JPH04164548A - 主軸冷却装置 - Google Patents

主軸冷却装置

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Publication number
JPH04164548A
JPH04164548A JP29149090A JP29149090A JPH04164548A JP H04164548 A JPH04164548 A JP H04164548A JP 29149090 A JP29149090 A JP 29149090A JP 29149090 A JP29149090 A JP 29149090A JP H04164548 A JPH04164548 A JP H04164548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling liquid
main spindle
passage
coolant
main shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP29149090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Tanaka
勝 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビルトインモータのロータ部による温度上昇
を抑えるための主軸冷却装置に関するものである。
従来の技術 従来、ビルトインモータ仕様の主軸台は第4図に示すよ
うに、ビルトインモータのステータ部101側は、モー
タスリーブ102の外周に設けた冷却液通路用の溝10
2aに冷却液を流して、主軸台本体103側の温度上昇
を抑えているが、ロータ芯軸105が直接主軸106に
嵌着されているロータ部10411は、自然冷却又はエ
ア吹付は等によって冷却するのが殆どであった。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた自然冷却又はエア吹きつけ等による
ロータ側の冷却は、熱伝達効率が低く、冷却効果が悪い
ため主軸の温度が上昇する。主軸は高速に回転されると
軸受部の発熱により温度上昇するが、更にこのロータ部
の発熱が加わって一層温度が高くなり、軸受内輪の熱膨
張のため負荷過大となってついに焼付事故に至るという
問題点を有している。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところはロータに
よる主軸の発熱部に冷却液を流して主軸を冷却する装置
を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明における主軸冷却装置
は、主軸のビルトインモータのロータ部が嵌着される部
分に軸方向の冷却液通路を設け、該冷却通路の前後に排
出側の継手部直径か供給側よりも大きい二個の回転継手
を設けてなり、主軸回転による遠心力の差を利用して冷
却液を流れ易くしたものである。
作用 供給側回転継手を経て、回転中の主軸の冷却液通路に送
り込まれた冷却液は、ビルトインモータのロータ部より
主軸に伝わる熱を奪って排出側回転継手を経て機外の冷
却液タンクに戻されるか、回転継手の直径が供給側より
排出側の方か大きいため、遠心力の作用で冷却液通路内
の流速を速めこれにより冷却液が吸引されて流れやすく
なり、多量の冷却液が円滑に冷却液通路内を流れ効率よ
く主軸を冷却する。
実施例 実施例について第1図〜第3図を参照して説明する。
工作機械の主軸台本体lに穿設された横穴1aに軸受ハ
ウジング2か嵌着され、軸受ハウジング2に軸受3を介
して主軸4か回転可能に軸承されている。主軸台本体1
には主軸4と同心にモータハウジング5が固着されてお
り、モータハウジング5の穴5aにスリーブ6を介して
ビルトインモータ7のステータ部7Aが嵌着されている
。スリーブ6の外周には冷却液の通る溝6aか螺旋状に
該設されており、モータハウジング5に冷却液の供給路
5bと排出路5Cか穿設されている。
一方主軸4のステータ部7A対応位置にはロータ部7B
がロータ芯軸8を介してテーバスリーブ9により嵌着さ
れており、ロータ芯軸8に円周上等間隔に複数の冷却液
通路8aか軸方向に穿設されている。この冷却液通路8
aは左側か右側よりも僅かに回転中心より離れた芯違い
穴に形成されており、右側の開口部より冷却液か供給さ
れて左側の開口部より流出するようになっている。
冷却液通路8aの右側開口部に冷却液を供給する非接触
式回転継手11は、第3図の部分拡大図に示すように、
軸受ハウジング2の左端面に固着の固定リング12の内
周とロータ芯軸8の右端部外周との間のすき間を有する
対向面に形成されており、これにより固定リング12に
穿設された供給穴12aの先端開口部がら送り出される
冷却液が通路8aの右端開口部に送り込まれるようにな
っている。更にロータ芯軸8には上記回転継手面の両側
に山形の水切り溝8b、8cが刻設され、固定リング1
2の対応位置に内周溝12b、12Cが刻設されており
、内周溝12b、12c内に開口する流路12d、12
eにより回転継手面より漏れる冷却液を図示しない機外
の冷却液タンクに回収するようになっている。
冷却液通路8iの左側より冷却液を排出する非接触式回
転継手16は、ロータ芯軸8の左端にボルト14により
固着の通路8aの右端に連通ずる放射状の複数の流路1
3aを有する回転リング13外周と、モータハウジング
5の左端面に固着の軸受ハウジング15の中心穴の右端
部内周との間のすき間を育する対向面に形成されており
、回転リング13外周の流路13aの開口部より排出さ
れる冷却液は、遠心力により加速されて軸受ノ\ウジン
グ15に穿設された排出路15aを経て冷却液タンクに
戻されるようになっている。
更に回転リング13には上記回転継手面の両側に山形の
水切り溝13b、13cが刻設されており、軸受ハウジ
ング15の対応位置に該設されている内周溝15b、1
5cより回転継手より漏れる冷却液を冷却液タンクに回
収するようになっている。
続いて本実施例の作用について説明する。
ビルトインモータ7に電圧か供給されて主軸4が回転さ
れると、図示しない冷却液ポンプ装置により固定リング
12の供給穴12aより回転継手11を経てロータ芯軸
8の冷却液通路8aに送り込まれた冷却液は、回転リン
グ13の放射状の流路13aより回転継手16を経て軸
受ハウジング15の排出路15aより機外の図示しない
冷却液タンクに戻される。冷却液はロータ芯軸の冷却液
通路8a内を右から左に流れる際に熱を奪って主軸4を
冷却し流路13aに達すると、回転継手16の排出口位
置の直径DIが回転継手11の供給口位置の直径D2よ
り大きいので、主軸回転による遠心力によりポンプ作用
か働いて流速を速め、これにより通路8a内の冷却液か
吸引されて流れ易くなる。
尚、本発明の主軸冷却装置は、端部にビルトインモータ
のロータ部を有する主軸にのみ適応されるものと限定さ
れるものではなく、中央部にビルトインモータのロータ
部を育する主軸に対しても同様に適応可能なことは勿論
である。
発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
主軸のロータ部が嵌着される部分に冷却液の通路を軸方
向に設け、排出側の継手部直径か供給側よりも大きい二
つの回転継手を介してこの通路に冷却液の供給、排出を
行うようにしたので、排出側の遠心力の作用で冷却液通
路内を冷却液が容易に流れやすくなり、効率よく直接主
軸を冷却することにより、主軸の温度上昇を最小限に抑
えて、軸受内輪の熱膨張を少なくして軸受負荷を減少さ
せることができ、主軸の許容回転数の上限を高(設定す
ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の主軸冷却装置の断面図、第2図はπ
側の回転継手部の拡大図、第3図は右側の回転継手部の
拡大図、第4図は従来の主軸のビルトインモータ部の断
面図である。 4・・主軸  7・・ビルトインモータ7A・・ステー
タ部 7B・・ロータ部8・・ロータ芯軸  8a・・
冷却液通路11.16・・回転継手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主軸のビルトインモータのロータ部が嵌着される
    部分に軸方向の冷却液通路を設け、該冷却液通路の前後
    に排出側の継手部直径が供給側よりも大きい二個の回転
    継手を設けてなり、主軸回転による遠心力の差を利用し
    て冷却液を流れ易くしたことを特徴とする主軸冷却装置
JP29149090A 1990-10-29 1990-10-29 主軸冷却装置 Pending JPH04164548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29149090A JPH04164548A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 主軸冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29149090A JPH04164548A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 主軸冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04164548A true JPH04164548A (ja) 1992-06-10

Family

ID=17769545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29149090A Pending JPH04164548A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 主軸冷却装置

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JP (1) JPH04164548A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016102019A1 (de) 2015-02-13 2016-08-18 Fanuc Corporation Rotor mit einem Fliesspfad eines Kühlfluids und Elektromotor, der den Rotor umfasst

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0192048A (ja) * 1987-09-30 1989-04-11 Makino Milling Mach Co Ltd 冷却手段を備えたモータ内蔵形主軸装置

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DE102016102019A1 (de) 2015-02-13 2016-08-18 Fanuc Corporation Rotor mit einem Fliesspfad eines Kühlfluids und Elektromotor, der den Rotor umfasst
DE102016102019B4 (de) * 2015-02-13 2021-05-06 Fanuc Corporation Rotor mit einem Fliesspfad eines Kühlfluids und Elektromotor, der den Rotor umfasst

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