規な接着剤に関す
る。
従来技術と発明か解決しようとする課題−成型ウレタン
系接着剤は一般にエイキン樹脂系接着剤と対比して、接
着耐久性に若干劣る傾向にある。
従来より、−成型ウレタン系接着剤として、二液型のエ
ポキシ系接着剤の接着耐久性能と同等以上であり、二計
量混合作業がなく、皮膚カブレの危険の少ない一成型湿
気硬化性接着剤の開発が望まれていた。
課題を解決するfコめの手段 本発明者らは、上記二液型エボキノ系接着剤の接着耐久
性と同等以上の一液型ウレタン系接着剤を開発すへく鋭
意検討を進めたところ、活性イソノアネート基含有ウレ
タンプレポリマーにセメントを配合すれば、作業上問題
のない一液型の、特に接着耐久性に優れたウレタン系接
着剤が得られ、さらにかかる接着剤に可塑剤、種変剤お
よび表面処理炭酸カルシウムを配合すれば、たとえばタ
イル用接着剤のJIS  A−5548規格に適合し、
特に可塑剤として吸湿性可塑剤、種変剤としてシリカを
使用すれば、優れた湿潤面接着性および貯蔵安定性を発
揮しうろことを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、ポリエーテルポリオールと過剰の
ポリイソシアネート化合物を反応させて得られる活性イ
ソシアネート基含有ウレタンプレポリマー(以下、NG
O含有プレポリマーという)に、セメントを配合して成
ることを特徴とする一液型ウレタン系接着剤、並びにか
かる接着剤に、可塑剤、種変剤および表面処理炭酸カル
ノウムを配合して成ることを特徴とする一液型ウレタン
系接着剤を提供するものである。
本発明におけるNCO含育プレポリマーは、ポリエーテ
ルポリオールと過剰のポリイソシアネート化合物を、す
なわちポリエーテルポリオールのヒトロキンル基(OH
)に対しポリイソシアネート化合物の活性イソシアネー
ト基(NGO)が1より大となるように、たとえば13
≦NC010H≦lOの割合にて、70〜100℃で数
時間反応させることにより製造され、通常NGO含有量
5〜25%(重量%、以下同様)に調整されている。
この反応に際して、通常の触媒、可塑剤あるいは溶剤を
用いてもよい。
上記ポリエーテルポリオールとしては、たとえば活性水
素2個以上を有する低分子量活性水素化合物(たとえば
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、1.6−ヘキサンノオールなとの)オール
類、グリセリン、トリメチロールプロパン、1.2.6
−ヘキサンドリオールなとのトリオール類、アンモニア
、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチ
ルアミンなどのアミン類)の1種または2種以上の存在
下にプロピレンオキサイドおよびエチレンオキサイドを
開環重合させて得られるランダムまたはブロック共重合
体のポリオキンエチレン−プロピレンポリオール、また
はテトラヒドロフランの開環重合によって得られるポリ
オキンテトラメチレングリコールが挙げられ、通常分子
量300〜7000.1分子中のOH含量2〜4個のも
のが使用されてよい。
上記ポリイソシアネート化合物としては、たとえばヘキ
サメチレンジイソシアネート、リジンメチルエステルジ
イソシアネートなどの脂肪族ポリイソシアネート類、水
添ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、水添トリレンジイソシアネートなどの脂
環式ポリイソシアネート類、トリレンジイソシアネート
(TD■)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MD
I)、ナフチレンジイソシアネート、キノリレンジイソ
シアネートなどの芳香族イソノアネート類、およびこれ
らの混合物が挙げられる。特に好ましいポリイソシアネ
ート化合物は芳香族ポリイソシアネート類であって、た
とえばTDISMDlなどが好適に用いられる。
本発明で配合するセメントは、接着耐久性(たとえば5
0℃温水中で14日間浸漬後の接着性)を付与する成分
であって、通常のポルトランドセメントやアルミナセメ
ントか使用されてよい。配合量は、当該接着剤を成分全
量中(以下同様)、通常1〜30%、好ましくは3〜1
0%の範囲で選定すればよい。1%未満であると、所望
の接着耐久性付与効果が得られず、また30%を越える
と、貯蔵安定性低下の傾向にある。
本発明に係る一液型ウレタン系接着剤は、上述のNGO
含有プレポリマーに所定配合量のセメントを加えた系、
あるいはこれに可塑剤、種変剤および表面処理炭酸カル
7ウム(たとえば脂肪酸エステル系処理剤で表面処理し
たもの)(以下、処理炭カルという)を配合した系で構
成さり、さらに必要に応じて、充填剤(クレー、タルク
、ケイ砂、スレート粉なと)、硬化促進用触媒(ジブチ
ル錫ジラウレート(DBTDL)、トリエチルアミン、
オクチル酸鉛など)、溶剤、接着付与剤(たとえばエボ
キンアルコキンンラン)等を適量配合してもよい。
上記可塑剤としては、通常のジ−n−オクチルフタレー
ト(DOP)やジブチルフタレートなとのフタル酸エス
テル、ジ−n−ブチルアジペートやノイソデシルアジベ
ートなどのアジピン酸エステルも使用できるが、特に吸
湿性可塑剤、たとえば1価アルコール(メタノール、エ
タノール、ブタノール、プロピルアルコールなど)にプ
ロピレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドとエチ
レンオキサイドを付加重合せしめてなるポリアルキレン
エーテルポリオールの末端OHをアルキル化またはエス
テル化した、式: [式中、R,Oは1価アルコール残基、R2は炭素数1
〜8のアルキル基または炭素数1〜4のアルキルカルボ
ニル基、nは7〜50、およびmは0〜6である] て示される分子量400〜5000、好ましくは100
0〜3000の化合物を使用すれば、湿潤面接着性がよ
り向上する。かかる吸湿性可塑剤の配合量は、通常1〜
15%、好ましくは2〜lO%の範囲で選定すればよい
上記揺変剤としては、たとえばシリカ、水添ひまし油、
有機ベントナイト等が挙げられるが、特にシリカが好ま
しい。シリカの配合量は、通常1〜lO%、好ましくは
2〜5%の範囲で選定すればよい。
上記処理炭カルの配合量は、通常5〜30%、好ましく
は10〜20%の範囲で選定すればよい。
発明の効果 以上の構成から成る本発明接着剤は、各種の下地材[た
とえばモルタル板、石綿スレート(フレキノプルホード
)、無機ボード(石こうホード、ケイカル板)、合板等
]に対し、磁器質、陶器質1石器質のタイルを貼合わせ
るのに使用でき、従来の二液型エポキシ系接着剤の如き
、混合不良や皮膚カブレの問題がなく、しかも接着耐久
性に優れており、また特に吸湿性可塑剤、シリカおよび
処理炭カルの組合せ配合によって湿潤面接着性および貯
蔵安定性において優れた効果を発揮することができる。
次に実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的
に説明する。
実施例1〜4および比較例1〜3 (1)NGO含有プレポリマーの製造 分子量3000のポリオキシプロピレントリオール21
9gと分子量5000のポリオキシプロピレントリオー
ル1469とDOP(1959)の混合物に、4.4゛
−ジフェニルメタンノイソノアネート系化合物(住人バ
イエル(株)製、クルードMD I)4409を加え、
80℃にて5時間反応せしめ、NGO含有量12.1%
、粘度6000cps/20℃のNCO含有プレポリマ
ーを得る。
(2)タイル用接着剤の調製 上記(1)のNGO含有プレポリマーに、下記表1に示
す各種成分(重量部)を加え、撹拌、脱泡した後若干量
の溶剤(ミネラルスピリット)で粘度調整してタイル用
接着剤を調製する。なお、比較例3は市販の二液型エポ
キシ系接着剤(サンスター技研(株)製、ペンギンセメ
ント+021)とする。
(3)性能試験 上記(2)のタイル用接着剤について、接着強さ(JI
’S  A−5548に準する)、貯蔵安定性(40℃
×2週間)およびタイルのずれ抵抗性の試験を行い、結
果を表1に併記する。
(以下余白) 注■)三洋化成(株)製、5K−500、前記式中、R
,0=CH,O,Rt”COCH3,n=30、m=0 ■)キャボット社製、TS−720 ■)丸尾カルシウム(株)製、ンーレッツ300■)チ
ッソ(株)製、S−510 ■)JIS  A3548規格試験に準する。Gはモル
タルの破断、Aは接着剤層の破断、GAはモルタルと接
着剤層の界面破断、ABは接着剤層とタイルの界面破断
、G/A、GA/A。
GA/G、AB/A、AB/GAはそれぞれ、たとえば
G/AはGとAの混在状態を示す。
■)○:粘度変化率20%未満、△:粘度変化率20〜
100% ■)JIS  A3548規格試験法に準する。
特許出願人 サンスター技研株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリエーテルポリオールと過剰のポリイソシアネー
    ト化合物を反応させて得られる活性イソシアネート基含
    有ウレタンプレポリマーに、セメントを配合して成るこ
    とを特徴とする一液型ウレタン系接着剤。 2、セメント1〜30重量%を配合した請求項第1項記
    載の接着剤。 3、請求項第1項記載の接着剤に、可塑剤、揺変剤およ
    び表面処理炭酸カルシウムを配合して成ることを特徴と
    する一液型ウレタン系接着剤。 4、可塑剤が吸湿性可塑剤で、揺変剤がシリカである請
    求項第3項記載の接着剤。 5、吸湿性可塑剤が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1Oは1価アルコール残基、R_2は炭素
    数1〜8のアルキル基または炭素数1〜4のアルキルカ
    ルボニル基、nは7〜50、およびmは0〜6である] で示される化合物である請求項第4項記載の接着剤。 6、セメント1〜30重量%、吸湿性可塑剤1〜15重
    量%、シリカ1〜10重量%および表面処理炭酸カルシ
    ウム5〜30重量%を配合した請求項第4項または第5
    項記載の接着剤。
JP29652090A 1990-10-31 1990-10-31 一液型ウレタン系接着剤 Pending JPH04168185A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11279253A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Sanyo Chem Ind Ltd 硬化性組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11279253A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Sanyo Chem Ind Ltd 硬化性組成物

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