JPH04159703A - 平角エナメル線コイルの製造方法 - Google Patents

平角エナメル線コイルの製造方法

Info

Publication number
JPH04159703A
JPH04159703A JP2286759A JP28675990A JPH04159703A JP H04159703 A JPH04159703 A JP H04159703A JP 2286759 A JP2286759 A JP 2286759A JP 28675990 A JP28675990 A JP 28675990A JP H04159703 A JPH04159703 A JP H04159703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rectangular
coil
winding
flat type
enamel wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2286759A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunobu Kihira
紀平 和伸
Tsukasa Imai
司 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2286759A priority Critical patent/JPH04159703A/ja
Publication of JPH04159703A publication Critical patent/JPH04159703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば磁気ディスク用ボイスコイル等に使用
して好適な、平角エナメル線整列巻コイルの製造方法に
関するものである。
(従来の技術) 従来、平角エナメル線を整列巻きするコイルは、丸断面
のエナメル線を使用した場合に比べ、導体占積率の向」
−により、小型化出来る。
しかしながら、巻き治具(空芯春用)あるいはコイルボ
ビン断面が長方形あるいは正方形であって、コーナーア
ールか平角エナメル線の導体厚さと同等以」二の場合に
は、巻き治具あるいはコイルボビンと平角エナメル線の
間に隙間が発生する為、コイル仕」二寸法が増加し、コ
イル個々の仕上寸法がばらつく。
また、平角エナメル線が自己融着性被膜を有し、アルコ
ール融着あるいは加熱融着を実施する場合には、充分な
接着力が得られない。
そこで、巻線時に平角エナメル線に負荷する張力を強(
したり、コイル巻き」二げ後に外周からブレス加工等を
実施していた。
(発明が解決しようとする課題) 」二連の如き従来の方法によれば、コイル仕上寸法は、
小さく押さえられ、はらつきも少ないが、強張力によっ
て線か伸ばされ、平角エナメル線の導体抵抗が変化する
。さらには、プレス加工によってコイル表面の平角エナ
メル線の絶縁被膜が加工劣化するという問題があった。
」−記に鑑み、本発明はこのような問題点を解決するた
め開発されたものである。
(課題を解決するための手段) 即ち本発明は、平角状(長方形断面)あるいは角状(正
方形断面)の平角エナメル線を整列に巻回する空芯巻き
あるいはボビン巻コイルの製造に於いて、巻き治具ある
いはコイルボビンの手前で、複数のガイドローラーを通
過させて走行する平角エナメル線を巻線時に折り曲げら
れる方向とは反対の方向に、走行線を強制的に曲げなが
ら巻線する、或いは巻線時にピンチローラ−等によって
巻付けられる平角エナメル線を巻き治具あるいはコイル
ボビンに押しつけなから巻線することを特徴とするコイ
ルの製造方法である。
以下に、本発明を実施例の図面を用いて詳細に説明する
第1図、第2図は本発明の製造方法を実施するだめの装
置の一具体例である。
第1図は、平角エナメル線(1)を、張力制御装置(2
)により走行する線(1)の張力を一定に保持し、複数
個のガイドローラー(3)を通して、コイルボビン(4
)に整列に巻線するものである。(8)は、ザブライボ
ビンである。
第2図は、平角エナメル線(1)を、ピンチローラ−(
5)で、線(1)を巻治具(6)に押さえ付けながら、
整列に巻線するものである。
なお第2図中、第1図と同一符号は同一部位を示してい
る。
(作用) 」二記のような製造方法によれば、平角エナメル線の引
張強さに対して充分に弱い張力で捲線し、プレス加工を
施さなくても平角エナメル線は捲治具あるいはコイルボ
ビンに密着する。
第3図1−述の本発明の方法によりはコイルボビンに巻
線した例であるが、第5図の従来の巻線方法による第6
図のコイルに比較し、コイルボビン(4)と平角エナメ
ル線(1)の隙間(7)を減少させることか出来、コイ
ルの仕上径を小型化出来る。
(実施例) 以ドに本発明の実施例を述べる。
実施例1 第1図のようなガイドローラ(3)を配置した巻線機で
平角エナメル線に約5kg/mm’の張力を負荷し、巻
線機の回転軸300rpmの回転数で、コーナーアール
が約0.5mm、外径llX6mmのコイルボビンに、
2層整列に巻線した。表1に示すように本発明の場合に
は、第5図の従来の巻線機を用いて製造した第6図のコ
イルに比較し、第3図に示す様にコイルボビン(4)と
平角エナメル線(1)間の隙間(7)か小さいものが得
られた。
なお第5.6図中、第1.3図と同一符号は同一部位を
示している。
実施例2 第2図のように巻治具(6)」−に幅が約8mmのピン
チローラ−(5)を配置し、平角エナメル線を約5Kg
の力で押さえながら、巻線機の回転軸の回転数IQQr
pmで外径30 X ]、8mm、コーナーアールか約
1−mmのコイルボビンに、4層整列に巻線した。表2
に示すように、本発明の場合には、第5図の従来の巻線
機を用いて製造したコイルに比較し巻治具と平角エナメ
ル線間の隙間が小さいものか得られた。
表   1 表   2 (発明の効果) 以−に連へたように本発明の製造法によれば、平角エナ
メル線を比較的弱い張力で巻線し、コイル巻き上げ後に
プレス加工等を実施しないので、導体抵抗の変動が少な
く、平角エナメル線被膜の加工劣化のない、仕」1寸法
の小さいコイルを安定して製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のコイルの製造方法を実施す
るための巻線機の2例の概略図、第3図は本発明の一実
施例のコイルの断面図、第4図は本発明並びに従来のコ
イル寸法を説明するだめのコイル断面図、第5図は従来
のコイルの製造方法を実施するだめの巻線機の概略図、
第6図は従来の一実施例のコイルの断面図を夫々例示し
ている。 (1)平角エナメル線、(2)張力制御装置、(3)ガ
イドローラー、(4)コイルボビン、(5)ピンチロー
ラ−1(6)巻治具、(7)隙間。 代理人 弁理士  吉 竹 昌 司

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断面形状が平角状あるいは角状の平角エナメル線
    を、整列に巻回する空芯巻きあるいはボビン巻きコイル
    の製造に於いて、巻き治具あるいはコイルボビンの手前
    で、複数のガイドローラーを通過させて走行する平角エ
    ナメル線を巻線時に折り曲げる方向とは反対の方向に曲
    げながら巻線することを特徴とする平角エナメル線コイ
    ルの製造方法。
  2. (2)断面形状が平角状あるいは角状の平角エナメル線
    を、整列に巻回する空芯巻きあるいはボビン巻きコイル
    の製造に於いて、巻線時にピンチローラー等によって、
    巻き付けられる平角エナメル線を巻き治具あるいはコイ
    ルボビンに押しつけながら巻線することを特徴とする平
    角エナメル線コイルの製造方法。
JP2286759A 1990-10-23 1990-10-23 平角エナメル線コイルの製造方法 Pending JPH04159703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2286759A JPH04159703A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 平角エナメル線コイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2286759A JPH04159703A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 平角エナメル線コイルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04159703A true JPH04159703A (ja) 1992-06-02

Family

ID=17708680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2286759A Pending JPH04159703A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 平角エナメル線コイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04159703A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084371A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Nanayama Michishi 磁気データ消去装置
JP2011119490A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Totoku Electric Co Ltd トラック型エッジワイズコイル製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084371A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Nanayama Michishi 磁気データ消去装置
JP2011119490A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Totoku Electric Co Ltd トラック型エッジワイズコイル製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06189482A (ja) 回転電機子と電機子巻線の成形方法
JPH08280093A (ja) 磁気駆動装置およびその製造方法
JPH04159703A (ja) 平角エナメル線コイルの製造方法
US20040183639A1 (en) High density coil
JP2769392B2 (ja) コイル製品及びその製造方法
JPS6091603A (ja) 平角線の巻線とその製造方法
JP3570946B2 (ja) 巻線方法と巻線治具および巻線装置
JPS5935410A (ja) 巻鉄心の製造方法
JPS6233288Y2 (ja)
JPS58162007A (ja) 集束ソレノイド及びその製法
JP7371450B2 (ja) 巻線形成方法及び巻線形成装置
JP2840721B2 (ja) 鞍型コイルの巻線方法
JPS63225562A (ja) 光フアイバコイルの製造方法
JPH06275423A (ja) コイルの巻回方法とそれを用いて製造したコイル
JP2544256B2 (ja) 磁性構造体
JPH0136281Y2 (ja)
JPS62118735A (ja) 多層コイルの巻線方法
JPS60239011A (ja) コイルの製造方法
JP3373935B2 (ja) 光ファイバコイルとその製法
JPS62176117A (ja) 静止誘導電器の製造方法
JPH0555026A (ja) 超電導パンケ−キコイルの巻線方法および装置
JP2001358006A (ja) コイル、コイルの製造方法、およびコイルの製造装置
JP2993594B2 (ja) リング状コアの巻線装置
JP2874056B2 (ja) リード付インダクターとその製造方法
JPS594005A (ja) 巻鉄心の製造方法