JPH04166770A - 半導体加速度センサ装置の製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサ装置の製造方法

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JPH04166770A
JPH04166770A JP29381390A JP29381390A JPH04166770A JP H04166770 A JPH04166770 A JP H04166770A JP 29381390 A JP29381390 A JP 29381390A JP 29381390 A JP29381390 A JP 29381390A JP H04166770 A JPH04166770 A JP H04166770A
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JP
Japan
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weight
acceleration sensor
chip
laser beam
sensor
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JP29381390A
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Inventor
Motohide Miyoshi
三好 基秀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に半導体
加速度センサ装置の電気的特性の調整方法に係るもので
ある。
〔従来の技術〕
近年、民生用、産業用機器を中心にマイコンの導入が一
般化してきているが、従来使用環境が厳しいために導入
が遅れていた自動車用にもマイコンが大量に使用されて
きている。そして、自動車用の場合、各種の物理条件を
検出して上記マイコンに入力情報を提供するセンサが重
要なキーパーツとなってきている。
この発明は、これら各種センサの中でも加速度を検出す
る半導体加速度センサの製造方法に関するものである。
第4図は従来の半導体加速度センサの構造を説明するた
めの断面図であり、図において、金属パッケージのベー
スとなるステム1の上に台座3がろう付けされており、
更に台座3上には、ピエゾ抵抗効果を利用して加速度に
より生じた歪みを電気的に変換するための拡散抵抗及び
ダイヤフラム部8を有するシリコンダイヤフラムチップ
4がろう付けされている。また、シリコンダイヤフラム
チップ4の先端には動節速度に対するピエゾ抵抗効果を
増幅するためのダンピング用の重り6が付設されている
。電気信号の取り出しは、シリコンダイヤフラムチップ
4上の電衡よりインナーリ一ド5を介して外部リード2
に配線され、これら構造物をキャップ10により被覆保
護している。
以上のような構造からなる半導体加速度センサー素子の
電気特性は、各種製造上のバラツキに大きく左右されて
いた。即ち、例えばシリコンダイヤフラムチップ4に形
成されたダイヤプラム部8の厚さやダンピング用の重り
6の重量のバラツキ、あるいはピエゾ拡散抵抗の位置と
重り6の重心位置のバラツキ等といった製造上のバラツ
キの軽減が難しい点があり、従来は動節速度に対する出
力電圧の感度のバラツキが非常に大きかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そのため、従来の加速度センサ装置では、第5図に示す
ように加速度センサ素子11の出力を増幅回路装置12
により増幅すると共に、そのゲインを調整することで一
定の出力特性を得なければならず、システムとして高価
でかつ小形化出来ない問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、半導体加速度センサの出力電圧感度に影
響を与えるパラメータの1つであるダンピング用の重り
の重量バラツキを逆利用して、上記ダンピング用の重り
にCO2レーザ又はYAGレーザ等の高出力のレーザビ
ームを照射し、その重りの一部を除去して重量を徐々に
軽くして行くことにより、必要な出力電圧感度に調整す
るができる半導体加速度センサの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体加速度センサの製造方法は、シリ
コンダイヤフラムチップ上に取り付けられたダンピング
用の重りの重量により出力電圧感度が変化することを利
用し、シリコンダイヤフラムチップの一端に取り付けら
れた半田等からなる重りの一部にC02レーザ或いはY
AGレーザ等の高出力のレーザビームを照射し、その重
りの一部を除去して重量を徐々に軽くしていくことによ
り、加速度センサとして必要な出力電圧感度の調整を可
能にしたものである。
〔作用〕
まず第2図に示すように、加速度に対するセンサ出力電
圧の関係は、センサ出力電圧を■、加速度をG、ダンピ
ング用の重りの重量をMとするとV=M−Gなる関係に
なっており、重りの重量を調整することでセンサ出力電
圧の感度をコントロールできることがわかる。
この発明の半導体加速度センサの製造方法は、上記の関
係を利用して、半導体加速度センサに設けたダンピング
用の重りに対して、高出力のレーザビームを照射し、加
速度センサとして必要な出力電圧感度調整を可能にし、
ひいては、増幅回路を含むワンチップ加速度センサを実
現でき、高精度化、小型化かつローコスト化が達成でき
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について詳細に説明する
第1図において、金属バラゲージのベースであるステム
1上に台座3がろう付され、更に台座3上にはピエゾ抵
抗効果を利用した拡散抵抗を有し、かつダイヤフラム部
8を形成したシリコンダイヤフラムチップ4が同じくろ
う付けされている。又、シリコンダイヤフラムチップ4
の先端には動節速度に対するピエゾ抵抗効果を増幅する
ためのダンピング用重り6が付設されている。電気信号
の取り出しはシリコンダイヤフラムチップ4上の電極よ
りインナーリード5を介して外部リード2に配線されて
いる。また、これら加速度センサーの構造物は加振台9
に取り付けられ、加振台9により一定値の動節速度が加
速度センサのダイヤフラム部8に印加されている。
上記の様な構成において、加速度センサの出力特性は、
第2図に示す様にセンサ出力電圧を■。
加速度をG、ダンピング用の重りの重量をMとするとV
=M−Gなる関係になり、重りの重量Mを調整すること
でセンサ出力電圧の感度をコントロールできることがわ
かる。
よって、まずダンピング用の重り6の初期重量を充分に
大きく設計しておく。
次に、加速度センサ装置に一定の動節速度を与え、それ
に伴う出力電圧を測定しながらダイヤプラムチップ4上
に設けた半田等からなるダンピング用の重り6の一部に
COl又はYAGレーザ等の高出力のレーザビーム7を
照射し、ダンピング用の重り6の一部を蒸発又は飛散さ
せることで重量を軽くし、所望の出力特性を達成する様
に加工するものである。
上記実施例によれば、加速度センサ装置の重りの重量を
コントロールすることにより、出力電圧を一定にするこ
とができ、従来加速度センサ素子の出力増幅及びゲイン
調整のための増幅回路装置部分を、第3図に示す様にセ
ンサチップ内に一体化して設けることが可能となるため
、装置の小形化並びにローコスト化が図れる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば半導体加速度センサ装
置の重りの重量をレーザトリミング化によってコントロ
ールすることにより、センサ出力電圧を一定にすること
が可能になり、より高精度の加速度センサが提供できる
更に、増幅回路を含む加速度センサのワンチップ化も可
能となり、装置の小形化及びローコスト化が実現できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体装置の製造方
法を示す構造断面図、第2図は加速度センサの加速度と
出力電圧の重りの重量による関係図、第3図は加速度セ
ンサ素子と増幅回路装置を一体化したワンチッグ加速度
センサを示す構成図、第4図は従来の半導体加速度セン
サ装置を示す構造断面図、第5図は従来の加速度センサ
素子と増幅回路装置の等価回路図を表す。 図中、1はステム、2は外部リード、3は台座、4はシ
リコンダイヤフラムチップ、5はインナーリード、6は
重り、7はレーザビーム、8はダイヤフラム部、9は加
振台である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  シリコンダイヤフラムチップとその一端に取り付けら
    れたダンピング用重りを備えた半導体加速度センサ装置
    の製造方法において、 上記ダンピング用重りの一部にレーザビームを照射して
    部分的に除去することにより、ダンピング用重りの重量
    を可変し、装置の電気特性を調整可能にしたことを特徴
    とする半導体加速度センサ装置の製造方法。
JP29381390A 1990-10-30 1990-10-30 半導体加速度センサ装置の製造方法 Pending JPH04166770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19523171A1 (de) * 1994-10-12 1996-04-18 Mitsubishi Electric Corp Halbleiterbeschleunigungssensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19523171A1 (de) * 1994-10-12 1996-04-18 Mitsubishi Electric Corp Halbleiterbeschleunigungssensor
DE19523171C2 (de) * 1994-10-12 2000-03-02 Mitsubishi Electric Corp Halbleiterbeschleunigungssensor

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