JPH0416072Y2 - - Google Patents

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JPH0416072Y2
JPH0416072Y2 JP9255486U JP9255486U JPH0416072Y2 JP H0416072 Y2 JPH0416072 Y2 JP H0416072Y2 JP 9255486 U JP9255486 U JP 9255486U JP 9255486 U JP9255486 U JP 9255486U JP H0416072 Y2 JPH0416072 Y2 JP H0416072Y2
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JP
Japan
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thermometer
storage tank
sensing part
seal
temperature sensing
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JP9255486U
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JPS62204100U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、極低温貯槽の貯槽運転中に貯槽内
から、温度計の温度計測用感温部を貯槽外に取り
出す時に大気と貯槽内部を完全に遮断し、かつ温
度計を取り出す時に安全に作業が行なえるように
形成した温度計感温部のシール構造に関する。
従来の技術 従来例におけるこの極低温貯槽においては、第
3図に示すように温度計は計測部と感温部が取付
用鍔を挾んで一体に構成されており温度計測用感
温部は、外槽にフランジをボルトで止めて固定し
て設けられている。そのため貯槽運転中に内部か
ら温度計測用感温部を貯槽外に取り出す事は大き
な危険を伴うので容易ではなかつた。すなわち通
常運転時に温度計を取り出す時は、固定用のボル
トを外して、フランジ付きの計測部と共に感温部
を貯槽から抜きだすので、ガス及び内容液が流出
することが避けられず、流出するガス及び内容液
を敏速に遮断する機構をもつていなかつた。従つ
て特別な状態を除いて低温貯槽運転時に温度計測
用感温部を貯槽外に取り出すことはできなかつ
た。
考案が解決しようとする問題点 この従来例における極低温貯槽においては、温
度計測用感温部は事実上貯槽運転中に貯槽外に取
り出す事は出来なかつた。特に取り出す必要のあ
るときは、屋根ノズルフランジの固定用ボルトを
外し温度計自体を取り出すので、貯槽内の温度が
変わる恐れがあり、また温度計のボルトをはずし
温度計測用感温部を取り出すことはかなりの時間
がかかり危険な手作業である問題点と、さらに通
常の運転中に温度計測用感温部を貯槽外に取り出
す必要性はかなり高いという問題点があつた。
問題点を解決するための手段 この考案においては、低温貯槽の外槽屋根部に
突出して設けた屋根ノズルに取り付けフランジを
設けて大気と低温貯槽の内部を遮断する弁を設け
てなる仕切機構と、当該仕切機構と連接して円形
断面の温度計測用感温部をパツキンでシールする
シール機構と、当該シール機構と連接して、温度
計測用感温部を固定してシールする二重シール機
構を設け、ることによつて、上述の問題を解決し
た新規な低温貯槽における温度計測用感温部のシ
ール構造を提供することを目的とするものであ
る。
実施例 この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、低温貯槽における温度計感温部のシ
ール構造の断面説明図である。図中1はタンク外
槽、2は屋根ノズル、3は取り付けフランジ、4
は仕切弁、5は十字継手、6は調整シール、7は
固定シール、8は温度計感温部である。
屋根ノズル2は、筒体をタンク外槽1の天井か
ら突起して設け上端縁に取り付けフランジ3を一
体に設ける。また下端縁はタンク内槽9を通貫し
てタンク内に突出するように形成する。仕切弁4
は屋根ノズル2と結合するように入口、出口に取
り付けフランジ3と同形のフランジを設けて形成
し、温度計感温部8が開弁時に内部を通貫できる
ように、ゲート弁またはボール弁のような中央が
通路と直角に遮断できる弁を使用する。十字継手
5は仕切弁4と調整シール6との間に設け、温度
計感温部8を取り出す時に、極低温貯槽の内部か
らガス及び内容液の流出を防ぐために、N2ガス
を十字継手5の内部よりふきつけて大気とガス及
び内容液の接触を遮断するように形成する。つま
り、仕切弁4と調整シール6との結合部と直交す
る結合部10は高圧N2ガスラインと結接するよ
うに形成する。調整シール6は、温度計感温部8
を貯槽外に取り出す時にガスおよび内容液の流出
を、角形の編組パツキンまたはU状リングパツキ
ンを使用してシールするためのものである。すな
わち、十字継手5と結合する円形棒状の本体11
の軸心上に、十字継手5と連通し、温度計感温部
8をわずかに遊嵌する案内孔12と、当該案内孔
12と連接し、径を大きく形成したパツキン室1
3を設け、さらに該パツキン室13に連接して、
パツキン室13より径を大きく形成した螺子孔1
4を本体11の端面に開口させて設ける。またパ
ツキン室13の内径よりもわずかに径を小さく形
成した押圧部15と、この押圧部15と連接し
て、本体11の螺子孔14と螺合する雄ネジ部1
6を設け、さらに当接雄ネジ部16の端縁に径を
大きく形成したネジ頭部17を設け、ネジ頭部1
7の内側にテーパー内ネジ部18を形成した押ボ
ルト19を設ける。該押ボルト19の軸心には本
体11の案内孔12と同径の貫通孔2例を設けて
形成する。また雄ネジ部16には固定用のロツク
ナツト23を設ける。さらにまた押ボルト19の
テーパー内ネジ部18と螺子嵌合し、螺子の締め
込みによつて温度計感温部8とタイトに接触して
固定する圧力継手21を設けて形成する。一方本
体11のパツキン室13にはパツキン22を充填
する。この場合パツキン22は互に独立したリン
グ状のものを使用し、パツキン22の相互間には
スペーサーリングを挿入し、均一に押圧されるよ
うに形成することが望ましい。しかして、圧力継
手21を緩め、押ボルト19を緩めた状態で、温
度計感温部8を圧力継手21、押ボルト19の貫
通孔20を通貫させ、本体11のパツキン室13
および案内孔12を通して、十字継手5および開
弁状の仕切弁4を通して極低温貯槽内へ挿入し、
押ボルト19を緩めて、押圧部15でパツキン2
2を押圧し、当該パツキン22と温度計感温部8
の接触面圧で貯槽内容液のシールを行い、圧力継
手21を締めて、貯槽内容液のシールと共に温度
計感温部8を固定する。また温度計感温部8を極
低温貯槽から抜き出すときは、圧力継手21およ
び押ボルト19を緩めた状態で温度計感温部8を
抜き、当該温度計感温部8の先端縁が仕切弁4を
通過したとき、該仕切弁4を閉弁して極低温貯槽
内と大気を遮断する。また圧力継手21および押
ボルト19を緩め仕切弁4を閉弁する迄の状態
で、極低温貯槽内からのわずかな漏れも防止する
必要のある場合には、十字継手5から高圧N2
スを導入し、極低温貯槽内並びに調整シール6内
に圧入して貯槽内容液の外部漏出を遮断する。ま
た温度計測部24は屋根ノズル2と隔接してほぼ
平行に立設した取付台25に固定し、温度計測部
24と温度計感温部8の間は、可撓性のある被覆
材をもうけて保護するように形成する。また調整
シール6およびこれに連接する固定シール7は、
第2図に示すシールカバー26を設け、当該シー
ルカバー26の内側に設ける。シールカバー26
は、調整シール6の本体11下部を挿入して一体
に溶接固定する底面を有する有底筒状に形成した
カバー基台27と筒体状のカバー本体28をユニ
オン継手29で結合し、カバー本体28の開口端
に肉代を設けてテーパー内ネジ部30を形成す
る。該テーパー内ネジ部30には、被覆材で保護
した温度計感温部8を固定した固定基台31を螺
合させて取り付ける。該固定基台31は温度計感
温部8を極低温貯槽から抜き出す場合に、固定基
台31をテーパー内ネジ部30内で締め付け若し
くは緩めて、カバー本体28との結合長さを調整
し、温度計感温部8が抜き易いように形成する。
また温度計感温部8は−若しくは複数本を束状に
してシールカバー26内に設け、貯槽内の種々の
深さにおける温度を測定するように形成する。
効 果 この考案によれば温度計感温部は低温貯槽の運
転中にも脱着が可能となり、必要な時に必要な貯
槽内の温度を測定することが可能となる。
温度計感温部を抜き出すとき貯槽内と大気側を
遮断できるので内容液の外部流出を防ぐことがで
きる。
また調整シールを設けているので、温度計感温
部とパツキンの接触面圧の調整が可能で、計測中
の外部漏洩のない実用的な低温貯槽における温度
計感温部のシール構造の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はシール構造の一部を欠除した断面説明
図、第2図はシール構造の一部を断面とした説明
図、第3図は従来例における温度計の取付説明図
である。 1……タンク外槽、2……屋根ノズル、3……
取り付けフランジ、4……仕切弁、5……十字継
手、6……調整シール、7……固定シール、8…
…温度計感温部、9……タンク内槽、10……結
合部、11……本体部、12……案内孔、13…
…パツキン室、14……螺子孔、15……押圧
部、16……雄ネジ部、17……ネジ頭部、18
……テーパー内ネジ部、19……押ボルト、20
……貫通孔、21……圧力継手、22……パツキ
ン、23……ロツクナツト、24……温度計測
部、25……取付台、26……シールカバー、2
7……カバー基台、28……カバー本体、29…
…ユニオン継手、30……テーパー内ネジ部、3
1……固定基台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 低温貯槽のタンク外槽1の屋根部に突出して
    設けた屋根ノズル2に固定し、低温貯槽の内部
    と大気とを遮断する仕切機構と、当該仕切機構
    と連接して円形断面の温度計感温部8をパツキ
    ン22でシールする調整シール6と、当該調整
    シール6と連接して温度計感温部8を固定して
    シールする固定シール7とからなることを特徴
    とする低温貯槽における温度計感温部のシール
    構造。 (2) 仕切機構をスルース型仕切弁4と、当該仕切
    弁4と連接すると共に、調整シール6と結接
    し、N2ガスを強制導入する十字継手5で形成
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の低温貯槽における温度計感温部の
    シール構造。 (3) 調整シール6を、本体11と、当該本体11
    の軸心上に設け仕切弁4と連通する案内孔12
    と、当該案内孔12と連接し、パツキン22を
    充填して温度計感温部8をシールするパツキン
    室13と、当該パツキン室13に連接して本体
    11の端面に開口する螺子孔14と、螺子孔1
    4と螺嵌してパツキン22を押圧する押ボルト
    19で形成したことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の低温貯槽における温度
    計感温部のシール構造。
JP9255486U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0416072Y2 (ja)

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JP9255486U JPH0416072Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JPS62204100U JPS62204100U (ja) 1987-12-26
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