JPH04160347A - 赤外線水分測定装置 - Google Patents

赤外線水分測定装置

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JPH04160347A
JPH04160347A JP2284339A JP28433990A JPH04160347A JP H04160347 A JPH04160347 A JP H04160347A JP 2284339 A JP2284339 A JP 2284339A JP 28433990 A JP28433990 A JP 28433990A JP H04160347 A JPH04160347 A JP H04160347A
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JP
Japan
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wavelength
light
water
measured
absorption band
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Pending
Application number
JP2284339A
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English (en)
Inventor
Yasuo Saito
保雄 斉藤
Atsushi Misawa
三沢 淳
Kenji Konishi
賢治 小西
Yoshihiko Sugino
杉野 嘉彦
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IIOSU KK
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
IIOSU KK
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被測定物に近赤外線の測定光と参照光とを照
射し、該被測定光からの測定光の反射光量と参照光の反
射光量とに基づいて該被測定物の水分値を測定する赤外
線水分測定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、近赤外線を利用して水分値を測定する装置はいわ
ゆる赤外線水分計として知られており、水分に対して高
い吸収特性を示す近赤外領域の測定光とこの測定光付近
の波長で水に吸収されにくい参照光を被測定物に交互に
照射し、そのときの被測定物からの反射光量を求め、参
照光の反射光量と測定光の反射光量とを比較することに
より被測定物の色や成分などのちがいによる影響を低減
して被測定物の水分値を測定するものである。
なお、測定光と参照光の各反射光は赤外線検出器等によ
って受光量に応じた出力信号に変換され、マイクロコン
ピュータ等により予め設定された検量線に基づいて上記
出力信号から水分値が演算される。
ところで、近赤外領域における水の吸収帯(KeyBa
nd)は1.9〜1.95 a m付近や1.4〜1.
45μm付近に現れ、従来の赤外線水分測定装置におけ
る測定光の波長は、フィルタ等を用いて上記何れかの吸
収帯の中心付近に設定されている。第10図は従来の赤
外線水分測定装置で用いられているフィルタの一例とし
てそのフィルタ特性を示す図であり、測定□光の波長は
水の吸収帯の1.94μmを中心にした狭帯域に設定さ
れ、参照光の波長はこの測定光の両側で1.78μm、
2.10μmをそれぞれ中心にした狭帯域に設定されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、被測定物からの反射光の分光特性は、構
成物質の違いなどによりさまざまで、特に反射率が10
%程度という低反射率の被測定物では、例えば第9図に
示したように、水の吸収帯のある1、78〜2.10μ
mの波長帯域でも、水分濃度による反射率の門札がほと
んど平行になる特性を示すものが多い。なお、この現象
は、例えば、乾いた砂と湿った砂とで色が極端に異なる
ように、被測定物の物質表面の状態や被測定物の構造な
どにより、照射した光が被測定物の内部まで侵入して水
の吸収帯以外の波長の光でも被測定物に吸収され゛るた
めに生じると考えられる。
このような特性の被測定物は、第10図の特性のフィル
タを使用した従来の赤外線水分測定装置では測定困難で
ある。
本発明は、上記のような低反射率の被測定物でも水分値
を測定できるような赤外線水分測定装置を提供すること
を課題とする。
〔課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するためになした本発明の赤外線水分
測定装置は、近赤外領域の測定光と近赤外領域の参照光
とを低反射率の被測定物に照射し、この被、測定物から
の反射光の光量に基づいて被測定物の水分値を測定する
赤外線水分測定装置において、前記測定光の波長を水の
吸収帯の波長に設定するとともに、前記参照光の波長を
、上記測定光の波長より短波長側と長波長側との両側で
水の吸収帯を避けた広帯域幅に設定してなることを特徴
とする。
〔作 用〕
本発明の赤外線水分測定装置において、近赤外領域で反
射率の高い被測定物については、水の吸収帯の波長であ
る測定光と、この波長以外の波長をに設定された参照光
とにより、従来同様に水分値を測定することができる。
一方、前記第9図のような特性の被測定物の分光特性を
さらに広帯域の波長について検討してみると、例えば第
8図のように水分による吸収現象が広い範囲に及んでい
る。
したがって、本発明の赤外線水分測定装置のように、参
照光が、測定光の波長より短波長側と長波長側との両側
で水の吸収体を避けた広帯域幅に設定すると近赤外領域
での反射率が低い被測定物についても水分値を測定する
ことができ−る。
〔実施例〕
第3図は本発明の赤外線水分測定装置の一実施例を示す
ブロック図であり、lは測定光と参照先の光束を生成す
るとともに試料Sからの反射光を検出するための光学系
、2は光学系1からのアナログ信号を処理するアナログ
処理部、3はアナログ処理部にからの信号に基づいて水
分値を演算・表示するディジタル処理部である。
光学系1は、光源11、第1集光レンズ12、回転ディ
スク13、ディスク回転用モータ14、反射板15、第
2集光レンズ16、凹面鏡17、凸面鏡18、赤外線検
出器19を含んでいる。
第4図に示すように、回転ディスク13には、後述説明
するように、測定光を選択透過する測定波干渉フィルタ
13 a l 、第1参照光を選択透過する第1参照波
干渉フイルタ13a2、第2参照光を選択透過する第2
参照波干渉フイルタ13a3、それに可視光を選択透過
する可視光干渉フィルタ13a4がそれぞれディスクの
同一円周上で取付けられており、ディスク回転用モータ
14によって回転ディスク13が回転されると、上記各
フィルタ13aが第1集光レンズ12と反射板15間の
光路を順番に横切るようになっている。なお、回転ディ
スク13の近傍には光センサなどによって回転ディスク
13の回転位置を検出する回転位置検出器13bが配設
されており、この回転位置検出器13bからの位置検出
信号は同期信号としてアナログ処理部2に出力され、ア
ナログ処理部2は、この同期信号に基づいて光学系1の
光路を横切るフィルタの種類を識別する。
光SZからの光は第1集光レンズ12で収束されて回転
ディスク13のフィルタ13aによって測定光、参照光
あるいは可視光にされ、反射板15を介して第2集光レ
ンズ16から試料Sに照射される。そして、試料Sから
の反射光は凹面鏡17で集光されて凸面鏡18を介して
赤外線検出器19に導かれ、この赤外線検出器19は受
光量に応じたレベルの電圧信号をアナログ処理部2に出
力する。
赤外線検出器19からの電圧信号は回転ディスク13の
回転に伴って交流信号となり、この信号は交流増幅部2
1で増幅されて同期整流部22に入力される。また、回
転位置検出器13bからの位置検出信号は同期信号発生
部23に入力され、この同期信号発生部23は回転ディ
スク13の回転に伴って光学系1の光路を横切るフィル
タ13aの種類に応じた同期信号を発生して上記同期整
流部22に供給する。
同期整流部22の出力端子は、フィルタ13aの種類に
対応して上記同期信号毎に予め設定されており、交流増
幅部21から入力される電圧信号について、測定光によ
る電圧信号、2種類の参照光による電圧信号を、それぞ
れ同期信号から識別し、それぞれ整流して選択的に各出
力端子に出力する。そして、各電圧信号はディジタル処
理部3のアナログ入力部31に出力される。
なお、モータ制御部25は、ディジタル処理部3の演算
処理部31を構成するマイクロプロセンサの制御により
ディスク回転用モータ14の回転を制御する。また、温
度センサ26による装置内の検出温度はアナログ人力部
31を介して演算処理部31に入力され、温度補償がお
こなわれる。
ディジタル処理部3は、A/D変換器等を備えたアナロ
グ入力部31、マイクロプロセッサ等でディジタルデー
タの処理を行う演算処理部32、測定結果を表示する表
示部33および操作キーなどのキーボード入力部34が
含まれる。
アナログ処理部2の同期整流部22からの測定光の電圧
信号と参照光の電圧信号はアナログ入力部31でそれぞ
れ電圧値を示すディジタルデータに変換され、このデー
タに基づいて演算処理部32で水分値が演算され、求め
られた水分値は表示部33で表示される。
なお、水分値の演算は次式により行う。
M=に+ +に21og(R/VA) ・−=(1)R
= (Vm I+Vl 2 ) /2  ・・・・・・
(2)ただし、Mは水分値(%)、■、は測定光の反射
光量に対応する電圧データ、Vll 1は第1参照光の
反射光量に対応する電圧データ、K、およびに2はそれ
ぞれキャリブレーションにより予め設定された係数であ
る。
第1図は測定波干渉フィルタ13a1、第1参照波干渉
フイルタ13a2および第2参照波干渉フイルタ13a
3のフィルタ特性を示す図である。
図の曲線Aで示したように、測定波干渉フィルタ13a
1は水の吸収帯の1.94μmを中心にした狭帯域の波
長の光を選択透過し、第1参照波干渉フイルタ13a2
は、曲線Bのように1.94μmの水の吸収帯より短波
長側で1.6〜1.78μmの広帯域の波長の光を選択
的に透過し、さらに、第2参照波干渉フイルタ13a2
は、曲線Cのように水の吸収帯より長波長側で2.1〜
2.3μmの広帯域の波長の光を選択的に透過する。ま
た、第2図に水の吸収特性を示したように、第1参照波
干渉フイルタ13a2と第2参照波干渉フイルタ13a
3の透過波長は、1.45μmと2.7μmの水の吸収
帯にも懸からないように設定されている。
このように、測定光は水分に吸収されやすい近赤外線光
に設定され、第1.第2の参照光は水分に吸収されにく
い広帯域の近赤外線光にそれぞれ設定されている。
上記のように参照光の帯域幅を大きく設定しているため
、赤外線検出器19の出力を強めることができるととも
に、水分以外の原因によるノイズを平均化することがで
き、安定した出力を得ることができる。
このように参照光を広帯域に設定したものは、例えば第
5図に概念的に示したように、主波長がそれぞれλx、
〜λx11およびλy1〜λy、1の各参照光を設定し
たものと等価であり、前掲の式(2)における電圧デー
タV、、、V、□は、第5Mのλx、〜λX1およびλ
yl〜λy、の波長に対応する電圧データVx、〜■X
、、およびVy1〜■y、、の平均値に等価である。
したがって、前掲の式(1) 、 (2)は、次式(3
) 、 (4)と等価になる。
M=に+ +Kz log(R’ / Va ) −−
(3)そして、従来では例えば第7図のように吸光度(
log(R/ VA ) )と実測水分値とにほとんど
相関関係が得られないような被測定物に対しても、上記
のように参照光の波長を広帯域に設定すると、例えば第
6図のように相関関係が得られ、水分値の測定を行うこ
とができる。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、近赤外領域の測定
光と近赤外領域の参照光とを低反射率の被測定物に照射
し、この被測定物からの反射光の光量に基づいて被測定
物の水分値を測定する赤外線水分測定装置において、前
記測定光の波長を水の吸収帯の波長に設定するとともに
、前記参照光の波長を、上記測定光の波長より短波長側
と長波長側との両側で水の吸収帯を避けた広帯域幅に設
定したので、近赤外領域で反射率の高い被測定物につい
ては、従来同様に水分値を測定することができ、近赤外
領域での反射率が低い被測定物についても水分値を測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の赤外線水分測定装置におけるフ
ィルタの透過特性を示す図、 第2図は実施例における測定光および参照光の波長を水
の吸収特性と比較して示す図、第3図は本発明の赤外線
水分測定装置の一実施例を示すブロック図、 第4図は実施例における回転ディスクを示す図、第5図
は実施例における参照光と等価な参照光の一例を示す図
、 第6図は反射率が低い被測定物に対する実施例の測定例
を示す図、 第7図は反射率が低い被測定物に対する従来の測定例を
示す図、 第8図は近赤外領域での反射率が低い被測定物の反射特
性の一例を広帯域について示す図、 第9図は近赤外領域での反射率が低い被測定物の反射特
性の一例を示す図、 第10図は従来の赤外線水分測定装置におけるフィルタ
の透過特性を示す図である。 1・・・光学系、2・・・アナログ処理部、3・・・デ
ィジタル処理部、13al ・・・測定波干渉フィルタ
、13b2・・・第1参照波干渉フイルタ、13b3・
・・第2参照波干渉フイルタ。 孟色第 第10口 引1弾今連 第6図 實硬bkQイ、1 第7図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 近赤外領域の測定光と近赤外領域の参照光とを低反射率
    の被測定物に照射し、この被測定物からの反射光の光量
    に基づいて被測定物の水分値を測定する赤外線水分測定
    装置において、 前記測定光の波長を水の吸収帯の波長に設定するととも
    に、前記参照光の波長を、上記測定光の波長より短波長
    側と長波長側との両側で水の吸収帯を避けた広帯域幅に
    設定してなることを特徴とする赤外線水分測定装置。
JP2284339A 1990-10-24 1990-10-24 赤外線水分測定装置 Pending JPH04160347A (ja)

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JP2284339A JPH04160347A (ja) 1990-10-24 1990-10-24 赤外線水分測定装置

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JP2284339A Pending JPH04160347A (ja) 1990-10-24 1990-10-24 赤外線水分測定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013057513A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Ricoh Co Ltd 水分センサ、水分検出装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013057513A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Ricoh Co Ltd 水分センサ、水分検出装置及び画像形成装置

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