JPH04163197A - 転写シート - Google Patents

転写シート

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JPH04163197A
JPH04163197A JP29034690A JP29034690A JPH04163197A JP H04163197 A JPH04163197 A JP H04163197A JP 29034690 A JP29034690 A JP 29034690A JP 29034690 A JP29034690 A JP 29034690A JP H04163197 A JPH04163197 A JP H04163197A
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JP
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luster
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JP29034690A
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English (en)
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Kazuhiko Shimizu
和彦 清水
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチック成形品等の表面に内部の凹凸に
よる複雑な光沢を与えることのできる、意匠性の高い転
写シートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、転写シートは多種類存在し、プラスチック成形品
等に簡単に絵付する方法として利用されて来ており、広
範囲にわたって多数の用途に有効に活用されている。こ
のような転写シートとしては、離型性基材シートの片面
に、透明剥離層、絵柄印刷層及び接着剤層をこの順に積
層したものがあるが、柄が表面的且つ平坦になってしま
う。また、天然木材の「照り、を表現するために、上ε
己転写シートの絵柄印刷層が木目柄であり、接着剤層中
に酸化チタンが表面コートされたマイカ超薄片が分散さ
れているもの(実公昭62−20319)がある。この
転写シートは表面における反射光や、表面より奥から出
て来るものなど種々の反射光が入り交じって、天然木材
の持つ「照り」に近い効果を具現できるが柄はやはり平
坦であり、−照り−も天然木材の持つ、見る角度によっ
て光輝性が変化するような複雑な効果はなし)。また、
製品に高級感を与えるために、金属の蒸着や、光輝性顔
料を含有するインキのベタ印刷による光沢層を設けたも
のもあるが、これらの転写シートでも光沢層が平坦なた
め、転写してもS調な外観しか得ることができない。
、:発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、変化があって立体感に富んだ、光沢を
絵柄と共に与えることができる、意匠性の高い転写ノー
トを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を解決するものであって、 「■ 離型性基材シート上に、透明剥離層、絵柄印刷層
、光沢層、接着剤層及び凸模様印刷層がこの順に積層さ
れていることを特徴とする転写シート」、 「■ 前記■記載の転写ノートにおいて、凸模様印刷層
と接着剤層が逆に積層されていることを特徴とする転写
シート」、 「2 前8己■又は■記載の転写シートにおいて、凸模
様印刷層が硬化法インキにより設けられたものであるこ
とを特徴とする転写シート」及び、 「■ 前記■、■又は■記載の転写シートにおいて、凸
模様印刷層が充填剤を含有するインキにより設けられた
ものであることを特徴とする転写シート」 を要旨とするものである。
〔実施例〕
図面を引用して本発明を説明する。
第1図は請求項1記載の転写シートの形態を示すもので
あって、離型性基材シート1上に、透明剥離層2、絵柄
印刷層3、光沢層4、接着剤層5及び凸模様印刷層6が
この順に積層されている。
離型性基材シート1には、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ナイロン、セロハン等のプラスチッ
クフィルム、紙、金@箔あるいはこれらの複合フィルム
等の通常の転写シートの基材シートとして常用されてい
るものでよく、例えば、厚さ25〜50μ程度のものを
イ吏用するとよい。
透間剥離層2は、転写後に絵柄印刷層3などを保護する
とと共に適当な剥離性を与えるもので、アクリル系樹脂
、ゴム系樹脂、ビニル系樹脂、変性フェノール法樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリアミド系樹脂、ロジン、ワックス
等の透明で剥離が良好な樹脂系インキ、あるいはそれら
に必要に応じてシリコン等の離型剤を添加してなる樹脂
系インキを用い、グラビア印刷法、フルタスクリーン印
刷法等の通常の印刷法により設けると良い。
絵柄印刷層3は、転写後に下層になる光沢層4が透視で
きるものが望ましい。透明性の高いインキを用いて形成
されたものはこの条件を満たすが、透明性がない場合で
も網点を用いて形成されたものは、網点同士の間から下
層が透視できる。この絵柄印刷層3は、透明#I離層2
との接着性が良い樹脂バインダーを溶剤に溶かしたベヒ
クル中に着色顔料、添加剤等を分散させてなるインキを
用いて、グラビア印刷法、ンルクスクリーン印刷法等の
通常の印刷方法により、木目柄、石目柄等を設けるとよ
い。
光沢層4は、転写後の絵柄印刷層3の下から光沢を与え
るものであって、金属の蒸着や光輝性顔料を含有するイ
ンキのベタ印刷によって形成できる。
蒸着に使用する金属は、^1、吋、Cu等の通常のもの
でよい。
光輝性顔料の例を挙げれば、次の通りである(a)  
パール顔料と称するもの、具体的には貝殻の内側の部分
や真珠を粉砕したもの、マイカ、マイカの微粒子にTi
O2または酸化鉄を焼き付けたもの、 ら) 金属粉、具体的には銅、アルミニウム、真論、青
銅、金、銀等の好ましくは1〜120μの微粒子、 (C)  蒸着されたプラスチックフィルムの破片、例
えばポリエチレンテレフタレートフィルムに上記のよう
な金属、通常はアルミニウムを蒸着し、粉砕したもの(
銀色粉)、蒸着ののち透明な黄色塗装を行って粉砕した
もの(全色粉)。
以上のような光輝件顔料を、絵柄印刷層3のインキとの
接着性のよい樹脂バインダーを溶剤に溶かしたベヒクル
中に、分散、インキ化し、グラビア印刷法、シルクスク
リーン印刷法等の通常の印刷方法により塗工すればよい
接着剤層5には被転写体であるプラスチック成形品等の
表面に適した、感熱性あるいは感圧性の樹脂を用いる。
例えば、被転写体がAS樹脂の場合はアクリル系樹脂や
ビニル系樹脂を、被転写体がポリプロピレンの場合は塩
素化ポリプロピレン系樹脂やエチレン−酢酸ビニル共重
合系樹脂等を用いるとよい。接着剤の塗布方法は通常の
印刷方法でよい。
凸模様印刷H6は、その存在により、転写後の光沢層4
に凹凸を与えて、光沢層4に立体感を与えるもので、そ
の形成に用し)るインキは、転写時の熱圧により容易に
変形しな′、J1インキが望ましく、硬化性インキもし
くは体質顔料やその他の無機物等の充填剤を含んだイン
キを用し)るとよい。
硬化住インキ中の結合剤樹脂としては、ウレタン系樹脂
、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂や、メチルメタアク
リレート等の紫外線または電子線硬化性樹脂を用いると
よい。また、体質顔料やその他の無機物としては、炭酸
力ルンウム、シリカ等が、その他の充填剤としては、ポ
リエチレンワックス、ガラスピーズ等がある。
これらのインキを用い、通常の印刷方法により凸模様を
印刷すればよい。凸模様印刷層6は転写後に光沢層4を
押し上げるだけの厚みが必要であり、印刷時の版深は3
5〜180μにて良好な効果を得るが、転写シートの2
度押し適性を考慮すると35〜60μとすることが望ま
しい。
また、第1図に示すように、接着剤層5上に凸模様印刷
層6を設ける場合、凸模様印刷層6自身が接着剤の作用
をする必要があり、この場合、上記凸模様印刷層6を形
成するためのインキのベースとなる樹脂として接着剤層
5に用いた樹脂よりも軟化点の高いものを用いると転写
後の凹凸効果がよい。
第2図は第1図に示す転写シートを、接着剤層5により
被転写体7に接着し、離型性基材シート1を透明剥離層
2より剥離してなる転写製品の形態を示すものである。
このように、凸模様印刷層6の存在により、転写の際に
光沢層4に凹凸を付与し、場合によってはその凹凸は最
表面の透明剥離層2まで及ぶ。凹凸が最表面の透明剥離
層2に充分に現れるためには、転写に用いるゴムロール
の硬度を70゛以下とし、転写シートの離型性基材シー
トIO)厚みを50μ以下とすることが好ましく、転写
条件は例えば、ロール温度で160〜230℃、圧力5
〜15kg/amである。
第3図は請求項2記載の転写シートの形態を示すもので
あって、請求項1記載の転写シートの接着剤層5と凸模
様印刷層6が逆に積層されているものである。
このように接着剤層5と凸模様印刷層6を逆に積層して
も、第4図に示すように光沢層4に凹凸を付与すること
ができ、場合によっては最表面にまで影響を及ぼす。
転写後の凸模様印刷層6による凹凸効果は、第1図に示
す転写シートを用いたほうが第2図に示す転写シートを
用いた時よりも高い。
次に実施例により本発明を更に詳述する。
実施例1 厚さ25μのポリエステルフィルム(東し社製、ルミラ
ー)の片面に、アクリル系樹脂の透明剥離剤(昭和イン
ク工業所製、ハクリ45)を全面均一に厚さが1μとな
るようにグラビアベタコートした。次いでアクリル樹脂
系の印刷インキ(昭和インク工業所製、CG)を用い、
前記透明剥離剤上に木目柄をグラビア印刷し、次し)で
前記印刷面に、アクリル樹脂系バールインキ(昭和イン
ク工業所製、GGパール)を全面均一に厚さが5μとな
るようにグラビアベタコートしてバール状の光沢層を形
成した。形成された前記光沢層上にアクリル樹脂系接着
剤(昭和インク工業所製、HS−32)を全面均一に厚
さが20μとなるようにグラビアベタコートし、次いで
前記接着剤上にアクリル樹脂系接着性凸印刷インキ(昭
和インク工業所製、凹凸H3IJα11)を用い、版深
35μの木肌調のグラビア版(木目の凸模様板)にてグ
ラビア印刷して本発明の転写シートを得た。
上記転写シートをABS樹脂板に密着させ、表面温度2
Of)℃のンリコーンゴムローラーを用い、送り速度4
m/min、圧力10kg/ciの条件下でロールプレ
ス法にて熱圧転写した。
得られた木目柄の転写製品は、木目の凸模様板の印刷部
の上の光沢層が押し上げられ、天然木材に近い口照り、
が表現され、立体感に富んだ、意匠性の高いものであっ
た。
実施例2 厚さ25μのポリエステルフィルム(東し社製、ルミラ
ー)の片面に、アクリル系樹脂の透明剥離剤(昭和イン
ク工業所製、ハクリ45)を全面均一に厚さが1μとな
るようにグラビアベタコートした。次いでアクリル樹脂
系の印刷インキ(昭和インク工業所製、GG)を用い、
前記透明剥離剤上に木目柄をグラビア印刷し、次いで前
記印刷面に、アクリル樹脂系バールインキ(昭和インク
工業所製、GGパール)を全面均一に厚さが5μとなる
ようにグラビアベタコートしてバール状の光沢層を形成
した。形成された前記光沢層上に、2液硬化型ウレタン
メジユーム(諸態インキ製、NL−ALFAメジューム
(C))を用い、版深35μの木肌調のグラビア板にて
グラビア印刷した後、前言己印刷層上にアクリル樹脂系
接着剤(昭和インク工業所製、HS−32)を全面均一
に厚さが10μとなるように、グラビアベタコートして
本発明の転写ノートを得た。
上記転写/−トをABS樹脂板に密着させ、表面温度2
00℃のンリコーンゴムローラーを用い、送り速度4m
/min、圧力10kg/catの条件下でロールプレ
ス法にて熱圧転写した。
得られた木目柄の転写製品は、木目の凸模様板の印刷部
の上の光沢層が押し上げられて、天然木材に近い口照り
」が表現され、立体感に富んだ、意匠性の高いものであ
った。
〔発明の作用、効果〕
本発明の転写シートは、転写により、凸模様印刷層が光
沢層を押し上げることにより光沢層に凹凸が与えられ、
それによって天然木材の持つ複雑な「照り」の変化を表
現することができる。また、表面にも凹凸形状が現れる
時は、ナチュラルな手触り感を有した、立体感のある意
匠性の高い転写製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はいずれも、本発明の転写シートを説明
するたtの模式的な断面図である。 1  離型性基材シート 2  透明剥離層 3  絵柄印刷層 4  光沢層 5  接着剤層 6  凸模様印刷層 7  被転写体 特許出願人 大日本印刷株式会社 代理人   弁理士 小西 淳美 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)離型性基材シート上に、透明剥離層、絵柄印刷層
    、光沢層、接着剤層及び凸模様印刷層がこの順に積層さ
    れていることを特徴とする転写シート。
  2. (2)請求項1記載の転写シートにおいて、凸模様印刷
    層と接着剤層が逆に積層されていることを特徴とする転
    写シート。
  3. (3)請求項1又は2記載の転写シートにおいて、凸模
    様印刷層が硬化性インキにより設けられたものであるこ
    とを特徴とする転写シート。
  4. (4)請求項1、2又は3記載の転写シートにおいて、
    凸模様印刷層が充填剤を含有するインキにより設けられ
    たものであることを特徴とする転写シート。
JP29034690A 1990-10-26 1990-10-26 転写シート Pending JPH04163197A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080070013A1 (en) * 2004-09-29 2008-03-20 Kazuhiro Suga Low Glossing-Metallic Luster Decorative, Sheet, And Laminated Body Laminating The Same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080070013A1 (en) * 2004-09-29 2008-03-20 Kazuhiro Suga Low Glossing-Metallic Luster Decorative, Sheet, And Laminated Body Laminating The Same
US9168722B2 (en) * 2004-09-29 2015-10-27 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Low glossiness-metallic luster decorative sheet, and laminated body laminating same

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