JPH07327323A - バッテリー装置 - Google Patents
バッテリー装置Info
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- JPH07327323A JPH07327323A JP11855294A JP11855294A JPH07327323A JP H07327323 A JPH07327323 A JP H07327323A JP 11855294 A JP11855294 A JP 11855294A JP 11855294 A JP11855294 A JP 11855294A JP H07327323 A JPH07327323 A JP H07327323A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容量の少ない電池の転極作用を防止して、電
池の長寿命化を図る。 【構成】 複数の電池１，２，３間に、連動する切換ス
イッチ４，４ａを設ける。切換スイッチ４，４ａを操作
すると、電池１，２，３は直列接続から並列接続に切換
わる。 【効果】 切換スイッチ４，４ａにより電池１，２，３
を並列接続すると、電池１，２，３自体の容量の差異に
拘らず、各電池１，２，３の両端間に加わる電圧は等し
くなる。これにより、各電池１，２，３の容量を均等に
できる。
池の長寿命化を図る。 【構成】 複数の電池１，２，３間に、連動する切換ス
イッチ４，４ａを設ける。切換スイッチ４，４ａを操作
すると、電池１，２，３は直列接続から並列接続に切換
わる。 【効果】 切換スイッチ４，４ａにより電池１，２，３
を並列接続すると、電池１，２，３自体の容量の差異に
拘らず、各電池１，２，３の両端間に加わる電圧は等し
くなる。これにより、各電池１，２，３の容量を均等に
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電池の転極作用を防止
することを目的としたバッテリー装置に関する。
することを目的としたバッテリー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ラップトップ式のパーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサなどの卓上電子機器にお
いては、商用電源からの交流電圧を直流電圧に変換して
電源電圧の供給を行うだけでなく、複数個の電池を直列
接続し、この電池の両端に接続された出力端子から直流
電圧を供給することにより、コンセントのない場所でも
機器を動作させることができるようになっている。
ンピュータやワードプロセッサなどの卓上電子機器にお
いては、商用電源からの交流電圧を直流電圧に変換して
電源電圧の供給を行うだけでなく、複数個の電池を直列
接続し、この電池の両端に接続された出力端子から直流
電圧を供給することにより、コンセントのない場所でも
機器を動作させることができるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、特
に、充放電を繰返し行うことのできるニッケル・カドミ
ウム電池などの二次電池を使用した場合、容量の異なる
電池を直列接続して完全放電を行うと、容量の小さい電
池は容量の大きい電池よりも先に放電する。このため、
先に放電した電池は他の電池によって逆充電され、これ
が電池性能を劣化させ、電池の長寿命化を妨げる要因と
なっていた。
に、充放電を繰返し行うことのできるニッケル・カドミ
ウム電池などの二次電池を使用した場合、容量の異なる
電池を直列接続して完全放電を行うと、容量の小さい電
池は容量の大きい電池よりも先に放電する。このため、
先に放電した電池は他の電池によって逆充電され、これ
が電池性能を劣化させ、電池の長寿命化を妨げる要因と
なっていた。
【０００４】そこで本発明は上記問題点に鑑み、容量の
少ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図
ることができるバッテリー装置を提供することを目的と
する。
少ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図
ることができるバッテリー装置を提供することを目的と
する。
【０００５】また、本発明は、簡単な構成で、容量の少
ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図る
ことができるバッテリー装置を提供することを目的とす
る。
ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図る
ことができるバッテリー装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載のバッテ
リー装置は、複数の電池を直列接続して出力端子から直
流電圧を供給するバッテリー装置において、前記各電池
を並列接続に切換えるスイッチ手段を設けたものであ
る。この場合、前記スイッチ手段は前記電池間に設けら
れた連動する２極の切換スイッチからなり、この切換ス
イッチは一方の極の共通端子と他方の極の常閉端子とを
一方の電池の陰極に接続し、前記一方の極の常閉端子と
前記他方の極の共通端子とを他方の電池の陽極に接続す
るとともに、前記一方の極の常開端子を前記マイナス側
出力端子に接続し、前記他方の極の常開端子を前記プラ
ス側出力端子に接続することが好ましい。
リー装置は、複数の電池を直列接続して出力端子から直
流電圧を供給するバッテリー装置において、前記各電池
を並列接続に切換えるスイッチ手段を設けたものであ
る。この場合、前記スイッチ手段は前記電池間に設けら
れた連動する２極の切換スイッチからなり、この切換ス
イッチは一方の極の共通端子と他方の極の常閉端子とを
一方の電池の陰極に接続し、前記一方の極の常閉端子と
前記他方の極の共通端子とを他方の電池の陽極に接続す
るとともに、前記一方の極の常開端子を前記マイナス側
出力端子に接続し、前記他方の極の常開端子を前記プラ
ス側出力端子に接続することが好ましい。
【０００７】
【作用】請求項１の構成により、スイッチ手段を操作し
て出力端子間の電池を直列接続から並列接続に切換える
と、電池自体の容量の差異に拘らず、各電池の両端間に
加わる電圧は等しくなり、これによって各電池の容量を
均等にすることができる。
て出力端子間の電池を直列接続から並列接続に切換える
と、電池自体の容量の差異に拘らず、各電池の両端間に
加わる電圧は等しくなり、これによって各電池の容量を
均等にすることができる。
【０００８】また、請求項２の構成により、各電池間に
２極の切換スイッチを設け、この切換スイッチを操作す
るだけで、各電池を直列接続から並列接続に簡単に切換
えることができる。
２極の切換スイッチを設け、この切換スイッチを操作す
るだけで、各電池を直列接続から並列接続に簡単に切換
えることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図３に基
づいて説明する。図１において、１，２，３は例えばニ
ッケル・カドミウム電池などの充放電可能な電池であ
り、一端に位置する電池１の陽極には、プラス側出力端
子＋Ｖが接続されるとともに、他端に位置する電池３の
陰極には、マイナス側出力端子−Ｖが接続される。そし
て、この出力端子＋Ｖ，−Ｖを介して、図示しない電子
機器の装置本体に直流電圧を供給するようになってい
る。本実施例の場合、各電池１，２，３はニッケル・カ
ドミウム電池を用いているが、他の二次電池、例えば鉛
蓄電池などを用いることも可能である。
づいて説明する。図１において、１，２，３は例えばニ
ッケル・カドミウム電池などの充放電可能な電池であ
り、一端に位置する電池１の陽極には、プラス側出力端
子＋Ｖが接続されるとともに、他端に位置する電池３の
陰極には、マイナス側出力端子−Ｖが接続される。そし
て、この出力端子＋Ｖ，−Ｖを介して、図示しない電子
機器の装置本体に直流電圧を供給するようになってい
る。本実施例の場合、各電池１，２，３はニッケル・カ
ドミウム電池を用いているが、他の二次電池、例えば鉛
蓄電池などを用いることも可能である。
【００１０】４，４ａは、出力端子＋Ｖ，−Ｖ間に設け
られた各電池１，２，３を直列接続から並列接続に切換
えるスイッチ手段たる連動する２極の切換スイッチであ
る。この切換スイッチ４，４ａは電池１，２，３の転極
作用を防止するために設けられ、電池１，２間に設けら
れた切換スイッチ４は、一方の極の共通端子５と他方の
極の常閉端子６とを電池１の陰極に接続し、一方の極の
常閉端子７と他方の極の共通端子８とを電池２の陽極に
接続するとともに、一方の極の常開端子９をマイナス側
出力端子−Ｖに接続し、他方の極の常開端子10をプラス
側出力端子＋Ｖに接続して構成される。また、電池２，
３間に設けられた切換スイッチ４ａは、一方の極の共通
端子５ａと他方の極の常閉端子６ａとを電池２の陰極に
接続し、一方の極の常閉端子７ａと他方の極の共通端子
８ａとを電池３の陽極に接続するとともに、一方の極の
常開端子９ａをマイナス側出力端子−Ｖに接続し、他方
の極の常開端子10ａをプラス側出力端子＋Ｖに接続して
構成される。切換スイッチ４，４ａは、図示しない操作
体によって連動するようになっており、この操作体を操
作しない場合には、切換スイッチ４の共通端子５と常閉
端子７間、および共通端子８と常閉端子６間が接触する
とともに、切換スイッチ４ａの共通端子５ａと常閉端子
７ａ間、および共通端子８ａと常閉端子６ａ間が接触し
て、図２に示すように、出力端子＋Ｖ，−Ｖに対して各
電池１，２，３を直列接続した状態となる。
られた各電池１，２，３を直列接続から並列接続に切換
えるスイッチ手段たる連動する２極の切換スイッチであ
る。この切換スイッチ４，４ａは電池１，２，３の転極
作用を防止するために設けられ、電池１，２間に設けら
れた切換スイッチ４は、一方の極の共通端子５と他方の
極の常閉端子６とを電池１の陰極に接続し、一方の極の
常閉端子７と他方の極の共通端子８とを電池２の陽極に
接続するとともに、一方の極の常開端子９をマイナス側
出力端子−Ｖに接続し、他方の極の常開端子10をプラス
側出力端子＋Ｖに接続して構成される。また、電池２，
３間に設けられた切換スイッチ４ａは、一方の極の共通
端子５ａと他方の極の常閉端子６ａとを電池２の陰極に
接続し、一方の極の常閉端子７ａと他方の極の共通端子
８ａとを電池３の陽極に接続するとともに、一方の極の
常開端子９ａをマイナス側出力端子−Ｖに接続し、他方
の極の常開端子10ａをプラス側出力端子＋Ｖに接続して
構成される。切換スイッチ４，４ａは、図示しない操作
体によって連動するようになっており、この操作体を操
作しない場合には、切換スイッチ４の共通端子５と常閉
端子７間、および共通端子８と常閉端子６間が接触する
とともに、切換スイッチ４ａの共通端子５ａと常閉端子
７ａ間、および共通端子８ａと常閉端子６ａ間が接触し
て、図２に示すように、出力端子＋Ｖ，−Ｖに対して各
電池１，２，３を直列接続した状態となる。
【００１１】しかして、通常の放電時には、図１，２に
示すように切換スイッチ４，４ａを介して各電池１，
２，３が直列接続され、これらの各電池１，２，３の端
子間電圧を加えた直流出力電圧Ｖｏ１が出力端子＋Ｖ，
−Ｖから出力される。この状態で放電を続けると、各電
池１，２，３の容量が異なっている場合には、容量の少
ない電池１が容量の多い他の電池２，３よりも先に完全
放電し、転極作用が起こり、他の電池２，３によって逆
充電される。そして、放電を停止させ、このままの状態
で充電を行うと、各電池１，２，３の容量が異なるまま
充電が行われるため、再度直列接続して放電を行うと、
電池１が同じく先に完全放電し、転極作用が起こり易く
なる。そこで、本実施例では、放電停止時に切換スイッ
チ４，４Ａを操作して、切換スイッチ４の共通端子５と
常開端子９間、および共通端子８と常開端子10間を接触
させるとともに、切換スイッチ４ａの共通端子５ａと常
開端子９ａ間、および共通端子８ａと常開端子10ａ間を
接触させ、図３に示すように、出力端子＋Ｖ，−Ｖに対
して各電池１，２，３を並列接続した状態にして、各電
池１，２，３の両端間に加わる電圧Ｖｏ２を互いに等し
くして、各電池１，２，３の容量を均等にする。その
後、再度放電を行う時には、切換スイッチ４，４Ａの操
作により、図２のように各電池１，２，３を直列接続に
切換えて、放電させることによって、各電池１，２，３
は転極作用を起こすことなく、略同じタイミングで完全
放電する。
示すように切換スイッチ４，４ａを介して各電池１，
２，３が直列接続され、これらの各電池１，２，３の端
子間電圧を加えた直流出力電圧Ｖｏ１が出力端子＋Ｖ，
−Ｖから出力される。この状態で放電を続けると、各電
池１，２，３の容量が異なっている場合には、容量の少
ない電池１が容量の多い他の電池２，３よりも先に完全
放電し、転極作用が起こり、他の電池２，３によって逆
充電される。そして、放電を停止させ、このままの状態
で充電を行うと、各電池１，２，３の容量が異なるまま
充電が行われるため、再度直列接続して放電を行うと、
電池１が同じく先に完全放電し、転極作用が起こり易く
なる。そこで、本実施例では、放電停止時に切換スイッ
チ４，４Ａを操作して、切換スイッチ４の共通端子５と
常開端子９間、および共通端子８と常開端子10間を接触
させるとともに、切換スイッチ４ａの共通端子５ａと常
開端子９ａ間、および共通端子８ａと常開端子10ａ間を
接触させ、図３に示すように、出力端子＋Ｖ，−Ｖに対
して各電池１，２，３を並列接続した状態にして、各電
池１，２，３の両端間に加わる電圧Ｖｏ２を互いに等し
くして、各電池１，２，３の容量を均等にする。その
後、再度放電を行う時には、切換スイッチ４，４Ａの操
作により、図２のように各電池１，２，３を直列接続に
切換えて、放電させることによって、各電池１，２，３
は転極作用を起こすことなく、略同じタイミングで完全
放電する。
【００１２】以上のように上記実施例によれば、請求項
１に対応して、複数の電池１，２，３を直列接続して出
力端子＋Ｖ，−Ｖから直流電圧を供給するバッテリー装
置において、各電池１，２，３を並列接続に切換えるス
イッチ手段たる切換スイッチ４，４ａを設けたものであ
るから、切換スイッチ４，４ａを操作して出力端子＋
Ｖ，−Ｖ間の電池１，２，３を直列接続から並列接続に
切換えると、電池自体の容量の差異に拘らず、各電池の
両端間に加わる電圧は等しくなり、これによって、各電
池１，２，３の容量を均等にすることができる。したが
って、容量の少ない電池１の転極作用を防止して、各電
池１，２，３の長寿命化を図ることが可能となる。
１に対応して、複数の電池１，２，３を直列接続して出
力端子＋Ｖ，−Ｖから直流電圧を供給するバッテリー装
置において、各電池１，２，３を並列接続に切換えるス
イッチ手段たる切換スイッチ４，４ａを設けたものであ
るから、切換スイッチ４，４ａを操作して出力端子＋
Ｖ，−Ｖ間の電池１，２，３を直列接続から並列接続に
切換えると、電池自体の容量の差異に拘らず、各電池の
両端間に加わる電圧は等しくなり、これによって、各電
池１，２，３の容量を均等にすることができる。したが
って、容量の少ない電池１の転極作用を防止して、各電
池１，２，３の長寿命化を図ることが可能となる。
【００１３】上記請求項１における切換スイッチ４，４
ａは、放電時における電池の転極作用を防止する以外に
も、次のような作用，効果を奏する。電池１，２，３の
充電時において、出力端子＋Ｖ，−Ｖを介して各電池
１，２，３に電力供給を行う場合、切換スイッチ４，４
ａを操作して各電池１，２，３を並列接続すれば、電池
１，２，３の充電電圧を低くすることができ、充電時に
おける電池１，２，３の破裂の危険性を防止することも
できる。また、特に請求項１の電池１，２，３として鉛
蓄電池を用いた場合、各鉛蓄電池を均等充電することが
可能となる。
ａは、放電時における電池の転極作用を防止する以外に
も、次のような作用，効果を奏する。電池１，２，３の
充電時において、出力端子＋Ｖ，−Ｖを介して各電池
１，２，３に電力供給を行う場合、切換スイッチ４，４
ａを操作して各電池１，２，３を並列接続すれば、電池
１，２，３の充電電圧を低くすることができ、充電時に
おける電池１，２，３の破裂の危険性を防止することも
できる。また、特に請求項１の電池１，２，３として鉛
蓄電池を用いた場合、各鉛蓄電池を均等充電することが
可能となる。
【００１４】また、本実施例は、請求項２に対応して、
スイッチ手段は電池１，２，３間に設けられた連動する
２極の切換スイッチ４，４ａからなり、切換スイッチ４
は一方の極の共通端子５と他方の極の常閉端子６とを一
方の電池１の陰極に接続し、一方の極の常閉端子７と他
方の極の共通端子８とを他方の電池２の陽極に接続する
とともに、一方の極の常開端子９をマイナス側出力端子
−Ｖに接続し、他方の極の常開端子10をプラス側出力端
子＋に接続したものであり、かつ、切換スイッチ４ａは
一方の極の共通端子５ａと他方の極の常閉端子６ａとを
一方の電池２の陰極に接続し、一方の極の常閉端子７ａ
と他方の極の共通端子８ａとを他方の電池３の陽極に接
続するとともに、一方の極の常開端子９ａをマイナス側
出力端子−Ｖに接続し、他方の極の常開端子10ａをプラ
ス側出力端子＋に接続したものである。したがって、こ
の場合には、各電池１，２，３間に２極の切換スイッチ
４，４ａを設け、この切換スイッチ４，４ａを連動操作
するだけで、各電池１，２，３を直列接続から並列接続
に簡単に切換えることができ、簡単な構成で、容量の少
ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図る
ことが可能となる。
スイッチ手段は電池１，２，３間に設けられた連動する
２極の切換スイッチ４，４ａからなり、切換スイッチ４
は一方の極の共通端子５と他方の極の常閉端子６とを一
方の電池１の陰極に接続し、一方の極の常閉端子７と他
方の極の共通端子８とを他方の電池２の陽極に接続する
とともに、一方の極の常開端子９をマイナス側出力端子
−Ｖに接続し、他方の極の常開端子10をプラス側出力端
子＋に接続したものであり、かつ、切換スイッチ４ａは
一方の極の共通端子５ａと他方の極の常閉端子６ａとを
一方の電池２の陰極に接続し、一方の極の常閉端子７ａ
と他方の極の共通端子８ａとを他方の電池３の陽極に接
続するとともに、一方の極の常開端子９ａをマイナス側
出力端子−Ｖに接続し、他方の極の常開端子10ａをプラ
ス側出力端子＋に接続したものである。したがって、こ
の場合には、各電池１，２，３間に２極の切換スイッチ
４，４ａを設け、この切換スイッチ４，４ａを連動操作
するだけで、各電池１，２，３を直列接続から並列接続
に簡単に切換えることができ、簡単な構成で、容量の少
ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図る
ことが可能となる。
【００１５】本実施例では、３個の電池１，２，３を直
列接続したものを示しているが、ｎ個の電池１，２，３
…を用いた場合にも、ｎ−１個の切換スイッチ４，４ａ
…を用いて電池１，２，３…を直列接続から並列接続に
切換えることができる。この場合、各切換えスイッチ
４，４ａ…における端子の接続は、各電池１，２，３…
間で全く同様に行ってよい。また、特に、電池１，２，
３の個数が少ない場合には、連動する（ｎ−１）×２極
の単独の切換スイッチを用いることも可能である。例え
ば、本実施例では、切換スイッチ４，４ａに代わり、４
極の切換スイッチを用いて各極のオン，オフ状態を切換
えるようにしてもよい。この場合には、１個の切換スイ
ッチを用いるだけで電池１，２，３の転極作用を防止す
ることができる。また、請求項１におけるスイッチ手段
としては、実施例における切換スイッチの他に、トラン
ジスタやＭＯＳ形ＦＥＴなどの半導体スイッチ素子、あ
るいは、リレーなどの各種継電器を適宜利用することが
できる。また、請求項２における切換スイッチとして
は、手動の切換スイッチ４，４ａのみならず、トグルス
イッチや、押し釦スイッチなどを用いることができる。
列接続したものを示しているが、ｎ個の電池１，２，３
…を用いた場合にも、ｎ−１個の切換スイッチ４，４ａ
…を用いて電池１，２，３…を直列接続から並列接続に
切換えることができる。この場合、各切換えスイッチ
４，４ａ…における端子の接続は、各電池１，２，３…
間で全く同様に行ってよい。また、特に、電池１，２，
３の個数が少ない場合には、連動する（ｎ−１）×２極
の単独の切換スイッチを用いることも可能である。例え
ば、本実施例では、切換スイッチ４，４ａに代わり、４
極の切換スイッチを用いて各極のオン，オフ状態を切換
えるようにしてもよい。この場合には、１個の切換スイ
ッチを用いるだけで電池１，２，３の転極作用を防止す
ることができる。また、請求項１におけるスイッチ手段
としては、実施例における切換スイッチの他に、トラン
ジスタやＭＯＳ形ＦＥＴなどの半導体スイッチ素子、あ
るいは、リレーなどの各種継電器を適宜利用することが
できる。また、請求項２における切換スイッチとして
は、手動の切換スイッチ４，４ａのみならず、トグルス
イッチや、押し釦スイッチなどを用いることができる。
【００１６】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。
【００１７】
【発明の効果】請求項１に記載のバッテリー装置は、複
数の電池を直列接続して出力端子から直流電圧を供給す
るバッテリー装置において、前記各電池を並列接続に切
換えるスイッチ手段を設けたものであるから、容量の少
ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図る
ことができる。
数の電池を直列接続して出力端子から直流電圧を供給す
るバッテリー装置において、前記各電池を並列接続に切
換えるスイッチ手段を設けたものであるから、容量の少
ない電池の転極作用を防止して、電池の長寿命化を図る
ことができる。
【００１８】また、請求項２に記載のバッテリー装置
は、前記スイッチ手段が前記電池間に設けられた連動す
る２極の切換スイッチからなり、この切換スイッチは一
方の極の共通端子と他方の極の常閉端子とを一方の電池
の陰極に接続し、前記一方の極の常閉端子と前記他方の
極の共通端子とを他方の電池の陽極に接続するととも
に、前記一方の極の常開端子を前記マイナス側出力端子
に接続し、前記他方の極の常開端子を前記プラス側出力
端子に接続したものであるから、切換スイッチによる簡
単な構成で、容量の少ない電池の転極作用を防止して、
電池の長寿命化を図ることができる。
は、前記スイッチ手段が前記電池間に設けられた連動す
る２極の切換スイッチからなり、この切換スイッチは一
方の極の共通端子と他方の極の常閉端子とを一方の電池
の陰極に接続し、前記一方の極の常閉端子と前記他方の
極の共通端子とを他方の電池の陽極に接続するととも
に、前記一方の極の常開端子を前記マイナス側出力端子
に接続し、前記他方の極の常開端子を前記プラス側出力
端子に接続したものであるから、切換スイッチによる簡
単な構成で、容量の少ない電池の転極作用を防止して、
電池の長寿命化を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示すバッテリー装置の回路
構成図である。
構成図である。
【図２】同上切換スイッチを操作しない状態の回路図で
ある。
ある。
【図３】同上切換スイッチを操作した状態の回路図であ
る。
る。
１，２，３ 電池 ４，４ａ 切換スイッチ ５，５ａ 一方の極の共通端子 ６，６ａ 他方の極の常閉端子 ７，７ａ 一方の極の常閉端子 ８，８ａ 他方の極の共通端子 ９，９ａ 一方の極の常開端子 10，10ａ 他方の極の常開端子 ＋Ｖ プラス側出力端子 −Ｖ マイナス側出力端子
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の電池を直列接続して出力端子から
直流電圧を供給するバッテリー装置において、前記各電
池を並列接続に切換えるスイッチ手段を設けたことを特
徴とするバッテリー装置。 - 【請求項２】 前記スイッチ手段は前記電池間に設けら
れた連動する２極の切換スイッチからなり、この切換ス
イッチは一方の極の共通端子と他方の極の常閉端子とを
一方の電池の陰極に接続し、前記一方の極の常閉端子と
前記他方の極の共通端子とを他方の電池の陽極に接続す
るとともに、前記一方の極の常開端子を前記マイナス側
出力端子に接続し、前記他方の極の常開端子を前記プラ
ス側出力端子に接続したものであることを特徴とする請
求項１記載のバッテリー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11855294A JPH07327323A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | バッテリー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11855294A JPH07327323A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | バッテリー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07327323A true JPH07327323A (ja) | 1995-12-12 |
Family
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-
1994
- 1994-05-31 JP JP11855294A patent/JPH07327323A/ja active Pending
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