JPH04165967A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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JPH04165967A
JPH04165967A JP2292936A JP29293690A JPH04165967A JP H04165967 A JPH04165967 A JP H04165967A JP 2292936 A JP2292936 A JP 2292936A JP 29293690 A JP29293690 A JP 29293690A JP H04165967 A JPH04165967 A JP H04165967A
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light beam
light
mirror
lai
transmission device
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JP2292936A
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Yujiro Ito
雄二郎 伊藤
Koji Suzuki
浩次 鈴木
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/112Line-of-sight transmission over an extended range
    • H04B10/1123Bidirectional transmission
    • H04B10/1125Bidirectional transmission using a single common optical path
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/66Tracking systems using electromagnetic waves other than radio waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/74Systems using reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. IFF, i.e. identification of friend or foe

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第19図) D発明が解決しようとする課題(第19図)8課題を解
決するための手段(第2図及び第12図) F作用(第2図及び第12図) G実施例(第1図〜第18図) (G1)光空間伝送装置の概略構成(第1図)(Gl−
2)伝送光学系(第2図) (Gl−3)コリメートスコープ(第2図)(Gl−4
)反射防止機構(第2図) (Gl−5)コリメートスコープの配置(第2図及び第
3図) (Gl−6)サーボ回路(第1図〜第18図)(Gl−
6−1)偏波面の補正 (Gl−6−2)照射位置の補正 (Gl−6−3)サーボの停止制御 (Gl−6−4)ミラーの構成 (Gl−7)システム制御回路 (G2)実施例の動作 (G3)実施例の効果 (G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はアクチュエータに関し、例えば空間を伝送する
光ビームを媒介して所望の情報を伝送する光空間伝送装
置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、アクチュエータにおいて、圧電素子を駆動し
て被駆動対象を駆動する際に、当該圧電素子の背部に制
振部材を張り付けることにより、圧電素子の周波数特性
を向上して、その分応答特性を向上することができる。
C従来の技4ネi 従来、光空間伝送装置においては、伝送対象・に送出す
る光ビームの一部を折り返して伝送対象から到来する観
測光と共に観測することにより、簡易に当該光ビームの
照射位置を確認し得るようになされたものが提案されて
いる(特願平2−20916号)。
すなわち第19図に示すように、光空間伝送装置1にお
いては、レーザダイオード2を所定の情報信号で駆動し
、当該レーザダイオード2から所定偏波面の光ビームL
AIを射出する。
レンズ4は、当該光ビームLAIを平行光線に変換した
後、偏光プリズム6を透過させてハーフミラ−8に導く
ここでハーフミラ−8は、光ビームLAIの一部を透過
させ、当該透過光をレンズ16及び18を介して伝送対
象に送出する。
これにより光空間伝送装置1は、所定偏光面の光ビーム
LAIを伝送対象に送出するようになされている。
さらにハーフミラ−8は、光ビームLAIの反射光をコ
ーナーキューブプリズム10で折り返し、折り返した光
ビームをレンズ12を介して撮像素子14に導く。
これにより光空間伝送装置1においては、伝送対象に送
出した光ビームLAIの一部を分離し、その光路を折り
返して撮像素子14に集光するようになされている。
レンズ18は、伝送対象から到来する光ビームLA2を
受光し、レンズ16、ハーフミラ−8を介して偏光プリ
ズム6に導く。
ここで伝送対象においては、光ビームLAIに対して偏
波面が直交する光ビームLA2を射出するようになされ
ている。
・ これにより光空間伝送装置1は、偏光プリズム6で
光ビームLA2を反射した後、当該光ビームLA2をレ
ンズ22を介して受光素子22に集光する。
これにより光空間伝送装置1においては、伝送対象から
到来する光ビームLA2を受光して情報を受信し得るよ
うになされている。
さらにレンズ18は、光ビームLA2と共に、伝送対象
の周囲の風景から当該光空間伝送装置1に向かう光(以
下観測光と呼ぶ)Llを受光し、当該観測光L1をレン
ズ16、ハーフミラ−8、レンズ12を介−して撮像素
子14に導く。
これにより観測光し1においては、光ビームLA1と光
軸の平行な成分がコーナーキューブプリズム10の反射
光と平行にレンズ12に入射する。
従って、コーナーキューブプリズム10の反射光におい
ては、あたかも光ビームLAIの照射位置から当該光空
間伝送装置1に向けて射出したような光路でレンズ12
に入射する。
これにより光空間伝送装置1においては、撮像素子14
を介して、光ビームLAIの照射位置に明るい輝点を形
成した撮像画像を得ることができ、簡易に光ビームLA
Iの照射位置を確認し得るようになされている。
D発明が解決しようとする課題 ところで、光空間伝送装置1を小型化することができれ
ば、便利であると考えられる。
すなわち光空間伝送装置1においては、光ビームLAI
の照射位置を簡易に検出することができることにより、
設置作業を簡略化することができる。
従って必要に応じて所望の設置場所に設置して、例えば
テレビジョン中継等に利用することができる。
ところがこの場合、振動等により光ビームLA1の照射
位置が変位するおそれがあり、当該変位に追従して当該
光空間伝送装置の姿勢を補正するアクチュエータが必要
になる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構
成で応答速度の速いアクチュエータを提案しようとする
ものである。
E課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、印加電圧
SX1、SYIに応じて変位する圧電素子102と、圧
電素子102の背面に張り付けられた制振部材103と
、圧電素子102及び制振部材103の一端を挟み込む
ように保持し、所定の支持位置に支持する支持部材10
1と、支持部材101の支持位置と対向する圧電素子1
02の一端に、駆動対象56 (57)を保持する保持
部材104とを備えるようにする。
F作用 圧電素子102を駆動して、駆動対象56(57)を駆
動することにより、全体構成を簡略化することができる
このとき、圧電素子102の背面に制振部材103を張
り付けるようにすれば、その分当該圧電素子102の周
波数特性を向上することができ、駆動回路の構成を簡略
化すると共に、応答特性を向上することができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)光空間伝送装置の概略構成 第1図において、30は全体として光空間伝送装置を示
し、電源装置31から供給される電源で駆動し得るよう
になされている。
すなわち電源装置31は、内部にバッテリを収納し、前
面に設けられた電源スィッチ31Aがオン操作されると
、ケーブル31Bを介して当該バッテリの電源を光空間
伝送装置本体34に供給する。
これにより光空間伝送装置本体34は、電源装置31側
に設けられた電源スィッチ31Aの操作に応動して動作
状態に立ち上がり、かくして光空間伝送装置30におい
ては、電源装置31側で簡易にバッテリを交換し得るよ
うになされている。
光空間伝送装置本体34は、架台35上に搭載されて所
定位置に設置し得るようになされ、操作パネル上の表示
画面36を介して、必要に応じて当該光空間伝送装置本
体34から射出される光ビームLAIの照射位置を確認
し得るようになされている。
さらに光空間伝送装置本体34は、操作パネルの上部に
イニシャライズスイッチ37を有し、当該イニシャライ
ズスイッチ37がオン操作されると、光ビームLAIの
照射位置調整機構を動作中心に設定し直すようになされ
ている。
さらに光空間伝送装置本体34は、イニシャライズスイ
ッチ37の下に照射位置調整用の操作子38A〜38D
を有し、当該操作子38A〜38Dがオン操作されると
、それぞれ操作子38A〜38Dに対応して光ビームL
AIの照射位置を上下左右の4方向に調整し得るように
なされている。
さらに光空間伝送装置本体34は、光ビームLA1の照
射位置を調整した後、サーボスイッチ39がオン操作さ
れると、伝送対象から到来する光ビームLA2を基準に
して光ビームLAIの照射位置を補正し、当該補正状態
を発光素子4OA、40Bの点灯により目視確認し得る
ようになされている。
さらにサーボスイッチ39の下には、モニタスイッチ4
1及びズーム操作子42が配置され、当該モニタスイッ
チ41及びズーム操作子42がオン操作されると、それ
ぞれ表示画面をオン状態に切り換えると共に、当該表示
画面の拡大率を可変する。
表示画面36の下には、モニタ用のインジケ一タ43が
配置され、当該インジケータ43の指針により、伝送対
象から到来する光ビームLA2の光強度をモニタし得る
ようになされている。
さらに操作パネルの下部には、コネクタ44及び45が
配置され、受信した映像信号及び連絡用の信号をそれぞ
れ外部に出力するようになされている。
(Gl−2)伝送光学系 第2図に示すように光空間伝送装置本体34は、矩形形
状の筐体内部に伝送光学系48を収納し、当該伝送光学
系48を介して伝送対象との間で光ビームLAI及びL
A2を送受する。
すなわち駆動回路50は、伝送に供する所望の情報信号
S1でレーザダイオード51を駆動する。
レーザダイオード51は、当該光空間伝送装置本体34
の筐体に対して、所定の傾きで保持され、これにより当
該光空間伝送装置本体34の水平軸に対して略45度だ
け偏波面W1の傾いた光ビームLAIを射出する。
レンズ52は、レーザダイオード51から射出される光
ビームLAIを平行光線に変換した後、偏光プリズム5
3を透過させ、レンズ54及びレンズ55を介してミラ
ー56に導く。
ここでミラー56は、光ビームLAIの光軸に対して4
5度傾いて配置され、これにより光ビームLAIの光軸
を水平方向に略90度折り曲げる。
折り曲げられた光ビームLAIの光軸上には、同様に当
該光ビームLAIの光軸に対して45度傾いたミラー5
7が配置され、これによりミラー56で折り曲げられた
光ビームLAIの光軸をほぼ元の光軸と平行に折り返す
このときミラー56及び57においては、サーボ回路5
8から出力される駆動信号SXI及びSYlに基づいて
、それぞれ矢印a及びbで示ずように水平及び垂直方向
に微小角度回動するようになされている。
これによりミラー56及び57は、光ビームLA1の光
軸を上下左右方向に微小角度変位させ、当該光空間伝送
装置本体34から射出される光ビ一ムLAIの射出方向
を細かく補正する。
レンズ59Aは、ミラー57で反射された光ビームLA
1を集光した後、レンズ59Bを介して伝送対象に送出
し、これにより伝送対象に対して光ビームT、AIを所
定の広がりで送出する。
このときレンズ59Aは、矢印C及びdで示すよ・うに
、モータ60及び61で駆動されて上下左右方向に回動
し、これによりサーボ回路58から出力される駆動信号
SX2及びSY2に基づいて、光ビームL A 1の射
出方向を大まかに調整するようになされている。
これにより光空間伝送装置本体34においては、ミラー
56.57及びレンズ59Aを可動して、当該光空間伝
送装置本体34が風等で振動した場合でも、光ビームL
AIを確実に伝送対象に照射するようになされている。
伝送対象から到来する光ビームLA2においては、レン
ズ59Bで受光され、光ビームLAIの光路を逆進し、
偏光プリズム53に入射する。
ここで光ビームL A 2においては、光ビームLA1
の偏波面W1に対して、偏波面W2が直交するように伝
送対象から射出される。
これにより光ビームLA2は、偏光プリズム53で反射
され、ハーフミラ−62に入射する。
ここでハーフミラ−62は、当該光ビームLA2をレン
ズ63を介して受光素子64に集光する。
これにより光空間伝送装置本体34においては、当該受
光素子64の出力信号を信号処理回路65で復調するこ
とにより、伝送対象から送信された情報信号S2を受信
するようになされている。
さらにハーフミ゛ラー62は、光ビームLA2を反射光
し、フィルタ66、集光レンズ67を介して位置検出セ
ンサ68の受光面に当該光ビームLA2を集光する。
ここで位置検出センサ68は、受光面に形成される光ス
ポットの位置に応じた出力信号IXI〜IY2を出力す
る2次元の位置検出センサで形成され、当該位置検出セ
ンサの出力信号■X1〜IY2に基づいて、当該光空間
伝送装置本体34に対する光ビームL’A2の射出位置
を高い精度で検出し得るようになされている。
すなわちサーボ回路58は、当該出力信号IX1〜TY
2について、加減算処理を実行してエラー信号を生成し
、当該エラー信号に基づいて駆動信号SXI〜SY2を
出力する。
これによりサーボ回路58は、光ビームT、、A2を基
準にして光ビームLAIの照射位置を補正し、当該光空
間伝送装置本体34が風等で振動した場合でも、当該光
ビームl−Alを伝送対象を確実に照射するようになさ
れている。
(Gl−3)コリメートスコープ ミラー57及びレンズ59A間の光路上には、コリメー
トスコープAが配置され、これにより光ビームl−Al
の照射位置を表示画面36で目視確認し得るようになさ
れている。
すなわちコリメートスコープAは、光ビームLA1の光
路上にハーフミラ−69を配置し、光ビームLAIの一
部を反射する。
同時にハーフミラ−69は、伝送対象の周囲の風景から
当該光空間伝送装置1に向かう観測光し1をレンズ59
B、59Aを介して受光し、当該観測光し1を光ビーム
LAIと逆方向に反射した後、撮像光学系70に入射す
る。
コーナーキューブプリズム71は、光ビームLA1の反
射光LRIを受け、当該反射光LRIの光路を平行に折
り返した後、ハーフミラ−69を介して撮像光学系70
に導く。
撮像光学系70は、当該反射光LRI及び観測光し1を
内蔵の撮像素子に集光し、当該撮像素子の出力信号を撮
像信号処理回路72に出力する。
撮像信号処理回路72は、当該撮像素子の出力信号を映
像信号に変換した後、モニタ装置73に出力し、これに
より操作パネル上の表示画面36を介して伝送対象の風
景上に光ビームI、AIの照射位置を明るい輝点として
観、察し得るようになされている。
このとき撮像光学系70においては、ズーム駆動回路7
4で駆動されて倍率を可変するようになされている。
これにより当該光空間伝送装置本体34においては、低
い倍率で大まかに光ビームLAIの照射位置を調整した
後、順次倍率を大きくして調整し直し、所定範囲でサー
ボ回路58を動作させることにより、簡易に光ビームL
AIの照射位置を調整し得るようになされている。
(Gl−4)反射防止機構 ここでコーナーキューブプリズム71及びハーフミラ−
69間には、シャッタ75が介挿され、必要に応じて当
該シャッタを開閉することにより、通信時、光ビームL
AIが受光素子64に戻らないようになされている。
すなわちシャッタ75においては、シャッタ駆動回路7
6で駆動され、撮像信号処理回路72と連動して遮光状
態から開状態に切り換わる。
これにより光空間伝送装置本体34は、モニタスイッチ
41がオン操作されると、システム制御回路77から出
力される制御信号SCIに基づいて、表示画面36上に
表示画像を形成すると共に当該表示画面を介して光ビー
ムLAIの照射位置を確認し得るようになされている。
従って、光ビームLAIの照射位置を調整した後、当該
モニタスイッチ41をオフ状態に切り換えることにより
、ハーフミラ−69で反射される光ビームLAIの光路
を遮断することができる。
すなわち、シャッタ71を閉じれば、ハーフミラ−69
で反射された光ビームLAIがコーナーキューブプリズ
ム71で折り返された後、ハーフミラ−69、ミラー5
7.56、レンズ55.54、偏光プリズム53、ハー
フミラ−62、レンズ63を介して受光素子64に至る
までの光路を遮断することができる。
従って、その分クロストークの発生を低減して確実に情
報を受信することができる。
またこの場合、同時に光ビームl−Alがレーザダイオ
ード51に戻らないようにし得、その分安定に光ビーム
LAIを射出することができる。
(Gl−5)コリメートスコープの配置第3図に示すよ
うに、コリメートスコープAは、所定の筐体78に収納
されて、レンズ59Bの光軸を中心にして矢印eで示す
ように回動し得るようになされている。
すなわち筐体78は、ハーフミラ−69の前後に窓69
A及び69Bが設けられ、保持部材79A及び79Bの
円管形状の突起部が当該窓69A及び69Bに嵌め合わ
されて、前後から保持される。
これにより窓69A及び69Bの内側に形成された円管
形状の導入部79C及び79Dを介して、光ビームL 
A 1、LA2及び観測光し1をハーフミラ−69に入
射する。
保持部材79A及び79Bは、第4図に示すように、根
本部分が光空間伝送装置本体34の筐体80に固定され
、これにより円管形状の突起部に対して窓69A、69
Bを摺動させて、コリメートスコープA全体がレンズ5
9Bの光軸を中心にして回動し得るようになされている
さらにこの実施例において、筺体80は矩形形状に形成
され、これに対してコリメートスコープAは当該筐体8
0の対角線方向に全体を傾けて保持される。
すなわち、このようにコリメートスコープAを用いて光
空間伝送装置を構成する場合、当該伝送光学系48の鏡
筒に対して、コーナーキューブプリズム71及び撮像光
学系70が突出することを避は得す、その分全体形状が
大型化する。
さらに、形状が大型化した分、重量も増加し、可搬性も
損なわれる。
従って、光空間伝送装置本体34においては、コリメー
トスコープAを対角線方向に傾けて保持することにより
、筐体80の内部空間を有効に利用してコリメートスコ
ープAを収納し得、全体形状を小型化することができる
従って、その分全体の重量を軽量化し得、可搬性を向上
することができる。
また、レンズ59Aの光軸に対しで回動し得るように保
持したことにより、組み込む筐体80の形状及び筐体8
0内の部品配置に応じて、コリメートスコープAを種々
の傾きに配置することができ、これにより当該伝送光学
系を種々の光空間伝送装置に共通に使用することができ
る。
さらにこのとき、筐体78のコーナーキューブプリズム
71収納部分(すなわち筐体78の上部でなる)におい
ては、コーナーキューブプリズム71の形状に従って、
前後に延長する角部分が大きく面取りされるように形成
される。
これにより筐体78においては、コリメートスコープA
を収納して全体形状を小型化し、併せて対角線方向に全
体を傾けてコリメートスコープAを保持した際、筐体8
0内に無駄な空間が発生しないようになされている。
ところで、このようにコリメートスコープAを傾けて保
持した場合、その分表示画面36に傾いた表示画像が表
示される。
このためコリメートスコープAの撮像光学系70におい
ては、筐体78に対して、矢印fで示すように、当該撮
像光学系70の光軸を中心にして回動自在に保持される
ようになされている。
=21 − これにより光空間伝送装置本体34においては、コリメ
ートスコープAの傾きに応じて撮像光学系70を回動さ
せ、表示画面36上で水平垂直方向が正しく表示される
ようになされている。
なお撮像光学系70においても、コーナーキューブプリ
ズム71の収納部と同様に、先端が小さくなるように形
成され、これにより筐体80内に無駄な空間が発生しな
いようになされている。
かくして全体形状を小型化することができ、その分当該
光空間伝送装置30の使い勝手を向上することができる
(Gl−6)サーボ回路 サーボ回路58は、サーボスイッチ39及びイニシャラ
イズスイッチ37の操作に応動してシステム制御回路7
7から制御信号S’ C2が出力されると、動作状態に
立ち上がる。
これによりサーボ回路58は、位置検出センサ68の出
力信号IXI〜IY2に基づいて、光ビームLAIの照
射位置及び当該光ビームLAIの偏波面W1を補正し、
確実に情報を送受し得るようになされている。
(Gl−6−1)偏波面の補正 第5図に示すように、伝送光学系48においては、レー
ザダイオード51から偏光プリズム53までの光学系、
当該偏光プリズム53から位置検出センサ68及び受光
素子64までの光学系が一体に鏡筒81に保持されるよ
うになされている。
このときレーザダイオード51の偏波面W1に対して、
透過方向の偏波面が一致するように偏光プリズム53が
保持されるようになされている。
これにより光空間伝送装置本体34においては、光ビー
ムL A 2に対して光ビームLAIの偏波面W1が正
確に90度の傾きに保持されている場合、偏光プリズム
53に入射した光ビームLA2が当該偏光プリズム53
で全て反射され、位置検出センサ68に光ビームLA2
が最も効率良く入射するようになされている。
鏡筒81は、周囲を取り囲むように配置されたベアリン
グ8.1 A及び81Bを介して、当該伝送光学系48
本体(すなわちミラー56からレンズ59Bまでの光学
系でなる)に対して矢印gで示すように回転自在に保持
される。
これにより光空間伝送装置本体34は、鏡筒81を回転
させて所定位置に保持することにより、光ヒームLA2
の偏波面W2に対して光ビームLAlの偏波面W1を調
整し得るようになされている。
すなわちサーボ回路58において、偏波面サーボ回路8
2は、位置検出センサ68の出力信号Ix1〜IY2を
検出回路83に与える。
検出回路83は、出力信号IXI〜IY2を加算するこ
とにより、位置検出センサ68に入射する光ビームLA
2の光強度を検出する。
比較回路84は、検出回路83の検出結果を所定周期で
取り込んで順次比較結果を得、これにより位置検出セン
サ68に入射する光ビームLA2の光量変化を検出する
駆動回路85は、制御信号SC2が立ち上がる\ と、当該検出結果に基づいてモータ86を駆動し、これ
により位置検出センサ68の入射光量が増加する方向に
鏡筒81を回転させ、当該入射光量が減少すると回転方
向を切り換える。
これにより光空間伝送装置本体34は、位置検出センサ
68の入射光量に基づいて光ビームLA2の偏波面W2
と光ビームLAIの偏波面W1とが直交するように、当
該光ビームLAIの偏波面W1及び偏光プリズム53の
偏波面を補正する。
従って、光空間伝送装置本体34が傾いて設置された場
合でも、偏波面を自動調整して、光ビームL A 2を
受光素子64に効率良(入射させることができ、その分
設買時の調整作業を簡略化することができる。
さらに光空間伝送装置本体34全体が左右に揺れるよう
に振動した場合でも、偏波面を自動調整して光ヒームL
A2を受光素子64に効率良く入射させることができる
従って、船舶、車両、航空機、衛星等に搭載して所望の
情報を伝送する場合でも、当該情報を確実に受信するこ
とができる。
さらに伝送対象に対して、光ビームLA2の偏波面W2
に対して正確に90度偏波面W1が傾いた光ビームLA
Iを送出し得、その分伝送対象において確実に光ビーム
LAIを受光し得、かくして情報信号S1及びS2を確
実に送受することができる。
(Gl−6−2)照射位置の補正 第6図に示すように、サーボ回路58においては、位置
検出センサ68の出力信号IXI〜TY2をX方向位置
検出回路86A及びY方向位置検出回路86Bに与え、
エラー信号VERX、VERYを検出する。
すなわち第7図に示すように、X方向位置検出回路86
Aは、位置検出センサ68の出力信号IX1及びIX2
を電流電圧変換回路87A及び87Bに与える。
減算回路88A及び加算回路88Bは、それぞれ電流電
圧変換回路87A及び87Bから出力される出力信号V
XI、VX2の減算信号及び加算信号を出力する。
割算回路89は、減算回路88Aから出力される減算信
号を、加算回路88Bから出力される加算信号で割り算
し、当該割り算結果をエラー信号VERXとして出力す
る。
ここで第8図に示すように、位置検出センサ68におい
ては、光電変換膜でなる受光面に光ビームLA2が集光
されると、当該光ビームLA2の集光位置に応じて抵抗
層に電流が流れ、出力電流11及びI2の比が変化する
これにより割算回路89を介して、次式%式%(1) の関係式で表されるX方向のエラー信号VERXを得る
ことができ、光ビームLA2の集光位置を検出すること
ができる。
ここでに1は定数を表す。
Y方向位置検出回路は、位置検出センサ68の出力信号
IY1及びIY2について、同様に加減算処理を実行し
、Y方向のエラー信号VERYを生成する。
これにより当該エラー信号VERX及びVERYに基づ
いて、光ビームLA2の位置ずれを検出することができ
、当該検出結果に基づいてミラー56.58及びレンズ
58Aを駆動して光ビームLAIの照射位置を補正する
ことができる。
ところで位置検出センサ68においては、光ビームLA
2以外にも、レンズ59A、59B等で反射した光ビー
ムLAIが入射することにより、エラー信号VERX及
びVERYに測定誤差の発生を避は得ない。
このためこの実施例においては、設置時、光ビームLA
2の送出を中断して測定誤差分を検出した後、当該検出
結果に基づいてエラー信号VE、RX及びVERYを補
正することにより、測定精度の低下を防止する。
すなわちX方向について、反射光による受光素子68の
出力信号成分をIIE及び12Eとおき、光ビームLA
2による成分を11及びI2とおくと、出力信号IXI
及びIX2は、次式%式%(2) これを(1)式に代入すると、次式 ERX ・・・・・・(4) と表し得、結局光ビームLA2が入射されない状態で位
置検出センサ68の出力信号11E及びI2Eを検出し
、光ビームLA2入射時の出力信号IXI及びIX2か
ら減算すれば良いことが分かる。
このためサーボ回路58においては、設置時、光ビーム
LA2の送出を中断して電流電圧変換回路87A及び8
7Bの出力電圧VEI及びVB2を検出する。
さらに電流電圧変換回路87A及び87Bと減算回路8
8A及び加算回路88B間に、それぞれ減算回路90A
及び90Bを介挿し、光ビーム上A2照射時の電流電圧
変換回路87A及び87Bの出力信号から、検出した出
力電圧VEI及びVB2を減算し、これによりエラー信
号VERXを補正する。
実際上、レーザダイオ−51は、A P C(aut。
matic power control)回路を用い
て駆動することにより、光強度が一定になるように光ビ
ームLA1を射出する。
従って、当該伝送光学系48で反射して位置検出センサ
68に入射する光ビームLAIの強度は、光ビームLA
2の受光の有無にかかわらず、はぼ一定値と判断するこ
とができる。
従ってこの実施例のように、光ビームLA2を受光しな
い状態で位置検出サンザ68の出力信号を検出し、当該
検出結果に基づいてエラー信号■ERX、VERYを補
正すれば、測定精度を向上することができる。
かくして伝送距離が大きくなって光ビームLA2の強度
が低下した場合でも、精度の高いエラー信号VERX及
びVERYを得ることができ、その分伝送対象に確実に
光ビームLAIを照射することができる。
すなわちサーボ信号出力回路91は、制御信号SC2が
立ち上がると、エラー信号VERX及びVERYを増幅
した後、増幅した当該エラー信号VERX及びVERY
をローパスフィルタ回路を介して駆動信号SX2及びS
Y2として出力する。
これによりサーボ回路58は、駆動モータ60及び61
を駆動して光ビーム照射位置の緩やかな変動を補正する
さらにサーボ信号出力回路91は、増幅したエラー信号
VERX、VERYの高域成分を抽出して駆動信号SX
I及びSYIを生成し、当該駆動信号SXI及びSYl
に基づいてミラー56及び57を駆動し、これによりミ
ラー56及び57を高速度で駆動して光ビームLA1の
照射位置を補正する。
さらにこのときサーボ信号出力回路91は、ミラー56
.57の変位中心が、当該ミラー56.57の変位0の
位置になるように駆動信号SXI〜SY2を出力し、こ
れによりミラー56.57の変位中心が支持中心から変
位しないようになされている。
なお、サーボ信号出力回路91は、制御信号S02が立
ち下がった後、操作子38A〜38Dの操作に応動して
システム制御回路77から制御信号sx、syが出力さ
れると、当該制御信号SX、SYに応じて駆動信号SX
2及びSY2を出力し、これにより操作子38A〜38
’Dを操作して光ビームLAIの照射位置を調整し得る
ようになされている。
(Gl−6−3)サーボの停止制御 、信号処理回路65は、受光素子64の出力信号を復調
して出力する際、当該出力信号の信号レベルを検出して
出力する。
これにより信号処理回路65は、受光素子64の入射光
量を検出するようになされている。
比較回路94は、所定周期で、信号処理回路65の検出
結果と所定の比較基準との比較結果を得、当該比較結果
をサーボ信号出力回路91に出力する。
これによりサーボ信号出力回路91は、光ビームLA2
の光量低下を検出し、比較基準で決まる所定値以下に光
ビームLA2の光量が低下すると、駆動信号SXI〜S
Y2の出力を停止する。
これによりサーボ信号出力回路91は、光ビームL A
 2の光量が低下してエラー信号VERX及びVERY
の精度が低下すると、サーボ動作を停止制御し、当該サ
ーボ回路全体の誤動作を有効に回避する。
これにより光ビームLA2の光量が低下した場合でも、
光ビームL A 1の照射位置が伝送対象と全く無関係
の方向に変位しないように保持し得、光ビームLA2の
光量が所定値以上に復帰した直後から、確実にサーボ動
作し得るようになされている。
従って、光ビームLAIの照射位置について、光ビーム
LA2の光量が低下した場合の再調整作業を省略し得、
その分当該光空間伝送装置3oの使い勝手を向上するこ
とができる。
入射光量検出回路96は、位置検出センサ68の出力信
号IXI〜IY2を加算し、これにより位置検出センサ
68に入射する光ビームLA2の入射光量を検出する。
ここで第9図において記号Tで示すように、位置検出セ
ンサ68の前面には、通過帯域の中心波長が光ビームL
A2の波長になるように設定された狭帯域のフィルタ6
7が配置されるようになされている。
比較回路97は、入射光量検出回路9Gの検出結果と信
号処理回路65の入射光量検出結果の比較結果を得、次
式 %式%(5) のとき、サーボ信号出力回路91に比較結果を出力し、
これにより駆動信号SXI〜SY2の出力を停止制御す
る。
ここでαは、所定の定数である。
すなわち第10図に示すように、位置検出センサ68の
前面に光ビームLA2を透過する狭帯域のフィルタ67
を配置したことにより、帯域の広い太陽光が当該光空間
伝送装置本体34に入射すると、位置検出センサ64の
入射光量に比して受光素子68の入射光量が著しく増加
する。
従って、受光素子68及び位置検出センサ64の入射光
量の比較結果を得るようにすれば、入射光量の増加が太
陽光によるものか否か判断することができる。
これにより光空間伝送装置30は、(5)式を基準にし
てサーボ動作を停止し、太陽光の入射によってエラー信
号VERX及びVERYの精度が低下するとサーボ動作
を停止制御する。
これにより光空間伝送装置30は、太陽光が入射した場
合でも、光ビームLAIの照射位置が伝送対象と全く無
関係の方向に変位しないように保持し、太陽光が入射し
なくなった直後から確実にサーボ動作し得るようになさ
れている。
従って、光ビームLAIの照射位置について、太陽光が
入射した場合の再調整作業を省略し得、その分当該光空
間伝送装置の使い勝手を向上することができる。
(Gl−6−4)ミラーの構成 第11図に示すように、ミラー56及び57は、所定の
保持部材を介して伝送光学系48本体の鏡筒に支持され
るようになされている。
すなわち軸受は台100A及び100Bは、回動部材1
01を両側から軸支し、これにより当該回動部材101
を矢印りで示すように回動自在に保持する。
第12図に示すように、回動部材101は、ミラー支持
部材102及び制振部材103を挟み込むように保持す
る。
ここで制振部材103は、振動を吸収するゴム状のシー
ト材でなり、当該シート材を所定形状に切断して形成さ
れる。
ミラー支持部材102は、圧電素子でなるバイモルフ板
で構成され、これにより矢印iで示すように印加電圧に
応じて先端が変位するようになされている。
ミラー支持部材102の先端は、接着台104のU字溝
に挿入接着され、当該接着台104を介して、ミラー5
6(57)を保持する。
これにより光空間伝送装置本体34においては、駆動信
号SXI、SYIをミラー支持部材102に印加してミ
ラー56(57)を変位させ、当該ミラー56(57)
の変位により光ビームLAIの照射位置を補正する。
軸受は台100A及び100Bは、軸受は部に設けられ
たねし孔にねじ105A及び105Bをねじ込むことに
より、回動部材101を固定し得るようになされ、これ
によりミラー56及び57の取り付は位置を調整し得る
ようになされてい□る。
かくしてバイモルフ板を用いてミラー56.57を変位
させて光ビームLAIの照射位置を補正することにより
、簡易な構成で光ビームLAIの照射位置を補正するこ
とができる。
さらにガルバノミラ−を用いる場合等に比して応答速度
を向上し得、その分確実に情報を伝送することができる
制振部材103は、ミラー支持部材102に全面が接着
されるようになされている。
すなわちこのようにバイモルフ板を用いる場合、当該バ
イモルフ板の共振周波数が低い問題がある。
第13図及び第14図に示すように、単にバイモルフ板
102だけでミラーを支持した場合、周波数88.5 
(七〕で14 (dB)の共振点が現れ(第14図(A
))、また最大で一190度も位相が変化する(第14
図(B))。
このためサーボ回路58の利得を大きくし得す、追従速
度を向上することが困難になる。
これに対して第15図及び第16図に示すように、ゴム
状のシート部材106をバイモルフ板102の背面に張
り付けると、共振周波数は95〔七〕に上昇しく第16
図(A))、位相遅れも一172度に低下する(第16
図(B))。
さらにこの実施例のように、バイモルフ板1゜2に制振
部材103を張り付け、共に回動部材101で挟み込む
ように保持すれば、第17図に示すように共振周波数は
160(Hz)に上昇しく第17図(、A))、位相遅
れも一130度に低減することができる(第17図(B
))。
従ってバイモルフ板102の周波数特性を改善し得、そ
の分サーボ回路58の構成を簡略化することができる。
また、振動等に高い速度で追従して光ビームLA1の照
射位置を補正することができ、その分応答速度も向上す
ることができる。
さらにこの実施例において、接着台104は、バイモル
フ板102から所定距離りだけ離間してミラー56(5
7)を保持する。
すなわち第18図に示すように、バイモルフ板102及
びミラー56 (57)を近接して配置すると、バイモ
ルフ板102がミラー56 (57)側に変位した際、
ミラー56 (57)の下端部がバイモルフ板102に
接触し、ミラー56(57)の変位が制限される場合が
ある。
従って光空間伝送装置30においては、バイモルフ板1
02から所定距離りだけ離間してミラー56(57)を
保持することにより、バイモルフ板102が大きく変位
した場合でも、確実に光ビームLAIの照射位置を補正
し得るようになされている。
(Gl−7)システム制御回路 システム制御回路77は、演算処理回路で構成され、当
該光空間伝送装置30全体を制御する。
すなわちシステム制御回路77は、電源装置31から電
源が供給されるとサーボ回路58に制御信号SC2を出
力し、当該光空間伝送装置本体34をサーボ状態に立ち
上げる。
この状態でイニシャライズスイッチ37がオン操作され
ると、システム制御回路77は制御信号SCIを出力し
てモータ60及び61を駆動し、レンズ59Aを回動中
心の位置に設定する。
これによりシステム制御回路77は、当該光空間伝送装
置30を、光ビームI、Atの照射位置調整用の初期状
態に設定する。
すなわちシステム制御回路77は、操作子38A〜38
Dがオン操作されると、当該操作子38A〜38Dの操
作に応動してサーボ回路58に制御信号SX及びSYを
出力し、レンズ59Aを回動させる。
このときシステム制御回路77は、モニタスイッチ41
がオン操作されると、制御信号SCIを出力して表示画
面36を表示し、ズーム操作子42のオン操作に応動し
て撮像光学系70の倍率を切り換える。
従ってユーザにおいては、イニシャライズスイッチ37
をオン操作した後、操作子38A〜38Dを操作するこ
とにより、簡易に光ビームLAIの照射位置を調整し得
、調整後サーボスイッチ39をオン操作することにより
、伝送対象に対して光ビームLAIを確実に照射するこ
とができる。
これに対して電源の供給が中断すると、所定のロック機
構が動作することにより、レンズ59Aは電源が切れる
直前の位置に保持されるようになされている。
これによりシステム制御回路77においては、例えば通
信を中断してバッテリを交換した場合でも、交換後、速
やかに通信を再開し得るようになされている。
すなわち電源が立ち上がる度に、レンズ59Aを回動し
て初期状態に設定すれば、イニシャライズスイッチ37
を省略してその骨分操作子の数を低減することができる
ところがこのようにすると、バッテリを交換しただけの
場合でも、その都度不必要に光ビームLA1の照射位置
が初期化され、光ビームLAIの照射位置を調整し直す
必要がある。
従ってこの実施例のようにイニシャライズスイッチ37
を別途設け、電源が立ち上がると、サーボ動作するよう
に当該光空間伝送装置本体34を立ち上げることにより
、必要な場合のみサーボ状態を解除し得、必要に応じて
電源立ち上げ時の調整作業を省略することができる。
従って、その分当該光空間伝送装置30の使い勝手を向
上することができる。
かくして光空間伝送装置34においては、通信を中断し
た場合は、電源の供給を開始することにより、即座に通
信を再開することができる。
システム制御回路77は、サーボ状態に立ち上がると、
発光素子40Aを点灯させる。
この状態でシステム制御回路77は、サーボ回路58の
エラー信号VERX及びVERYに基づいて、位置検出
センサ68の受光面において光ビームLA2が所定範囲
内に集光されると、サーボロックの状態と判断し、発光
素子40Bを点灯させる。
従って発光素子40Aが点灯し、発光素子40Bが点灯
しないない場合は、光ビームLAIの照射位置を補正し
得ない状態と判断することができる。
これによりユーザにおいては、イニシャライズスイッチ
37及び操作子38A〜38Dを改めて操作して光ビー
ムLAIの照射位置を調整し直した後、サーボスイッチ
39をオン操作することにより、伝送対象に対して確実
に光ビームLAIを照射することができる。
さらにシステム制御回路77は、イニシャライズスイッ
チ37がオン操作されない限り操作子38A〜38Dが
オン操作されても、当該オン操作を無視し、これにより
ユーザの誤操作を有効に回避するようになされている。
ところで、レンズ59Aの回動量が余りに大きくなると
、例えば左側の大きな変位にはサーボ動作が追従し得て
も、右側の大きな変位には追従し得ないような場合が発
生する。
このためシステム制御回路77は、モータ60及び61
の回転軸に設けられたリミットスイッチ108及び10
9でレンズ59Aの回動量を検出し、当該回動量が所定
値以上になるとブザー回路116を駆動する。
これによりシステム制御回路77は、回動量が所定値以
上になるとブザー音を発し、ユーザに注意を促すように
なされている。
(G2)実施例の動作 レーザダイオード51から射出された所定偏波面W1の
光ビームLAIは(第2図)、レンズ52で平行光線に
変換された後、偏光プリズム53を透過し、レンズ54
及びレンズ55を介してミラー56及び57で反射され
る。
ここでミラー56及び57で反射された光ビームL A
 1は、ハーフミラ−69を透過した後、レンズ59A
及び59Bを介して伝送対象に送出される。
このときサーボ回路5日から出力される駆動信号sxt
及びSYIによりバイモルフ板102 (第11図)が
変位し、当該バイモルフ板102の先端に保持されたミ
ラー56及び57がそれぞれ矢印a及びbで示すように
水平及び垂直方向に微小角度変位することにより、光ビ
ームLAIの照射位置が補正される。
これに対してサーボ回路58から出力される駆動信号S
X2及びSY2に基づいて、モータ60及び61が矢印
C及びdで示ずようにレンズ59Aを上下左右方向に回
動し、これにより光ビームLAIの照射位置が大まかに
補正される。
これにより光空間伝送装置本体34においては、ミラー
56.57及びレンズ59Aを可動して、当該光空間伝
送装置本体34が風等で振動した場合でも、光ビームL
AIを確実に伝送対象に照射するようになされている。
伝送対象から到来する光ビームLA2においては、レン
ズ59Bで受光され、光ビームLAIの光路を逆進し、
偏光プリズム53に入射する。
ここで光ビームLA2は、光ビームLAIの偏波面W1
に対して、偏波面W2が直交するように伝送対象から射
出されることにより、偏光プリズム53で反射された後
、ハーフミラ−62に入射する。
ここで光ビームLA2は、一部がレンズ63を介して受
光素子64に集光され、これにより伝送−46= 対象から送信された情報信号S2を受信することができ
る。
さらに光ビームL A 2の残りの一部は、フィルタ6
6、集光レンズ67を介して位置検出センサ68の受光
面に集光され、これにより当該光空間伝送装置本体34
に対する光ビームLA2の射出位置を精度良く検出する
ことができる。
光ビームLAIは、ハーフミラ−69を透過する際一部
が分離され、シャッタ75を介してコーナーキューブプ
リズム71に導かれる。
ここで光ビームLAIは、光路が平行に折り返され、シ
ャッタ75、ハーフミラ−69を介して撮像光学系70
に導かれる。
このとき伝送対象の周囲の風景から当該光空間伝送装置
30に向かう観測光L1が、レンズ59B、59Aを介
して受光された後、ハーフミラ−69で反射され、撮像
光学系70に導かれる。
これにより撮像光学系70を介して、光ビーム1−Al
の照射位置を確認することができる。
このとき撮像光学系70においては、ズーム駆動回路7
4で駆動されて倍率が変化し、これにより当該光空間伝
送装置本体34においては、低い倍率で大まかに光ビー
ムLAIの照射位置を調整した後、順次倍率を大きくし
て照射位置を調整し、所定範囲でサーボ回路58を動作
させることにより、簡易に光ビームLAIの照射位置を
調整することができる。
このときバイモルフ板102を用いてミラー56及び5
7を駆動したことにより、簡易な構成で光ビームLAI
の照射位置を調整することができる。
また、このときバイモルフ板102の裏面に制振部材1
03を張り付けことにより、バイモルフ板102の周波
数特性を改善し得、振動等に追従して伝送対象に光ビー
ムLAIを照射するにつき、応答特性を向上することが
できる。
(G3)実施例の効果 以上の構成によれば、バイモルフ板102を駆動して光
ビームの照射位置を補正するにつき、バイモルフ板10
2の背面に制振部材103を張り付けることにより、バ
イモルフ板102の周波数特性を改善し得、応答速度を
向上することができる。
(G4)他の実施例 なお上述の実施例においては、光空間伝送装置に本発明
を適用して光ビームの照射位置をバイモルフ板で補正す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々
の駆動対象を圧電素子で駆動する場合に広く適用するこ
とができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、圧電素子の背面に制振部
材を張り付けて所望の駆動対象を駆動することにより、
当該圧電素子の周波数特性を向上し得、その分応答速度
の速いアクチュエータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光空間伝送装置を示す
斜視図、第2図はその伝送光学系を示す路線図、第3図
はコリメートスコープを示す斜視図、第4図はその配置
を示す断面図、第5図は偏波面の補正の説明に供する路
線図、第6図はサーボ回路を示すブロック図、第7図は
位置検出回路を示すブロック図、第8図は位置検出セン
サを示す路線図、第9図はフィルタの特性を示す特性曲
線図、第10図は入射光の関係を示す特性曲線図、第1
1図はミラーの構成を示す斜視図、第12図はミラーの
断面を示す断面図、第13図はミラーの支持方法の説明
に供する断面図、第14図はその周波数特性を示す特性
曲線図、第15図はミラーの他の支持方法の説明に供す
る断面図、第16図はその周波数特性を示す特性曲線図
、第17図は実施例による周波数特性を示す特性曲線図
、第18図はバイモルフ板の変位の状態を示す断面図、
第19図は従来の光空間伝送装置を示す路線図である。 1.30・・・・・・光空間伝送装置、2.51・・・
・・・レ−ザダイオード、4.12.16.18.2o
、52.54.55.59A、59B、63.67・・
・・・・レンズ、6.53・・・・・・偏光プリズム、
8.62.69・・・・・・ハーフミラ−110,71
・・・用コーナーキューブプリズム、70・・・・・・
撮像光学系、101・・・・・・支持部材、102・・
・・・・バイモルフ板、103・・・・・・制振部材、
104・・・・・・接着台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  印加電圧に応じて変位する圧電素子と、 上記圧電素子の背面に張り付けられた制振部材と、 上記圧電素子及び上記制振部材の一端を挟み込むように
    保持し、所定の支持位置に支持する支持部材と、 上記支持部材の支持位置と対向する上記圧電素子の一端
    に、駆動対象を保持する保持部材とを具えることを特徴
    とするアクチユエータ。
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