JPH04160207A - 液圧アクチュエータ装置 - Google Patents

液圧アクチュエータ装置

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JPH04160207A
JPH04160207A JP28684890A JP28684890A JPH04160207A JP H04160207 A JPH04160207 A JP H04160207A JP 28684890 A JP28684890 A JP 28684890A JP 28684890 A JP28684890 A JP 28684890A JP H04160207 A JPH04160207 A JP H04160207A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、液圧アクチュエータ装置に係り、詳しくは
複数の設定した位置への停止制御が可能な液圧アクチュ
エータ装置に関する。
[従来の技術] 例えば、船舶用エンジンのシフトチェンジにおいては、
操縦室の操作レバーとエンジンのシフトとをワイヤで直
結し、操作レバーによる手動の遠隔操作で、前進、中立
、後進の3ポジシヨンの切替を行なっている。
ところで、このような船舶用エンジンのシフトチェンジ
では、負荷が大きく操作レバーを動かすのが大変に重い
という問題があり、また切替は素早く行なわなければな
らないし、しかもこの前進、中立、後進の3ポジシBン
が確実に確保されなければならない等の要求がある。
[発明が解決しようとする課題] そこで、例えば日刊工業新聞社発行の「油圧機器と応用
回路」第284頁に記載されるようなシングルエンド形
デジタルシリンダを用いれば、操作レバーの動きを軽く
することができ、また切替が素早く行なわれ、しかも設
定位置に確実に停止制御することが可能になる。
ところが、このようなシングルエンド形デジタルシリン
ダでは、ピストンが複数個必要であって、構造が複雑で
、コスト的にも問題がある。また、その位置制御も各ソ
レノイドの組合せによる複雑な制御であり、作動不良が
生じ易い等の問題がある。
この発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、簡単な
構造及び制御により、確実な位置制御が可能な液圧アク
チュエータ装置を提供することを目的としている。
[i!題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明の液圧アクチュエ
ータ装置は、制御させたい位置に液を排出する複数のポ
ートを設けたハウジングと、このハウジング内を2室に
仕切る弁体を有する出力軸と、液圧源からの液を仕切ら
れた前記ハウジングの2室へ当量に分配して供給する液
供給手段と、前記ハウジングの複数のポートに接続され
た液通路を切替える切替弁とを有することを特徴として
いる。
[作用] この発明では、ハウジングには制御させたい位置に液を
排出する複数のポートが設けられており、さらにこのハ
ウジング内を2室に仕切る弁体を有する出力軸が設けら
れている。このハウジングの2室には液圧源からの液が
当量に分配して供給可能になっており、ハウジングの複
数のポートに接続された複数の液通路を切替弁で切替え
ると、液が排出可能になったポートの位置に弁体が移動
して停止する。
[実施例] 次に、添付図面と共に、この発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図はこの発明の液圧アクチエエータ装置の概略回路
図である。
液圧アクチュエータ装置は、制御させたい位置に複数の
ポート01,02.Pi、P2.Ql。
Qlを設けたハウジング1と、このハウジング1内を2
液室2.3に仕切る弁体4を有する出力軸5と、液圧源
からの液を仕切られたハウジングlの液室2.3の両端
へ当量に分配して供給する液供給手段6と、ハウジング
1の複数のポート01.02.PI、P2.Ql、Ql
に接続された液通路7〜9を切替える排出側切替弁10
とを有している。
液供給手段6は液圧ポンプ11、供給側切替弁12、一
方向弁13,14、等配分流弾15及び液通路16.1
7から構成されている。この液通路16.17はハウジ
ング1の端部に形成されたポートOf、Q2に連結され
ている。供給側切替弁12は液圧ポンプ11側に備えら
れ、この供給側切替弁12とハウジング1との間には等
配分流弾15が備えられ、この等配分流弾15の両側に
一方向弁13.14がそれぞれ設けられている。
ハウジング1のポートQ1に接続された液通路フには一
方向弁7aが、ポートPi、P2に接続された液通路8
には一方向弁8m、8bが、ポート02に接続された液
通路9には一方向弁9aがそれぞれ備えられ、さらに搬
出側切替弁10の排出側には排出タンク18が備えられ
ている。
排出側切替弁10と供給側切替弁12とは同調して作動
するようになっており、排出側切替弁10が(b)の位
置では供給側切替弁12は(ロ)の位置になり、また排
出側切替弁10が(a)の位置では供給側切替弁12は
(ハ)の位置になり、さらに排出側切替弁10が(C)
の位置では供給側切替弁12は(イ)の位置になる。
次に、この液圧アクチュエータ装置の作動を詳細に説明
する。
まず、排出側切替弁lOを(b)の位置にすると、供給
側切替弁12が同調して(ロ)の位置になり、液圧ポン
プ11の液が供給側切替弁12の(ロ)の通路12aよ
り供給され、等配分流弾15により液通路16.17を
介してポート01゜Qlよりハウジングl内の液室2.
3に等流量ずつ供給される。この時、ハウジング1のポ
ートP1、P2は弁体4を挟んだ位置にあるため、弁体
4が中立位置外にある場合、2液室2.3間の圧力バラ
ンスが崩れ、バランスする中立位置まで弁体4をセルフ
コントロールする。
また、排出側切替弁10を(a)の位置に切替ると、供
給側切替弁12は(ハ)の位置に同調して切替り、液圧
ポンプ11の液は供給側切替弁12の(ハ)の液通路1
2bより液通路16を介してハウジング1のポート01
から液室2に供給される。このとき、排出側切替弁10
の切替え作動で液通路7に接続されたハウジング1のポ
ートQ1、Q2が開放されている。従って、ハウジング
1内の弁体4は右方向へ移動して、ポートQ1を越えた
位置でアンロード状態となり、このポートQ1とポート
Q2の間の位置に弁体4をセルフコントロールできる。
さらに、排出側切替弁10を(c)の位置に切替ると、
供給側切替弁12が同調して(イ)の位置になる。この
ため、液圧ポンプ11の液は供給側切替弁11の(イ)
の液通路12cより液通路17を介してハウジング1の
ポートQ2から液室3に供給される。このとき、排出側
切替弁10の切替え作動で液通路9に接続されたハウジ
ング1のポート02.01が開放されている。従って、
ハウジング1内の弁体4は左方向へ移動して、ポート0
2を越えた位置でアンロード状態となり、このポート0
2及びポート01の間の位置に弁体4をセルフコントロ
ールできる。
このようにして、ハウジング1の複数のポート01.0
2.Pi、P2.Ql、Q2に接続された複数の液通路
7〜9を排出側切替弁10と供給側切替弁12を同調し
て切替えることで、液が排出可能になったポートOf、
02.Pi、P2゜Ql、Q2の位置に弁体4を移動し
て停止させることができ、これにより弁体4の出力軸5
による出力制御が行なわれる。
また、弁体4の動作速度はハウジング1のボア径と流量
により快まるため、この両者をコントロールすることで
、速い動作にも十分対応することができる。さらに、排
出側切替弁10及び供給側切替弁12の切替段数及びポ
ートP1.P2に相当する排出口を増すことにより、簡
単に設定ポジション数を増加させることができる。
また、この実施例では排出側切替弁10及び供給側切替
弁12を備え、この両者を連動して切替るようにして出
力の応答性を向上させているが、排出側切替弁10のみ
を備え、この排出側切替弁10のみの切替でも同様に位
置制御を行なうことができる。
第2図はこの発明の液圧アクチュエータ装置の他の実施
例の概略回路図である。
この実施例ではハウジング21の両側に略弁体22と同
一幅のポートO,Qが形成され、またハウジング21の
中央部にもポートPi、P2が形成されている。ハウジ
ング21を2液室28.29に区画する弁体22には出
力軸30が設けられている。弁体22にはハウジング2
1に形成されたポートO,Q、P1.P2に対応する摺
動面に液室28,29に連通する連通路31.32が形
成され、この連通路31.32にはそれぞれ一方向弁3
3.34が設けられている。ハウジング21に形成され
たポート0は通路35を介して、ポートQは通路36を
介して、ポートPi、P2は通路37を介して排出側切
替弁38に接続されている。この排出側切替弁38は(
a)〜(C)の位置に切替え可能になっており、この排
出側切替弁38の排出側には排出タンク39が設けられ
ている。ハウジング21のポートO,Qには液通路40
.41を介して等配分流昇42が接続され、この等配分
流昇42に液圧ポンプ43から直接液が供給されている
従って、排出側切替弁38を(b)の位置にすると、液
圧ポンプ43の液は等配分流昇42により液通路40.
41を介してハウジング21のポートO,Qから液室2
8.29に等流量ずつ供給される。このとき、ハウジン
グ21のポートP1、P2は弁体22に設けられた連通
路3’l、32に同時に連通ずる位置にあるため、中立
位置外に弁体22がある場合、2液室28.29間の圧
力バランスが崩れ、バランスする中立位置まで弁体22
を移動して、弁体22の連通路31.32がポートP1
.P2と連通して、セルフコントロールする。
また、排出側切替弁38を(a)の位置に切替ると、ハ
ウジング21のポートQが開放されるため、弁体22は
右方向へ移動してポートQの位置で弁体22の連通路3
1とポートQが連通して、セルフコントロールできる。
さらに、排出側切替弁38を(e)の位置に切替ると、
ハウジング21のポート0が開放され、弁体22が左方
向へ8動じてポート0の位置で弁体22の連通路32が
ポート0と連通して、セルフコントロールできる。
この実施例では供給側切替弁が廃止され、さらに一方向
弁33.34を弁体22側に設けてユニット化されてお
り、液通路35〜37にそれぞれ一方向弁を設けるもの
より、構造が簡単で、しかも一方向弁を削減することが
でき、廉価に製造することができる。
第3図はこの発明の液圧アクチエエータ装置の他の実施
例の概略回路図である。
この実施例では、′!J2図の液圧アクチュエータ装置
の概略回路図おいて、液圧ポンプ43と等配分渣弁33
との間に流量制御弁44が設けられ、この流量制御弁4
4による余分な液はタンク45に排出される。これによ
り、例えばエンジンで直接液圧ポンプ43を駆動する等
で、供給力が太きく変化する場合でも、流量制御弁44
の作動で一定漬量をハウジング21の液室28.29に
供給することができる。
従って、エンジンで直接液圧ポンプ43を駆動させるこ
とにより、液の供給流量が大きく変化する場合でも、大
流量時の圧損を極力抑えられるとともに、流路面積を最
小にできるため、コンパクトな設計が可能となる。
N4図はこの発明の液圧アクチュエータ装置のさらに他
の実施例の概略回路図である。
この実施例では、第1図の液圧アクチエエータ装置の概
略回路図と同様に構成されており、第1図と同じ符号は
同様に構成されており、ハウジング50の半円形の液室
が弁体51で液室52,53に区画されている。このハ
ウジング51の液室の両端部にはポート01,02及び
ポートQl。
Q2が形成され、その中央部にはポートPi、P2が設
けられている。弁体51はハウジング50の中心を支点
として回転可能に設けられ、この弁体51には出力軸5
4が設けられ、この出力軸54の回転で出力が取出され
る。
この液圧アクチエエータ装置の作動は第1図に示すもの
と同一であるので説明を省略するが、弁体51の回転で
出力軸54から出力が取出され、さらにコンパクトなシ
ステムになワている。
なお、前記の各実施例において、ハウジングの3箇所に
弁体を停止するようにしているが、この位置に限定され
ず所定の制御させたい位置に複数のポートを設けること
で、弁体を所定の位置に停止させることができる。
第5図乃!第9図はこの発明の液圧アクチュ二−タ装置
を船舶のエンジン制御に適用した実施例を示し、第5図
は船舶の全体図、第6図はこの発明の液圧アクチエエー
タ装置を船舶のエンジン制御に適用した概略構成図、第
7図はこの発明の液圧アクチエエータ装置に備えられる
エマ−ジエンシー機構の概略図である。
図において、符号60は小型船舶で、この船体61の略
中夫に下段操作室62及び上段操作室63が設けられて
いる。この下段操作室62及び上段操作室63にはそれ
ぞれハンドル64及びシフトレバ−65が備えられ、こ
のシフトレバ−65には例えば中立位置を中心にして、
右側に前進、左側に後進の操作が行なわれる。
下段操作室62の下方にはエンジンルーム66が設けら
れ、このエンジンルーム66にはエンジン67が配置さ
れ、このエンジン67で駆動軸68を介して船尾に配置
されたスクリュー69を回転させる。
このエンジン67にはシフト装置フ0が備えられ、この
シフト装置70のリンクツ1はそれぞれケーブルフ2を
介して液圧アクチュエータ装置73が接続されている。
この液圧アクチエエータ装置73はそれぞれケーブルフ
4を介してシフトレバ−65が接続され、この液圧アク
チュエータ装置フ3には油圧ポンプ75が備えられてい
る。
この液圧アクチエエータ装置73は、油圧ポンプ75を
駆動することで、この油圧ポンプ75からオイルが圧送
されることによって作動し、このオイルは再び排出タン
ク76から油圧ポンプ75に戻るようになっている。
シフトレバ−65の操作力はケーブル74を介して液圧
アクチュエータ装置73に伝達され、この液圧アクチュ
エータ装置73によってケーブル72を介してシフト装
置70のリンク71に伝達されるが、この液圧アクチュ
エータ装置73によってシフトレバ−65の動きを軽く
し、また切替が素早く行なわれ、しかも設定位置に確実
に停止することができるようになワている。
この実施例では液圧アクチュエータ装置73は第6図に
示すように、ハウジング730、流量調整弁フ31、等
配分流昇732及び排出側切替弁733がユニット化さ
れている。この流量調整弁731にはボート731a、
731bが設けられ、ボート731aは調整タンク77
に接続され、ボート731bは連通路735から等配分
流昇732へ導かれる。この等配分流昇732には左右
から通路736.737を介してハウジング730の両
端部のボート730a、730bから液室7313.7
39に供給され、このハウジング730の中央部にはボ
ート730cが設けられている。このハウジング730
のボート730Cは排出側切替弁733に連通され、さ
らに液通路740を介して排出タンク76に連通してい
る。排出側切替弁733は切替作動により、ハウジング
730のボート730cを開放し、また液通路736と
連通してボート730aを開放し、さらに液通路737
と連通してボート730bを開放することができるよう
になっている。
さらに、ハウジング730の液N738.739は弁体
741で区画されており、この弁体741の出力軸74
2はケーブルフ2に連結されている。弁体741には液
室738,739と連通する連通路743.744が形
成され、このそれぞれの連通路734,744には一方
向弁745゜746が設けられている。
従って、排出側切替弁733でハウジング730のボー
ト730Cを開放すると、油圧ポンプ75のオイルは流
量調整弁731でオイル流量の調整が行なわれ、等配分
流昇732により液通路736.737を介してハウジ
ング730のボート730a、730bから液室738
.739に等流量ずつ供給される。このとき、弁体74
1の連通路743,744の開口部の間隔がボート73
0Cより狭く設定されているため、中立位置外に弁体7
41がある場合、2液室738,739間の圧力バラン
スが崩れ、バランスする中立位置まで弁体741を移動
し、弁体741の連通路743.744がボート730
cと連通して、セルフコントロールする。
また、排出側切替弁733を液通路737と連通ずるよ
うに切替ると、ハウジング730のボート730bが開
放されるため、弁体741は右方向へ移動してボート7
30bの位置で弁体フ41の連通路743,744とボ
ート730bが連通して、セルフコントロールできる。
さらに、排出側切替弁733を液通路736と連通ずる
ように切替ると、ハウジング730のボート730aが
開放され、弁体741が左方向へ移動して、ボート73
0aの位置で弁体741の連通路743,744がボー
ト730aと連通して、セルフコントロールできる。
この排出側切替弁733にはエマ−ジエンシー機構が備
えられており、このエマ−ジエンシー機構を第7図に示
すようになっている。
排出側切替弁733の切替弁体750にはハウジング側
と連通ずるオイル満7508と、排出タンク側と連通す
るオイル1750bが形成されている。切替弁体750
の軸部750cに設けたレバー751をケーブルにより
操縦者が遠隔操作すると回動して、オイル慣750aが
ハウジング730のボート730a、730b、730
cを選択的に連通して開放するようになっている。
ハウジング側からのオイルは切替弁体750のオイル渭
750aからオイル室750bに導入され、このオイル
室750bは常に排出側タンクと連通状態にある。また
、切替弁体750のオイル室750bは切欠部750(
Sを介してオイルを頭部側の背圧室752に導くように
なっており、切替弁体750に背圧を与えている。この
切替弁体750はスプリング753で常に背圧室752
側に付勢しており、切替弁体750の軸部750cに設
けたレバー751のストッパ751aは軸部750cに
回動可能に支持されたレバー754の凹部754aに係
合する位置にある。
従って、正常時にはハウジング側のオイルの圧力により
切替弁体750は第7図に示す位置にあり、レバー75
1のストッパ751aはレバーフ54の凹部754aと
係合していないため、ケーブルによる遠隔操作で切替弁
体750の作動が行なわれる。
例えば、ハウジング730のオイルの供給が停止した場
合には液圧アクチエエータ装置が作動しなくなるが、切
替弁体750がスプリング753により押されて移動し
、軸部750cのレバーフ51のストッパ751aがレ
バー754の凹部754aに係合する。このため、ケー
ブルで操縦者により遠隔操作が行なわれると、レバー7
51とレバー754が一体に回動され、このレバー7S
4に接続したケーブルでマニュアル作動が行なわれ、緊
急事態を回避することがで鮒る。
za図はこの発明の液圧アクチエエータ装置を船舶のエ
ンジン制御に適用したシステムの概略図である。
船舶Aに備えたエンジンBで船尾に設けたスクリューC
を駆動し、このスクリューCはシフト装置りで中立、前
進、後進の制御が行なわれる。シフトレバ−Eの操作で
液圧アクチエエータ装置Fが作動され、この液圧アクチ
ュエータ装置Fでシフト装置りが作動される。液圧アク
チュエータ装置FにはポンプGから液圧が供給され、こ
のポンプGはエンジンB又は千−夕によって駆動される
第9図はこの発明の液圧アクチュエータ装置を船舶のエ
ンジン制御に通用したシステムの他の実施例の概略図で
ある。
この実施例では第8図と同一の符号のものは同様に構成
されており、液圧アクチュエータ装置FをエンジンBの
シフトチェンジに使用する場合には、1つのポンプGで
液圧アクチエエータFのポンプと、パワーステアリング
装置Hのポンプとを併用させている。これは、シフトチ
ェンジの際には船速が低下しており、パワーステアリン
グ装置Hへの負荷が十分に小さいため可能である。
第10図はこの発明の液圧アクチュエータ装置を船舶の
エンジン制御に適用したシステムのさらに他の実施例の
概略図である。
この実施例ではシフトレバ−Eの操作力を液圧アクチュ
エータ装置Fで軽減し、リンク機構Iを介してシフト装
置りへ伝達する。このリンク機構Iにはスイッチレバー
80がスプリング81.82で支持されている。このス
イッチレバー80は通常スイッチ83を作動しない位置
にあるが、シフトレバ−Eが操作されてスプリング81
.82がたわむとスイッチ83が作動して失火装置84
が駆動する。このように、シフトレバ−Eを作動すると
きには、液圧アクチュエータ装置Fの作動で、操作力を
軽減するとともに、失火装置84を駆動させてエンジン
の回転速度を低下させて、さらにシフト操作が容品にな
るようにしている。
第11図はこの発明の液圧アクチュエータ装置を船舶の
エンジン制御に適用したシステムのさらに他の実施例の
概略図である。
この実施例は第10図と同様に構成され、液圧アクチエ
エータ装置Fがシフトレバ−Eに近接して配置され、シ
フトレバ−Eと液圧アクチエエータ装置Fとを接続する
ケーブルの引ずつ抵抗までも軽減するようにしたもので
ある。
[発明の効果コ 前記のように、この発明は制御させたい位置に液を排出
する複数のポートを設けたハウジングと、このハウジン
グ内を2室に仕切る弁体を有する出力軸と、液圧源から
の液を仕切られたハウジングの2室へ当量に分配して供
給する液供給手段と、ハウジングの複数のポートに接続
された液通路を切替える切替弁とを有し、ハウジングに
単一の弁体を設ける構成であり、またハウジングの複数
のポートに接続された液通路を切替えることで、開口さ
れたポートの位置に弁体を移動して停止させることがで
き構造が簡単で、しかも簡単で確実な位置制御が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の液圧アクチュエータ装置の概略回路
図、342図及び第3図はこの発明の液圧アクチュエー
タ装置の他の実施例の概略回路図、第4図はこの発明の
液圧アクチュエータ装置のさらに他の実施例の概略回路
図、第5図乃至第9図はこの発明の液圧アクチュエータ
装置を船舶のエンジン制御に適用した実施例を示し、3
45図は船舶の全体図、第6図はこの発明の液圧アクチ
ュエータ装置を船舶のエンジン制御に通用した概略構成
図、第7図はこの発明の液圧アクチュエータ装置に備え
られるエマ−ジエンシー機構の概略図、第8図はこの発
明の液圧アクチュエータ装置を船舶のエンジン制御に適
用したシステムの概略図、第9図はこの発明の液圧アク
チュエータ装置を船舶のエンジン制御に通用したシステ
ムの他の実施例の概略図、′t%10図及び第11図は
この発明の液圧アクチュエータ装置を船舶のエンジン制
御に通用したシステムのさらに他の実施例の概略図であ
る。 図中符号01.02.PI、P2.Ql、Q2.731
a、731b、730a、730b。 730cはボート、1.21.50,730はハウジン
グ、2.3.2B、29,52.53.738.739
は液室、4.22.51,741は弁体、5.30.5
4,742は出力軸、6は液供給手段、7,8,9.1
6.17,40.41は液通路、10.38.733は
排出側切替弁、11.43は液圧ポンプ、12は供給側
切替弁、13.14.7a、8a、8b、9a、33,
34.745.746は一方向弁、15.42,732
は等配分流昇である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 制御させたい位置に液を排出する複数のポートを設けた
    ハウジングと、このハウジング内を2室に仕切る弁体を
    有する出力軸と、液圧源からの液を仕切られた前記ハウ
    ジングの2室へ当量に分配して供給する液供給手段と、
    前記ハウジングの複数のポートに接続された液通路を切
    替える切替弁とを有することを特徴とする液圧アクチュ
    エータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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