JPH0416170Y2 - - Google Patents

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JPH0416170Y2
JPH0416170Y2 JP13286U JP13286U JPH0416170Y2 JP H0416170 Y2 JPH0416170 Y2 JP H0416170Y2 JP 13286 U JP13286 U JP 13286U JP 13286 U JP13286 U JP 13286U JP H0416170 Y2 JPH0416170 Y2 JP H0416170Y2
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vehicle chassis
wheel
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、アスフアルト舗装道路等の舗装体表
面の凹凸を測定する凹凸測定装置に関する。
<従来の技術> 例えば、道路ではその表面をアスフアルト舗装
により平たんに形成し、自動車が快適でかつスム
ーズに走行できるようにしている。このため、ア
スフアルト舗装道路の表面をローラ等により平ら
に形成している。また、アスフアルト舗装道路の
表面の凹凸の度合を測定することは重要であり、
かかる凹凸測定装置の従来例を第6図及び第7図
に示す。
すなわち、骨組構造からなる車台1の前部両側
には前フレーム2a,2bが垂直面内を揺動自由
に夫々設けられ、各前フレーム2a,2bの前・
後部には空気入り式の走行用車輪3a〜3dが回
転自由に取付けられている。前記車台1の後部両
側には後フレーム4a,4bが垂直面内を揺動自
由に夫々設けられ、各後フレーム4a,4bの
前・後部には空気入り式の走行用車輪5a〜5d
が回転自由に取付けられている。
ここで、走行用車輪3a〜3d,5a〜5d
は、第7図に示すように車台1の前後方向の中心
軸に対し対称位置になるように配設されている。
また、車台1の中央下部には、アスフアルト舗
装道路6の表面に接触する空気入り式の測定用車
輪7が図示しないフレームに第6図中上下方向に
移動自由に設けられている。
そして、装置を牽引車により牽引しつつ第6図
中右方に走行させ、測定用車輪7の上下方向の移
動量によりアスフアルト舗装道路6の表面の凹凸
を測定する。
尚、8は測定用車輪7の上下方向に移動量を記
録する記録装置、9は記録測定者用座席、10は
測定用車輪7の位置を調整する調整用ハンドルで
ある。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、このような従来の凹凸測定装置
においては、走行用車輪3a〜3d,5a〜5d
が車台1の前後方向に中心軸に対して対称位置に
設けられているので、アスフアルト舗装道路6の
表面が装置の進行方向に直角にローラ施工による
大きな波状の変形部があると、対称位置にある例
えば走行用車輪3a,3dがその変形部に同時に
進入する。これにより、車台1の位置が変位する
ため、車台1と測定用車輪7との相対位置が変化
し、この変化がアスフアルト舗装道路6の表面の
凹凸として測定されるため、測定誤差が発生する
という問題点があつた。
また、全ての車輪3a〜3d,5a〜5d,7
が空気入り式のためそれらが変形し、それによつ
ても測定誤差が発生する。さらに、座席9に座つ
た記録測定者の動きにより車台1が揺れ測定誤差
が発生し、かつ車台1中央部の記録装置8及び運
転者の重量により車台1が撓み、これによつても
測定誤差が発生する。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたも
ので、舗装体表面が進行方向にローラ施工時波状
の変形部があつても測定誤差を最小限に抑制でき
る被牽引式凹凸測定装置を提供することを目的と
する。
<問題点を解決するための手段> このため、本考案は、車台と、該車台の前部と
後部との両側方に夫々設けられ少なくとも車台前
後方向の中心軸に対して直角な軸まわりを揺動自
由な支持部材と、これら支持部材の前及び後下端
に夫々設けられる走行用車輪と、車台の略中央部
に支持され舗装体表面の凹凸に応じて天地方向に
移動する測定用車輪と、該測定用車輪の移動量を
電気信号に変換する変換装置と、を備え、前後及
び後部の一側方の走行用車輪を他側方の走行用車
輪に対し少なくとも車台前後方向にずらして前記
各走行用車輪を配設し、かつ、各走行用車輪と測
定用車輪とを共に剛性の高い部材により形成する
ようにした。
<作用> このようにして、両側方の走行用車輪を車台前
後方向にずらすことにより、例えばアスフアルト
舗装道路の表面に進行方向にローラ施工時の波状
の大きな変形部があつても、その変形部に2つの
走行用車輪が同時に進入するのを防止し、凹凸の
測定への影響をなくす。また、走行用車輪及び測
定用車輪を剛性の高い部材により形成することに
より、それら車輪の変形を抑制し、凹凸の測定へ
の影響をなくす。
<実施例> 以下に、本考案の一実施例を第1図〜第6図に
基づいて説明する。尚、本実施例では舗装体とし
てアスフアルト舗装道路を例にとり説明する。
図において、ラーメン構造からなる車台11
は、前後方向(第1図中左右方向)に長く形成さ
れている。この車台11の前端部には、第1フレ
ーム12が水平面内を揺動自由に取付けられてい
る。第1フレーム12の両側端部には、前部支持
部材13a,13bがそれらの中間部を中心とし
て車台11の前後方向に形成される垂直面内(前
記第1フレーム12に対して直角な面内)を揺動
自由に夫々取付けられている。各前部支持部材1
3a,13bの前及び後端下部には走行用車輪1
4a〜14dが回転自由に取付けられている。
一方、車台11の後端部には、第2フレーム1
5が車巾方向に形成される垂直面内を揺動自由に
取付けられている。第2フレーム15の両側端部
には後部支持部材16a,16bがそれらの中間
部を中心として車台11の前後方向に形成される
垂直面内を揺動自由に夫々取付けられている。各
後部支持部材16a,16bには前及び後端下部
には走行用車輪17a〜17dが回転自由に取付
けられている。
ここで、車台11の一側方の走行用車輪14
a,14b,17a,17bは、第2図に示すよ
うに他側方の走行用車輪14c,14d,17
c,17dに対し車台11の前方にずらして取付
けられている。前記一側方の走行用車輪14a,
14b,17a,17bと他側方の走行用車輪1
4c,14d,17c,17dは略平行に配設さ
れている。各支持部材13a,13b,16a,
16bの前部に取付けられる走行用車輪14b,
14d,17b,17dは各支持部材13a,1
3b,16a,16bに水平内を揺動自由に取付
けられている。また、各支持部材13a,13
b,16a,16bは第2図に示すようにそれら
の両端部が第1及び第2フレーム12,15の略
中心部に向かうように折曲形成されている。
車台11の略中央部には、レバー18が垂直面
内を揺動自由に取付けられ、レバー18の先端部
には測定用車輪19は回転自由に取付けられてい
る。レバー18の先端部には第3図及び第4図に
示すように測定用車輪19を跨がつてブラケツト
20が取付けられている。
ここで、前記各走行用車輪14a〜14d,1
7a〜17d及び測定用車輪19は、第3図及び
第4図に示すように、円筒状の金属部材(例えば
鉄)19aと、金属部材19aの外周を覆うウレ
タンゴム部材19bと、から形成され、剛性が高
くなつている。ウレタンゴム部材19bは衝撃を
吸収するために設けられており、耐摩耗性に富む
他の樹脂を使用してもよい。
また、測定用車輪19上方の車台11にはブラ
ケツト21が橋渡して設けられている。このブラ
ケツト21にはマグネスケール式の変換器22が
設けられ、変換器22のスピンドル23の先端部
が前記ブラケツト20の上部に当接されている。
変換器22の容器には、一定間隔毎に磁石が並
べられており、これら磁石内をスピンドル23に
取付けられたヘツド(図示せず)が移動すると、
この移動量に対応する電気信号を変換器22は出
力するように構成されている。変換器22の出力
は、リード線を介して牽引車25に搭載された後
述の記録装置26に入力される。これにより、ア
スフアルト舗装道路24の表面を凹凸に応じて測
定用車輪19が天地方向に上下動すると、これに
追従してスピンドル23が上下動し、前記凹凸に
対応する電気信号が変換器22から記録装置26
に出力される。
また、測定用車輪19の側方には、走行距離を
検出する走行距離計27が設けられている。この
走行距離計27は、細いスリツトが形成され測定
用車輪19の回転に同期して回転する円板(図示
せず)と、この円板の一側方に設けられ光を発す
るランプ(図示せず)と、円板を挾さんでランプ
に対向するフオトトランジスタ(図示せず)と、
を内蔵している。そして、円板の回転すなわち測
定用車輪19の回転に同期して走行距離計27は
記録装置26に一回転当り所定数のパルス信号を
出力する。これにより、パルス信号の数と測定用
車輪19の外径とから走行距離が判定される。
記録装置26は、第5図に示すように前記変換
器22から出力された電気信号(デジタル信号)
を凹凸の変位量に変換する変換部28と、前記走
行距離計27からパルス信号が所定回数入力され
たときにパルス信号を出力する分周部29と、分
周部29から出力された信号に基づいて記録紙の
送り速度を変化させつつ変換器28から出力され
た凹凸の変位量を記録紙に書込むペンレコーダ部
30と、を備える。また、記録装置26は、ペン
レコーダ部30とは別に凹凸の変位量を記録する
マイクロコンピユータからなる記憶部31と、各
部に電源を供給する電源回路部32と、を備え
る。前記ペンレコーダ部30は、紙送装置30a
により送られる記録紙に凹凸の変位量を書込む第
1ペンレコーダ部30bと、前記記録紙に積算さ
れた凹凸の総変位量を書込む第2ペンレコーダ3
0cと、を備える。
次に作用を説明する。
牽引車25により牽引して装置をアスフアルト
舗装道路24上を走行させる。そして、測定用車
輪19をアスフアルト舗装道路24の表面に沿つ
て移動させる。このとき、アスフアルト舗装道路
24の表面に凹凸があると測定用車輪19が上下
動するため、この上下動に対応する電気信号が変
換器22から記録装置26に出力されて記録され
る。
ここで、各走行用車輪14a〜14d,17a
〜17dの位置の平均高さによつて車台11が所
定高さに支持されるため、車台11を基準として
アスフアルト舗装道路24の表面の凹凸を略正確
に測定できる。また、レバー18の基端部を中心
に測定用車輪19は揺動するが、レバー18の腕
部が長く形成されているので、測定用車輪19は
略天地方向に上下動する。
そして、アスフアルト舗装道路24の表面が装
置の進行方向にローラ施工時に発生する大きな変
形があつても、例えば前部においては一側方の走
行用車輪14a,14bが他側方の走行用車輪1
4c,14dより前方にずらしてあるため、例え
ば走行用車輪14bだけがその変形部に進入す
る。
このため、他の3つの走行用車輪14a,14
c,14dが比較的アスフアルト舗装道路24の
基準高さ位置にある。これにより、ローラ施工に
よる大きな変形があつても4つの走行用車輪14
a〜14dにより決定される平均位置(第1ブラ
ケツト12の位置にほぼ等しい)は基準高さに近
づけることができるため、前記変形の影響により
車台11と測定用車輪19との相対位置が変化す
るのを抑制でき、もつて測定誤差の発生を抑制で
き、測定精度を向上できる。
また、全ての車輪14a〜14d,17a〜1
7d,19が剛性の高い部材を使用したから、そ
れらの変形を抑制でき、これによつても測定誤差
の発生を抑制できる。また、記録装置26を車台
11に設けることなく牽引車25に搭載するよう
にし、また車台11に記録測定者用座席を設けな
いようにしたので、それらの重量及び該測定者の
動きによる車台11の撓みをなくせるため、これ
によつても測定誤差の発生を抑制できる。
また、コンピユータからなる記憶部31に記憶
するようにしたので、測定後も測定データを長期
間保存できると共に、測定データの処理も早くか
つ簡便にできる。
尚、走行用車輪14a〜14d,17a〜17
dを相互に車巾方向にずらしてもよい。
<考案の効果> 本考案は、以上説明したように、車台の一側方
と他側方の走行用車輪を少なくとも前後方向にず
らすと共に走行用車輪及び測定用車輪を剛性の高
い部材で形成するようにしたので、舗装体表面が
進行方向に波状にローラによる施工時に変形して
も車台と測定用車輪との相対位置の変化を抑制で
き、また各車輪の変形を抑制できる。また、車台
を撓みにくい構造としたので測定用車輪との相対
位置の変化を抑制できる。このため、測定誤差の
発生を抑制して測定精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同上の平面図、第3図は同上の要部拡大図、
第4図は第3図の−矢視図、第5図は同上の
電気回路を示す図、第6図は凹凸測定装置の従来
例を示す側面図、第7図は同上の平面図である。 11……車台、13a,13b……前部支持部
材、14a〜14d,17a〜17d……走行用
車輪、16a,16b……後部支持部材、19…
…測定用車輪、22……変換器、26……記録装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車台と、該車台の前部と後部との両側方に
    夫々設けられ少なくとも車台前後方向の中心軸
    に対して直角な軸まわりを揺動自由な支持部材
    と、これら支持部材の前及び後下端に夫々設け
    られる走行用車輪と、車台の略中央部に支持さ
    れ舗装体表面の凹凸に応じて天地方向に移動す
    る測定用車輪と、該測定用車輪の移動量を電気
    信号に変換する変換装置と、を備え、前後及び
    後部の一側方の走行用車輪を他側方の走行用車
    輪に対し少なくとも車台前後方向にずらして前
    記各走行用車輪を配設し、かつ、各走行用車輪
    と測定用車輪とを共に剛性の高い部材により形
    成したことを特徴とする舗装体表面の凹凸測定
    装置。 (2) 車台が、ラーメン構造である実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の舗装体表面の凹凸測定装
    置。 (3) 走行用車輪及び測定用車輪が円筒状の金属部
    材と、該金属部材の外周を覆う樹脂部材と、か
    らなる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の舗
    装体表面の凹凸測定装置。 (4) 直角な軸が、車台の前後方向の中心軸回りに
    回動自由であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の舗装体表面の凹凸測定
    装置。
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