JPH0416602B2 - - Google Patents
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- JPH0416602B2 JPH0416602B2 JP58154435A JP15443583A JPH0416602B2 JP H0416602 B2 JPH0416602 B2 JP H0416602B2 JP 58154435 A JP58154435 A JP 58154435A JP 15443583 A JP15443583 A JP 15443583A JP H0416602 B2 JPH0416602 B2 JP H0416602B2
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- JP
- Japan
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- turbine
- building
- pedestal
- floor
- power plant
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K13/00—General layout or general methods of operation of complete plants
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は、原子炉において発生した蒸気を利用
してタービンを駆動し、発電する沸騰水型原子力
発電プラントのタービン設備に関する。 〔発明の背景〕 沸騰水型原子力発電プラントにおけるタービン
建屋は、タービンの周囲に配置する湿分分離器と
蒸気配管(クロスアラウンド配管)の引き回しが
建屋の大きさを決定する主要な要因となつてい
る。従来の沸騰水型原子力発電プラントにおける
タービン設備の配置は、第1図乃至第6図に示す
ようになつている。第1図はタービン建屋の運転
階の平面図を示したもので、タービン建屋10は
原子炉建屋12に隣接して設けられ、タービン建
屋10の運転階にはタービン発電機14と原子炉
給水ポンプ15とが配設してある。この運転階の
下の階、すなわち一階には、タービン発電機14
を支持しているタービン発電機ペデスタル(以下
T−Gペデスタルと称す)16が上下方向に貫通
している。そしてT−Gペデスタル16の間に
は、タービン発電機14の下方に配設した給水加
熱器18を内蔵する復水器20が位置している。
また、この一階には湿分分離器22が配置される
とともに、複数の給水加熱器24,26が配置し
てある。さらに下の階、すなわち地階には、一階
のT−Gペデスタル16と連続しているT−Gペ
デスタル16が基礎版上に設けられ、これらT−
Gペデスタル間に復水器20が配設してある。そ
して、T−Gペデスタル16の列に沿つて複数の
給水加熱器28,30,32が配設してある。 なお、タービン発電機14の上方には、第4図
に示すようにタービン発電機14の分解、組立て
の際に使用する天井クレーン34が設けてある。
そして、湿分分離器22の上部には、第5図及び
第6図に示すように3本のクロスアラウンド管3
4,36,38が接続してある。このクロスアラ
ウンド管34,36,38は、建屋スラブ40に
形成した開口42に導かれ、中間阻止弁44に接
続してある。そして、湿分分離器22には、高圧
タービン46との間に蒸気入口管48,50が接
続してあり、主蒸気加減弁52を介して高圧ター
ビン46に導かれた蒸気が湿分分離器22に下方
から流入するようになつている。この湿分分離器
22は、第6図に示す如く耐震サポート54によ
り支持されるとともに、吊具56により建屋のス
ラブ40に吊るされている。なお第6図に示した
符号58,60は、建屋側柱であり、64はT−
Gペデスタル16の梁部である。この建屋側柱5
8は、地震時においてT−Gベデスタルと干渉し
ないようにT−Gペデスタル16との間に所定の
間隔が設けられている。タービン建屋10のスラ
ブ40の上面、すなわち運転階床面62は、T−
Gペデスタル16の上面と高さが一致している。 T−Gペデスタル16上に固定されるタービン
発電機14は、大型重量物(1100MW級プラント
においては4000〜5000ton)であり、かつ高速回
転(1500〜1800rpm)する機器である。このため
タービン発電機14を支持するT−Gペデスタル
16は、剛性の極めて高いものとして設計され、
断面寸法も大きくタービン建屋10への振動伝播
を避けるため、建屋との境界に間隙を設け基礎版
から独立に立設させている。このT−Gペデスタ
ルの全高は、復水器20の寸法と梁部64の寸法
とから決定され、一般に18〜22mである。そし
て、T−Gペデスタル16の梁高さは、次表に示
す如くタービン建屋10側の運転階梁高さより約
2m程度大きくなつている。
してタービンを駆動し、発電する沸騰水型原子力
発電プラントのタービン設備に関する。 〔発明の背景〕 沸騰水型原子力発電プラントにおけるタービン
建屋は、タービンの周囲に配置する湿分分離器と
蒸気配管(クロスアラウンド配管)の引き回しが
建屋の大きさを決定する主要な要因となつてい
る。従来の沸騰水型原子力発電プラントにおける
タービン設備の配置は、第1図乃至第6図に示す
ようになつている。第1図はタービン建屋の運転
階の平面図を示したもので、タービン建屋10は
原子炉建屋12に隣接して設けられ、タービン建
屋10の運転階にはタービン発電機14と原子炉
給水ポンプ15とが配設してある。この運転階の
下の階、すなわち一階には、タービン発電機14
を支持しているタービン発電機ペデスタル(以下
T−Gペデスタルと称す)16が上下方向に貫通
している。そしてT−Gペデスタル16の間に
は、タービン発電機14の下方に配設した給水加
熱器18を内蔵する復水器20が位置している。
また、この一階には湿分分離器22が配置される
とともに、複数の給水加熱器24,26が配置し
てある。さらに下の階、すなわち地階には、一階
のT−Gペデスタル16と連続しているT−Gペ
デスタル16が基礎版上に設けられ、これらT−
Gペデスタル間に復水器20が配設してある。そ
して、T−Gペデスタル16の列に沿つて複数の
給水加熱器28,30,32が配設してある。 なお、タービン発電機14の上方には、第4図
に示すようにタービン発電機14の分解、組立て
の際に使用する天井クレーン34が設けてある。
そして、湿分分離器22の上部には、第5図及び
第6図に示すように3本のクロスアラウンド管3
4,36,38が接続してある。このクロスアラ
ウンド管34,36,38は、建屋スラブ40に
形成した開口42に導かれ、中間阻止弁44に接
続してある。そして、湿分分離器22には、高圧
タービン46との間に蒸気入口管48,50が接
続してあり、主蒸気加減弁52を介して高圧ター
ビン46に導かれた蒸気が湿分分離器22に下方
から流入するようになつている。この湿分分離器
22は、第6図に示す如く耐震サポート54によ
り支持されるとともに、吊具56により建屋のス
ラブ40に吊るされている。なお第6図に示した
符号58,60は、建屋側柱であり、64はT−
Gペデスタル16の梁部である。この建屋側柱5
8は、地震時においてT−Gベデスタルと干渉し
ないようにT−Gペデスタル16との間に所定の
間隔が設けられている。タービン建屋10のスラ
ブ40の上面、すなわち運転階床面62は、T−
Gペデスタル16の上面と高さが一致している。 T−Gペデスタル16上に固定されるタービン
発電機14は、大型重量物(1100MW級プラント
においては4000〜5000ton)であり、かつ高速回
転(1500〜1800rpm)する機器である。このため
タービン発電機14を支持するT−Gペデスタル
16は、剛性の極めて高いものとして設計され、
断面寸法も大きくタービン建屋10への振動伝播
を避けるため、建屋との境界に間隙を設け基礎版
から独立に立設させている。このT−Gペデスタ
ルの全高は、復水器20の寸法と梁部64の寸法
とから決定され、一般に18〜22mである。そし
て、T−Gペデスタル16の梁高さは、次表に示
す如くタービン建屋10側の運転階梁高さより約
2m程度大きくなつている。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するため
になされたもので、タービン建屋のスペース効率
を向上することができる沸騰水型原子力発電プラ
ントのタービン設備を提供することを目的とす
る。 〔発明の概要〕 本発明は、タービンペデスタルの梁下面とター
ビン建屋の梁下面とを一致させるとともに、前記
建屋の床面を前記タービンペデスタルの梁高さと
建屋の梁高さの差だけタービンペデスタルの上面
より低くし、クロスアラウンド管を前記建屋の床
面に配置することにより、タービン建屋のスペー
ス効率を向上できるように構成したものである。 〔発明の実施例〕 本発明に係る沸騰水型原子力発電プラントのタ
ービン設備の好ましい実施例を、添付図面に従つ
て詳説する。なお、前記従来技術において説明し
た部分に対応した部分については、同一の符号を
付しその説明を省略する。 第7図は、本発明に係る沸騰水型原子力発電プ
ラントのタービン設備の実施例の説明図である。
第7図においてタービン建屋10の梁部下面66
は、T−Gペデスタル16の梁部下面68と一致
させてある。このため、タービン建屋10の運転
階床面62は、建屋側の梁部の高さとT−Gペデ
スタル16の梁部64の高さの差だけT−Gペデ
スタル16の上面より低くなつている。そして、
湿分分離器22の上部に接続してあるクロスアラ
ウンド管34,36,38は、ほぼまつすぐ上方
に延ばされ、運転階床面62を形成するスラブ4
0を貫通している。このクロスアラウンド管3
4,36,38は、スラブ40を貫通したところ
において運転階床面62上に水平に配置され、そ
の後立上げられて従来と同様に中間阻止弁44に
接続される。また、タービン発電機14の周囲
は、タービン遮蔽体70によつて覆つてあり、ク
ロスアラウンド管の周囲も放射能を遮蔽する遮蔽
体72により覆つてある。この遮蔽体72は、コ
ンクリートまたは鉄板製であつて上面がT−Gペ
デスタル16の上面とほぼ一致している。 上記の如く構成することにより、運転階床面6
2を500〜1100MW級の原子力発電プラントにお
いて1900〜2100mm下げることができ、室R1等の
タービン建屋一階部の余分な空間を減少させるこ
とができる。この余分な空間を減少させることに
より、これらの空間部の換気風量が減少し、換気
設備の負荷を小さくすることができる。また、ク
ロスアラウンド管34,36,38をほぼまつす
ぐ上方に延ばしたことにより、一階部におけるク
ロスアラウンド管の引き回しがなくなり、柱5
8,60間の間隔l2、l3は、湿分分離器22の据
付分に湿分分離器の保温やサポートの据付作業ス
ペースを加えたものでよく、従来に比較して狭く
することができる。このため、復水器20の据付
分l1にl2、l3を加えた天井クレーン34のスパンl4
が小さくなり、天井クレーン34の上部のトラス
の梁高さl6を小さくすることができ、運転階の建
屋容積も縮小することができる。そして、運転階
の床面が小さくなつた分は、運転階床面62が従
来より低くなつたため、クロスアラウンド管の配
されている部分を除き床面と天井クレーンとの間
隔が大きくなり、この床面に定期検査時に展開す
るタービン発電機の部品等を二段重ねや縦長に置
くことができ、従来と同様の作業をすることがで
きる。しかも、基礎版から運転階床面62までの
距離l5が小さくなつたことにより、タービン建屋
10の耐震性を向上することができる。 一方、クロスアラウンド管34,36,38
は、一階部においてほぼまつすぐ上方に延ばされ
て運転床面62上に配置されたことにより、一階
の復水器20の周囲の混雑度合が少なくなり、こ
の部分における配管、ダクト、ケーブルトレイ等
の天井から吊るサポート材をも短かくすることが
でき、サポート物量を低減することができる。そ
して、クロスアラウンド管が運転階床面62上に
配置されたため、クロスアラウンド管の搬入、据
付作業が容易となり、また一階の復水器20周囲
の配管類の据付に影響を与えることなくクロスア
ラウンド管の配管作業と復水器周囲の配管作業と
を平行して行なうことができる。さらに、中間阻
止弁44がT−Gペデスタル16の側部に取り付
けてあるため、従来は中間阻止弁44の真横にタ
ービン建屋10のスラブ40が存在し、中間阻止
弁44にクロスアラウンド管を接続するためのス
ラブ40に設けた開口部42が大きくならざるを
得なかつた。しかし、前記実施例によれば、運転
階床面62を下げたことにより、スラブ40に設
けた切欠(開口)は、中間阻止弁を操作するのに
必要な大きさだけでよく、構造体としての弱い部
分が解消される。さらに、クロスアラウンド管の
周囲を遮蔽体72をもつて覆うことにより、遮蔽
体72上に定期検査時の解体部品を展開すること
ができ、また遮蔽体72の上面がT−Gペデスタ
ル16の上面とほぼ同じであるところから、点検
時等における作業員のタービン発電機14への接
近も従来と同様に行なうことができる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、タービン
建屋の運転階床面を下げることにより余分なスペ
ースの減少を図ることができ、タービン建屋のス
ペース効率を向上することができる。
になされたもので、タービン建屋のスペース効率
を向上することができる沸騰水型原子力発電プラ
ントのタービン設備を提供することを目的とす
る。 〔発明の概要〕 本発明は、タービンペデスタルの梁下面とター
ビン建屋の梁下面とを一致させるとともに、前記
建屋の床面を前記タービンペデスタルの梁高さと
建屋の梁高さの差だけタービンペデスタルの上面
より低くし、クロスアラウンド管を前記建屋の床
面に配置することにより、タービン建屋のスペー
ス効率を向上できるように構成したものである。 〔発明の実施例〕 本発明に係る沸騰水型原子力発電プラントのタ
ービン設備の好ましい実施例を、添付図面に従つ
て詳説する。なお、前記従来技術において説明し
た部分に対応した部分については、同一の符号を
付しその説明を省略する。 第7図は、本発明に係る沸騰水型原子力発電プ
ラントのタービン設備の実施例の説明図である。
第7図においてタービン建屋10の梁部下面66
は、T−Gペデスタル16の梁部下面68と一致
させてある。このため、タービン建屋10の運転
階床面62は、建屋側の梁部の高さとT−Gペデ
スタル16の梁部64の高さの差だけT−Gペデ
スタル16の上面より低くなつている。そして、
湿分分離器22の上部に接続してあるクロスアラ
ウンド管34,36,38は、ほぼまつすぐ上方
に延ばされ、運転階床面62を形成するスラブ4
0を貫通している。このクロスアラウンド管3
4,36,38は、スラブ40を貫通したところ
において運転階床面62上に水平に配置され、そ
の後立上げられて従来と同様に中間阻止弁44に
接続される。また、タービン発電機14の周囲
は、タービン遮蔽体70によつて覆つてあり、ク
ロスアラウンド管の周囲も放射能を遮蔽する遮蔽
体72により覆つてある。この遮蔽体72は、コ
ンクリートまたは鉄板製であつて上面がT−Gペ
デスタル16の上面とほぼ一致している。 上記の如く構成することにより、運転階床面6
2を500〜1100MW級の原子力発電プラントにお
いて1900〜2100mm下げることができ、室R1等の
タービン建屋一階部の余分な空間を減少させるこ
とができる。この余分な空間を減少させることに
より、これらの空間部の換気風量が減少し、換気
設備の負荷を小さくすることができる。また、ク
ロスアラウンド管34,36,38をほぼまつす
ぐ上方に延ばしたことにより、一階部におけるク
ロスアラウンド管の引き回しがなくなり、柱5
8,60間の間隔l2、l3は、湿分分離器22の据
付分に湿分分離器の保温やサポートの据付作業ス
ペースを加えたものでよく、従来に比較して狭く
することができる。このため、復水器20の据付
分l1にl2、l3を加えた天井クレーン34のスパンl4
が小さくなり、天井クレーン34の上部のトラス
の梁高さl6を小さくすることができ、運転階の建
屋容積も縮小することができる。そして、運転階
の床面が小さくなつた分は、運転階床面62が従
来より低くなつたため、クロスアラウンド管の配
されている部分を除き床面と天井クレーンとの間
隔が大きくなり、この床面に定期検査時に展開す
るタービン発電機の部品等を二段重ねや縦長に置
くことができ、従来と同様の作業をすることがで
きる。しかも、基礎版から運転階床面62までの
距離l5が小さくなつたことにより、タービン建屋
10の耐震性を向上することができる。 一方、クロスアラウンド管34,36,38
は、一階部においてほぼまつすぐ上方に延ばされ
て運転床面62上に配置されたことにより、一階
の復水器20の周囲の混雑度合が少なくなり、こ
の部分における配管、ダクト、ケーブルトレイ等
の天井から吊るサポート材をも短かくすることが
でき、サポート物量を低減することができる。そ
して、クロスアラウンド管が運転階床面62上に
配置されたため、クロスアラウンド管の搬入、据
付作業が容易となり、また一階の復水器20周囲
の配管類の据付に影響を与えることなくクロスア
ラウンド管の配管作業と復水器周囲の配管作業と
を平行して行なうことができる。さらに、中間阻
止弁44がT−Gペデスタル16の側部に取り付
けてあるため、従来は中間阻止弁44の真横にタ
ービン建屋10のスラブ40が存在し、中間阻止
弁44にクロスアラウンド管を接続するためのス
ラブ40に設けた開口部42が大きくならざるを
得なかつた。しかし、前記実施例によれば、運転
階床面62を下げたことにより、スラブ40に設
けた切欠(開口)は、中間阻止弁を操作するのに
必要な大きさだけでよく、構造体としての弱い部
分が解消される。さらに、クロスアラウンド管の
周囲を遮蔽体72をもつて覆うことにより、遮蔽
体72上に定期検査時の解体部品を展開すること
ができ、また遮蔽体72の上面がT−Gペデスタ
ル16の上面とほぼ同じであるところから、点検
時等における作業員のタービン発電機14への接
近も従来と同様に行なうことができる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、タービン
建屋の運転階床面を下げることにより余分なスペ
ースの減少を図ることができ、タービン建屋のス
ペース効率を向上することができる。
第1図は従来の沸騰水型原子力発電プラントの
タービン建屋の運転階の平面図、第2図は前記タ
ービン建屋の一階の平面図、第3図は前記タービ
ン建屋の地階の平面図、第4図は前記建屋の概略
断面図、第5図は従来の沸騰水型原子力発電プラ
ントにおけるクロスアラウンド管の配管平面図、
第6図は前記クロスアラウンド管の配管状態を示
す側面図、第7図は本発明に係る沸騰水型原子力
発電プラントのタービン設備の一部断面図であ
る。 10……タービン建屋、12……原子炉建屋、
14……タービン発電機、16……T−Gペデス
タル、20……復水器、22……湿分分離器、3
4,36,38……クロスアラウンド管、62…
…運転階床面、64……T−Gペデスタルの梁
部、66,68……梁部下面、72……遮蔽体。
タービン建屋の運転階の平面図、第2図は前記タ
ービン建屋の一階の平面図、第3図は前記タービ
ン建屋の地階の平面図、第4図は前記建屋の概略
断面図、第5図は従来の沸騰水型原子力発電プラ
ントにおけるクロスアラウンド管の配管平面図、
第6図は前記クロスアラウンド管の配管状態を示
す側面図、第7図は本発明に係る沸騰水型原子力
発電プラントのタービン設備の一部断面図であ
る。 10……タービン建屋、12……原子炉建屋、
14……タービン発電機、16……T−Gペデス
タル、20……復水器、22……湿分分離器、3
4,36,38……クロスアラウンド管、62…
…運転階床面、64……T−Gペデスタルの梁
部、66,68……梁部下面、72……遮蔽体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基礎版上に設けたタービンペデスタルと、こ
のタービンペデスタル上に固定したタービン発電
機と、このタービン発電機の下方に配設した復水
器と前記タービンペデスタルの側方に配置した湿
分分離器と、前記タービン発電機、復水器及び湿
分分離器を収納している建屋とを備えた沸騰水型
原子力発電プラントのタービン設備において、前
記タービンペデスタルの梁下面と前記建屋の梁下
面とを一致させるとともに、前記建屋の床面を前
記タービンペデスタルの上面より低くしたことを
特徴とする沸騰水型原子力発電プラントのタービ
ン設備。 2 前記湿分分離器から前記タービン発電機のタ
ービンに蒸気を供給する蒸気配管は、前記建屋の
床面に配置され、上面が前記タービンペデスタル
の上面と一致する遮蔽体により覆われていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の沸騰水
型原子力発電プラントのタービン設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58154435A JPS6047803A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 沸騰水型原子力発電プラントのタ−ビン設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58154435A JPS6047803A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 沸騰水型原子力発電プラントのタ−ビン設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047803A JPS6047803A (ja) | 1985-03-15 |
JPH0416602B2 true JPH0416602B2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=15584125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58154435A Granted JPS6047803A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 沸騰水型原子力発電プラントのタ−ビン設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047803A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63235605A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-30 | Toshiba Corp | タ−ビン建屋 |
JP2003014885A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Toshiba Corp | タービン建屋 |
JP6081544B1 (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-15 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 蒸気タービンプラント |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP58154435A patent/JPS6047803A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6047803A (ja) | 1985-03-15 |
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