JPH0416609Y2 - - Google Patents

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JPH0416609Y2
JPH0416609Y2 JP13419086U JP13419086U JPH0416609Y2 JP H0416609 Y2 JPH0416609 Y2 JP H0416609Y2 JP 13419086 U JP13419086 U JP 13419086U JP 13419086 U JP13419086 U JP 13419086U JP H0416609 Y2 JPH0416609 Y2 JP H0416609Y2
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    • Y02E60/12

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  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電池過放電防止回路を備え、コネク
タを介して負荷に電力を供給するようにした蓄電
池装置に関する。
(従来の技術) 従来、上述のような蓄電池装置として、第2図
示の回路を有するものが知られている。
第2図において、aは例えば20セル直列接続さ
れた蓄電池で、該蓄電池aの正極は、その過放電
防止回路bを経てコネクタcの一方、例えば雌コ
ネクタc1の充放電共用端子l1及び放電用端子l2
接続され、これと協動する他方例えば雄コネクタ
c2には例えばランプから成る負荷dが接続され、
また蓄電池aの負極は、蓄電池aの温度で開閉す
るスイツチを介してコネクタc1の充電用端子l3
接続されている。
過放電防止回路bは、スイツチe1と、該スイツ
チe1の閉成又は開成により充電又は放電するコン
デンサ充放電回路fと、充電時オンするトランジ
スタg1と、該トランジスタg1がオンで蓄電池電圧
が加わり該電圧が所定電圧以上の時オンするツエ
ナダイオードhと、該ツエナダイオードhのオン
時にオンするトランジスタg2と、該トランジスタ
g2のオン時に作動し、蓄電池aとコネクタc1との
接続回路を閉成する接点を有するリレーiと、該
接点の閉成時に蓄電池電圧をツエナダイオードh
及びリレーiに加えるダイオードjと、前記スイ
ツチe1と連動し回路を閉成及び開成するスイツチ
e2とから構成されている。こゝでkは表示灯、n
はダイオードである。
かくて、過放電防止回路bは、スイツチe1、e2
を閉成すると作動準備状態になり、該回路に電流
が流れる。すなわち、トランジスタg1がオンとな
り、蓄電池aが所定電圧以上ではツエナダイオー
ドhがオンとなり、その結果リレーiはオンとな
つてその接点が閉成し、蓄電池aの電圧はコネク
タcを経て負荷dに加えられる。コンデンサ充放
電回路fの充電が完了するとトランジスタg1はオ
フになるが、リレーiの接点及びダイオードjを
介して依然として蓄電池aの電圧はツエナダイオ
ードh並びにリレーi及びトランジスタg2に加わ
るので、蓄電池aの電圧はコネクタcを経て負荷
に引きつづき加えられる。
蓄電池aの電圧が所定電圧例えば18.5Vまで低
下すると、ツエナダイオードhがオフになり、そ
の結果リレーiは不作動になり、その接点は開成
となつて負荷dには蓄電池aの電圧が加わらなく
なり、表示ランプkは消灯する。
この表示ランプkの消灯により電源装置の蓄電
池aの容量が低下したことを知つた作業者は、雄
コネクタc2を雌コネクタc1から抜いて負荷dを蓄
電池aから分離し、新しい電源装置のコネクタc
に負荷dを接続する。そしてそれまで使用してい
た過放電防止回路bのスイツチe1,e2を開成す
る。
蓄電池aを充電するときは、充電器に接続され
たコネクタ(図示しない)をコネクタc1に結合し
て蓄電池aを充電する。過放電防止回路bのリレ
ーiは充電電圧で作動し、その接点を閉じるので
充電電流が蓄電池aに流入する。蓄電池aの温度
が上昇した時はスイツチmが開成するので、充電
が停止する。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述した従来の装置においては、スイ
ツチe1,e2の開閉をしばしば忘れる。そのとき
は、蓄電池aはトランジスタg1,g2、ツエナダイ
オードh等から成る過放電防止回路bに接続され
たままであるので、該回路bに僅かではあるが電
流(数10mA)が流れ、長時間の後には蓄電池a
は完全放電してしまい蓄電池aの寿命等に悪影響
を与える。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来の上述のような不都合を、第1
端子が蓄電池の正極に接続され、第3端子がコネ
クタの充放電共用端子に接続され、第1端子及び
第2端子間に印加される蓄電池電圧が所定電圧以
下に低下した時第1端子と第3端子との接続回路
を開成するリレーを有する蓄電池過放電防止回路
を備え、蓄電池の負極を前記コネクタの放電用端
子に接続するとともに蓄電池の温度で開閉するス
イツチを介して前記コネクタの充電用端子に接続
し、該コネクタに着脱する協動コネクタを介して
蓄電池を負荷に接続し、あるいは蓄電池を充電す
るようにした蓄電池装置において、蓄電池の負極
と前記コネクタの充電用端子との接続回路に前記
スイツチを直列に充電時導通するダイオードを介
入接続し、前記蓄電池過放電防止回路の第2端子
を該接続回路における該ダイオードのカソード側
に接続し、前記コネクタの放電用端子及び充電用
端子にそれぞれ接離する前記協動コネクタの2個
の端子を互いに接続したことを特徴とする。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面につき説明する。
第1図において、(1)は例えば20セルの蓄電池
で、該蓄電池1は、蓄電池過放電防止回路2を介
してコネクタ3の一方の例えば雌コネクタ31
接続され、該コネクタ3の他方例えば雄コネクタ
2は例えばランプ等の負荷4に接続されている。
これを更に詳細に説明すると、前記過放電防止回
路2は、コンデンサ充放電回路5と、該充放電回
路の充電中はオンになるトランジスタ6と、該ト
ランジスタ6のオン時蓄電池電圧が加わり、それ
が所定電圧例えば18.5Vに低下するまでオンにな
るツエナダイオード7と、該ツエナダイオード7
がオンの時オンになるトランジスタ8及びリレー
9と、該リレー9の接点9aの閉成時該接点9a
を介して蓄電池電圧をリレー9及びツエナダイオ
ード7に加えるダイオード10とから主として構
成され、この構成は従来のものと比較してスイツ
チが無い以外同じである。
該回路2の第1端子111は蓄電池1の正極に
接続され、該第3端子113は雌コネクタ31の充
放電共用端子121に接続され、蓄電池1の負極
は、雌コネクタ31の放電用端子122に接続され
ると共に蓄電池1の充電時導通するダイオード1
7及び蓄電池1の温度で開閉するスイツチ15を
介して雌コネクタ31の充電用端子123に接続さ
れ、前記過放電防止回路2の第2端子112はス
イツチ15と充電用端子123の接続回路に接続
されている。雌コネクタ31に着脱する雄コネク
タ32の前記雌コネクタ31の充放電共用端子12
及び放電端子122に接離する2つの端子131
132は、負荷4例えばランプに接続され、雌コ
ネクタ31の充電用端子123に接離する雄コネク
タ32の端子133は端子132と互いに接続され
ている。かくて雌コネクタ31に雄コネクタ32
結合して端子121と131,122と132,123
と133とをそれぞれ接続し、コネクタ3で蓄電
池1と負荷4とを接続したとき、過放電防止回路
2の第2端子112はコネクタ3の端子123,1
3132,122を介して蓄電池1の負極に接続
され、雌コネクタ31から雄コネクタ32を抜いて
端子121と131,122と132,123と133
の各接続を切り、負荷4を蓄電池1から分離した
とき、過放電防止回路2の第2端子112と蓄電
池1の負極との接続回路が開成されるようになつ
ている。
こゝで、蓄電池1の負極と雌コネクタ31の充
電用端子123の接続回路に介入接続したダイオ
ード17は、雌コネクタ31から雄コネクタ32
抜いて過放電防止回路2の第2端子112と蓄電
池1の負極との接続回路を開成したとき、スイツ
チ15を介して蓄電池1の負極に至るバイパス路
が形成されないように作用し、また充電時蓄電池
1が充電器(図示しない)に逆極性に接続されな
いように作用する。
尚、第1図において、14は表示ランプ、16
はリレー9のノイズ消去用ダイオードである。
かくて、負荷4を蓄電池1に接続すると、過放
電防止回路2は、上述した従来のものと同様に作
動し、所定電圧例えば18.5Vに低下するまではリ
レー9の接点9aは閉成し、蓄電池1の電圧はコ
ネクタ3を介して負荷4に印加され、放電電流は
蓄電池1の正極からコネクタ31の充放電共用端
子121、コネクタ32の端子131を経て負荷4
を通り、コネクタ32の端子132、コネクタ31
の放電端子122を経て蓄電池1の負極に流れる。
蓄電池電圧が所定値以下に低下したときは、リレ
ー9の接点9aは開成し、蓄電池1の負荷4への
放電は中止され、表示ランプ14は消灯する。表
示ランプ14の消灯により蓄電池1の容量の低下
を知つた作業者は、コネクタ3の雄コネクタ32
を雌コネクタ31から抜いて新しい過放電防止回
路を備える蓄電池装置の雌コネクタ31に雄コネ
クタ32を接続して再び負荷4に蓄電池1の電力
を供給する。
今まで使用していた蓄電池装置における過放電
防止回路2の第2端子112と蓄電池1の負極と
の接続回路は、雌コネクタ31から雄コネクタ32
を抜くことによるその端子122と132、123
と133のそれぞれの開成で開成される。
かくて、過放電防止回路2に流れる蓄電池1か
らの電流は遮断される。
蓄電池1を充電するときは、雌コネクタ31
充電器に接続された雄コネクタ(図示せず)を結
合すれば、雌コネクタ31の充放電共用端子121
と充電器の雄コネクタの端子が接続され、該充電
器の雄コネクタの端子と雌コネクタ31の充電用
端子123とが接続されるから、充電器からの充
電電流は、リレー9に電流が流れることにより閉
成されるリレー9の接点を介して蓄電池1、ダイ
オード17、及びスイツチ15に流れ、雌コネク
タ31の充電用端子123、雄コネクタの端子を経
て充電器に至る。
充電電流は、一般に、放電電流に比べて小さい
から、蓄電池1の負極からダイオード17及びス
イツチ15を介してコネクタ31の充電用端子1
3に接続される電線は細いものが使用できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によるときは、蓄
電池の温度により開閉するスイツチが介入された
蓄電池の負極とコネクタの充電用端子との接続回
路に充電時導通するダイオードを介入すると共に
蓄電池過放電防止回路の第2端子を該ダイオード
のカソード側に接続し、負荷に接続された協動コ
ネクタの、前記コネクタの充電用端子及び放電用
端子と接離する2端子を互いに接続したので、蓄
電池装置の不使用時において、従来装置のような
蓄電池と過放電防止回路との接続の切り忘れがな
く、蓄電池の完全放電を防止することができ、ま
たコネクタの極数を増すことなく従来のコネクタ
をそのまま使用できるので、経済的である等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の回路図、第2図は
従来例の回路図である。 1……蓄電池、2……過放電防止回路、3……
コネクタ、4……負荷、121……充放電共用端
子、122……放電用端子、123……充電用端
子、15……スイツチ、17……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1端子が蓄電池の正極に接続され、第3端子
    がコネクタの充放電共用端子に接続され、第1端
    子及び第2端子間に印加される蓄電池電圧が所定
    電圧以下に低下した時第1端子と第3端子との接
    続回路を開成するリレーを有する蓄電池過放電防
    止回路を備え、蓄電池の負極を前記コネクタの放
    電用端子に接続するとともに蓄電池の温度で開閉
    するスイツチを介して前記コネクタの充電用端子
    に接続し、該コネクタに着脱する協動コネクタを
    介して蓄電池を負荷に接続し、あるいは蓄電池を
    充電するようにした蓄電池装置において、蓄電池
    の負極と前記コネクタの充電用端子との接続回路
    に前記スイツチと直列に充電時導通するダイオー
    ドを介入接続し、前記蓄電池過放電防止回路の第
    2端子を該接続回路における該ダイオードのカソ
    ード側に接続し、前記コネクタの放電用端子及び
    充電用端子にそれぞれ接離する前記協動コネクタ
    の2個の端子を互いに接続したことを特徴とする
    蓄電池装置。
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