JPH04166264A - 液圧による転写印刷方法 - Google Patents

液圧による転写印刷方法

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JPH04166264A
JPH04166264A JP29112090A JP29112090A JPH04166264A JP H04166264 A JPH04166264 A JP H04166264A JP 29112090 A JP29112090 A JP 29112090A JP 29112090 A JP29112090 A JP 29112090A JP H04166264 A JPH04166264 A JP H04166264A
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浩之 阿竹
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功 吉村
Takashi Taruya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ABS樹脂またはポリスチレン樹脂による成
形体の表面に、水圧を利用して転写印刷を行なう方法に
関する。
[従来の技術] 特に凹凸による立体面(三次元形状)や曲面等の複雑な
表面形状を呈する成形体の表面に、印刷横様層による絵
付けを施す手段として、表面に印刷横様層が形成されて
いる液圧転写用シートを、該転写用シートにおける印刷
横様層面が上面になるようにして水面(液面)に浮かべ
た後、絵付けされる所定の成形体(被転写体)を上方か
ら押し入れることによって、成形体の表面に転写用シー
トにおける印刷横様層を転写する方法が利用されている
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の液圧による転写印刷方法においては、ニトロ
セルロースとアルキッド樹脂とをバインダー成分とする
印刷横様層を具備する転写用シートと、前記バインダー
成分を溶解する溶剤中にニトロセルロースとアルキッド
樹脂とが溶解されている活性剤との組み合わせが利用さ
れているが、転写用シートに形成されている印刷横様層
の密着性能が悪いため、被転写体として利用され得る成
形体の種類が限られている。
特に前述の転写印刷方法を利用してポリスチレン樹脂成
形体の表面に絵付けする場合には、転写された印刷横様
層とポリスチレン樹脂成形体との間の接着力が不足する
関係から、絵付けされるポリスチレン樹脂成形体の所定
の表面を、例えば、ウレタン系の塗料やアクリル系の塗
料で予めブライマー塗装し、このブライマー塗装面に対
して転写印刷を行なわなければならなく、ブライマー塗
装のための手間が煩雑であり、転写印刷のための経費が
嵩むという欠点を有する。
これに対して、本発明の液圧による転写印刷方法は、従
来、ウレタン系の塗料やアクリル系の塗料によるブライ
マー塗装を予め施さなくてはならないとされていたポリ
スチレン樹脂成形体に対しては、かかるブライマー塗装
を行なうことなく、直接転写印刷し得る印刷方法を、ま
た、従来、直接転写印刷されていたABS樹脂成形体に
対しては、従来の転写印刷によって形成されるABS樹
脂成形体と転写印刷横様層との間に形成される密着強度
よりも更に優れた密着強度が得られる転写印刷方法を提
供する6 [課題を解決するための手段] 本発明の液圧による転写印刷方法は、表面に印刷横様層
を有する水溶性または水膨潤性支持体からなる転写用シ
ートを液面に浮かべると共に、前記印刷横様層を活性剤
によって活性化させ、さらに、ABS樹脂またはポリス
チレン樹脂成形体からなる被転写体を、液面の上方から
転写用シート上に押圧することにより、転写用シートに
おGづる印刷横様層を被転写体に転写するものであって
、表面に印刷横様層を有する水溶性または水膨潤性支持
体からなる転写用シートを液面に浮かべた後に、前記印
刷横様層を活性剤によって活性化させても、あるいは、
表面に印刷横様層を有する水溶性または水膨潤性支持体
からなる転写用シートの印刷横様層に対して活性剤を適
用した後に、該転写用シートを液面に浮かべても良い。
本発明の液圧による転写印刷方法においては、転写用シ
ートの印刷横様層を、ブチルメタクリレート重合体、エ
チルメタクリレート重合体、及び、ブチルメタクリレー
ト・エチルメタクリレート共重合体の中から選択される
少なくとも1種の重合体、あるいは、該重合体とニトロ
セルロースとの混合樹脂をバインダー成分とする印刷イ
ンキによって形成し、また、前記印刷横様層を活性化さ
せる活性剤として、ブチルメタクリレート重合体2エチ
ルメタクリレート重合体、及び、ブチルメタクリレート
・エチルメタクリレート共重合体の中から選択される少
なくとも1種の重合体が溶解されている活性剤を使用す
ることからなる。
前記構成からなる本発明方法において、転写用の印刷横
様層を形成するための水溶性または水膨潤性支持体には
、水溶性または水膨潤性のフィルムが利用され、例えば
、ポリビニルアルコール樹脂、デキストリン、ゼラチン
、にかわ、カゼイン、セラック、アラビアゴム、澱粉、
蛋白質、ポリアクリル酸アミド、ポリアクリル酸ソーダ
、ポリビニルメチルエーテル、メチルビニルエーテルと
無水マレイン酸との共重合体、酢酸ビニルとイタコン酸
との共重合体、ポリビニルピロリドン。
アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、アルギン酸ソーダ等による厚さ1
0〜100μ程度のものが使用される。
水溶性または水膨潤性支持体の表面に形成される印刷横
様層は、ブチルメタクリレート重合体、エチルメタクリ
レート重合体、及び、ブチルメタクリレート・エチルメ
タクリレート共重合体の中から選択される少なくとも1
種の重合体、あるいは、該重合体とニトロセルロースと
の混合樹脂からなるバインダー成分と、例えば、メチル
エチルケトンとトルエンとの混合溶剤等による溶剤とを
利用して得られる印刷インキによって形成されるもので
、前記印刷インキ中には、染料または顔料等の着色剤を
初め、分散剤、可塑剤1体質顔料等が必要に応じて含有
されることは勿論である。
なお、前記印刷インキにおけるバインダー成分として、
ブチルメタクリレート重合体、エチルメタクリレート重
合体、及び、ブチルメタクリレート・エチルメタクリレ
ート共重合体の中から選択される少なくとも1種の重合
体とニトロセルロースとの混合樹脂が利用される場合に
は、両者の割合は重量比で、6・4〜8:2程度で利用
される。
また、前記印刷インキにおける溶剤は、印刷インキに利
用されるバインダー成分に対するの溶解能力と乾燥性と
の観点から適宜選択されるが、例えば、メチルエチルケ
トンとトルエンとの略等量の混合溶剤が最適である。
水溶性または水膨潤性支持体に対する印刷模様層は、例
えば、凹版印刷方式、平版印刷方式、凸版印刷方式、ス
クリーン印刷方式。
刷毛塗り、へら塗り、吹き付は塗り等によって、所望の
絵柄1図形1文字、記号等の印刷横様層として形成され
る。
転写用シートにおける印刷横様層を活性化させる活性剤
には、該印刷横様層中のバインダー成分を活性化させる
溶剤中に、ブチルメタクリレート重合体、エチルメタク
リレート重合体、及び、ブチルメタクリレート・エチル
メタクリレート共重合体の中から選択される少なくとも
1種の重合体が溶解されている溶液が利用される。
活性剤に利用される溶剤、すなわち、ブチルメタクリレ
ート重合体、エチルメタクリレート重合体、及び、ブチ
ルメタクリレート・エチルメタクリレート共重合体の中
から選択される少なくとも1種の重合体が溶解される溶
剤の好適な具体例は、ブチルセルソルブアセテートとブ
チルカルピトールアセテートとの混合溶剤であり、可塑
剤としてジブチルフタレートが添加されている活性剤が
最も好適である。
なお、転写用シートの印刷横様層を形成する際の印刷イ
ンキのバインダー成分、あるいは、前記印刷横様層を活
性化させる活性剤中に含有される重合体として、ブチル
メタクリレート・エチルメタクリレート共重合体が利用
される場合には、通常、ブチルメタクリレートとエチル
メタクリレートとの割合が、6:4〜8:2(重量比)
程度の共重合体が利用される。
[発明の作用] 本発明の液圧による転写印刷方法は、ABS樹脂または
ポリスチレン樹脂成形体からなる被転写体に対して、プ
チルメタク1月ノートa合体、エチルメタクリレート重
合体、及び、ブチルメタクリレート・エチルメタクリレ
ート共重合体の中から選択される少なくとも]種の重合
体、あるいは、該重合体とニトロセルロースとの混合樹
脂をバインダー成分とする印刷インキによる印刷横様層
を、ブチルメタクリレ−1−重合体、エチルメタクリレ
ート重合体、及び、ブチルメタクリレート・エチルメタ
クリレート共重合体の中から選択される少なくとも1種
の重合体が溶解されている活性剤を利用して転写するこ
とからなる。
前記本発明方法においては、ABS樹脂またはポリスチ
レン樹脂成形体に転写される印刷横様層中のバインダー
成分として、ABS樹脂またはポリスチレン樹脂成形体
との間の化学的な親和性が良好で、しかも、水圧転写さ
れる印刷横様層に必要とされる十分な伸びと可変形とを
満足する可撓性及び柔軟性を具備するブチルメタクリレ
ート重合体、エチルメタクリレート重合体、及び、ブチ
ルメタクリレート・エチルメタクリレ−1−共重合体の
中から選択される少な(とも1種の重合体を利用し、し
かも、転写用シートの印刷横様層を活性化させるための
活性剤中に、転写用シートの印刷横様層と被転写体であ
るABS樹脂またはポリスチレン樹脂成形体との両者に
対して化学的な親和性を有し、しかも、可撓性と粘着性
とを兼備する重合体が溶解されているものを利用してい
るため、液圧による転写印刷によって、品質の良好な、
しがも、被転写体との間の接着強度の十分な印刷横様層
を、被転写体に対して直接形成し得る。
さらに、転写印刷用の印刷横様層におけるバインダー成
分として、ニトロセルロースを添加した場合には、転写
用シートに形成されている印刷横様層の可撓性がさらに
高められるため、カーブのきつい曲面に対しても、整然
とした良好な転写印刷横様層を形成し得る。
[実施例] 以下、本発明の液圧による転写印刷方法の具体的な構成
を実施例を以って説明する。
実施例1 11皿之二上二11 厚さ4011のポリビニルアルコール樹脂フィルムの表
面に対して、下記のインキ組成[IA]〜[IC]によ
る印刷用インキを利用して、抽象柄による印刷横様層を
形成し、乾燥後に巻き取りロールで巻き取り、転写用シ
ートの巻き取りロールを得た。
インキ組成[IA] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・・67重量部[メ
チルエチルケトンとトルエン とのl:1(重量比)の混合溶 剤] (2)バインダー成分 ・・23重量部[ブチルメタク
リレート・エチル メタクリレート共重合体とニト ロセルロースとの6.5 : 3.5 (重 比)の混合物] (3)@色剤:イソインドリノン ・・・・・・・・・・10重量部 インキ組成[IB] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・65重量部[メチ
ルエチルケトンとトルエン との1.1 (重量比)の混合溶 剤] (2)バインダー成分・・・・22重量部[ブチルメタ
クリレート・エチル メタクリレート共重合体とニト ロセルロースとの8:2(重I 比)の混合物] (3)着色剤:キナクリドン ・・・ ・・13重量部 インキ組成[IC] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・・65重量部[メ
チルエチルケトンとトルエン との1:1 (重量比)の混合溶 剤コ (2)バインダー成分・・・・23重量部[ブチルメタ
クリレート・エチル メタクリレート共重合体とニト ロセルロースとの6.5 : 3.5 (重量比)の混合物] (3)を色剤ニジアニン ・・・・・・・・・12重量部 箇ユ」し1乳l 下記の混合組成[2]による活性剤を調製した。
混合組成[2] (1)ブチルセロソルブアセテート ・・・・ 26重量部 (2)ブチルカルピトールアセテート ・・・・ 26重量部 (3)ブチルメタクリレート重合体 ・・・  8重量部 (4)ジブチルフタレート ・・・・ 20重量部 (5)硫酸バリウム  ・・・・ 20重量部東1図圭
ゑ藍亙且l 前述の転写用シートを枚葉に切断した後、該転写用シー
トの印刷横様層面に、前記混合組成[2]による活性剤
を13g/m”に塗布し、さらに、水温30℃の水面に
、前記活性剤が塗布されている印刷横様層面が上面とな
るようにして浮かべ、1分経過後に、エアコンの外枠用
のポリスチレン樹脂成形体を上方から押し入れ、該成形
体の表面に転写用シートを延展、密着させた。
次いで、表面に転写用シートが延展、密着しているポリ
スチレン樹脂成形体を水中から引き出し、40℃の温水
で30分間シャワーした後、さらに、清水でシャワーし
、転写用シートにおけるポリビニルアルコール樹脂フィ
ルムを除去し、続いて、乾燥に付し、転写による印刷横
様層を有するポリスチレン樹脂成形体を得た。
実施例2 ABS樹脂成形体に対して、前記実施例1の転写印刷工
程における対応する転写印刷を行ない、印刷横様層を有
するABS樹脂成形体を得た。
実施例3 −  シートの 1 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルムの表面
に対して、下記のインキ組成[3A]〜[3C]による
印刷用インキを利用して、抽象柄による印刷横様層を形
成し、乾燥後に巻き取りロールで巻き取り、転写用シー
トを得た。
インキ組成[3A] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・・・67重量部[
メチルエチルケトンとトルエン との1:1 (重量比)の混合溶 剤] (2)バインダー成分・・・・23重量部[ブチルメタ
クリレート重合体と ニトロセルロースとの6.5= 3.5(重量比)の混合物] (3)着色剤:イソインドリノン ・・・・・・・・・・10重量部 インキ組成[3B] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・・65重量部[メ
チルエチルケトンとトルエン との1=1 (重量比)の混合溶 剤] (2)バインダー成分・・・・22重量部[ブチルメタ
クリレート重合体と ニトロセルロースとの 8=2 (重量比)の混合物〕 (3)着色剤:キナクリドン ・・・・・・・・・13重量部 インキ組成[3C] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・・・65重量部[
メチルエチルケトンとトルエン との1=1(重量比)の混合溶 剤] (2)バインダー成分・・・・23重量部[ブチルメタ
クリレート重合体と ニトロセルロースとの6.5・ 3.5(重量比)の混合物] (3)W色剤ニジアニン ・・・・・・ 12重量部 置皿」野二匡l 下記の混合組成[4〕による活性剤を調製した。
混合組成[4] (1)ブチルセロソルブアセテート ・・・ 26重量部 (2)ブチルカルピトールアセテート ・・・・ 26重量部 (3)ブチルメタクリレート重合体 ・・・・  8重量部 (4)ジブチルフタレート ・・・・ 20重量部 (5)硫酸バリウム  ・・・・ 20重量部゛ によ
る− E紬 前述の転写用シートな枚葉に切断した後、該転写用シ、
−トの印刷横様層面に、前記混合組成[4]による活性
剤を13 g/m2に塗布し、さらに、水温30℃の水
面に、前記活性剤が塗布されている印刷横様層面が上面
となるようにして浮かべ、1分経過後に、エアコンの外
枠用のポリスチレン樹脂成形体を上方から押し入れ、該
成形体の表面に転写用シートを延展、密着させた。
次いで、表面に転写用シートが延展、密着しているポリ
スチレン樹脂成形体を水中から引き出し、40℃の温水
で30分間シャワーした後、さらに、清水でシャワーし
、転写用シートにおけるポリビニルアルコール樹脂フィ
ルムを除去し、続いて、乾燥に付し、転写による印刷横
様層を有するポリスチレン樹脂成形体を得た。
実施例4 シートの “ 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルムの表面
に対して、下記のインキ組成[5A]〜[5C]による
印刷用インキを利用して、抽象柄による印刷横様層を形
成し、乾燥後に巻き取りロールで巻き取り、転写用シー
トを得た。
インキ組成[5A] (1)溶剤・・・・・・・・・・・67重量部[メチル
エチルケトンとトルエン との1:1 (重量比)の混合溶 剤] (2)バインダー成分・・・・23重量部[エチルメタ
クリレート重合体と ニトロセルロースとの6.5: 3.5(重量比)の混合物] (3)着色剤;イソインドリノン ・・・・・・・・・ 10重量部 インキ組成[5B] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・・・65重量部[
メチルエチルケトンとトルエン との1=1(重量比)の混合溶 剤コ (2)バインダー成分・・・・22重量部[エチルメタ
クリレート重合体と ニトロセルロースとの 8:2 (重量比)の混合物] (3)着色剤:キナクリドン ・・・・・・・・・13重量部 インキ組成[5C] (1)溶剤・・・・・・・・・・・・・65重量部[メ
チルエチルケトンとトルエン との1:1(重量比)の混合溶 剤] (2)バインダー成分・・・・23重量部[エチルメタ
クリレート重合体と ニトロセルロースとの 6.5= 3.5(重量比)の混合物コ (3)着色剤ニジアニン ・・・・・・・・・12重量部 固ユ3m 下記の混合組成[6]による活性剤を調製した。
混合組成[6] (1)ブチルセロソルブアセテート ・・・・ 26重量部 (2)ブチルカルピトールアセテート ・・・・ 26重量部 (3)エチルメタクリレート重合体 ・・・・  8重量部 (4)ジブチルフタレート ・・・・ 20重量部 (5)硫酸バリウム  ・・・ 20重量部1巳区互ゑ
上J互j 前述の転写用シートを枚葉に切断した後、該転写用シー
トの印刷横様層面に、前記混合組成[6]による活性剤
を13g/m”に塗布し、さらに、水温30℃の水面に
、前記活性剤が塗布されている印刷横様層面が上面とな
るようにして浮かべ、1分経過後に、エアコンの外枠用
のポリスチレン樹脂成形体を上方から押し入れ、該成形
体の表面に転写用シートを延展、密着させた。
次いで、表面に転写用シートが延展、密着しているポリ
スチレン樹脂成形体を水中から引き出し、40℃の温水
で30分間シャワーした後、さらに、清水でシャワーし
、転写用シートにおけるポリビニルアルコール樹脂フィ
ルムを除去し、続いて、乾燥に付し、転写による印刷横
様層を有するポリスチレン樹脂成形体を得た。
比較例1 転  シートの −“ 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルムの表面
に、シアニンブルー、カーボン、ジスアゾイエロー、酸
化鉄のそれぞれを顔料とする下記のインキ組成[7]に
よる4種類の印刷用インキを利用し、抽象柄からなる印
刷横様層を形成し、乾燥後、巻き取りロールで巻き取り
、転写用シートを得た。
インキ組成[7コ (1)溶剤:トルエン・・・・75重量部(2)バイン
ダー成分 ニトロセルロース ・・・・・・・・・・12重量部 アルキッド樹脂 ・ ・・・・・・ 3重量部 (3)顔料 ・・・・・・・・・・・10重量部固−見
二11 下記の混合組成[8]による活性剤を調製した。
混合組成[8] (1)ブチルセロソルブ ・・・・ 13重量部 (2)ブチルカルピトールアセテート ・・・・ 35重量部 (3)ニトロセルロース ・・・・  1重量部 (4)アルキッド樹脂 ・・・  9重量部 (5)ジブチルフタレート ・・・・ 20重量部 (6)硫酸バリウム ・・・・ 23重量部 によるー 〔11 前述の転写用シートな枚葉に切断した後、該転写用シー
トの印刷横様層面に、前記混合組成[8]による活性剤
を5 g/m”に塗布し、さらに、水温30℃の水面に
、前記活性剤が塗布されている印刷横様層面が上面とな
るようにして浮かべ、1分経過後に、表面が予めウレタ
ン系の塗料でブライマー塗装されているポリスチレン樹
脂成形体を上方から押し入れ、該成形体の表面に転写用
シートを延展。
密着させた。
次いで、表面に転写用シートが延展、密着しているポリ
スチレン樹脂成形体を水中から引き出して、40℃の温
水で30分間シャワーした後、さらに清水でシャワーし
て転写用シートにおけるポリビニルアルコール樹脂フィ
ルムを除去し、続いて乾燥に付し、転写による印刷横様
層を有するポリスチレン樹脂成形体を得た。
比較例2 ABS樹脂成形体の表面に対して直接、前記比較例1の
転写印刷工程における対応する転写印刷を行ない、印刷
横様層を有するABS樹脂成形体を得た。
比較例3 ブライマー塗装のなされていないポリスチレン樹脂成形
体に対して、前記比較例1の転写印刷工程における対応
する転写印刷を行ない、印刷横様層を有するポリスチレ
ン樹脂成形体を得た。
[実 験] 槻肌11二Δ上 実施例1〜4および比較例1〜3で得られた印刷横様層
を有する成形体に対して、JISK−5400による基
盤目試験にしたがって100個の基盤目を形成した後、
セロファンテープ[ニチバン (株)製〕による印刷層
の剥離試験を行なった。
前記剥離試験にて印刷層に剥れが発生しなかった基盤目
の数を第1表に示す。
肚木i星l 実施例1〜4および比較例1〜3で得られた印−り模様
層を有する成形体をそれぞれ40℃の温水中に72時間
浸漬した後、室温で24時間乾燥し、しかる後に、前述
の初期密着テストの項の処方による剥離試験を行なった
印刷層に剥れが発生しなかった基盤目の数を第1表に示
す。
第    1    表 [発明の効果〕 本発明の液圧による転写印刷方法は、表面に印刷横様層
を有する水溶性または水膨潤性支持体からなる転写用シ
ー1−を液面に浮かべると共に、前記印刷横様層を活性
剤によって活性化させ、さらに、ABS樹脂またはポリ
スチレン樹脂成形体からなる被転写体を、液面の上方か
ら転写シート上に押圧することによって、転写用シート
における印刷横様層を被転写体に転写する方法からなる
前記構成による本発明の液圧による転写印刷方法におい
ては、従来、つ1/タン系の塗料やアクリル系の塗料で
予めブライマー塗装した上でなければ、転写印刷による
印刷横様層を形成することのできなかったポリスチレン
系樹脂成形体に対しては、ブライマー塗装の工程を省略
しても、なお、密着強度においてより優れた作用を奏す
る転写印刷横様層を形成し得る。
また、従来からウレタン系の塗料やアクリル系の塗料で
予めブライマー塗装を行なうことな(、直接、転写印刷
が行なえたABS樹脂成形体に対しては、同じく、ブラ
イマー塗装の工程にイ」ずことなく転写印刷を行なうも
のではあるが、密着強度において更に優れた作用を奏す
る転写印刷横様層を形成し得る。
したがって、本発明方法によれば、被転写体との間の接
着強度において極めて優れた性質を有する転写印刷横様
層を、ポリスチレン系樹脂成形体やABS樹脂成形体に
対して、煩雑なブライマー処理を行なうことなく直接形
成できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、表面に印刷横様層を有する水溶性または水膨潤性支
    持体からなる転写用シートを液面に浮かべると共に、前
    記印刷模様層を活性剤によって活性化させ、さらに、A
    BS樹脂またはポリスチレン樹脂成形体からなる被転写
    体を、液面の上方から転写用シート上に押圧することに
    よって、転写用シートにおける印刷模様層を被転写体に
    転写する液圧による転写印刷方法において、前記水溶性
    または水膨潤性支持体の表面の印刷模様層を、ブチルメ
    タクリレート重合体、エチルメタクリレート重合体、及
    び、ブチルメタクリレート・エチルメタクリレート共重
    合体の中から選択される少なくとも1種の重合体、ある
    いは、該重合体とニトロセルロースとの混合樹脂をバイ
    ンダー成分とする印刷インキで形成し、また、前記印刷
    模様層を活性化させる活性剤として、ブチルメタクリレ
    ート重合体、エチルメタクリレート重合体、及び、ブチ
    ルメタクリレート・エチルメタクリレート共重合体の中
    から選択される少なくとも1種の重合体が溶解されてい
    る活性剤を利用することを特徴とする液圧による転写印
    刷方法。
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