JPH04167679A

JPH04167679A - ビューファインダ

Info

Publication number: JPH04167679A
Application number: JP2290366A
Authority: JP
Inventors: Toru Katsumoto; 勝本　徹; Norio Koyama; 紀男小山; Keiichiro Shimada; 島田　啓一郎; Satoshi Yamamoto; 聡山本
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1990-10-26
Filing date: 1990-10-26
Publication date: 1992-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、例えば、カメラ二体型ＶＴＲ、ビデオカメラ
に適用して好適な電子式のとニーファインダに関する。

［発明の概要コ本発明は、例えば、カメラ一体型ＶＴＲ，ビデオカメラ
に適用して好適な電子式のビューファインダにおいて、
入力される周囲光の光強度に応じた光強度信号を出力す
る光センサと−この光強度信号に応じた動作信号を出力
する信号処理回路と、この動作信号に基づき駆動されて
輝度が調整される表示器とを備えることにより、表示器
における輝度が、常に、周囲光の゛光強度に応じた適正
な輝度として得られるようにしたものである。

［従来の技術］従来から、カメラ一体型ＶＴＲ、ビデオカメラ等におい
ては電子式のビニ−ファインダが採用されている。採用
の主な理由は対物レンズおよび撮像デバイス等によって
光電変換された像（ビデオテープ等の記録媒体に記録さ
れる信号による画像）を直接見ることができるので、ピ
ント合わせが正確にできることと、撮像デバイス等の特
性も含んだ、いわゆる画づくりが正しくできる等の利点
を有することである。

このビューファインダ用の表示器としては、モノクロま
たはカラーのＣＲＴ　（ブラウン管）またはＬＣＤ　（
液晶表示器）等が採用されている。この場合、ＣＲＴ、
ＬＣＤ等の画面上の輝度は、予め、実用範−囲上最も広
範囲に使用できる中程度の輝度に設定されている。

［発明が解決しようとする課ＩＩしかしながら、上記のように輝度が中程度に設定された
従来のＣＲＴまたはＬＣＤ等を有するビューファインダ
の装着されたビデオカメラ等を、晴天時において屋外で
使用した場合、撮影者にはビニ−ファインダの画面が暗
く感じられるので、その画面かみすらいという問題があ
った。一方、夜間のアーケードや、蛍光灯による照明下
の屋内において使用した場合、撮影者にはビューファイ
ンダの画面が明るすぎて感じられるので目が疲れるとい
う問題があった。

上述のような問題を解決するために、半固定の輝度調整
用ポリニームを取り付け、例えば、ビデオカメラの側面
より専用のドライバーにより調整して表示器の輝度を変
化できるようにしたビューファインダもあるが、周囲の
明るさに応じてこの半固定の輝度調整用ボリュームを、
いちいち、しかも専用のドライバーにより調整すること
がきわめて煩雑であるという問題があった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、表示器
における輝度が、周囲光の光強度に応じた適正な輝度と
して自動的に得られるビューファインダを提供すること
を目的とする。

口課題を解決するための手段］本発明ビニ−ファインダは、例えば、第１図に示すよう
に、入力される周囲光りの光強度に応じた光強度信号Ｓ
１を出力する光センサ（２７）と、この光強度信号Ｓ１
に応じた動作信号Ｓ２を出力する信号処理回路（２８）
と、この動作信号Ｓ２に基づき駆動されて輝度が調整さ
れる表示器（１）とを備えたものである。

［作用］本発明によれば、光センサ（２７）を用いて入力される
周囲光りの光強度に応じた光強度信号Ｓ１を出力し、信
号処理回路（２８）によりこの光強度信号Ｓ１に応じた
動作信号Ｓ２を出力して、この動作信号Ｓ２に基づき表
示器（１）を駆動しているので、表示器（１）における
輝度が、常に、自動的に周囲光の光強度に応じた適正な
輝度として得られる。

［実施例コ以下、本発明ビューファインダの一実施例について第１
図および第２図を参照して説明する。なお、以下の実施
例におけるビューファインダは図示しない対物レンズお
よび撮像デバイス等を有するビデオカメラに適用されて
いるものとする。

第２図において、（１）はＬＣＤ　（液晶表示器）であ
り、このＬＣＤ（１）は撮像信号によるカラー画像の表
示が可能であり、かつ平板形状を有している。このＬＣ
Ｄ（１）における画像を表示する表示面（２）の背面部
には平板状のバックライト（４）が一体的に装着されて
いる。このバックライト（４）としては直管蛍光灯を用
いたものでもよく、平面蛍光灯を用いたものでもよい。

平面蛍光灯を用いたほうが反射板、拡散板等が不要にな
るのでより薄く、シたがってビューファインダ自体の奥
行きを短くすることができるので好ましい。

この場合、ＬＣＤ（１）の表示面（２）の前方には点線
で囲まれた光路（５）を介して凹レンズ（６）と凸レン
ズ（７）とからなる接眼レンズ（８）が配置されている
。光路（５）を確保するのは表示面（２）に表示された
像の拡大のためと撮影者に合わせて接眼レンズ（８）に
関連する視度等を調整するためである。

そして、この光路（５）の周囲部分と、ビューファイン
ダの筐体（９）の内側面部（９Ａ）との間の空間部、言
い換えれば、表示面（２）と接眼レンズ（８）との間の
光路（５）を遮ることのない部分（非光路部分）に、回
路部品が装着された基板（１０）、（１１）　（以下、
回路基板という）が配置されている。回路基板（１０）
、　（１１）に装着される回路部品としては、フラット
型のＩＣ，チップ部品等のいわゆる表面実装型の回路部
品が好ましい。回路基板（１０）、　（１１）の厚みを
薄くできるからであり、したがって、筐体（９）の外径
、すなわち、ビューファインダの外形を小さくすること
ができるからである。

筐体（９）の前面部にはアイカップ（１２）が一体的に
取り付けられている。このアイカップ（１２）と筐体（
９）との接合部分には図示しない視度調整リングがはめ
込まれ、アイカップ（１２）に目を密着させながらこの
視度調整リングを調節することにより接眼レンズ（８）
が図示しない移動機構により光路（５）の方向Ａに移動
されて視度が調節できるようにされている。

回路基板（１０）、　（１１）には、第１図に示すよう
に、バッテリ（図示せず）からの直流電圧をバックライ
ト（４）用の交流のパルス信号ＰＩ　（周期Ｔ１／’ｅ
ルス輻ＰＷ）に変換するＤＣ／ＡＣインバータ（２１）
と、ＬＣＤ（１）等の他のブロックを動作させるのに必
要な直流電圧を発生するためのＤＣ／ＤＣコンバータ（
２２）とが搭載されている。

また、図示しない撮像デバイスを有する信号処理回路よ
り出力されるビデオ信号あるいはＹＣ信号（輝度信号と
色信号）をＲＧＢ信号にデコードするとともに、Ｃ，シ
ンク信号（コンポジットシンク信号）を出力するデコー
ダ（２４）と、Ｃ，シンク信号に基づいてクロック信号
を発生するタイミングジェネレータ（２５）と、上述の
ＲＧＢ信号とクロック信号とに応じてＬＣＤ（１）を動
作するための画信号とクロック信号とを発生するＬＣＤ
コントローラ（２６）とが搭載されている。なお、Ｃ，
シンク信号はＤＣ／ＡＣインバータ（２１）にも供給さ
れている。ＬＣＤ（１）上の画面走査とパルス信号ＰＩ
とが同時に出力されないようにしてＬＣＤ（１）の表示
面（２）にノイズが現れないようにするためである。

さらに、図示しない対物レンズの近くに配置されて、周
囲光りの光強度に応じた光強度信号Ｓ１を出力する光セ
ンサ（２７）からのその光強度信号Ｓ１が供給されて、
光強度信号Ｓ１に応じた動作信号Ｓ２をＤＣ／ＡＣイン
バータ（２１）に供給する信号処理回路（２８）が搭載
されている。この信号処理回路（２８）はＡ／Ｄ変換器
（２９）とマイクロコンピュータ（３０）とＤ／Ａ変換
器（３１）とを備えている。ここで、マイクロコンピュ
ータ（３０）には、入力される光強度信号Ｓ１の大きさ
に応じて、ＤＣ／ＡＣインバータ（２１）から出力され
るパルス信号Ｐ１のパルス幅Ｐｗを制御するための変換
テーブルが予め格納されている。実際上、この変換テー
ブルは人の目の特性に合わせて作成されており、光セン
サ（２７）に入力される周囲光りの光強度が大きくなる
とパルス幅ＦＷが狭くなる（バックライト（４）から出
力される光の強度が小さくなる）ような動作信号Ｓ２を
出力するテーブルである。

したがって、本実施例によれば、周囲光りの光強度に応
じた光強度信号Ｓｌが光センサ（２７）から出力され、
信号処理回路（２８）により、この光強度信号Ｓｌに応
じた動作信号Ｓ２を出力して、この動作信号Ｓ２に基づ
きＬＣＤ（１）のバックライト（４）を駆動しているの
で、ＬＣＤ（１）の表示面（２）における輝度が、常に
、周囲光りの光強度に応じた適正な輝度に自動的に調整
される。このため、晴天時において屋外で使用した場合
、あるいは夜間のアーケードや蛍光灯により照明される
屋内等における撮影時においても、撮影者はビューファ
インダのＬ　Ｄ　Ｃ（１）に表示された輝度の適正な見
やすい画像を見ることができるという効果が得られる。

なお、上述の実施例においては、結局のところ光センサ
（２７）からの光強度信号Ｓ１に応じてバックライト（
４）に供給されるパルス信号Ｐ１のパルス幅Ｐｗを制御
することによりＬＣＤ（１）の表示面（２）における輝
度を制御しているが、パルス信号Ｐ１のパルス振幅Ｐ）
ｌ　（第１図参照）を制御するして輝度を制御するよう
にしてもよい。

また、バックライト（４）からの出射光の光量を制御し
なくても、信号処理回路（２８）により直接ＬＣＤコン
トローラ（２６）を制御して、ＬＣＤコントローラ（２
６）から出力される画信号によりＬＣＤ（１）のコント
ラストを変化させて、表示面（２）における輝度を光強
度信号Ｓ１により変化するようにしてもよい。

また、上述の信号処理回路（２８）はデジタル信号の処
理により動作信号Ｓ２を出力するようにしているが、ア
ナログ信号の処理により行うことも容易である。

なお、上述の実施例においては、表示器としてカラー表
示可能なＬＣＤを採用したとニーファインダについて説
明したが表示器としてはカラー表示のＬＣＤに限らずモ
ノクロのＬＣＤｔたはカラーもしくはモノクロのＣＲＴ
　（ブラウン管）でもよ（、ＣＲＴを用いた場合には、
周囲光の光強度に応じて、例えば、ＣＲＴのグリッド電
圧を調整するようにすればよい。

また、本発明は上述の実施例に限らず本発明の要旨を逸
脱することなく種々の構成を採り得ることはもちろんで
ある。

［発明の効果コ以上説明したように、本発明によれば、光センサを用い
て入力される周囲光の光強度に応じた光強度信号を出力
し、信号処理回路によりこの光強度信号に応じた動作信
号を出力して、この動作信号に基づき表示器を駆動して
いるので、表示器における輝度が、常に、自動的に周囲
光の光強度に応じた適正な輝度として得られるという効
果を奏する。

したがって、本発明によるピコ−ファインダを、例えば
、携帯形のカメラ一体型ＶＴＲ，ビデオカメラに適用す
ることにより、このカメラ一体型ＶＴＲビデオカメラを
、例えば、曇天時等において撮影した場合、晴天時にお
いて屋外で使用した場合、あるいは夜間のアーケードや
蛍光灯により照明される屋内等にふいて使用した場合の
いずれの場合においても、撮影者はビニ−ファインダに
表示された輝度の適正な見やすい画像を見ることができ
るという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるビニ−ファインダの一実施例の構
成を示すブロック図、第２図は本発明によるビニ−ファ
インダの機械的な構成を示す側面概略断面図である。（１）はＬＣＤ、＜２）は表示面、（４）はバックライ
ト、（２６）はＬＣＤコントローラ、（２７）は光セン
サ、（２８）は信号処理回路、Ｌは周囲光、Ｓｌは光強
度信号、Ｓ２は動作信号である。本発明ヒ゛ユーファインタ）Ｉケｊ第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】入力される周囲光の光強度に応じた光強度信号を出力す
る光センサと、この光強度信号に応じた動作信号を出力する信号処理回
路と、この動作信号に基づき駆動されて輝度が調整される表示
器とを備えることを特徴とするビューファインダ。