JPH04159937A - 搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は複写機、プリンター、ファックス等に用いられ
る用紙の搬送装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来の静電吸着方式による紙の搬送装置を第４図及び第
５図を参照して説明する。

フレーム１００に取り付けられた導電性ゴムローラ１１
３、駆動ローラ１１４、テンションローラ１１５の計３
本のゴムローラによりベルト１１１が張られており、テ
ンションローラ１１５によりベルト１１１の張り具合い
を調整することが出来る。また、帯電ブラシ１１２が導
電性ゴムローラ１１３と平行に位置しており、ベルト１
１１の表面は帯電ブラシ１１２に、ベルト１１１の裏面
は導電性ゴムローラ１１３にそれぞれ接し、帯電ブラシ
１１２によりベルト１１１の表面が帯電される。更に、
駆動ローラ１１４とテンションローラ１１５の間には除
電ブラシ１１６が設けられており、搬送後のベルト１１
１の表面の除電が行なわれる。

紙の搬送を行なう際には、図示されていないモータによ
り駆動ローラ１１４が回転し、ベルト１１１が矢印の方
向に移動しはじめる。この時、帯電ブラシ１１２に印加
された高電圧により、ベルト１１１の表面が順次帯電さ
れる。そして紙との間に生じる静電気力により紙がベル
ト１１１に吸着されて紙の搬送が行なわれ、紙がベルト
１１１の表面から分離した後、除電ブラシ１１６にてベ
ルト１１１の表面の除電が行なわれていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、紙がベルトに吸着されるとき、塵やほこ
り等も一緒に吸着されてしまい、紙がベルトから離れ、
ベルトが除電された後もそのままベルト上に付着し、次
に紙か吸着される時に帯電ブラシ内にこれらの塵やほこ
り等の不純物が入り込み、長時間使用した場合には、帯
電が不安定となり、搬送の途中で紙が動いてしまったり
、紙ジヤムが発生することがあった。このため、ブラシ
の定期的なりリーニングや、交換等の保守を行なってい
たが、ブラシ等の帯電手段を構成する部分が搬送装置と
一体となっていたため、ブラシ等の帯電手段を搬送装置
から容易に取り外すことが出来ず、保守に時間がかかる
という問題点があった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、搬送用のベルトを帯電させるブラシ等の帯電
手段の交換を容易に行うことの出来る搬送装置を提供す
ることを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の搬送装置は、帯電手
段を着脱可能にする着脱装置を設けた。

［作用］ 上記の構成を有する本発明によれば、ブラシ等の帯電手
段を交換する際には、着脱装置を用いることにより容易
に取り外しか可能となる。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

最初に第１図及び第３図を参照して、本実施例の搬送装
置の構成を説明する。

本搬送装置は大きく搬送ユニット１ｏと、帯電ユニット
２０の二つのユニットから構成されている。

搬送ユニット１０においては、コ字状の搬送フレーム１
５の側板１５ａ、１５ｂの間に、紙を吸着し搬送する為
のベルト１１が、ベルト１１を帯電させる際に電極の役
割を果たす導電性ローラ１２と、ベルト１１を駆動する
ための駆動手段たる駆動ローラ１３と、ベルト１１を常
に一定の力で張るためのテンションローラ１４とにより
支持されている。

一方、帯電ユニット２０においては、一対の側板２３ａ
、２３ｂが剛性を保つための補強材２６．２７により連
結されている。また導電性ローラ１２の下方には、ベル
ト１１を帯電させるための帯電ブラシ２１がホルダ２２
を介して補強材２６の上部に固定されており、帯電ブラ
シ２１はベルト１１に接している。ホルダ２２は第３図
に示す様にリブ２２ａが上下から帯電ブラシ２１を挟み
つける構造になっている。また、中央部は開口部を有し
、そこから帯電ブラシ２１のブラシ部が突出している。

更に、帯電ブラシ２１の挿入口と反対側には電極ソケッ
ト２８が設けられており、帯電ブラシ２１の電極部と接
続されている。

また搬送ユニット１０の側板１５ａ、１５ｂにはネジ穴
１６ａ、１６ｂが、帯電ユニット２０の側板２３ａ、２
３ｂには穴２４ａ、２４ｂが設けられており、搬送ユニ
ット１０と帯電ユニット２０は、ネジ穴１６ａが穴２４
ａに、ネジ穴１６ｂが穴２４ｂにそれぞれ対応して段ネ
ジ３１　ａ　ｓ　３１ｂにより回動可能に支持され、止
めネジ３２により固定されている。

次に作用を説明する。

紙の搬送を行なう際には、図示されていないモータによ
り駆動ローラ１３か駆動されベルト１１が移動を開始す
る。この時、帯電ブラシ２１に印加された高電圧により
、ベルト１１の表面が順次帯電される。そして紙との間
に生じる静電気力により紙がベルトに吸着されてＡ端か
らＢ端まで紙の搬送が行なわれ、紙かベルト表面から分
離した後、除電ブラシ１７にてベルト１１の表面の除電
が行なわれる。

帯電ブラシ２１の交換を行う際には、まず帯電ブラシ２
１に高電圧を供給する電源のスイッチを切る。搬送装置
が他の大きな装置の一部として組み込まれている場合は
、その装置の電源を切ればよい。次に、帯電ユニット２
０を搬送ユニット１０に固定している止めネジ３２を外
し、帯電ブラシ２１がベルト１１から離れる位置まで帯
電ユニット２０を回転させる（第２図（ｂ）参照）。次
に、帯電ブラシ２１を手前に引いてホルダ２２より取り
出す。そして、新しい帯電ブラシをホルダ２２に奥まで
差し込むと、帯電ブラシ２１の先端に位置する電極と電
極ソケット２８が接続される。

その後、帯電ユニット２０を元の位置に戻し、止めネジ
３２を締めればよい。

尚、本発明は以上詳述した実施例に限定されるものでは
なく、その趣旨を逸脱しない範囲に於いて種々の変更を
加えることが出来る。

例えば、本発明では搬送ユニットと帯電ユニ・ントは、
段ネジにより回動可能に支持されているが、段ネジの代
わりに軸を用いても良い。

［発明の効果コ 以上、詳述したことから明らかなように、本発明の搬送
装置においては、ブラシ等の帯電手段を交換する際には
、着脱装置を用いることにより容易に取り外しが可能と
なるので保守が楽になる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図は本実施例の搬送装置の斜視図、第２
図（ａ）及び（ｂ）は帯電ブラシとベルトの位置関係を
示す側面図、第３図（ａ）及び（ｂ）は帯電ブラシホル
ダの構造を示す断面図である。また第４図及び第５図は
従来の搬送装置の構成を示す斜視図である。 図中、２１は帯電ブラシ、２２はホルタ、３１は段ネジ
、３２は止めネジ、３５．３６はネジ穴である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ベルトを帯電手段により帯電させ、前記ベルトに用
   紙を静電気力により吸着させ、駆動手段により前記ベル
   トを駆動することにより前記用紙を搬送する搬送装置に
   おいて、 前記帯電手段を着脱可能にする着脱装置を設けたことを
   特徴とする搬送装置。