JPH0416578A - メタライズ金属層を有するセラミック体 - Google Patents
メタライズ金属層を有するセラミック体Info
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- JPH0416578A JPH0416578A JP11947490A JP11947490A JPH0416578A JP H0416578 A JPH0416578 A JP H0416578A JP 11947490 A JP11947490 A JP 11947490A JP 11947490 A JP11947490 A JP 11947490A JP H0416578 A JPH0416578 A JP H0416578A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/09—Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
- H05K1/092—Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はメタライズ金属層を有するセラミック体の改良
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
従来、セラミック、特にアルミナ(Al2O3’)に代
表される酸化物系セラミックスは電気絶縁性、化学的安
定性等の特性に優れていることがら半導体素子を収容す
る半導体素子収納用パッケージや半導体素子、抵抗、コ
ンデンサ等か搭載接続される回路基板等に多用されてお
り、該セラミックスを用いた半導体素子収納用パッケー
ジや回路基板等はセラミック体表面に回路配線導体とし
てのメタライズ金属層か多数、被着接合されて構成され
ている。
表される酸化物系セラミックスは電気絶縁性、化学的安
定性等の特性に優れていることがら半導体素子を収容す
る半導体素子収納用パッケージや半導体素子、抵抗、コ
ンデンサ等か搭載接続される回路基板等に多用されてお
り、該セラミックスを用いた半導体素子収納用パッケー
ジや回路基板等はセラミック体表面に回路配線導体とし
てのメタライズ金属層か多数、被着接合されて構成され
ている。
かかるセラミック体表面のメタライズ金属層はセラミッ
ク体かアルミナ質焼結体から成る場合、通常、平均粒径
か3.0μm程度のモリブデン(Mo)から成る粉末に
有機溶剤、溶媒を添加しペースト状と成したものを未焼
成アルミナ質成形体表面にスクリーン印刷法により被着
させ、しかる後、前記未焼成アルミナ質成形体を還元雰
囲気中、約l500°Cの温度て焼成し、モリブデン(
Mo)粉末の粉末粒子間にアルミナ質焼結体のアルミナ
結晶間に介在するガラス成分の一部を移行させ、アルミ
ナ結晶とモリブデン(Mo)粉末とをガラス成分を介し
接合させることによってアルミナ質焼結体の表面に被着
接合される。
ク体かアルミナ質焼結体から成る場合、通常、平均粒径
か3.0μm程度のモリブデン(Mo)から成る粉末に
有機溶剤、溶媒を添加しペースト状と成したものを未焼
成アルミナ質成形体表面にスクリーン印刷法により被着
させ、しかる後、前記未焼成アルミナ質成形体を還元雰
囲気中、約l500°Cの温度て焼成し、モリブデン(
Mo)粉末の粉末粒子間にアルミナ質焼結体のアルミナ
結晶間に介在するガラス成分の一部を移行させ、アルミ
ナ結晶とモリブデン(Mo)粉末とをガラス成分を介し
接合させることによってアルミナ質焼結体の表面に被着
接合される。
(発明か解決しようとする課題)
しかし乍ら、この従来のメタライズ金属層を有するセラ
ミック体においてはメタライズ金属層を形成するモリブ
デン(Mo)粉末として平均粒径か3゜0μmのものを
使用しているものの粉末の粒径分布か広い分布となって
いるため粉末の中に粒径か2.0μm以下のものが約4
0%、10.0μm以上のものが約5%も含まれている
。そのためこのモリブデン(Mo)粉末を使用してメタ
ライズ金属層を形成した場合、該メタライズ金属層の幅
か狭く、微細なものとなると以下に述べるような欠点を
誘発する。
ミック体においてはメタライズ金属層を形成するモリブ
デン(Mo)粉末として平均粒径か3゜0μmのものを
使用しているものの粉末の粒径分布か広い分布となって
いるため粉末の中に粒径か2.0μm以下のものが約4
0%、10.0μm以上のものが約5%も含まれている
。そのためこのモリブデン(Mo)粉末を使用してメタ
ライズ金属層を形成した場合、該メタライズ金属層の幅
か狭く、微細なものとなると以下に述べるような欠点を
誘発する。
即ち、
■モリブデン(Mo)粉末の中には粒径か2.0μm以
下の細かな粉末か40%程度含まれており、該細かな粉
末はその表面エネルギーの高いことに起因して凝集し、
内部に多量の空隙を有した凝集塊を容易に作ってしまう
。そのためこれを未焼成アルミナ質成形体の表面に被着
させ、焼成してメタライズ金属層となした場合、メタラ
イズ金属層中に前記凝集塊内部の空隙かそのままボイド
(穴)となって残り、メタライズ金属層のシート抵抗を
極めて大きなものとなしてしまつ0 ■モリブデン(Mo )粉末の中に粒径か2.0μm以
下の細かい粉末が40%程度含まれているためモリブデ
ン(Mo)粉末から成るメタライズ金属層をセラミック
体に焼成によって被着接合させる際、モリブデン(Mo
)がその融点の低いことに起因してオーバーシンター状
態となってしまい、その結果、メタライズ金属層とセラ
ミック体との接合強度が大幅に低下してしまう。
下の細かな粉末か40%程度含まれており、該細かな粉
末はその表面エネルギーの高いことに起因して凝集し、
内部に多量の空隙を有した凝集塊を容易に作ってしまう
。そのためこれを未焼成アルミナ質成形体の表面に被着
させ、焼成してメタライズ金属層となした場合、メタラ
イズ金属層中に前記凝集塊内部の空隙かそのままボイド
(穴)となって残り、メタライズ金属層のシート抵抗を
極めて大きなものとなしてしまつ0 ■モリブデン(Mo )粉末の中に粒径か2.0μm以
下の細かい粉末が40%程度含まれているためモリブデ
ン(Mo)粉末から成るメタライズ金属層をセラミック
体に焼成によって被着接合させる際、モリブデン(Mo
)がその融点の低いことに起因してオーバーシンター状
態となってしまい、その結果、メタライズ金属層とセラ
ミック体との接合強度が大幅に低下してしまう。
■モリブデン(Mo)粉末の中に粒径か1000μm以
上の粗い粉末か5%程度含まれているためこのモリブデ
ン(Mo)粉末に有機溶剤、溶媒を添加混合して得たペ
ーストを未焼成アルミナ質成形体表面にスクリーン印刷
法により所定パターンに被着させた場合、被着されたパ
ターンは10.0μm以上の粗いモリブデン(Mo)粉
末のかげの部分はモリブデン(Mo)粉末の充填密度か
悪くなり、その結果、モリブデン(Mo)粉末間の電気
的導通か悪くなってメタライズ金属層のシート抵抗か大
きなものとなってしまう。
上の粗い粉末か5%程度含まれているためこのモリブデ
ン(Mo)粉末に有機溶剤、溶媒を添加混合して得たペ
ーストを未焼成アルミナ質成形体表面にスクリーン印刷
法により所定パターンに被着させた場合、被着されたパ
ターンは10.0μm以上の粗いモリブデン(Mo)粉
末のかげの部分はモリブデン(Mo)粉末の充填密度か
悪くなり、その結果、モリブデン(Mo)粉末間の電気
的導通か悪くなってメタライズ金属層のシート抵抗か大
きなものとなってしまう。
等の欠点を存していた。
(発明の目的)
本発明者等は上記欠点に鑑み種々の実験を行った結果、
メタライズ金属層を形成するモリブデン(Mo)粉末の
粒径及び粒径分布を所定の値に調整すると粒径の大きな
モリブデン(MO)粉末間に粒径の小さいモリブデン(
Mo)粉末か緻密に埋まってメタライズ金属層のシート
抵抗か大幅に低下することを知見した。
メタライズ金属層を形成するモリブデン(Mo)粉末の
粒径及び粒径分布を所定の値に調整すると粒径の大きな
モリブデン(MO)粉末間に粒径の小さいモリブデン(
Mo)粉末か緻密に埋まってメタライズ金属層のシート
抵抗か大幅に低下することを知見した。
本発明は上記知見に基づき、メタライズ金属層のシート
抵抗を低いものとなしてメタライズ金属層の幅か狭く、
微細なものになったとしてもその電気抵抗を小さな値に
抑えることを可能とし、半導体素子収納用パッケージや
配線基板等に好適に使用し得るメタライズ金属層を有す
るセラミック体を提供することをその目的とするもので
ある。
抵抗を低いものとなしてメタライズ金属層の幅か狭く、
微細なものになったとしてもその電気抵抗を小さな値に
抑えることを可能とし、半導体素子収納用パッケージや
配線基板等に好適に使用し得るメタライズ金属層を有す
るセラミック体を提供することをその目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明はセラミック体にモリブデン粉末から成るメタラ
イズ金属層を被着接合させて成るメタライズ金属層を有
するセラミック体において、前記メタライズ金属層を形
成するモリブデン粉末は少なくとも粒径2.0μm以下
のものが5.0乃至20.0%、2.0乃至5.0μm
のものが60.0乃至80.096.10.0μm以上
のものが1.0%以下含んでいることを特徴とするもの
である。
イズ金属層を被着接合させて成るメタライズ金属層を有
するセラミック体において、前記メタライズ金属層を形
成するモリブデン粉末は少なくとも粒径2.0μm以下
のものが5.0乃至20.0%、2.0乃至5.0μm
のものが60.0乃至80.096.10.0μm以上
のものが1.0%以下含んでいることを特徴とするもの
である。
本発明は粒径か異なる複数のモリブデン(Mo)粉末に
よってメタライズ金属層を形成することが重要であり、
主となるモリブデン粉末の粒径は2.0乃至5.0μm
である。この主どなるモリブデン粉末の粒径は2.0μ
m未満であるとモリブデン粉末の表面エネルギーが大き
く成り、凝集塊を作り易くなってメタライズ金属層のシ
ート抵抗を大きくすると同時にセラミック体に焼成によ
って被着接合させる際、オーバーシンター状態となって
メタライズ金属層のセラミック体への接合強度を弱いも
のとする。また5、0μmを越えるとモリブデン粉末の
粒径か大きくなって隣接する粉末同士の接触領域か狭く
なり、メタライズ金属層のシート抵抗を大きなものとな
してしまう。従って、主となるモリブデン(Mo)粉末
の粒径は2.0乃至5.0μmの範囲に限定される。
よってメタライズ金属層を形成することが重要であり、
主となるモリブデン粉末の粒径は2.0乃至5.0μm
である。この主どなるモリブデン粉末の粒径は2.0μ
m未満であるとモリブデン粉末の表面エネルギーが大き
く成り、凝集塊を作り易くなってメタライズ金属層のシ
ート抵抗を大きくすると同時にセラミック体に焼成によ
って被着接合させる際、オーバーシンター状態となって
メタライズ金属層のセラミック体への接合強度を弱いも
のとする。また5、0μmを越えるとモリブデン粉末の
粒径か大きくなって隣接する粉末同士の接触領域か狭く
なり、メタライズ金属層のシート抵抗を大きなものとな
してしまう。従って、主となるモリブデン(Mo)粉末
の粒径は2.0乃至5.0μmの範囲に限定される。
また前記主となる粒径2.0乃至5.0μmのモリブデ
ン(MO)粉末はメタライズ金属層中に占める割合が6
0.0%を未満となると粒径の粗い粉末や細かい粉末か
多量に含まれてくることとなり、その結果、従来と同様
、メタライズ金属層のシート抵抗か大きくなるとともに
セラミック体への接合強度か小さくなる。また80.0
%を越えると主となるモリブデン(MO)粉末の粉末粒
子間を細かな粉末て完全に埋めることがてきなくなり、
その結果、形成されるメタライズ金属層のシート抵抗か
大きなものとなる。従って、主となる粒径2.0乃至5
.0μmのモリブデン(Mo)粉末は60.0乃至80
.0%の範囲に限定される。
ン(MO)粉末はメタライズ金属層中に占める割合が6
0.0%を未満となると粒径の粗い粉末や細かい粉末か
多量に含まれてくることとなり、その結果、従来と同様
、メタライズ金属層のシート抵抗か大きくなるとともに
セラミック体への接合強度か小さくなる。また80.0
%を越えると主となるモリブデン(MO)粉末の粉末粒
子間を細かな粉末て完全に埋めることがてきなくなり、
その結果、形成されるメタライズ金属層のシート抵抗か
大きなものとなる。従って、主となる粒径2.0乃至5
.0μmのモリブデン(Mo)粉末は60.0乃至80
.0%の範囲に限定される。
また前記主となるモリブデン粉末には粒径か2゜0μm
以下のモリブデン粉末か5.0乃至20.0%添加され
る。
以下のモリブデン粉末か5.0乃至20.0%添加され
る。
前記粒径か2.0μm以下のモリブデン粉末は、主とな
るモリブデン粉末の粉末粒子間に形成される間隙に入り
込んで埋め、主モリブデン粉末粒子間の電気的導通を大
幅に改善する作用を為し、その添加量か5.0%未満で
あると前記性質は付与されず、また20.0%を越える
と該粉末か凝集塊を作り、形成されるメタライズ金属層
のシート抵抗を大きなものとするとともにモリブデンか
オーバーシンター状態となってメタライズ金属層のセラ
ミック体への接合強度か低下してしまう。そのため粒径
が2.0μm以下のモリブデン粉末の添加は5゜0乃至
20.0%の範囲に限定される。
るモリブデン粉末の粉末粒子間に形成される間隙に入り
込んで埋め、主モリブデン粉末粒子間の電気的導通を大
幅に改善する作用を為し、その添加量か5.0%未満で
あると前記性質は付与されず、また20.0%を越える
と該粉末か凝集塊を作り、形成されるメタライズ金属層
のシート抵抗を大きなものとするとともにモリブデンか
オーバーシンター状態となってメタライズ金属層のセラ
ミック体への接合強度か低下してしまう。そのため粒径
が2.0μm以下のモリブデン粉末の添加は5゜0乃至
20.0%の範囲に限定される。
また前記主となるモリブデン(Mo)粉末に粒径かl0
00μm以上の粉末か1.0%を越えて入るとモリブデ
ン(Mo)粉末に有機溶剤、溶媒を添加混合して得たペ
ーストを未焼成アルミナ質成形体表面にスクリーン印刷
法により所定パターンに被着させる際、被着させたパタ
ーンにおけるモリブデン(MO)粉末の印刷充填密度か
低いものとなって形成されるメタライズ金属層のシート
抵抗か大きなものとなってしまう。そのため粒径10.
0μmu上のモリブデン(MO)粉末の添加は1.0%
以下に限定される。
00μm以上の粉末か1.0%を越えて入るとモリブデ
ン(Mo)粉末に有機溶剤、溶媒を添加混合して得たペ
ーストを未焼成アルミナ質成形体表面にスクリーン印刷
法により所定パターンに被着させる際、被着させたパタ
ーンにおけるモリブデン(MO)粉末の印刷充填密度か
低いものとなって形成されるメタライズ金属層のシート
抵抗か大きなものとなってしまう。そのため粒径10.
0μmu上のモリブデン(MO)粉末の添加は1.0%
以下に限定される。
尚、前記メタライズ金属層を形成するモリブデン(Mo
)粉末はその中にアルミナ(At20.) 、ジルコニ
ア(ZrO□)を0.5乃至1000重量%添加してお
くと、セラミック体のアルミナ結晶粒子間に介在するガ
ラス成分かモリブデン粉末粒子間に移行するのか促進さ
れ、その結果、メタライズ金属層をセラミック体に強固
に被着接合させることかできる。従って、メタライズ金
属層を形成するモリブデン粉末にはアルミナ(Al2O
3’) 、ジルコニア(ZrO2)を0.5乃至10.
0重量%添加しておくことが好ましい。
)粉末はその中にアルミナ(At20.) 、ジルコニ
ア(ZrO□)を0.5乃至1000重量%添加してお
くと、セラミック体のアルミナ結晶粒子間に介在するガ
ラス成分かモリブデン粉末粒子間に移行するのか促進さ
れ、その結果、メタライズ金属層をセラミック体に強固
に被着接合させることかできる。従って、メタライズ金
属層を形成するモリブデン粉末にはアルミナ(Al2O
3’) 、ジルコニア(ZrO2)を0.5乃至10.
0重量%添加しておくことが好ましい。
また前記アルミナ(A l 202) ジルコニア
(Zr02)はその粒径か1.0μmを越えるとメタラ
イズ金属層表面にアルミナ(A1203) 、ジルコニ
ア(Zr02)が露出してしまい、メタライズ金属層表
面にニッケル(N1)、金(Au)等をメツキする際、
そのメツキ金属層の被着か疎らかとなり、メタライズ金
属層に外部リード端子等を強固にロウ付けすることがで
きなくなったり、外観不良を発生したりするためアルミ
ナ(A1203) 、ジルコニア(lrO□)はその粒
径を1.0μm以下としておくことか好ましい。
(Zr02)はその粒径か1.0μmを越えるとメタラ
イズ金属層表面にアルミナ(A1203) 、ジルコニ
ア(Zr02)が露出してしまい、メタライズ金属層表
面にニッケル(N1)、金(Au)等をメツキする際、
そのメツキ金属層の被着か疎らかとなり、メタライズ金
属層に外部リード端子等を強固にロウ付けすることがで
きなくなったり、外観不良を発生したりするためアルミ
ナ(A1203) 、ジルコニア(lrO□)はその粒
径を1.0μm以下としておくことか好ましい。
(実施例)
次に本発明を実施例に基ついて説明する。
まず出発原料として粒径か異なる複数のモリブデン(M
o)粉末を第1表に示す粒径分布となるように各々秤量
し、これに有機溶剤、溶媒を添加するとともに混線機で
10時間混練し、メタライズ金属層用ペースト試料を得
る。
o)粉末を第1表に示す粒径分布となるように各々秤量
し、これに有機溶剤、溶媒を添加するとともに混線機で
10時間混練し、メタライズ金属層用ペースト試料を得
る。
尚、試料番号17は本発明品と比較するための比較試料
であり、従来一般に使用されているメタライズ金属層用
ペーストである。
であり、従来一般に使用されているメタライズ金属層用
ペーストである。
かくして得られたメタライズ金属層用ペースト試料を使
用してアルミナ(A1203)の含有量が90.0重量
%である未焼成アルミナ質成形体の夫々の外表面に1.
5mm角、厚さ20μmのパターン20個をスクリーン
印刷法により印刷し、次ぎにこれを還元雰囲気(窒素−
水素雰囲気)中、約155o″Cの温度て焼成しアルミ
ナ質焼結体の表面にメタライズ金属層を被着接合させる
。
用してアルミナ(A1203)の含有量が90.0重量
%である未焼成アルミナ質成形体の夫々の外表面に1.
5mm角、厚さ20μmのパターン20個をスクリーン
印刷法により印刷し、次ぎにこれを還元雰囲気(窒素−
水素雰囲気)中、約155o″Cの温度て焼成しアルミ
ナ質焼結体の表面にメタライズ金属層を被着接合させる
。
そして次ぎに前記メタライズ金属層に1.0mm角、長
さ40.0mmの42AlloY(Fe−Ni合金)か
ら成る金属柱の一端を銀ロウ(Ag ニア2%、Cu:
28%)を介してロウ付けし、しかる後、金属柱のロウ
付は部と反対の端を垂直方向に引っ張り、メタライズ金
属層かアルミナ質焼結体から剥かれた際の引っ張り強度
を調べ、その平均値をメタライズ金属層の接合強度とし
て算出した。
さ40.0mmの42AlloY(Fe−Ni合金)か
ら成る金属柱の一端を銀ロウ(Ag ニア2%、Cu:
28%)を介してロウ付けし、しかる後、金属柱のロウ
付は部と反対の端を垂直方向に引っ張り、メタライズ金
属層かアルミナ質焼結体から剥かれた際の引っ張り強度
を調べ、その平均値をメタライズ金属層の接合強度とし
て算出した。
なお、前記メタライズ金属層に金属柱をロウ付けする際
には、メタライズ金属層の外表面に厚さ1.5μmの−
Niメツキ層を被着させておいた。
には、メタライズ金属層の外表面に厚さ1.5μmの−
Niメツキ層を被着させておいた。
また上述と同様の方法によりアルミナ質焼結体表面に長
さ30.0mm、幅3.0mm、厚さ20μmのメタラ
イズ金属層を20個、被着接合させるとともに各々のシ
ート抵抗を測定し、その平均値から各メタライズ金属層
のシート抵抗値を算出した。
さ30.0mm、幅3.0mm、厚さ20μmのメタラ
イズ金属層を20個、被着接合させるとともに各々のシ
ート抵抗を測定し、その平均値から各メタライズ金属層
のシート抵抗値を算出した。
上記の結果を第1表に示す。
(以下、余白)
(発明の効果)
上記実験結果からも判るように、従来のメタライズ金属
層はそのシート抵抗か10.6mΩ/SQと大きいもの
であるのに対し、本発明品のメタライズ金属層はそのシ
ート抵抗か6.3mΩ/SQ以下と小さい。そのため本
発明のメタライズ金属層を有するセラミック体はメタラ
イズ金属層の幅を狭く、微細なものとしてもその電気抵
抗を小さなものとなすことかてき回路配線導体の細かい
高密度の半導体素子収納用パッケージや配線基板に好適
に使用できるばかりでなく、回路配線導体の更なる高密
度配線化が可能となる。
層はそのシート抵抗か10.6mΩ/SQと大きいもの
であるのに対し、本発明品のメタライズ金属層はそのシ
ート抵抗か6.3mΩ/SQ以下と小さい。そのため本
発明のメタライズ金属層を有するセラミック体はメタラ
イズ金属層の幅を狭く、微細なものとしてもその電気抵
抗を小さなものとなすことかてき回路配線導体の細かい
高密度の半導体素子収納用パッケージや配線基板に好適
に使用できるばかりでなく、回路配線導体の更なる高密
度配線化が可能となる。
また本発明においてはメタライズ金属層のセラミック体
に対する接合強度か7.8Kg/mm2以上の高い値を
示し、メタライズ金属層かセラミック体に極めて強固に
被着接合していることも判る。
に対する接合強度か7.8Kg/mm2以上の高い値を
示し、メタライズ金属層かセラミック体に極めて強固に
被着接合していることも判る。
よって本発明のメタライズ金属層を有するセラミック体
は半導体素子を収容する半導体素子収納用パッケージや
回路配線導体を有する回路基板等に極めて好適に使用さ
れる。
は半導体素子を収容する半導体素子収納用パッケージや
回路配線導体を有する回路基板等に極めて好適に使用さ
れる。
特許出願人(663)京セラ株式会社
Claims (1)
- セラミック体にモリブデン粉末から成るメタライズ金属
層を被着接合させて成るメタライズ金属層を有するセラ
ミック体において、前記メタライズ金属層を形成するモ
リブデン粉末は少なくとも粒径2.0μm以下のものが
5.0乃至20.0%、2.0乃至5.0μmのものが
60.0乃至80.0%、10.0μm以上のものが1
.0%以下含んでいることを特徴とするメタライズ金属
層を有するセラミック体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119474A JP2742627B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | メタライズ金属層を有するセラミック体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119474A JP2742627B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | メタライズ金属層を有するセラミック体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416578A true JPH0416578A (ja) | 1992-01-21 |
JP2742627B2 JP2742627B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=14762205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2119474A Expired - Fee Related JP2742627B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | メタライズ金属層を有するセラミック体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2742627B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6565917B1 (en) | 1998-05-01 | 2003-05-20 | International Business Machines Corporation | Method of forming features on a ceramic substrate using platible pastes |
-
1990
- 1990-05-09 JP JP2119474A patent/JP2742627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6565917B1 (en) | 1998-05-01 | 2003-05-20 | International Business Machines Corporation | Method of forming features on a ceramic substrate using platible pastes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2742627B2 (ja) | 1998-04-22 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |