JPH04164311A - 電解コンデンサの封口装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンデンサ素子をケース内に封口体を用イテ封
口する電解コンデンサの封口装置に関するものである。

従来の技術 一般に電解コンデンサは第２図に示すように、アルミニ
ウム箔からなる陽極箔と陰極箔をセパレータを介して巻
回し、上記陽極箔、陰極箔からリード線１を引出したコ
ンデンサ素子２に電解液を含浸させたものをアルミニウ
ムなどの金属ケース３に収納し、上記リード線１を貫通
させ友ゴム材などからなる封口体４を上記金寓ケース３
の開口部に組込み、次に第３図ａに示すように上記封口
体４の側面に相当する部分を金属ケース３の外側から絞
りローラ６で絞シ加工を施し、続いて第３図すに示すよ
うに金属ケース３の開口端をカールローラｅでカーリン
グ加工を施して第４図に示すような電解コンデンサを構
成していた。

従来のこのような電解コンデンサの封口装置としては、
第５図に示すような構成となっていた。

すなわち、ターンテーブル７０ケースチヤツク治具８に
コンデンサ素子２．封口体４を組込んだ金属ケース３を
保持させ、この金属ケース３を固定保持するケースチャ
ック９を設け、この金属ケース３の上部に本体フレーム
１ｏに軸受１１を介して取付けた逆Ｔ字状の回転体１２
の下端の両側に絞り用レバー１３．１４を枢着し、上記
回転体１２に装着された円錐カム１６に絞り用レバー１
３゜１４の上端に取付は念カムフォロア１６．１７と圧
接させ、上記絞り用レバー１３．１４の下端に絞りロー
ラ６．カールローラ６を取付け、上記回転体１２の上部
に取付けたプーリ１８にベルト１９を張架してそ一夕２
０の回転を伝達するように構成されていた。

上記構成で、コンデンサ素子２．封口体４を組込んだ金
属ケース３はターンテーブル７０ケースチヤツク治具８
に挿入されて供給され、ケースチャック９により正規の
位置で固定保持される。この状態でモータ２ｏにより回
転体１２が回転させられると同時に円錐カム１６がレバ
ー（図示せず）によって回転体１２に沿って下動し、こ
の円錐カム１６に圧接している絞り用レバー１ａ、１ａ
のカム７オロア１６　、ｌ　７が外方に押し広げられる
ようになり、絞り用レバー１３．ｆｆ４の下端に欧付け
た絞りローラ６とカールローラ６が金属ケース３に押し
つけられ、回転体１２０回転によって絞り加工とカーリ
ング加工を行い、封口を行う。この封口加工が終了する
と、円錐カム１６は上動して絞りローラ６．カールロー
ラ６を金属ケース３から離し、ケースチャック９も開放
してターンテーブル７を間欠駆動し、次のものを所定位
置に供給して封口加工を行うようになっていた。

発明が解決しようとする課題 上記従来の電解コンデンブの封口装置は、ターンテーブ
ル７と絞り加工部が別々に構成されているため、ターン
テーブル７が停止している間だけしか絞９加工ができな
いため生産性に乏しく、また、金属ケース３と絞りロー
ラ６．カールローラ６との位置合せ精度が悪く、安定し
念封口が施せないといった問題があった。

本発明は以上のような従来の欠点を除去するものであり
、生産性に優れ、絞り加工の位置決め精度の高い電解コ
ンデンブの封口装置を提供することを目的とするもので
ある。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、間欠回転するター
ンテーブル上にコンデンサ素子と封口体を組込んだ金、
寓ケースを保持するケースチャックを一定の間隔をもっ
て設け、このケースチャックに近接してターンテーブル
上に設けた支持ブロックに金属ケースの上部側面を絞る
絞りローラと金１寓ケースの開口端をカーリングするカ
ールローラを金属ケースに対して接離可能でしかも金属
ケースに対して回転可能とした絞り加工部を設けた構成
とし友ものである。

作用 このように構成することにより、絞り卯工部がターンテ
ーブルの回転中にも駆動して絞り加工が行え、しかも加
工する金属ケースに対しても絞り加工部の位置決め精度
が高くなシ、安定した絞り加工を施すことが可能となる
。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面第１図を用いて説明する
。装置本体２１にはシャフト２２が設けられ、このシャ
フト２２は同じく装置本体２１に固定された固定軸２３
内に回転可能に組込まれている。この固定軸２３の下部
外周にはブロック４１が回転可能に配置され、このブロ
ック４１の外周には支持ブロック２４が取付けられると
ともにターンテーブル２６が取付けられている。上記タ
ーンテープ１ｖ２５上には一定の間隔をもってケースチ
ャック２６が設けられ、このケースチャック２６には、
第２図で示した電解液を含浸したコンデンす素子２と、
封口体４を組込んだ金属ケース３からなるコンデンフユ
ニットが保持されている。また、上記支持ブロック２４
高さ方向の中間部と上端部には支持片２７が設けられ、
この支持片２７には中空筒状で下端の両側に外方に突出
した取付片２８を有する回転体２９が回転可能に保持さ
れ、この回転体２９の中心線は上記ターンテーブル２６
０ケースチヤツク２６で保持される金属ケース３の中心
線と一致するようになってｈる。この回転体２９９下端
の２つの取付片２８には絞り用レバー３０．３？がそれ
ぞれ枢着され、この絞シ用レバー３０の下端には絞りロ
ー２３２が、絞り用レバー３１の下端にはカールローラ
３３が取付けられ、このそれぞれの絞り用レバー３０．
３１の上端にはカムフォロア３４．３５が取付けられ、
このカムフォロア３４．３５は回転体２９に上下動可能
に取付けられた円錐カム３６の傾斜面に圧接している。

この円錐カム３６は支持ブロック２４に枢着されたレバ
ー３７の一端と係合し、このレバー３７の他端は固定軸
２３に取付けた固定カム３８にカムフォロア３９を介し
て圧接しておシ、ターンテーブル２６が回転することに
よって円錐カム３６を上下動させるように構成されてい
る。

この回転体２９、絞り用レバー３０，３１、絞りローラ
３２、カールローラ３３、円錐カム３６などで絞り加工
部を構成している。

また、上記回転体２９の中央には上下動可能にユニット
押え４０が組込まれ、ケースチャック２６に保持された
コンデンサユニットの中心を押える働きをし、このユニ
ット押え４０の上端の近傍にはアーム４２に取付けられ
たセンサ４３が配置され、ケースチャック２６にコンデ
ンサユニット力保持されているか否かの判定およびコン
デンサユニットの高さの検出を行う構成となっている。

さらに上記回転体２９の上部には従動輪４４が固着され
、この従動輪４４は固定軸２３に取付けた支持アーム４
６に設けたアイドラーアーム４６に回転可能に取付けた
アイドラー４７と圧接し、このアイドラー４７はシャフ
ト２２の上端に固着した従動輪４８と圧接し、シャフト
２２が回動することによって従動輪４８、アイドラー４
７、従動輪４４を介して回転体２９に回転力が伝達され
るようになっている。ま念、回転体２９にはクラッチブ
レーキ４９が取付けられ、所定の回転を行った後は、直
ちに回転を停止するようになっている。

なお、上記ユニット押え４０の上部には支持片２７上に
設は念ユニット押え４ｏの回転を阻止する回転止め６０
が設けられている。

上記構成において、その動作は次のようになる。

すなわち、ターンテープ／ｌ／２５のある回転位置でケ
ースチャック２６にコンデンブ素子２、封口体４を組込
んだ金属ケース３からなるコンデンサユニットが供給さ
れると、ユニ？／）押え４Ｑが下動じてコンデンサユニ
ットの中心を押える。そして、ターンテープ／Ｉ’２５
が回転全開始すると、固定軸２３に設けた固定カム３８
によってレバー３７時計方向に回動されて円錐カム３６
を上動させ、円錐カム３６に圧接しているカムフォロア
３４　、３５がこれに追従して絞り用レバ−３０，３ｆ
ｆ’ｉ回動させて、絞シ用レバー３０．３１の下端に設
けられた絞υロー２３２を金属ケース３の封口体４の側
面に相当する位置に圧接させるとともにカールローラ３
３を金属ケース３の開口端に圧接させる。

この状態となった後、シャフト２２が回転全開始し、従
動輪４８、アイドラー４７、従動輪４４を介して回転体
２９が自転を開始し、上記絞りローラ３２、カールロー
ラ３３はコンデンサユニットの周囲を一回転し、絞り加
工、カーリング加工を金属ケース３に施してコンデンサ
ユニットの封口を行い、電解コンデンサを完成させる。

そして、ターンテーブル２６が次のステーションに回転
し念ときには、上記封口加工は終了し、固定カム３８に
よってレバー３７を介して円錐カム３６は下動し、絞り
用レバー３０．３’ｌを先程とは逆方向に回転し、絞り
ローラ３２とカールローラ３３をコンデンサユニットか
ら離し、ユニット押え４ｏも上動させて、完成した電解
コンデンサを取出し可能とする。

このような動作を繰返すことによって電解コンデンサの
封口加工が連続的にかつ効率的に行えることになる。

発明の効果 以上のように本発明の電解コンデンサの封口装置は構成
されるため、ターンテーブルの回転動作中に絞り加工が
実施できて生産性の大幅な向上が図れ、しかも、絞り加
工部がターンテーブル上に形成されているため、ターン
テーブル上で保持したコンデンサユニットに対する位置
合せ精度も高く、確実で安定した封口が施せ、電解コン
デンサの品質の向上に大きく貢献できるなどの利点を有
し、工業的価値の大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電解コンデンサの封口装置の一実施例
を示す断面図、第２図は一般的な封口前のコンデンサユ
ニットを示す断面図、第３図ａ。 ｂは同封口方法を示す説明図、第４図は封口された電解
コンデンサを示す断面図、第６図は従来の電解コンデン
サの封口装置を示す構成図である。 １・・・・・・リード線、２・・・・・・コンデンす素
子、３・・・・・・金属ケース、４・・・・・・封口体
、２１・・・・・・装置本体、２２・・・・・・シャフ
ト、２３・・・・・・固定軸、２４・・・・・・支持ブ
ロック、２５・・・・・・ターンテーブル、２６・・・
・・・ケースチャック、２７・・・・・・支持片、２８
・・・・・・取付片、２９・・・・・・回転体、３０．
３１・・・・・・絞り用レバー、３２・・・・・・絞り
ローラ、３３・・・・・・カールローラ、３６・・・・
・・円錐カム、３７・・・・・・レバー、３８・・・・
・・固定カム、４０・・・・・・ユニット押え、４１・
・・・・・ブロック、４４．４８・・・・・・従動輪、
４７・・・・・・アイドラー。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　明　ほか２名第２図 第３図 、！１１　　　　　　　　　ｂ　　、５−Ｅリローラ第
４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　間欠回転するターンテーブル上にコンデンサ素子と封
   口体を組込んだ金属ケースを保持するケースチャックを
   一定の間隔をもって設け、このケースチャックに近接し
   てターンテーブル上に設けた支持ブロックに金属ケース
   の上部側面を絞る絞りローラと金属ケースの開口端をカ
   ーリングするカールローラを金属ケースに対して接離可
   能でしかも金属ケースに対して回転可能にした絞り加工
   部を設けた電解コンデンサの封口装置。