JPH04161007A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、タンクの内部に各構成部品を収容して構成さ
れるガス絶縁開閉装置に関する。

Ｂ９発明の概要 本発明は、略筒状のタンクの上部を上蓋で塞ぐとともに
下部を底板で塞ぎ、各構成部品をタンク内に収容してケ
ーブルユニットを構成したガス絶縁開閉装置において、 全ての構成部品を底板に取り付けるとともにタンクの側
面に孔を形成してスペーサで塞ぎ、貫通端子をスペーサ
に埋設することにより、底板にタンクをかぶせる前に各
構成部品の組み立てを可能にし、組立作業の作業性を向
上させたものである。

Ｃ１従来の技術 まず、ガス絶縁開閉装置の結線状態を第３図に基づいて
説明する。図は単線当たりの結線を示すものであるが、
各ガス絶縁開閉装置には三相分設けられる。また、主母
線１ａ、Ｉｂの２本の主母線があるか、一方は本線で他
方は停電等の場合に非常用として用いる補助線である。

図中、２はしゃ断器、３は変流器、４は負荷に接続する
ためのケーブルヘッド、５は避雷器、７ａ〜７ｃは接地
装置、８ａ〜８ｄは断路器である。

次に、斯かる結線によるガス絶縁開閉装置を第４図に基
づいて説明する。

図のように、ベース１１上に、しゃ断ブロック１２ａ、
主母線ブロック１２ｂ、線路側ブロック１２ｃが形成さ
れる。しゃ断ブロック１２ａはベース１１上の枠体１３
と枠体１３上のしゃ断タンク１４等からなり、線路側ブ
ロック１２ｃはベース１１のケーブル支持架台１５とケ
ーブルタンク１６等からなる。主母線ブロック１２ｂは
、紙面と直角な方向へ伸びる管路１７ａ、１７ｂと、管
路１７ａ、１７ｂに直角に接続されるとともにしゃ断タ
ンク１４に接続される管路１８ａ、１８ｂ等で構成され
る。

管路１７ａ、１７ｂには夫々三相分の主母線１ａ、ｌｂ
が紙面と直角な方向へ配設され、主母線ｌａ、ｌｂはし
ゃ断タンク１４内を介してケーブルタンク１６内へと導
かれる。断路器８ａ、８ｂは管路］、７ａ、１７ｂ内に
設けられ、しゃ断器２゜変流器３．接地装置７ａ、７ｂ
はしゃ断タンク１４内に設けられ、負荷母線を接続する
ためのケーブルヘッド４．避雷器５．断路器８ｃ、８ｄ
、接地装置７Ｃはケーブルタンク１６内に設けられる。

２０は主回路導体、２３は主母線１ａ、Ｉｂに接続され
る主回路導体、２１は各相ごとに避雷器５とケーブルヘ
ッド４とを接続するための避雷器接続導体である。

第５図に示すように、三相分のケーブルヘッド４ａ〜４
ｃと三相分の避雷器５ａ〜５ｃとは夫々三角形の頂点の
位置に配置される。

Ｄ９発明が解決しようとする課題 ところが、ケーブルヘッド４．避雷器５は底板１０に取
り付けられ、断路器８ｃはケーブルタンク１６に取り付
けられ、接地装置７Ｃは上蓋９に取り付けられるため、
各構成部品の結合は底板１０、ケーブルタンク１６．上
蓋９の製作精度の影響を受け、これらを組み立てない限
り接続調整ができない。

また、斯かる配置ではケーブルの直流耐圧を検査するた
めに電圧を印加する印加部分がケーブルタンク外になく
、民間変電所で比較的需要の多い架空受電や受電点検出
用の電圧変成器（以下、単にＶＴという）を設ける場合
にも迅速な対応ができない。

そこで本発明は、斯かる課題を解決したガス絶縁開閉装
置を提供することを目的とする。

Ｅ１課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本発明の構成は、略筒状の
タンクの上部を上蓋で塞ぐとともに下部を底板で塞ぎ、
底板にケ・−プルヘッド、避雷器。

接地装置、断路器等を取り付ける一方、タンクの側面に
は他の外部機器と接続するための孔を形成してスペーサ
で塞ぎ、タンクの内外を接続するための貫通端子をスペ
ーサに埋設するとともにタンク内の主回路導体を貫通端
子に着脱自在に接続してケーブルユニットを構成したこ
とを特徴とする。

Ｆ９作用 ケーブルヘッド、避雷器、主回路導体、断路器。

接地装置等を底板に取り付けたあとに底板にタンクをか
ぶせ、タンクを底板に結合する。

そして、貫通導体が取り付けられたスペーサをタンクに
取り付ける際に、タンク内の主回路導体と貫通導体とを
着脱自在に結合する。

以上でケーブルユニットの組み立てが完了する。

Ｇ、実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。なお、本実施例は従来のガス絶縁開閉装置の一部
を改良したものなので、従来と同一・部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。

（ａ）実施例の構成 本発明によるガス絶縁開閉装置の構成を、第１図〜第２
図に基づいて説明する。

第１図（ａ）、（ｂ）に示すように、底板１０上に三相
分のケーブルヘッド４の下端が結合され、ケーブルヘッ
ド４の上には主回路導体２０．接地装置８ｃ、主回路導
体２３が取り付けられる。また、三相分の避雷器５が底
板１０に取り付けられ、各避雷器５ごとに底板１０に固
定して設けられた支柱２５の上部には絶縁物２６を介し
て断路器８ｄが設けられる。そして、底板１０には操作
手段２７が取り付けられ、操作手段２７と断路器８ｄと
が連結手段２８を介して連結される。ケーブル支持架台
１５と底板１０との間にはスペーサ２９が設けられ、ケ
ーブルヘッド４の下には負荷ケーブル４ａが接続される
。支柱２５の上部は絶縁物２６を介して主回路導体２０
にも結合されている。

第１図（ｂ）に示すようにケーブルタンク１６の内周面
近傍には一対の支持ロッド３０がその下端を底板１０に
結合して設けられ、支持ロッド３０の上端どうしは取付
枠３１によって連結される。

各相の断路器８ｃと主回路導体２０の上部は絶縁物２６
を介して取付枠３１に固定される。また、取付枠３１に
は補強材３２を介して三相分の接地装置７Ｃが取り付け
られる。

ケーブルタンク１６の側面に形成されたフランジ部には
閉塞用のスペーサ３３．３４が設けられ、スペーサ３３
．３４を気密に貫通する貫通端子３５．３６が埋設され
る。そして、水平方向へスライドさせることで主回路導
体２３．２０を貫通端子３５．３６と接続するための接
続部３７．３７が設けられる。接続部３７は、第２図に
示すように複数の接触子４０をスプリング４１で束ねる
とともに貫通導体３５に取り付け、外筒４２で覆ったも
のであり、接触子４０どうじの間に主回路導体２３の先
端が挿通されている。スペーサ３４には、タンクの内外
を電気的に接続するための外部接続部３９が取り付けら
れる。

（ｂ）実施例の作用 次に、ガス絶縁開閉装置の作用を説明する。

ガス絶縁開閉装置におけるケーブルユニット１２Ｃの部
分を組み立てる場合は以下のように１７で行う。ケーブ
ル支持架台１５の上にスペーサ２９を介して底板１０を
取り伺けたあと、底板１０にケーブルヘット４．主回路
導体２０．支柱２５゜避雷器５を取り付けるとともに一
対の支持ロッド３０を底板１０に取り付け、一対の支持
ロッド３０の上部を取付枠３１で連結する。取付枠３１
には絶縁物２６を介して主回路導体２０の上部を支持す
るとともに断路器８Ｃを取り付け、また補助材３２を介
して接地装置７Ｃを取り付ける。避雷器５と支柱２５と
の間には絶縁物２６を介して断路器８ｄを取り付け、断
路器８ｄと底板１０に取り付けた操作手段２７とを連結
手段２８を介して連結する。

このあとは、底板１０上にケーブルタンク１６をかぶせ
てケーブルタンク１６を底板１０に結合する。第２図に
示すように遮断タンク１４にはスペーサ３３が取り付け
られるとともにスペーサ３３には貫通導体３５が埋設さ
れており、予め貫通導体３５の外端部に取り付けられた
接続部の接触子４０間にケーブルタンク１６内の主回路
導体２３を挿入して遮断タンク１４とケーブルタンク１
６とを結合する。ケーブルタンク１６の第１図（ａ）中
の右側にはスペーサ３４を介して外部接続部３９が取り
付けられるが、この場合も前記と同様にして行われる。

スペーサ３４に貫通端子３６を埋設したことから、この
貫通端子３６を使うことにより負荷ケーブル４ａの直流
耐圧の印加が容易に行える。またスペーサ３４にブッシ
ング付の容器を取り付ければ架空受電に対応でき、ＶＴ
を設ける場合は外部接続部３９内に取り付けることで容
易に対応できる。

Ｈ０発明の効果 以上の説明かられかるように、本発明によるガス絶縁開
閉装置によれば以下の効果がある。

（ａ）タンク内の構成部品が全て底板に取り付けられる
ので、タンクを底板にかぶせる前に構成部品の組立がで
きることになり作業性が良く、このため主回路部分の接
続の信頼性が向上する。

（ｂ）タンクにスペーサを具えるとともスペーサに埋設
した貫通導体を介して充電部をタンク外に導（構成なの
で、貫通端子を印加部分とすることで負荷ケーブルの直
流耐圧を検査するための印加が容易となるだけでなく、
架空受電にも容易に対応でき、更にＶＴ等の付属機器の
取り付けにも容易に対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第２図は本発明によるガス絶縁開閉装置の実施
例に係り、第１図（ａ）はケーブルユニットの正面断面
図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）のＩ−Ｉ矢視図、第２
図は第１図（ａ）のＡ部の詳細図、第３図はガス絶縁開
閉装置の結線図、第４図〜第５図は従来のガス絶縁開閉
装置に係り、第４図はガス絶縁開閉装置の構成図、第５
図はケーブルタンク内の配置図である。 ４・・・ケーブルヘッド、５・・・避雷器、１０・・・
底板、１６・・・ケーブルタンク、２０．２３・・・主
回路導体、７Ｃ・・・接地装置、８ｃ、８ｄ・・・断路
器、９・・・上蓋、３３．３４・・・スペーサ、３５．
３６・・・貫通導体。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）略筒状のタンクの上部を上蓋で塞ぐとともに下部
   を底板で塞ぎ、底板にケーブルヘッド、避雷器、接地装
   置、断路器等を取り付ける一方、タンクの側面には他の
   外部機器と接続するための孔を形成してスペーサで塞ぎ
   、タンクの内外を接続するための貫通端子をスペーサに
   埋設するとともにタンク内の主回路導体を貫通端子に着
   脱自在に接続してケーブルユニットを構成したことを特
   徴とするガス絶縁開閉装置。