JPH04166712A - プリント基板のパターン検査方法 - Google Patents

プリント基板のパターン検査方法

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JPH04166712A
JPH04166712A JP2294106A JP29410690A JPH04166712A JP H04166712 A JPH04166712 A JP H04166712A JP 2294106 A JP2294106 A JP 2294106A JP 29410690 A JP29410690 A JP 29410690A JP H04166712 A JPH04166712 A JP H04166712A
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ring
hole
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circuit
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浩之 大西
Tetsuo Hoki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プリント基板のパターン検査方法、特に配
線パターンとスルーホール(ミニバイアホールを含む)
との相対的な位置ズレの良否を判定する検査方法に関す
る。
〔従来の技術〕
電子部品の小形軽量化、高性能化に伴なって、プリント
基板回路のパターンも微細化、高密度化が進んでおり、
パターンの細線化、スルーホールの小径化が要求されて
いる。特に、多層基板の導通用スルーホールとしては、
過去の0.81径から、さらに小径化された0、5關〜
0.1+I11径のミニバイアホールと呼ばれるスルー
ホールが、現在用いられている。
スルーホールの小径化に伴い、スルーホールのメツキ技
術、ドリル加工、信頼性検査などの各方面において新し
い技術が望まれる。
一般に、ドリル加工は、フォトエツチングプロセスに比
べて精度が悪く、スルーホールがパターンからずれるこ
とが多い。0,8■I径程度のスルーホールにおいては
、その周囲に充分大きなランドが設けられており、スル
ーホールの多少の位置ずれが起きても、基板の電気的信
頼性への影響は軽微であった。
しかし、スルーホールの小径化が進むと、ランドも小さ
くなり、ドリル加工において、ランド内に確実にスルー
ホール用の穴を設ける精度が保証されなくなってきた。
そのため、穴の位置ずれによるプリント基板の電気的信
頼性の低下が問題となり、スルーホールの穴の位置ずれ
検査の重要性が増大する。
穴の位置ずれ検査においては、電気式検査および外観検
査の両面からのアプローチが必要となる。
外観検査においては、メツキのクラックからの漏洩光を
検出する方式の検査機が知られているか、基板の高多層
化が進むにつれて、様々な課題が指摘されている。また
、スルーホールとパターン表の相対的な位置ずれによっ
て生じるパターン切れの検査に対しては、適用できない
第18A図、第18B図は、配線パターンPのうちラン
ドRとスルーホールHとの相対的位置関係を示す図であ
る。第18A図において、ランドRの中心にスルーホー
ルHの中心Oか一致しており、良好なパターンとなって
いる。第18B図においては、ランドRの中心とスルー
ホールHの中心Oがずれており、スルーホールHの一部
が、ランドRの外側に突出している。この突出部分の大
きさは開口角θによって求められる。開口角θが所定の
基準より大きい時には、そのパターン切れは不良と判定
される。
以上のように、開口角θを求めることによって、パター
ン切れの良否を判定することができるか、従来の多くの
検査においては、拡大レンズ等を使用した目視によって
この判定を行っていた。
この開口角θの判定を自動化するための技術は、たとえ
ば本出願人による特願平1−82117号に記載されて
いる。これは第19図に示す様に、適当な倍率で膨張さ
れたランドRのパターンRIと、適当な倍率で膨張、拡
大された、ホールHの輪郭RPとの重複部WRを求め、
開口角θを求めようとするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この技術では2値化が困難なスルーホールの開
口縁部の処理には優れているものの、開口角θを基準と
してパターン切れの良否を判定しているため、第20A
図のようにランドのパターンRIにラインLのパターン
LIが複数本人ってきた場合や、第20B図のようにラ
ンドパターンR1が多少変形した場合に、またはノイズ
フィルタでカットできないような量子化誤差やノイズの
影響等により図中破線で示した正しい開口角が得られず
誤判定をおこす確率が大きいという問題点があった。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたもので
あり、ランドRにラインLが複数本人ってきても、また
ランドRか多少変形しても、またノイズ等に対しても影
響されることなく、安定して自動的にランドRとスルー
ホールHとの相対的な位置ズレを検査する方法を得るこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のプリント基板のパターン検査方法は、プリン
ト基板を光電走査して画素ごとに読取った画像データに
基づいて、上記プリント基板上の配線パターンとスルー
ホールとの間の相対的位置関係を判定するプリント基板
の検査方法であって、まず、読み取った画像データに基
づいて、配線パターンを示すパターンイメージと、上記
スルーホールを示すホールイメージとを求める。
次にホールイメージから複数のリング状マスクを求め、
パターンイメージ及びリング状マスクの少なくとも一方
に拡大、縮小等の相似処理を施して、対応する相似パタ
ーンイメージ及び相似リング状マスクの少なくとも一方
を求め、この相似処理に対応する、相似パターンイメー
ジとリング状マスクとの間、相似パターンイメージと相
似リング状マスクとの間、またはパターンイメージと相
似リング状マスクとの間の空間的関係に基づいて、上記
イメージ間の重なり領域の面積を求める。
そして、この面積と上記相対位置関係との既知の対応関
係に基づいて上記面積から上記相対的位置関係を評価す
るものである。
好ましくは、上記対応関係に基づいてあらかしめ学習さ
れているニューラルネットに上記面積を入力し、その出
力値と所定の基準値とを比較することによって、上記相
対的位置関係を判定する。
〔作用〕
この発明における重なり領域の面積は、パターンイメー
ジのホールイメージに対する位置ずれについての情報を
含んでおり、またリング状マスク内での重なり領域の面
積であるのでランドに対するラインの方向にはあまり依
存せず、また多少のノイズならばそのノイズの位置から
影響を受けることも殆どない。
またこの発明におけるニューラルネットは、リング状マ
スクに対する重なり領域の面積についての情報が人力さ
れるので、ランドにラインが複数本人っても、位置ずれ
についての情報を出力することができる。また学習によ
って出力する情報の位置ずれに対する感度をより厳しく
、あるいはより緩かにすることかできる。
〔実施例〕
A、全体構成と概略動作 第2A図は、この発明の一実施例を適用するパターン検
査装置の全体構成を示すブロック図である。
ステージ10上には、検査対象となるプリント基板11
が配置される。プリント基板11は、ライン方向Xごと
に、そのイメージを読取装置20によって走査線順次に
読みとられながら、搬送方向Yに送られる。読取装置2
0は、数千素子を有するCCD複数個をライン方向Xに
直列配列したものであり、画素ごとにプリント基板11
のパターンを読み取る。読み取られた画像データは、2
値化回路21a、21bに送られる。2値化回路21a
は、後述するホールイメージ原信号HIS。を生成し、
2値化回路21bは後述するパターンイメージ原信号P
ISoを生成する。信号HISo、PISoは共に、パ
ターン検査回路30に入力される。
パターン検査回路30は、後述する機能を有し、配線パ
ターン(ランドを含む)や、これとスルーホールとの相
対的位置関係を検査し、その結果を中央演算装置(MP
U)50に与える。
MPU50は、制御系51を介して、装置全体を制御す
る。制御系51は、パターン検査回路30において得ら
れたデータのアドレスを特定するためのX−Yアドレス
などを生成する。また、このX−Yアドレスをステージ
駆動系52にも与えて、ステージ10の搬送機構を制御
する。
CRT60は、MPU50からの指令を受けて、各種の
演算結果、例えばホールイメージなどを表示する。キー
ボード70は、MPU50に対して種々の命令を入力す
るために用いられる。
オプション部80には、欠陥確認装置81.欠陥品除去
装置82および欠陥位置マーキング装置83などが配置
される。欠陥確認装置81は、検出された欠陥を、例え
ばCRT上に拡大して表示するための装置である。また
、欠陥品除去装置82は、欠陥を有するプリント基板1
1を検出したら、そのプリント基板11を不良品用トレ
゛−などに搬送するための装置である。また、欠陥位置
マ−キング装[83は、プリント基板ll上の欠陥部分
に直接、または、その部分に該当するシート上の点にマ
ーキングを行うための装置である。これらの装置は必要
に応じて取り付けられる。
B、読取り光学系 第3A図は、第2A図に示すステージ10.プリント基
板11および読取装置20などによって構成される読取
り光学系の一例を示す図である。
第3A図において、光源22からの光は、ハーフミラ−
23で反射されてステージ10上のプリント基板11上
に照射される。プリント基板ll上には、下地となるベ
ースB、ラインL、スルーホールHおよびそのまわりの
ランドRが存在する。
プリント基板11からの反射光はハーフミラ−23を通
過し、さらにレンズ25を介して、読取装置20内に設
けられたCCD24に入射される。
CCD24は、搬送方向Yに送られるプリント基板11
上のベースB、ラインL、スルーホールH。
ランドRなどからの反射光を線順次に読取っていく 。
第4図は第3A図のA−A’線において読み取られた信
号波形を示すグラフと、この信号波形を合成して得られ
るパターンの一例を示す図である。
第4図の信号波形に示すように、ベースBにおいては反
射光は比較的少く、閾&!THI、TH2(TH1< 
TH2)の間のレベルの信号が生成される。ランドRは
、銅などの金属によって形成されているので、この部分
での反射光は多く、閾値TH2以上のレベルの信号が生
成される。なお、ラインLにおいても、同じレベルの信
号が生成される。また、スルーホールHにおいては、反
射光はほとんど無く、閾値THI以下のレベルの信号が
生成される。さらに、通常スルーホールHとランドRと
の間には、穴あけ時に形成されるエツジ(開口縁部)E
が存在する。この部分にはガタつきや傾斜が存在し、こ
の部分での反射光レベルは、特に一定の値を取らないが
、はぼ閾値THIと閾値TH2との間にある。
読取装置20からの信号は、第2A図の2値化回路21
a、21.bにおいて、例えば閾値THI。
TH2をそれぞれ用いて2値化される。2値化回路21
aは、スルーホールHを示すホールイメージHIを生成
し、2値化回路21. bはラントRおよび配線パター
ンPを示すパターンイメージPIを生成する。この2つ
のイメージH1,PIか、後述する処理に必要な信号と
して用いられる。
第3B図は、読取光学系の他の例を示す図である。光源
22aからの光は、第3A図に示す例と同様に、反射光
としてハーフミラ−23およびレンズ25を介して読取
装置20内のCCD24上に照射される。この例におい
ては、さらにステージ10の裏側に光源22bが備えら
れており、スルーホールHを通過した光もCCD24上
に照射される。従って、スルーホールHにおいて、信号
レベルが最も高く、ランドR,ラインLにおいて、信号
レベルが中程度、ベースBおよびエツジEにおいて信号
レベルが比較的低くなる。
さらに、他の例として、CCD24を2列以上用意し、
光源22aによって、ランドRおよび配線パターンPを
検出し、光源22bによってスルーホールHのみを検出
し、それらのデータを別々に後段の2値化回路に出力す
るように構成してもよい。
C,パターン検査回路 第2B図は、第2A図に示すパターン検査回路30の内
部構成を示すブロック図である。
第2A図の2値化回路21a、21bで生成されたホー
ルイメージ原信号H1s  、パターンイメージ原信号
PISoは、インターフェース31を介してノイズフィ
ルタ32a、32bにそれぞれ与えられる。ノイズフィ
ルタ32a、32bは平滑化処理などを行って、ノイズ
を除去し、ホールイメージ信号HIS、パターンイメー
ジ信号PIsをそれぞれ生成する。
ホールイメージ信号HISとパターンイメージ信号PI
Sはどちらも、比較検査回路33.DRC(Desig
n Ru1e Check)回路34.スルーホール検
査回路35のすべてに与えられる。
比較検査回路33は、ホールイメージ信号HIS及びパ
ターンイメージ信号PISと、あらかしめ準備された基
準プリント基板について得られたイメージ信号とを比較
照合し、それらが相互に異なる部分を欠陥として特定す
る回路である。基準プリント基板としては、検査対象と
なるプリント基板11と同一種類で、かつあらかじめ良
品であると判定されたプリント基板が用いられる。この
方法(比較法)はたとえば特開昭60−263807号
公報に開示されている。
DRC回路34はプリント基板11上のパターンPの特
徴、例えば線幅やパターン角度、連続性などを抽出し、
それらが設計上の値から逸脱しているかどうかを判定す
ることによってプリント基板11の良否検査を行う回路
である。このDRC法については、たとえば特開昭57
−149905号公報に開示されている。
D、スルーホール検査回路 (D−1)、概要 スルーホール検査回路の各部の詳細な構造・動作の説明
をする前に、その概要について以下に述べる。
第1A図は、第2B図に示すスルーホール検査回路35
の内部構成を示すブロック図であり、第1B図は第1A
図に示す構成で行われるプリント基板のパターン検査方
法の処理手順を示すフローチャートである。
第1A図の中心判定回路36aは、ホールイメージ信号
HISを受けてホールイメージHIの中心位置に関する
情報CPを出力する回路であり、ホール径測定回路36
bはホールイメージHlの径に関する情報、例えば直径
りを出力する回路であり、第1B図のステップSllに
対応する。中心位置に関する情報CPは座標(X、Y)
の値であってもよいし、あるいは位置情報行列[X、Y
]の中でビットを立てる形式であってもよい。
また、中心判定回路36aとホール径測定回路36bは
必ずしも分離して構成する必要はなく、中心及びホール
特徴測定回路37としてまとめた構成にしてもよい。例
えば第5図に示すように、ホールイメージ信号HISか
ら得られるホールイメージHIに対して十字型の空間オ
ペレータOPを作用させ、オペレータOPの4つの腕と
ホールイメージHIとか重なる部分の長さd  −d4
を相互に比較することにより、ホールイメージH1の中
心とその径についての情報を得ることができる。この空
間オペレータの手法についてはたとえば本出願人による
特願平2−191343号に開示されている。
第1A図のリング状マスク発生回路38は、ホールイメ
ージH1の中心CPとその直径り及びパターンイメージ
信号PISを受けて、ホールイメージH1と中心を共通
にし、異なる直径を有する複数のリング状のマスク f
RM、+  (−RMl。
一、RM、  、RM、、RM、  、・・・)を発生
さJ−I       J       Julせ、ま
たホール径りによってパターンイメージ信号P■Sを正
規化する回路であり、第1B図のステップ512に対応
する。このようなリング状のマスク fRM、l の作
成は、ホールイメージH1を複数の倍率によって拡大し
た複数のイメージの論理積をとる等して行われる。これ
については例えば上記の特願平1−82117号出願に
おいて開示されている。パターンイメージ信号PISの
正規化については後述する。
このリング状マスク (RM、l は正規化された! パターンイメージ信号PISと共にリング面積カウント
回路39に人力され、「リング面積特徴」is  l 
 (−3l、・・’  j−1,Sj、Sj+1’・・
)が計算される。これは第1B図のステップS13に対
応する。以下では、第6図を参照してこのリング面積特
徴(Sl)について説明する。
リング状マスク発生回路38で作成された複数のリング
状のマスク (RM、l はホールイメージHIに対し
て中心をCPとする同心円環の関係にある。但し、第4
図からもわかるように、ホールイメージH1の内側にパ
ターンイメージPIが存在することはない。よってマス
ク(RM、l としては第6図に示すようにホールイメ
ージH1と同し直径りを内直径とするマスクRM1と、
これよりも径の大きいものだけ考えても充分である。ま
た、円環の幅については例えば画素の1単位と等しくす
るなどすればよい。
リング状のマスク fRM、l はその中心CPの■ 位置が例えば座標(X、Y)の値として与えられるなど
されるので、パターンイメージ信号PISによるパター
ンイメージPIに対して、プリント基板11におけるパ
ターンPとホールHの位置関係を保って容易に重ね合わ
せることができる。
このとき、リング状マスクRM、とパターンイメージP
Iとの重なり領域A、(図中ハヅチングの部分)の総面
積をリング面積特徴S、と呼ぶ。
第6図からもわかるように、リング面積特徴S。
はランドイメージR1の部分の面積と、ラインイメージ
LIの面積の両方を含んでいる。このようにリング面積
特徴S、は面積の値であるので、図中で示したような面
積の小さなノイズから受ける影響は小さい。またノイズ
の位置自体はリング面積特徴S、に影響を与えない。リ
ングRが多少変形した場合も同様である。また、マスク
がリング状であるので、リング面積特徴はラインイメー
ジLlの入る方向によっては大きく左右されない。
このようにしてリンク状マスク fRM、+  (−R
M  パ°°・ RM・ ・ RM  ・ RMj。■
・°゛)l          J−t       
Jのそれぞれに対してリング面積特徴fS、+(−S 
、・・・、S、  、S、、S、  、・・・)か求め
らl     J−I   J   Julれる。
第1A図に戻って、位置ずれ検査ニューラルネット回路
40は上記の様にして求めたリング面積特徴(Sl)を
受けてホールHとパターンP、特にランドRとの位置ず
れに関する情報Nを出力する。これは第1B図のステッ
プS14に対応する。
位置ずれ検査ニューラルネット回路40は例えば第7図
に示される様な階層的ネットワークによって構成される
。このようなニューラルネット回路については例えば「
ニューラルネットワーク情報処理」 (麻生英樹著、産
業図書、 1988刊行)に解説されている。以下簡単
に説明すると、入力層ニューロン(α、)(閣α1 ’
    J−1、α 。
J αj+l ’ ・・)にはリング面積特徴fs、+  
(−51、・・・、s、   s、、s、  、・・)
かそれぞれJ−1“   J    J+1 人力される。入力層ニューロン(α、)は次層の中間層
ニューロン(β、)に情報を伝達し、中間層ニューロン
(β、)は次層の中間層ニューロン(γ1)に情報を伝
達する。出力層ニューロンηは前層のニューロン(ξ 
)から情報を受け、位置ずれに関する情報Nを出力する
。ここで中間層の数は処理内容に応じてあらかじめ適当
に選ばれる。
例えば中間層ニューロンの1っβ、が、しきい素子型の
ユニットである場合には、入力層ニューロンの1つαk
からの情報J (α)kに重み付けwkjをし、他の人
力層ニューロンからの情報に対しても同様にしてこれら
の和をとり、β、固有のしきい値Tjとの比較をしてβ
jからの出力をJ(β)jとする。式で書くと以下の様
になる。
J (β) 。
=、1vhen  Σ J (α)kwkj≧TjOw
hen  Σ J  (α)  k  wkj<Tj・
・・(1) このような各層間のニューロンの入出力結合により階層
的ネットワークが構成される。
各ニューロンの重み付けwkjは学習によって変化する
。即ち本実施例でいえば、リングRとホールHが正しい
位置にあるときに0.50μmずれたときに1という信
号を出力するようにあらかじめ学習させ、w、を適切な
値とすることができて、この結果、位置ずれに関する情
報Nを出力することかできる。なお、本実施例の場合の
具体的な学習結果については後述する。
第1A図に戻って欠陥判定回路42は、位置ずれに関す
る情報Nを受けて、位置ずれの程度により欠陥か否かを
判断する回路であり、第1B図のステップS15に対応
する。例えばランドRとホールHが30μm以上ずれた
場合にこれを欠陥と判断したい場合には、上述の例の様
にして学習されたニューラルネット回路40の出力Nが
、30μm以上ずれた場合にいかなる値をとるかについ
てこの回路42に予め記憶させておけばよい。
欠陥座標メモリ43は上記回路42によって欠陥である
と判定されたランドR(あるいはホールH)の位置を記
憶する回路であり、その位置情報はアドレスカウンタ4
1から得る。アドレスカウンタ41はプリント基板11
の搬送に対応した制御系51からのX−Yアドレスによ
って位置情報を作成している。この部分は第1B図のス
テップ516に対応する。
以上のようにして、スルーホール検査回路では配線パタ
ーンPとホールHの位置ずれを検出し、欠陥か否かを判
定する。
次に位置ずれの検出の具体的な例について説明する。
(D−2)、リング状マスク発生回路 以下では16X16画素に正規化された画像について具
体的に説明する。正規化とは、大きなホール(ランド)
にも適応しうるための処置であり、例えば第8図に示す
様に穴径りが200μmのホールの場合には元来ホール
イメージHIの中心を中央に有する32×32画素(1
画素は16μm口)で2値化された信号PISのうち、
隣接する2×2画素を1画素として取扱い、16X16
画素(1画素は32μ O)として処理をすすめること
を指す。同様にして穴径りが300μm、 400μm
のホールに対してはそれぞれ3×3画素。
4×4画素を1画素として取扱う。
上記処理は第9A図に示す回路38の中の正規化処理部
38aで行われる。これは第9B図に示す回路38のフ
ローチャートのステップS21に相当する。
このように16X16画素に正規化された画像に対して
概ね同心円状て相似形のリング状マスク(RM、lを作
製する。この処理は第9A図に示すリング状マスク発生
部38bと第9B図に示すステップS22に対応する。
リング幅を1画素とすると、ホールイメージHIの中心
CPが16X16画素の中央付近にあるので、円環状と
なり得るマスクの種類は第10図に示すRM  −RM
6の6種類となることがわかす る。既に第6図で示したように最小のリング状マスクR
M tとしてはホールイメージH1と同じ大きさ(直径
D)のものを選べばよいが、ここでは簡単のため、上記
6種類のすべてを示している。
中心が正確に合っていれば、実際にリング面積特徴(S
、)か正となるのは、RM  −RM6てあ+2 る。
なお、ここではパターンイメージPIを正規化して固定
し、リング状マスク fRM、l の大きさを変える手
法を採ったが、逆にホールイメージの直径りを正規化し
て固定し、パターンイメージP■を順次に拡大または縮
小していく手法をとっても差し支えない。本発明中「相
似処理」とはこのような正規化、拡大、縮小等の処理を
指す。
以下では簡単のため、正規化されたパターンイメージを
も単にパターンイメージと呼ぶ。
(D−3)、リング面積カウント回路 ここでは上記の様にして作成されたリング状マスク (
RM、l  と、パターンイメージ信号PISから復元
されるパターンイメージPIとを重ね合わせ、第6図に
概念的に示したような重複部分Ajの面積すなわち画素
数をカウントする。第12A図にリング面積回路39の
ブロック図を、第12B図にそのフローチャートを示す
。パターンイメージPIとリング状マスクRM、の重ね
合わせは重畳回路39aで(ステップ531.)、A、
のカウントはカウント回路39bて(ステップ532)
それぞれ行う。
リング状マスク fRM、)の中心はホールイメ−ジH
Iの中心CPとほぼ一致しており、またパターンイメー
ジ信号PISとホールイメージ信号HISは第3A図と
第4図かられかるように同期して伝えることができるた
め、これらはその相対的位置を保ちつつ容易に重ね合わ
せうる。
第11図は、中心CPからX方向、Y方向それぞれ+1
画素ずつずれたパターンイメージPI(ラインイメージ
LIは+Y力方向一本ある)と、リング状マスクRM4
を重ね合わせた例を示す。
二重にハツチングされた部分か重なり領域A4てあり、
ここではリング面積特徴は54−4 (画素)であるこ
とがわかる。
このようにして、ホールイメージH1の中心CPからの
ホールイメージHIの中心CPからのパターンイメージ
PIの中心のずれの種々の値について、あるリング状マ
スクRM、を固定したときに得られるリング面積特徴S
、を第13A図〜第J 13E図及び第14A図から第14E図に示した。
第13A図〜第13E図はランドイメージRIにライン
イメージLlが1本人っている場合を、第14A図〜第
14E図はラインイメージLlが2本人っている場合を
示した。(D−1)で第6図を以て述べたように、リン
グ特徴面積+s、+’はラインイメージLlがランドイ
メージR1に対して入る方向にあまり左右されない。そ
こで、第13A図〜第13E図においては第13F図に
示すようにラインイメージLlが+Y力方向ら、入って
きた場合を示し、第14A図〜第14E図では第14F
図に示すようにラインイメージLlが+Y力方向ら1本
、+Y力方向45″の角をなし、かつXが正の方向から
他の1本が入ってきた場合について示した。また第13
A図〜第13E図、第14A図〜第14E図の双方とも
、順にリング状マスクRM  からRM6に対応してい
る(RM  はその径が小さいためパターンイメージP
Iと重ならずS −0であり、図示しない)。 各図と
も水■ 平面内の軸は±Y力方向ずれydと±X方向のすれxd
の各値(ともに画素単位)を示すとともに、縦軸はリン
グ面積特徴S 、(x  、y a )を示す。
xd ここで添字jはリング状マスクとしてRM、を用いたこ
とを、(x  、yd)はパターンPIがX。
Y方向にそれぞれx 、ydたけずれていることを示す
。例えば第13C図に示したS4 (1,1)は第11
図の場合に相当し、その値は4である。
まずラインが1本の場合(第13A図〜第13E図)に
ついて見てみると、第13A図で82(0,0)が他よ
りもかなり大きいことがわかる。
これはランドイメージR1の中心とCPが一致しており
、またリング状マスクRM2の径がランドイメージR1
の径と近いことを示している。また、リング状マスクの
種類によらずラインイメージし■は+Y力方向らランド
イメージR1に入っているので、X−0の直線に関して
ほぼ対称である。
リング状マスクRM3を用いた場合には(第13B図)
、ランドイメージR1の中心とCPが一致すればリング
状マスクRM3と重複するのはラインイメージLlのみ
てあり、S3 (0,0)−2となる。これはリング状
マスクの径が犬きくなっても同様ゆえS4 (0,0)
、S5 (屹 0)。
S6 (0,0)でも同し値をとる。
但しリング状マスクRM、の径が大きくなってゆくと、
S、(x 、yd)の値は中心付近からxd 低くなっていく傾向がみられる(第13B図〜第13E
図)。これは、リング状マスクの径か太きい場合に、こ
れとランドイメージR1が重複するということはかなり
位置ずれを起こしているということを示している。
換言すればランドイメージR1の、ホールイメージHI
の中心CPに対する位置ずれが、リング面積特徴(S−
<x  、yd)lに反映されているxd ことがわかる。
ラインが2本人った場合も同様である(第14A図〜第
14E図)。ラインイメージLIとリング状マスクRM
、との重なる部分が多くなるので、ラインが1本の場合
に比べて全体的にレベルシフトした様になるが、この場
合にも位置ずれがリング面積特徴に反映されていること
かわかる。ここではラインイメージLlの入り方が対称
ではないのてリング面積特徴の変化も非対称になってい
る。
(D−4)位置ずれ検査ニューラルネット回路上記の様
にリング面積特徴(S、)の値は位置ずれの大きさと対
応しているため、それらの対応関係をあらかしめ求めて
おけば、逆に(S、)を人力することによって、位置ず
れに関する情報Nを得ることができる。ニューラルネッ
ト回路40はこのための回路であり、(D−1)で述べ
た様に学習機能を有する。ここではS −56を入力す
る■ 6つの入力層ユニットα 〜α6を有し、中間層■ は1層で3つのユニットβ 〜β3からなり、出内層は
1つのユニットηからなる(第15図)。
このようなニューラルネット回路を実際にハードとして
実現するには、オペアンプ、抵抗等のアナログ回路を用
いてもよいし、高速のCPUやDSP等を利用しても構
成できる。
次にニューラルネット回路40の学習について述べる。
まず、位置ずれ(x、y)の種々のd 値とリング面積特徴fs、(x  、Yd)lとの対重
d 応関係をシミュレーションや実測に基づいてデータの形
で得る。そしてリング面積特徴(S9)の具体的な値を
入力したときにその値に対応する位置ずれ(x、y)の
情報Nが出力されるようd にニューラルネット回路40を学習させておく。
このようにしておけば、実際にプリント基板についての
リング面積特徴(S、)の値が与えられた際に、位置ず
れ(x、yd)の情報Nを出力値として得ることができ
る。
第16A図は、ラインイメージLlかランドイメージR
1に+Y力方向ら1本人った場合の学習結果を示すもの
であり、第13A図〜第13E図に対応する。ここで行
った学習は、ランドイメージRIの中心がホールイメー
ジの中心CPと一致した時にN−0を、+x、+y方向
にそれぞれ4画素ずつずれた時、すなわち(x、yd)
−(4,4)の時にN−1を、それぞれ出力するように
したものである。具体的な学習方法は前掲書に詳述され
ているが、簡単にいえばN−1(又は0)を正解信号と
し、人力(Sl)に対して出力Nがこれに近づくように
、所定の規則に従って各ユニット間の重み付けWkjを
変化させていくことで学習がなされる。
第16A図は第13A図〜第13E図と同様に±X方向
に対称であり、また学習はN−0,1の2値のみで行っ
ても、位置ずれ(x、y)にd 対応して情報Nは0と1との中間の値もとっており、あ
る方向に着目した場合、その方向の位置ずれが大きくな
るにつれてNの値も大きくなっている。従って逆にNの
値から位置ずれの程度に関する判定を行うことができる
ことがわかる。
第16B図はラインイメージLlがランドイメージRI
に2本人った場合を示し、第14A図〜第14E図に対
応する。またラインイメージLlの方向も第14F図に
対応する。またここでの学習は第14A図〜第14Hに
対応するパターンイメージPI、即ちラインイメージL
IがランドイメージR1に2本人ったものを用いた。第
16A図の場合と同様に、ラインイメージの本数が増し
ても、出力Nは位置ずれ(x、y)に関するd 情報を有することがわかる。なお、上記説明では中間層
のユニットが3コの場合について述べたが、他の個数で
もよい。
(D−5)、欠陥判定回路 この回路は、上記のようにして得られた位置ずれに関す
る情報Nから欠陥であるか否かを判定する回路であり、
これを第17A図にブロック図で、第17B図にフロー
チャートでそれぞれ示す。
まず、情報Nは第17A図の比較回路42aに入力され
、所定のしきい値Gとの比較が行われる。
これは第17B図でステップ533に対応する。
このしきい値Gは予め定めである位置ずれ判断の基準に
対して定める。例えば第17C図は一本のラインがラン
ドに入っており、かつそのずれがラインの入っている方
向のみにずれた場合の位置ずれ量(帆 yd)に対応す
る情報Nの値を示したものであり、第16A図のxd−
0の場合に相当する。+x、+y方向のそれぞれ4画素
のずれに対して1を出力するように学習した位置ずれに
関する情報Nは、このようにX方向のずれがなく(Xd
−〇)、Y方向のみにずれかある場合にも、4画素のず
れと3画素以下のずれに敏感であり、例えば4画素以上
のずれに対しt不良と判断するならしきい値Gとしては
02〜08の値を設定すればよく、Nの値自身もノイズ
に強いことがわかる。第17C図中では(1; −0,
5の場合を例示した。
このようにして、しきい値Gによって比較がなされた後
、良否を出力する。これは第17A図の出力回路42b
か担当し、第17B図ではステップS34.335が対
応する。
このうち、不良(Error)とされた場所については
、(D−1)で述べたように欠陥座標メモリ43に記憶
される。
但し、良(OK)とされた場所についても欠陥座標メモ
リ43に記憶させてもよい。この場合にはニューラルネ
ット回路40の出力Nも同時に記憶させて、後で解析す
ることが望ましい。
またしきい値Gは複数であってもよい。例えばしきい値
をG  、G  の2コとして、N>G、     な
らば FatalG ≧N>G   ならば Warn
ingG2≧N    ならば 5are をそれぞれ出力するようにしてもよい。
またその良否判断の基準となる位置ずれ量を以て学習さ
せることに限定されない。例えばニューラルネット回路
40の構成を適当に選び、位置ずれが画素を単位として
(x  、y、)−(帆 2)であるパターンイメージ
PIと、位置ずれのない((x  、y、1)−(帆 
0))パターンイメージPIとで学習させ、4画素以上
の位置ずれを不良と判定するようにしてもよい。
また、良否判断の基準が複数ある場合には、単一の学習
によってもよいし、あるいはそれぞれ学習された複数の
ニューラルネット回路による出力N  、N  、・・
・に対してしきい値G  、G  、・・・1 2  
          l  2を定めてもよい。例えば
2つの出力N  、N  に対して N1〉G1   ならば  FatalG2〉N2  
 ならば  Saf’eいずれでもなければ    W
arningとして良否判断を行うようにしてもよい。
E、変形例 (1)プリント基板の検査を開始する前にニューラルネ
ット回路の学習を行っておくとともに、必要に応じて再
学習を行わせることもできる。このような学習の繰返し
によってその回路特性はより好ましいものとなる。
(2)リング状マスクの数は、必要とされる欠陥検出精
度に応じて変えることができる。一般に多数のリング状
マスクを準備した方が人力情報の量という点で好ましい
が、あまり多くのマスクを用いると無用の情報を拾って
しまったり、リング面積特徴の計算量が増加するなどの
状況が生じるため、10個以下が好ましい。比較的ラフ
な検査でよい場合には2〜3個程度のマスクでもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のプリント基板のパター
ン検査方法は、ホールイメージの中心と同心のリング状
マスクを求め、これとパターンイメージとの重なり領域
の面積を求め、配線パターンとスルーホールとの相対的
位置関係をこの重なり領域の面積から評価してそれらの
位置関係の良否を判断するものであるので、ランドに対
するラインの方向や、多少のノイズの存在や、ランドの
多少の変形は良否判定に大きな影響を与えず、また1つ
のランドに入るラインが複数本であっても対応でき、安
定してランドとスルーホールの相対的な位置ずれを検査
することができるという効果がある。
特に、ニューラルネットを用いることにより、上記型な
り領域の面積と上記位置関係との詳細な対応関係を比較
的少数の既知情報から正確に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図はこの発明の一実施例を示すブロック図、 第1B図はこの発明の一実施例を示すフローチャ−ト、 第2A図はこの発明を適用する装置の構成を示すブロッ
ク図、 第2B図はこの発明を適用する回路の構成を示すブロッ
ク図、 第3A図乃至第3B図は光電走査による読取を示す概念
図、 第4図は第3A図又は第3B図によって読み取られた信
号波形及びそれを合成して得られるパターンを示す図、 第5図は十字オペレータの概念を示す図、第6図及び第
11図はリング面積特徴の概念を示す図、 第7図はニューラルネット回路の概念を示す図、第8図
はパターンイメージの正規化を示す図、mQA図はリン
グ状マスク発生回路の構成を示すブロック図、 第9B図はリング状マスク発生回路の流れを示すフロー
チャート、 第10図はリング状マスクを示す図、 ml 2A図はリング面積カウント回路の構成を示すブ
ロック図、 第12B図はリング面積カウント回路の流れを示すフロ
ーチャート、 第13A図乃至第13E図、および第14A図乃至第1
4E図は、リング面積特徴と位置ずれの関係を示すグラ
フ、 第13F図および第14F図はそれぞれ、第13A図〜
第13E図と第14A図〜第14E図との各グラフの算
出条件を示す図、 第15図はニューラルネット回路の構成図、第16A図
乃至第16B図及び第17C図はニューラルネット回路
の出力と位置すれとの関係を示すグラフ、 第17A図は欠陥判定回路の構成を示すブロック図、 第17B図は欠陥判定回路の流れを示すフローチャート
、 第18A図、第18B図、第19図、第20A図および
第20B図は従来の技術の問題点を示す図である。 11・・・プリント基板、 40・・・位置ずれ検査ニューラルネット回路、P・・
・配線パターン、  PI・・・パターンイメージ、H
・・・スルーホール、 HI・・・ホールイメージ、R
M、、RM、、RM  、RM  、RM3゜1   
     コ        1       2RM
  、RM  、RM6・・・リング状マスク、S、、
 S、、 S  (帆0)、 54(1,1)l   
 J    2 ・・・リング面積特徴 (重なり領域の面積)、 N・・・位置ずれに関する情報 にニューラルネット回路の出力)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プリント基板を光電走査して画素ごとに読取った
    画像データに基づいて、上記プリント基板上の配線パタ
    ーンとスルーホールとの間の相対的位置関係を判定する
    、プリント基板のパターン検査方法であって、 (a)上記画像データに基づいて、上記配線パターンを
    示すパターンイメージと、上記スルーホールを示すホー
    ルイメージとを求める工程と、 (b)上記ホールイメージから複数のリング状マスクを
    求める工程と、 (c)上記パターンイメージ及び上記リング状マスクの
    少なくとも一方に相似処理を施して、対応する相似パタ
    ーンイメージ及び相似リング状マスクの少なくとも一方
    を求める工程と、 (d)上記相似処理に対応する、上記相似パターンイメ
    ージと上記リング状マスクとの間、上記相似パターンイ
    メージと上記相似リング状マスクとの間、または上記パ
    ターンイメージと上記相似リング状マスクとの間の重な
    り領域の面積を求める工程と、 (e)上記相対的位置関係との既知の対応関係に基づい
    て、上記面積から上記相対的位置関係を評価する工程と
    、 を含むプリント基板のパターン検査方法。
  2. (2)請求項1の方法において、 工程(e)が (e−1)上記対応関係に基づいてあらかじめ学習させ
    たニューラルネットに上記面積の値を入力し、上記ニュ
    ーラルネットの出力値を得る工程と、 (e−2)上記出力値と所定の基準値とを比較すること
    により、上記相対的位置関係を判定する工程と、 を含むプリント基板のパターン検査方法。
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