JP3003203B2 - ビューファインダ - Google Patents
ビューファインダInfo
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- JP3003203B2 JP3003203B2 JP2300289A JP30028990A JP3003203B2 JP 3003203 B2 JP3003203 B2 JP 3003203B2 JP 2300289 A JP2300289 A JP 2300289A JP 30028990 A JP30028990 A JP 30028990A JP 3003203 B2 JP3003203 B2 JP 3003203B2
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- backlight
- signal
- viewfinder
- temperature
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、カメラ一体型VTR、ビデオカメラ
に適用して好適な電子式のビューファインダに関する。
に適用して好適な電子式のビューファインダに関する。
[発明の概要] 本発明は、例えば、カメラ一体型VTR、ビデオカメラ
に適用して好適な電子式のビューファインダにおいて、
撮像デバイスからの撮像信号に対応する画像を表示する
液晶表示器の明るさをバックライトの発光光の強度によ
り制御するビューファインダであって、バックライトの
周辺の温度を検出して温度信号を出力する温度センサ
と、バックライトの連続非通電時間および累積通電時間
に応じた計時信号を出力する計時回路とを有し、電源投
入時に、温度センサからの温度信号と、計時回路からの
計時信号とに基づいて、バックライトの発光光の強度を
設定するようにしたことにより、温度、連続非通電時間
および累積通電時間に対応してバックライトの発光光の
強度を適正に設定するようにしたものである。
に適用して好適な電子式のビューファインダにおいて、
撮像デバイスからの撮像信号に対応する画像を表示する
液晶表示器の明るさをバックライトの発光光の強度によ
り制御するビューファインダであって、バックライトの
周辺の温度を検出して温度信号を出力する温度センサ
と、バックライトの連続非通電時間および累積通電時間
に応じた計時信号を出力する計時回路とを有し、電源投
入時に、温度センサからの温度信号と、計時回路からの
計時信号とに基づいて、バックライトの発光光の強度を
設定するようにしたことにより、温度、連続非通電時間
および累積通電時間に対応してバックライトの発光光の
強度を適正に設定するようにしたものである。
[従来の技術] 従来から、カメラ一体型VTR、ビデオカメラ等におい
ては電子式のビューファインダが採用されている。採用
の主な理由は対物レンズおよび撮像デバイス等によって
光電変換された像(ビデオテープ等の記録媒体に記録さ
れる信号による画像)を直接見ることができるので、ピ
ント合わせが正確にできることと、撮像デバイス等の特
性も含んだ、いわゆる画づくりが正しくできる等の利点
を有することである。
ては電子式のビューファインダが採用されている。採用
の主な理由は対物レンズおよび撮像デバイス等によって
光電変換された像(ビデオテープ等の記録媒体に記録さ
れる信号による画像)を直接見ることができるので、ピ
ント合わせが正確にできることと、撮像デバイス等の特
性も含んだ、いわゆる画づくりが正しくできる等の利点
を有することである。
このビューファインダ用の表示器としては、近似、バ
ックライトが一体的に装着されたモノクロまたはカラー
のLCD(液晶表示器)が採用されている。この場合、LCD
の画面の明るさは、予め、見やすいとされる一定輝度に
設定されている。
ックライトが一体的に装着されたモノクロまたはカラー
のLCD(液晶表示器)が採用されている。この場合、LCD
の画面の明るさは、予め、見やすいとされる一定輝度に
設定されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、一般に、LCD用のバックライトは累積通電
時間(累積使用時間)により発光光の強度が低下し、ま
た、比較的低温状態においても発光強度が低下すること
から、そのような状態においても画面の明るさが適正な
明るさとして得られるように、予めバックライトに供給
する電圧を、例えば、比較的高電圧に設定するようにし
ていた。
時間(累積使用時間)により発光光の強度が低下し、ま
た、比較的低温状態においても発光強度が低下すること
から、そのような状態においても画面の明るさが適正な
明るさとして得られるように、予めバックライトに供給
する電圧を、例えば、比較的高電圧に設定するようにし
ていた。
しかしながら、バックライトの駆動を上記のように比
較的高電圧に設定しておくと、このビューファインダの
消費電力が大幅に増加し、結局、このビューファインダ
が適用される装置、例えば,携帯用のカメラ一体型VT
R、ビデオカメラの消費電力が増加してその装置の小型
軽量性、長時間録画性等が損なわれるという問題があっ
た。また、バックライト自体の使用時間(寿命)も短く
なるという問題があった。
較的高電圧に設定しておくと、このビューファインダの
消費電力が大幅に増加し、結局、このビューファインダ
が適用される装置、例えば,携帯用のカメラ一体型VT
R、ビデオカメラの消費電力が増加してその装置の小型
軽量性、長時間録画性等が損なわれるという問題があっ
た。また、バックライト自体の使用時間(寿命)も短く
なるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、消費
電力が低減できて、しかも常に見やすい明るさの画面が
得られるビューファインダを提供することを目的とす
る。
電力が低減できて、しかも常に見やすい明るさの画面が
得られるビューファインダを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明ビューファインダは、例えば、第1図に示すよ
うに、撮像デバイス(22)からの撮像信号に対応する画
像を表示する液晶表示器(1)の明るさをバックライト
(4)の発光光の強度により制御するビューファインダ
であって、バックライト(4)の周辺の温度を検出して
温度信号S2を出力する温度センサ(38)と、バックライ
ト(4)の連続非通電時間および累積通電時間に応じた
計時信号D1を出力する計時回路(36)とを有し、電源投
入時に、温度センサ(38)からの温度信号S2と、計時回
路(36)からの計時信号D1とに基づいて、バックライト
(4)の発光光の強度を設定するようにしたものであ
る。
うに、撮像デバイス(22)からの撮像信号に対応する画
像を表示する液晶表示器(1)の明るさをバックライト
(4)の発光光の強度により制御するビューファインダ
であって、バックライト(4)の周辺の温度を検出して
温度信号S2を出力する温度センサ(38)と、バックライ
ト(4)の連続非通電時間および累積通電時間に応じた
計時信号D1を出力する計時回路(36)とを有し、電源投
入時に、温度センサ(38)からの温度信号S2と、計時回
路(36)からの計時信号D1とに基づいて、バックライト
(4)の発光光の強度を設定するようにしたものであ
る。
[作用] 本発明によれば、電源投入時に温度センサ(38)から
のバックライト(4)の周辺の温度を示す温度信号S2
と、計時回路(36)からのバックライト(4)の連続非
通電時間・累積通電時間を示す計時信号D1とに基づきバ
ックライト(4)の発光光の強度を設定しているので、
消費電力が少なくでき、しかもいつも見やすい明るさの
画面を得ることができる。
のバックライト(4)の周辺の温度を示す温度信号S2
と、計時回路(36)からのバックライト(4)の連続非
通電時間・累積通電時間を示す計時信号D1とに基づきバ
ックライト(4)の発光光の強度を設定しているので、
消費電力が少なくでき、しかもいつも見やすい明るさの
画面を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明ビューファインダの一実施例について第
1図および第2図を参照して説明する。なお、以下の実
施例におけるビューファインダはカメラ一体型VTRに組
み込まれてる。
1図および第2図を参照して説明する。なお、以下の実
施例におけるビューファインダはカメラ一体型VTRに組
み込まれてる。
第2図において、(1)はLCD(液晶表示器)であ
り、このLCD(1)はカラー画像の表示が可能であり、
かつ平板状を有している。このLCD(1)における映像
を表示する表示面(2)の背面部には平板状のバックラ
イト(4)が一体的に装着されている。このバックライ
ト(4)としては直管蛍光灯を用いたものでもよく、平
面蛍光灯を用いたものでもよい。平面蛍光灯を用いたほ
うが反射板、拡散板等が不要になるのでより薄く、した
がってビューファインダ自体の奥行きを短くすることが
できるので好ましい。
り、このLCD(1)はカラー画像の表示が可能であり、
かつ平板状を有している。このLCD(1)における映像
を表示する表示面(2)の背面部には平板状のバックラ
イト(4)が一体的に装着されている。このバックライ
ト(4)としては直管蛍光灯を用いたものでもよく、平
面蛍光灯を用いたものでもよい。平面蛍光灯を用いたほ
うが反射板、拡散板等が不要になるのでより薄く、した
がってビューファインダ自体の奥行きを短くすることが
できるので好ましい。
この場合、LCD(1)の表示面(2)の前方には点線
で囲まれた光路(5)(網点を施した部分)を介して凹
レンズ(6)と凸レンズ(7)とからなる接眼レンズ
(8)が配置されている。光路(5)を確保するのは表
示面(2)に表示された像の拡大のためと撮影者に合わ
せて接眼レンズ(8)に関連する視度等を調整するため
である。
で囲まれた光路(5)(網点を施した部分)を介して凹
レンズ(6)と凸レンズ(7)とからなる接眼レンズ
(8)が配置されている。光路(5)を確保するのは表
示面(2)に表示された像の拡大のためと撮影者に合わ
せて接眼レンズ(8)に関連する視度等を調整するため
である。
そして、この光路(5)の周囲部分と、ビューファイ
ンダの筐体(9)の内側面部(9A)との間の空間部、言
え換えれば、表示面(2)と接眼レンズ(8)との間の
光路(5)を遮ることのない部分(非光路部分)に、回
路部品が装着された基板(10),(11)(以下、回路基
板という)が配置されている。回路基板(10),(11)
に装着される回路部品としては、フラット型のIC、チッ
プ部品等のいわゆる表面実装型の回路部品が好ましい。
回路基板(10),(11)の厚みを薄くできるからであ
り、したがって、筐体(9)の外径、すなわち、ビュー
ファインダの外形を小さくすることができるからであ
る。
ンダの筐体(9)の内側面部(9A)との間の空間部、言
え換えれば、表示面(2)と接眼レンズ(8)との間の
光路(5)を遮ることのない部分(非光路部分)に、回
路部品が装着された基板(10),(11)(以下、回路基
板という)が配置されている。回路基板(10),(11)
に装着される回路部品としては、フラット型のIC、チッ
プ部品等のいわゆる表面実装型の回路部品が好ましい。
回路基板(10),(11)の厚みを薄くできるからであ
り、したがって、筐体(9)の外径、すなわち、ビュー
ファインダの外形を小さくすることができるからであ
る。
筐体(9)の前面部にはアイカップ(12)が一体的に
取り付けられている。このアイカップ(12)と筐体
(9)との接合部分には図示しない視度調整リングがは
め込まれ、アイカップ(12)に目を密着させながらこの
視度調整リングを調節することにより接眼レンズ(8)
が図示しない移動機構により光路(5)の方向Aに移動
されて視度が調節できるようにされている。
取り付けられている。このアイカップ(12)と筐体
(9)との接合部分には図示しない視度調整リングがは
め込まれ、アイカップ(12)に目を密着させながらこの
視度調整リングを調節することにより接眼レンズ(8)
が図示しない移動機構により光路(5)の方向Aに移動
されて視度が調節できるようにされている。
このビューファインダの回路基板(11)のLCD(1)
側には、バックライト(4)の周辺の温度を測定するた
めの温度センサ(38)が取り付けられている。
側には、バックライト(4)の周辺の温度を測定するた
めの温度センサ(38)が取り付けられている。
回路基板(10)(11)およびカメラ一体型VTRの本体
部は、第1図に示すブロックを有している。
部は、第1図に示すブロックを有している。
対物レンズ(21)、CCD等の撮像デバイス(22)、お
よび信号処理回路(23)は、画像情報を有する光を撮像
信号に変換した後、ビデオ信号あるいはYC信号(輝度信
号と色信号)に変換して出力するものである。また、外
部のバッテリ(24)からの直流電圧が電源スイッチ(2
5)を通じてビューファインダ内に供給されている。さ
らに、対物レンズ(21)の近くにフォトダイオードより
なる光センサ(26)が設けられ、外部の光の強度がこの
光センサ(26)により測定され輝度信号S1に変換されて
回路基板(10)(11)を構成する入力インタフェース
(35)に供給されている。
よび信号処理回路(23)は、画像情報を有する光を撮像
信号に変換した後、ビデオ信号あるいはYC信号(輝度信
号と色信号)に変換して出力するものである。また、外
部のバッテリ(24)からの直流電圧が電源スイッチ(2
5)を通じてビューファインダ内に供給されている。さ
らに、対物レンズ(21)の近くにフォトダイオードより
なる光センサ(26)が設けられ、外部の光の強度がこの
光センサ(26)により測定され輝度信号S1に変換されて
回路基板(10)(11)を構成する入力インタフェース
(35)に供給されている。
DC/DCコンバータ(27)はバッテリ(24)からの直流
電圧をLCD(1)等の他のブロックを動作させるのに必
要な直流電圧に変換する。また、DC/ACインバータ(2
8)はバッテリ(24)からの直流電圧をバックライト
(4)駆動用の交流のパルス信号P1(周期T,パルス振幅
PH,パルス幅PW)に変換する。この場合、バックライ
ト(4)とDC/ACインバータ(28)との間にはトランス
(29)とリレー(30)が挿入され、このリレー(30)を
切り換えることによりパルス信号P1のパルス振幅PH、
すなわちバックライト(4)の駆動電圧の大きさが変化
できるようにされている。
電圧をLCD(1)等の他のブロックを動作させるのに必
要な直流電圧に変換する。また、DC/ACインバータ(2
8)はバッテリ(24)からの直流電圧をバックライト
(4)駆動用の交流のパルス信号P1(周期T,パルス振幅
PH,パルス幅PW)に変換する。この場合、バックライ
ト(4)とDC/ACインバータ(28)との間にはトランス
(29)とリレー(30)が挿入され、このリレー(30)を
切り換えることによりパルス信号P1のパルス振幅PH、
すなわちバックライト(4)の駆動電圧の大きさが変化
できるようにされている。
また、信号処理回路(23)から出力されるビデオ信号
(YC信号)はカメラ一体型VTRの本体部記録部に供給さ
れるとともに、デコーダ(32)に供給される。デコーダ
(32)はこのビデオ信号(YC信号)をRGB信号にデコー
ドするとともに、C.シンク信号(コンポジットシンク信
号)を出力する。このC.シンク信号はタイミングジェネ
レータ(33)に供給され、タイミングジェネレータ(3
3)はC.シンク信号に基づいてクロック信号を発生し
て、LCDコントローラ(34)に供給する。LCDコントロー
ラ(34)は、上述のRGB信号とクロック信号とに応じてL
CD(1)を動作するための画信号とクロック信号とを発
生する。上述のC.シンク信号はDC/ACインバータ(28)
にも供給されている。LCD(1)上の画面走査とパルス
信号P1とが同時に出力されないようにしてLCD(1)の
表示面(2)(第2図参照)にノイズが現れないように
するためである。
(YC信号)はカメラ一体型VTRの本体部記録部に供給さ
れるとともに、デコーダ(32)に供給される。デコーダ
(32)はこのビデオ信号(YC信号)をRGB信号にデコー
ドするとともに、C.シンク信号(コンポジットシンク信
号)を出力する。このC.シンク信号はタイミングジェネ
レータ(33)に供給され、タイミングジェネレータ(3
3)はC.シンク信号に基づいてクロック信号を発生し
て、LCDコントローラ(34)に供給する。LCDコントロー
ラ(34)は、上述のRGB信号とクロック信号とに応じてL
CD(1)を動作するための画信号とクロック信号とを発
生する。上述のC.シンク信号はDC/ACインバータ(28)
にも供給されている。LCD(1)上の画面走査とパルス
信号P1とが同時に出力されないようにしてLCD(1)の
表示面(2)(第2図参照)にノイズが現れないように
するためである。
計時回路(36)はDC/DCコンバータ(27)からの直流
電圧を検出し、その直流電圧の発生時間と停止時間とを
計時して入力インタフェース(35)に計時データD1とし
て供給するものである。ここで、直流電圧の発生時間は
累積通電時間を表し、停止時間は連続非通電時間を表す
ことになる。なお、累積通電時間を表す計時時間は内部
のバッテリ(37)によりバックアップされている。すな
わち、計時回路(36)は電源スイッチ(25)のオン・オ
フ状態に関係なく、言い換えれば非通電時にも動作して
いる。また、同様に、このバッテリ(37)により光セン
サ(26)も電源スイッチ(25)のオン・オフ状態に関係
なく連続的に動作している。
電圧を検出し、その直流電圧の発生時間と停止時間とを
計時して入力インタフェース(35)に計時データD1とし
て供給するものである。ここで、直流電圧の発生時間は
累積通電時間を表し、停止時間は連続非通電時間を表す
ことになる。なお、累積通電時間を表す計時時間は内部
のバッテリ(37)によりバックアップされている。すな
わち、計時回路(36)は電源スイッチ(25)のオン・オ
フ状態に関係なく、言い換えれば非通電時にも動作して
いる。また、同様に、このバッテリ(37)により光セン
サ(26)も電源スイッチ(25)のオン・オフ状態に関係
なく連続的に動作している。
入力インタフェース(35)はトライステートバッファ
ICおよびA/D変換器等を備えるものであり、この入力イ
ンタフェース(35)には計時データD1以外に上述の輝度
信号S1が供給され、さらに、温度センサ(38)からの温
度信号S2が供給される。入力インタフェース(35)は、
これら輝度信号S1および温度信号S2をデジタルデータに
変換してマイクロコンピュータ(39)に供給するととも
に計時データD1をマイクロコンピュータ(39)に供給す
る。マイクロコンピュータ(39)はバックライト制御回
路として動作し、これらのデータに応じてリレードライ
バ(40)を通じリレー(30)を切り換えるものである。
ICおよびA/D変換器等を備えるものであり、この入力イ
ンタフェース(35)には計時データD1以外に上述の輝度
信号S1が供給され、さらに、温度センサ(38)からの温
度信号S2が供給される。入力インタフェース(35)は、
これら輝度信号S1および温度信号S2をデジタルデータに
変換してマイクロコンピュータ(39)に供給するととも
に計時データD1をマイクロコンピュータ(39)に供給す
る。マイクロコンピュータ(39)はバックライト制御回
路として動作し、これらのデータに応じてリレードライ
バ(40)を通じリレー(30)を切り換えるものである。
ここで、マイクロコンピュータ(39)には以下のよう
な内容の変換テーブルが格納されている。すなわち、
温度信号S2による温度が低温の時、例えば、0℃以下の
場合、計時データD1による連続非通電時間が60時間以
上で、かつ輝度信号S1のレベルが一定値以下のレベルの
場合(ビデオ一体型VTRが暗闇の中に置かれていた場合
等)、または累積通電時間が一定時間以上、例えば、
1500時間以上の場合のいずれかの場合にはリレー(30)
の可動接点(30a)と固定接点(30b)とを接続するため
の信号をリレードライバ(40)に出力する。この場合に
はバックライト(4)の発光効率が低下しているのでバ
ックライト(4)にパルス振幅PH(電圧振幅)の大き
いパルス信号P1を供給することによりバックライト
(4)の発光光量を一定に保持するためである。
な内容の変換テーブルが格納されている。すなわち、
温度信号S2による温度が低温の時、例えば、0℃以下の
場合、計時データD1による連続非通電時間が60時間以
上で、かつ輝度信号S1のレベルが一定値以下のレベルの
場合(ビデオ一体型VTRが暗闇の中に置かれていた場合
等)、または累積通電時間が一定時間以上、例えば、
1500時間以上の場合のいずれかの場合にはリレー(30)
の可動接点(30a)と固定接点(30b)とを接続するため
の信号をリレードライバ(40)に出力する。この場合に
はバックライト(4)の発光効率が低下しているのでバ
ックライト(4)にパルス振幅PH(電圧振幅)の大き
いパルス信号P1を供給することによりバックライト
(4)の発光光量を一定に保持するためである。
一方、それ以外の場合、例えば、温度信号S2による温
度が、いわゆる常温を表し、かつ累積通電時間が1500時
間未満の場合等にはリレー(30)の可動接点(30a)と
固定接点(30c)とを接続するための信号をリレードラ
イバ(40)に出力する。この場合にはバックライト
(4)の発光効率が低下していないのでバックライト
(4)にパルス振幅PHの小さいパルス信号P1を供給し
ても発光光量を一定に保持することができるからであ
る。
度が、いわゆる常温を表し、かつ累積通電時間が1500時
間未満の場合等にはリレー(30)の可動接点(30a)と
固定接点(30c)とを接続するための信号をリレードラ
イバ(40)に出力する。この場合にはバックライト
(4)の発光効率が低下していないのでバックライト
(4)にパルス振幅PHの小さいパルス信号P1を供給し
ても発光光量を一定に保持することができるからであ
る。
このように、上述の本実施例によれば、バックライト
(4)の光量の温度特性および径年変化による光量の低
下(発光効率の低下)を補償してLCD(1)の表示面
(2)の明るさを、常に、自動的に一定の明るさに保持
することができる。しかも、このようにバックラト
(4)を駆動することにより、バックライト(4)の消
費電力を大幅に低減することが可能になり、バックライ
ト(4)の使用時間(寿命)も延びるという効果を有す
る。
(4)の光量の温度特性および径年変化による光量の低
下(発光効率の低下)を補償してLCD(1)の表示面
(2)の明るさを、常に、自動的に一定の明るさに保持
することができる。しかも、このようにバックラト
(4)を駆動することにより、バックライト(4)の消
費電力を大幅に低減することが可能になり、バックライ
ト(4)の使用時間(寿命)も延びるという効果を有す
る。
なお、光センサ(26)の出力側に輝度信号S1の値が所
定値以上であるか否かを判定する比較器(バッテリ(3
7)で動作させる)を接続し、さらにこの比較器の出力
側を計時回路(36)に接続するようにして、非通電時に
おけるこの比較器による判定が否であった場合(ビデオ
一体型VTRが暗闇の中に置かれていた場合等)の非通電
時間を時計回路(36)で併せて計時することにより、電
源投入時前に所定時間以上、例えば、60時間以上、上述
の比較器による判定が否であった場合には、リレーの可
動接点(30a)と固定接点(30b)とを接続するように構
成してもよい。この場合には、電源投入時におけるバッ
クライト(4)の光量が増加する。
定値以上であるか否かを判定する比較器(バッテリ(3
7)で動作させる)を接続し、さらにこの比較器の出力
側を計時回路(36)に接続するようにして、非通電時に
おけるこの比較器による判定が否であった場合(ビデオ
一体型VTRが暗闇の中に置かれていた場合等)の非通電
時間を時計回路(36)で併せて計時することにより、電
源投入時前に所定時間以上、例えば、60時間以上、上述
の比較器による判定が否であった場合には、リレーの可
動接点(30a)と固定接点(30b)とを接続するように構
成してもよい。この場合には、電源投入時におけるバッ
クライト(4)の光量が増加する。
また、上述の計時回路およびマイクロコンピュータ
(39)はデジタル信号の処理により処理を行っている
が、アナログ信号の処理により行うことも容易である。
(39)はデジタル信号の処理により処理を行っている
が、アナログ信号の処理により行うことも容易である。
また、上述の実施例においては、表示器としてカラー
表示可能なLCDを採用したビューファインダについて説
明したが表示器としてはカラー表示のLCDに限らずモノ
クロのLCDでもよい。
表示可能なLCDを採用したビューファインダについて説
明したが表示器としてはカラー表示のLCDに限らずモノ
クロのLCDでもよい。
また、輝度信号S1としては光センサ(26)を設けるこ
となく、撮像素子(22)の一部を利用するように構成を
変更してもよい。
となく、撮像素子(22)の一部を利用するように構成を
変更してもよい。
また、トランス(29)およびリレー(30)を省略し、
DC/ACインバータ(28)とバックライト(4)とを直接
接続し、マイクロコンピュータ(39)によりDC/ACイン
バータ(28)を制御するように結線することにより、パ
ルス振幅P1のパルス振幅PHに代替してパルス幅PWを制
御するようにしてもよい。
DC/ACインバータ(28)とバックライト(4)とを直接
接続し、マイクロコンピュータ(39)によりDC/ACイン
バータ(28)を制御するように結線することにより、パ
ルス振幅P1のパルス振幅PHに代替してパルス幅PWを制
御するようにしてもよい。
また、本発明は上述の実施例に限らず本発明の要旨を
逸脱することなく種々の構成を採り得ることはもちろん
である。
逸脱することなく種々の構成を採り得ることはもちろん
である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電源投入時に
温度センサからのバックライトの周辺の温度を示す温度
信号と、計時回路からのバックライトの連続非通電時間
・累積通電時間を示す計時信号とに基づきバックライト
の発光光の強度を設定しているので、バックライトの発
光強度、言い換えれば、液晶表示器の明るさを自動的に
補償して常に見やすい画面を得ることができるという効
果を有する。
温度センサからのバックライトの周辺の温度を示す温度
信号と、計時回路からのバックライトの連続非通電時間
・累積通電時間を示す計時信号とに基づきバックライト
の発光光の強度を設定しているので、バックライトの発
光強度、言い換えれば、液晶表示器の明るさを自動的に
補償して常に見やすい画面を得ることができるという効
果を有する。
また、バックライトの消費電力、結局、ビューファイ
ンダの消費電力が少なくできるという利点を有する。
ンダの消費電力が少なくできるという利点を有する。
さらに、バックライトの使用時間(寿命)、したがっ
て、ビューファインダの寿命が延びるという利点を有す
る。
て、ビューファインダの寿命が延びるという利点を有す
る。
第1図は本発明によるビューファインダの一実施例が適
用されたカメラ一体型VTRの構成を示すブロック図、第
2図は本発明によるビューファインダの例の機械的な構
成を示す側面概略断面図である。 (1)はLCD、(2)は表示面、(4)はバックライ
ト、(21)はDC/DCコンバータ、(29)はトランス、(3
6)は計時回路、(39)はマイクロコンピュータ、D1は
計時データ、S1は輝度信号、S2は温度信号である。
用されたカメラ一体型VTRの構成を示すブロック図、第
2図は本発明によるビューファインダの例の機械的な構
成を示す側面概略断面図である。 (1)はLCD、(2)は表示面、(4)はバックライ
ト、(21)はDC/DCコンバータ、(29)はトランス、(3
6)は計時回路、(39)はマイクロコンピュータ、D1は
計時データ、S1は輝度信号、S2は温度信号である。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 かやの 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−167682(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 H04N 5/66 102
Claims (1)
- 【請求項1】撮像デバイスからの撮像信号に対応する画
像を表示する液晶表示器の明るさをバックライトの発光
光の強度により制御するビューファインダにおいて、 上記バックライトの周辺の温度を検出して温度信号を出
力する温度センサと、 上記バックライトの連続非通電時間および累積通電時間
に応じた計時信号を出力する計時回路とを有し、 電源投入時に、上記温度センサからの温度信号と、上記
計時回路からの計時信号とに基づいて、上記バックライ
トの発光光の強度を設定するようにしたことを特徴とす
るビューファインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300289A JP3003203B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | ビューファインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300289A JP3003203B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | ビューファインダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04172777A JPH04172777A (ja) | 1992-06-19 |
JP3003203B2 true JP3003203B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=17882999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2300289A Expired - Lifetime JP3003203B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | ビューファインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003203B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP2300289A patent/JP3003203B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04172777A (ja) | 1992-06-19 |
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Legal Events
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