JPH0536156Y2 - - Google Patents

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JPH0536156Y2
JPH0536156Y2 JP1985164440U JP16444085U JPH0536156Y2 JP H0536156 Y2 JPH0536156 Y2 JP H0536156Y2 JP 1985164440 U JP1985164440 U JP 1985164440U JP 16444085 U JP16444085 U JP 16444085U JP H0536156 Y2 JPH0536156 Y2 JP H0536156Y2
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JP
Japan
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ring
valve
bonnet
valve stem
extension
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JP1985164440U
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JPS6273176U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は石油精製プラント、ボイラー等の高温
部設備、可燃性流体の設備等、火災時緊急措置を
必要とする設備に用いられる延長ボンネツトバル
ブに関するものである。
従来の技術 従来の延長ボンネツトバルブは第6図に示すよ
うに、一端を弁体に係合した弁棒を、グランドフ
ランジとボルトによつて接続した延長ボンネツト
19に貫挿し、弁棒の他端側と延長ボンネツト1
9内壁との間にグランドパツキン20を介在し、
グランド押え21、ストツパー22及びボルト2
3によつてグランドパツキンを固定していた。ま
た、グランド部と延長ボンネツト接続部にもグラ
ンドパツキンを設け、二重シール構造としたもの
もあつた。
発明が解決しようとする問題点 従来の延長ボンネツトバルブはグランドパツキ
ンによつてシールしていたが、火災等高温状態に
なるとグランドパツキンが焼失し、シール部が無
くなるため、グランド部から液体が流出してい
た。このため流体圧力により焼失したパツキンの
厚み分だけ弁棒が外部に飛び出し、弁体との係合
が外れ、弁棒を回転しても弁体が回転できなくな
ることがあつた。
本考案は上記のように異常高温発生時にグラン
ドパツキンが焼失しても、弁棒と延長ボンネツト
部でシールし、流体の流出を防止し、弁棒と弁体
との確実な係合を保持することのできる構成を提
供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 ボールバルブのグランドフランジに固定した延
長ボンネツト部と、一端をボールバルブに係合
し、且つ前記延長ボンネツト部を貫通した弁棒と
を備え、延長ボンネツト部の弁箱側端部と対応す
る弁棒位置に2個のリング嵌合用の小径部を形成
し、この小径部にツバ状又はテーパー状のリング
及び分割リングを嵌合し、前記リングのツバ状又
はテーパー状上面と延長ボンネツト端面との間、
及びグランド部内壁と前記リング又は分割リング
外周面との間に一定の小間隔を保持し、異常高温
時に前記リングの上端面が延長ボンネツト部の下
端面と密接触可能に形成した高温対策をした延長
ボンネツトバルブとした。
作 用 上記のような構成の延長ボンネツトバルブは異
常高温状態が発生し、グランドパツキンが焼失
し、グランドパツキンの厚みだけ弁棒が飛び出し
たときに、弁棒の小径部に嵌合したリングと延長
ボンネツト部の弁箱側端面とが密接触し、完全に
シールし、流体の流出を防止することができる。
実施例 第1図〜第3図は本考案による延長ボンネツト
バルブの一実施例を示したもので、以下、図面に
したがつて説明する。1は弁体で、弁箱2及び3
内へ弁座4を介して設置されている。弁箱2及び
3はボルト5により接合固定されている。6はグ
ランドフランジ、7はボンネツトフランジ、8は
ボルトで、ボンネツトフランジ7をグランドフラ
ンジ6へ固定している。9は延長ボンネツト部
で、先端にはグランドパツキン10が設けられて
いる。11はグランドパツキン押えである。12
は弁棒で、弁体1に一端を係合し、延長ボンネツ
ト部9を挿通して軸支されている。13はリン
グ、14は二ツ割りの分割リング、15はリング
13及び分割リング14を嵌合した弁棒12の小
径部で、延長ボンネツト9の弁箱側端部と対応す
る位置に形成されている。弁棒小径部15はリン
グ13との嵌合部は分割リング14嵌合部よりも
径が大きく、段付状態に形成されている(第3図
イ)。弁棒12に嵌合されたリング13及び分割
リング14は弁棒12の周面からツバ状に突出
し、リング13のツバ状上面と延長ボンネツト部
9の弁箱側端部とが僅少間隔で対応し、かつ分割
リング14のツバ状面とグランド部内面とが僅少
間隔で対応している。
第4図及び第5図は他実施例を示したもので、
第4図は分割リング14のみを弁棒9に嵌合した
ものである。
第5図は2個のリングを嵌合する弁棒小径部
を、第5図ロに示すように、1個のリングを嵌合
する小径部16を弁棒9からテーパー状に徐々に
縮小して形成し、他の分割リングを嵌合する小径
部17は小径部から径の太い弁棒部分が段をなす
ように形成したものであり、傾斜面と傾斜面とが
密接触するように、テーパー状小径部16と嵌合
するリング18の中心穴部をテーパー状に形成
し、かつ、リング18の外周面及び延長ボンネツ
ト部端部をテーパー状としたものである。
第1図〜第4図のようにリング又は分割リング
をツバ状に弁棒小径部に嵌合すると、弁棒とリン
グ中心穴部近傍の上面とが接触してシールし、異
常高温状態が発生したときはリング又は分割リン
グの外周近傍の上面と延長ボンネツトの弁箱側端
面とが密接触する。第4図では分割リングのみを
嵌合しているが、第1図のように分割リング上面
側にリングを配する方が分割リングのスリツト部
と延長ボンネツトとの接触を回避できる部品の耐
久性等の面で良好である。
また、第5図の場合、リング中心穴部と弁棒小
径部及びリング外周面と延長ボンネツト部端面と
が相互の傾斜面で確実にシールすることができ
る。
第1図〜第4図の場合も延長ボンネツト部端面
及びこれと接触するリング又は分割リング外周を
テーパー状としても良い。また、リング又は分割
リングのツバ状上面と延長ボンネツトの弁箱側端
面との間の間〓部には、異常高温、例えば250℃
以上の高温下で気体化するシール材を介在し、平
常時に接触しないようにしても良い。
考案の効果 本考案は上記のような構成及び作用を有するの
で、異常高温状態が発生し、グランドパツキンが
焼失し、グランドパツキンの厚み分だけ弁棒が移
動しようとするときに弁棒の小径部に嵌合したリ
ング又は分割リングと延長ボンネツト端面とが密
接触して金属シール部を弁箱側に形成することが
でき、流体の流出を防止できると共に弁棒の飛び
出しを防止することができる。したがつて、弁体
と弁棒との係合を確実に保持することができ、異
常高温状態の下でも弁体を弁棒を介して回転する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による高温対策をした延長ボン
ネツトバルブの一実施例を示した断面図、第2図
は第1図の要部拡大断面図、第3図イ,ロ,ハは
第1図及び第2図に用いた部品の説明図、第4図
イ,ロ及び第5図イ,ロは他実施例を示したもの
で、それぞれイは要部拡大断面図、ロはイに用い
た弁棒の要部側面図である。第6図は従来例を示
す断面図である。 1……弁体、2,3……弁箱、9……延長ボン
ネツト部、10……グランドパツキン、12……
弁棒、13……リング、14……分割リング、1
5,16,17……弁棒小径部、18……リン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボールバルブのグランドフランジに固定した延
    長ボンネツト部と、一端をボールバルブに係合
    し、且つ前記延長ボンネツト部を貫通した弁棒と
    を備え、延長ボンネツト部の弁箱側端部と対応す
    る弁棒位置に2個のリング嵌合用の小径部を形成
    し、この小径部にツバ状又はテーパー状のリング
    及び分割リングを嵌合し、前記リングのツバ状又
    はテーパー状上面と延長ボンネツト端面との間、
    及びグランド部内壁と前記リング又は分割リング
    外周面との間に一定の小間隔を保持し、異常高温
    時に前記リングの上端面が延長ボンネツト部の下
    端面と密接触可能に形成したことを特徴とする高
    温対策をした延長ボンネツトバルブ。
JP1985164440U 1985-10-25 1985-10-25 Expired - Lifetime JPH0536156Y2 (ja)

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JP1985164440U JPH0536156Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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JPS6273176U JPS6273176U (ja) 1987-05-11
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