JPH0416543A - タイル原料 - Google Patents

タイル原料

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Publication number
JPH0416543A
JPH0416543A JP11636590A JP11636590A JPH0416543A JP H0416543 A JPH0416543 A JP H0416543A JP 11636590 A JP11636590 A JP 11636590A JP 11636590 A JP11636590 A JP 11636590A JP H0416543 A JPH0416543 A JP H0416543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
marble
powder
feldspar
raw material
Prior art date
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Pending
Application number
JP11636590A
Other languages
English (en)
Inventor
Souichi Oshiguchi
押口 宗市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP11636590A priority Critical patent/JPH0416543A/ja
Publication of JPH0416543A publication Critical patent/JPH0416543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビルや住宅の床や内装や外装において使用す
るタイルの意匠を向上し、更に従来に無い意匠と肌触り
のタイルを提供するものである。
(従来技術) 従来のタイルにおいては、予じめ焼上げしたタイルボデ
ィの部分の上に、表面部の材料として「長石」と「珪石
」と「顔料」を主体とした液状の釉薬を幕掛けしてタイ
ルを焼成していたのである。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は「長石」や「珪石」等の釉薬材料が国内におい
て徐々に掘り尽くされて、より高級感のあるタイルを焼
成する為には、より品質の高い「長石」や「珪石」を外
国から輸入する必要が生じてきたのである。
しかし釉薬材料を外国から輸入する場合には、タイルの
原価の上昇を招くこととなるのである。
本発明は、以上の不具合いを解消する為に、現在でも外
国から輸入している高級石材である大理石を使い、タイ
ルの表面部を構成するものである。
しかし輸入した大理石をそのまま利用するのではコスト
の低下を図ることが出来ないので、大理石を外壁材や床
材として加工する場合に、研磨や切削や切断の際におい
て、削り滓として出てくる[大理石を主体とした石の粉
末Jを回収し、これをタイルの表面部の材料としたもの
である。
(課題を解決する手段) 本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次
に該課題を解決する手段を説明する。
タイルAの表面部1を構成するタイル原料を、「大理石
を主体とした石の粉末」と「長石」を主体として構成し
たものである。
また、該タイル原料に、更に「粘土」を付加し、タイル
Aの表面部1とタイルボディ2とを一体的に構成する原
料としたものである。
(作用) 本発明はタイル原料を、「大理石を主体とした石の粉末
」と「長石」により構成したことにより、該「大理石を
主体とした石の粉末」の中の二酸化珪素の部分が焼成に
より黒くなって、タイルの表面に黒い斑点が表出し、斑
点のある薄茶色の非透明のタイル表面が焼成されるので
ある。
この薄茶色から、タイルの色に着色したい場合には、「
大理石を主体とした石の粉末」と「長石」の他の5%程
度の「顔料」を混入すれば、該基本の風合いに加えて全
体の色調を変更することが出来るのである。
(実施例) 本発明の解決すべき課題及び解決する手段及び作用は以
上の如(であり、次に本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のタイル原料を使用したタイルの斜視図
、第2図は同じく側面図、第3図は本発明のタイル原料
によるタイル製造工程を示す図面である。
従来のタイルAは、通常はタイルボディ2の部分を別に
焼成し、該タイルボディ2の上に、表面部1を構成する
釉薬を幕掛けして、更に仕上げ焼成していたのである。
該タイルボディ2の部分は、1日水に付けた場合におい
て水分吸収率が1%以下の磁器質となっており、四季の
変化により温度差と湿度差の大きい我が国の外気中に曝
したとしても、割れたり、膨張・縮小して表面の表面部
1の部分を剥離することの無いような磁器質材料となっ
ているのである。
そして該磁器質材料のタイルボディ2の上に付加する表
面部lの部分は、やはり磁器質であり、外観意匠の向上
を図り、滑り止めと、表面の水をはじく役目をするので
ある。
本発明はこの表面部lの部分を釉薬ではなくて「長石」
と「大理石を主体とした石の粉末」とを主体とした原料
の粉末を成形し焼成することにより構成するものである
第3図においては「大理石を主体とした石の粉末」の調
達経路を図示している。
即ち、大理石3は国内においても掘り出されているが、
良質の外壁や内装用の大理石は、現状においてイタリア
等外国からの輸入品が大部分である。そして該大理石3
の原石は、石材業者に搬入されて、内装用や外装用に、
薄い大理石板とすべくダイヤモンドカッタ5により切断
され、表面をポリソシャ−4により磨き上げられるので
ある。
この大理石3をダイヤモンドカッタ5とポリラシャ−4
により加工する過程において、大理石粉塵が発生するの
で、ダイヤモンドカッタ5やポリソンヤー4の作業にお
いて、同時にホース6により撒水するのである。該粉塵
を含んだ水を、集水枡7により集めて、沈澱槽15に沈
澱させるのである。
該沈澱槽15に沈澱した「大理石を主体とした石の粉末
」を、一定期間毎に取出して、天日乾燥により乾燥大理
石粉末12とするのである。
該乾燥大理石粉末12の組成は、■試料においておおよ
そ次の如くであった。
このような乾燥大理石粉末12を運搬車8によリ、タイ
ル製造工場に輸送し、粗粉砕及び微粉砕機に掛けて、充
分に微細な粉末とするのである。
該大理石粉末を大理石粉末タンク9に投入し、別に設け
た長石タンク10内の「長石」と、必要な場合には、別
に用意した「顔料」を5%程度添加して、攪拌機1)に
より撹拌するのである。
該「大理石を主体とした石の粉末」と「長石」との混合
粉状物を、先に焼成したタイルボディ2の上に載置して
成形固結し、焼成炉により焼成すると、本発明の大理石
粉混入タイルが製造されるのである。
次に請求項(2)のタイル原料により構成する大理石粉
混入タイルついて説明すると。
タイルボディ2は「粘土」と「長石」を主体としこれに
「陶石」等を加えた材料に水を加えて混練成形し、これ
を焼成して磁器質のタイルボディ2を製造するのである
そして請求項(1)記載のタイル原料は、このタイルボ
ディ2の上に粉末をプレス押圧して成形し、焼成してい
たのである。
しかし「大理石を主体とした石の粉末」も粉末であり、
従来のタイルの如く釉薬を幕掛けするのでは無く、タイ
ルボディ2の原料と、表面部1の原料はどちらも粉末で
あるので、これを一体的に成形し、1回の焼成によりタ
イルを製造することも出来るのである。
従来のタイルボディ2の原料である「粘土」と「長石」
を、本発明のタイル原料である「大理石を主体とした石
の粉末」と「長石」の部分に付加し、全体として[大理
石を主体とした石の粉末]と「長石」と「珪石」により
、タイルボディ2と表面部lを一体化したタイル原料を
成形し、この成形したタイル原料を、焼成炉を一回通過
するだけで焼成を終了するものである。
(発明の効果) 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
請求項(1)の如く、タイルAの表面部1を構成するタ
イル原料を、「大理石を主体とした石の粉末」と「長石
」を主体として構成したので、タイルを焼上げの際にお
いて表面部1に出てくる意匠が、特に従来のタイルの意
匠と異なり、適当な凹凸と、適当な黒の斑点の入った意
匠となり、従来無かった風合いのタイルを提供すること
が可能となったのである。
また、石材店において大理石を切断したり研磨したりす
る時に出て来る産業廃棄物である「大理石を主体とした
石の粉末」を使用するのであるから、原料が高級な大理
石の粉末でありながら、原価を安くすることが可能とな
ったものである。
これにより我が国において少なくて、外国から輸入する
比率が上昇した大理石資源を有効に活用することが可能
となったのである。
また、タイルの表面部1の表面に凹凸ができるので、こ
の部分が床用のタイルとして使用した場合において、滑
り止めの役目をするので、タイル床で滑って負傷すると
いう事故の発生を防止することが出来るのである。
また、黒の斑点の出た茶色系統の色目となるので、床用
タイルとして使用しても、汚れの目立たないタイルとす
ることが出来たものである。
また、焼上げた状態の表面部1がザラザラした感触とな
り、色目や凹凸の関係から肌触りが良く、見た惑しも温
かいタイルとすることが出来たものである。
請求項(2)の如く、該タイル原料に、更に「粘土Jを
付加し、タイルへの表面部lとタイルボディ2とを一体
的に構成する原料としたので、タイルを構成する表面部
lとタイルボディ2の両者を、同しタイル原料により一
体的に構成することが出来て、従来の如くタイルボディ
2の焼上げと、該タイルボディ2の上に表面部1の原料
を載置した再度の焼上げと、2回の焼上げ行程を行う必
要が無くなったので、タイルの生産性の向上を図ること
が可能となったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタイル原料を使用したタイルの斜視図
、第2図は同じく側面図、第3図は本発明のタイル原料
によるタイル製造工程を示す図面である。 ・タイル ・表面部 ・タイルボディ ・大理石 ・ポリラシャ− ・ダイヤモンドカッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、タイルAの表面部1を構成するタイル原料を、
    「大理石を主体とした石の粉末」と「長石」を主体とし
    て構成したことを特徴とするタイル原料。
  2. (2)、請求項(1)記載のタイル原料に、更に「粘土
    」を付加し、タイルAの表面部1とタイルボディ2とを
    一体的に構成する原料としたことを特徴とするタイル原
    料。
JP11636590A 1990-05-02 1990-05-02 タイル原料 Pending JPH0416543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11636590A JPH0416543A (ja) 1990-05-02 1990-05-02 タイル原料

Applications Claiming Priority (1)

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JP11636590A JPH0416543A (ja) 1990-05-02 1990-05-02 タイル原料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0416543A true JPH0416543A (ja) 1992-01-21

Family

ID=14685163

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JP11636590A Pending JPH0416543A (ja) 1990-05-02 1990-05-02 タイル原料

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JP (1) JPH0416543A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756017B1 (ko) * 2006-11-07 2007-09-07 김병구 대리석 타일 제조 시스템 및 제조방법

Cited By (1)

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