JPH04159625A - 偏向型非球面レンズおよびその駆動装置 - Google Patents
偏向型非球面レンズおよびその駆動装置Info
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- JPH04159625A JPH04159625A JP2284419A JP28441990A JPH04159625A JP H04159625 A JPH04159625 A JP H04159625A JP 2284419 A JP2284419 A JP 2284419A JP 28441990 A JP28441990 A JP 28441990A JP H04159625 A JPH04159625 A JP H04159625A
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- aspherical
- lens
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- deflection
- aspherical lens
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、特に光学式記録媒体に対して情報の記録、
再生を行うためのピックアップに用いるに好適な偏向型
非球面レンズおよびその駆動装置に関するものである。
再生を行うためのピックアップに用いるに好適な偏向型
非球面レンズおよびその駆動装置に関するものである。
光学式情報記録再生装置のピックアップとして、例えば
第4図AおよびBに示すようなものが提案されている。
第4図AおよびBに示すようなものが提案されている。
このビックアンプは、図示しない光源からの光束1をベ
ース2に設けた立ち上げミラー3で偏向して、球面また
は非球面の対物レンズ4により記録媒体5に集光させる
ようにしたものである。
ース2に設けた立ち上げミラー3で偏向して、球面また
は非球面の対物レンズ4により記録媒体5に集光させる
ようにしたものである。
対物レンズ4はホルダ6に保持され、弾性支持部材7を
介してフォーカスおよびトラッキング方向に変位可能に
ベース2に設けた固定部材8に支持されている。また、
ホルダ6すなわち対物レンズ4をフォーカスおよびトラ
ッキング方向に駆動するため、ホルダ6の外周にはフォ
ーカスコイル9および4個のトラッキングコイル10が
設けられ、ベース2にはこれらフォーカスコイル9およ
びトラッキングコイル10を挟むように内ヨーク11お
よび外ヨーク12が設けられていると共に、外ヨーク1
2の内ヨーク11と対向する面には永久磁石13が設け
られている。
介してフォーカスおよびトラッキング方向に変位可能に
ベース2に設けた固定部材8に支持されている。また、
ホルダ6すなわち対物レンズ4をフォーカスおよびトラ
ッキング方向に駆動するため、ホルダ6の外周にはフォ
ーカスコイル9および4個のトラッキングコイル10が
設けられ、ベース2にはこれらフォーカスコイル9およ
びトラッキングコイル10を挟むように内ヨーク11お
よび外ヨーク12が設けられていると共に、外ヨーク1
2の内ヨーク11と対向する面には永久磁石13が設け
られている。
このようにして、フォーカスコイル9およびトラッキン
グコイル10にそれぞれ所要の電流を供給することによ
り、永久磁石13との電磁作用によって対物レンズ4を
フォーカスおよびトラッキング方向に駆動するようにし
ている。
グコイル10にそれぞれ所要の電流を供給することによ
り、永久磁石13との電磁作用によって対物レンズ4を
フォーカスおよびトラッキング方向に駆動するようにし
ている。
また、他のピックアップとして、例えば実開昭56−6
038号公報には、光源からの光束を平行光束にするコ
リメータレンズと、記録媒体からの反射光を取り出すプ
リズムとを一体化したものが提案されている。
038号公報には、光源からの光束を平行光束にするコ
リメータレンズと、記録媒体からの反射光を取り出すプ
リズムとを一体化したものが提案されている。
しかしながら、第4図AおよびBに示したピックアップ
においては、対物レンズ4と立ち上げミラー3とが別体
となっているため、対物レンズ4の光軸方向すなわち記
録媒体5の法線方向におけるピンクアップの寸法が大き
くなって、装置全体が大型になるという問題があると共
に、部品点数が多くなってコスト高になるという問題が
ある。
においては、対物レンズ4と立ち上げミラー3とが別体
となっているため、対物レンズ4の光軸方向すなわち記
録媒体5の法線方向におけるピンクアップの寸法が大き
くなって、装置全体が大型になるという問題があると共
に、部品点数が多くなってコスト高になるという問題が
ある。
また、上記の実開昭56−6038号公報に開示された
ピックアップにおいては、コリメータレンズとプリズム
とを一体化しているので、その分、部品点数を削減する
ことができるが、このピックアップにおいては光源を記
録媒体の法線方向に配置しているため、その方向におけ
るピックアップの寸法がより大きくなって、装置全体が
より大型になるという問題がある。なお、かかるピック
アップにおいて、光源を記録媒体と平行な方向に配置す
ることもできるが、この場合には第4図AおよびBに示
したピックアップと同様に立ち上げミラーを用いて光束
を偏向する必要があるため、同様の問題が生じることに
なる。
ピックアップにおいては、コリメータレンズとプリズム
とを一体化しているので、その分、部品点数を削減する
ことができるが、このピックアップにおいては光源を記
録媒体の法線方向に配置しているため、その方向におけ
るピックアップの寸法がより大きくなって、装置全体が
より大型になるという問題がある。なお、かかるピック
アップにおいて、光源を記録媒体と平行な方向に配置す
ることもできるが、この場合には第4図AおよびBに示
したピックアップと同様に立ち上げミラーを用いて光束
を偏向する必要があるため、同様の問題が生じることに
なる。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ピックアンプ等の光学系を薄型にできるよう
適切に構成した偏向型非球面レンズを提供することを目
的とする。
たもので、ピックアンプ等の光学系を薄型にできるよう
適切に構成した偏向型非球面レンズを提供することを目
的とする。
また、この発明の他の目的は、かかる偏向型非球面レン
ズを所定の方向に駆動する駆動装置を提供することを目
的とする。
ズを所定の方向に駆動する駆動装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕上記目的を達
成するこの発明の偏向型非球面レンズは、二つの非球面
と、少なくとも一つの反射面とを有し、一方の非球面か
ら入射した光束を前記反射面で偏向させて他方の非球面
から出射させるよう構成したことを特徴とするものであ
る。
成するこの発明の偏向型非球面レンズは、二つの非球面
と、少なくとも一つの反射面とを有し、一方の非球面か
ら入射した光束を前記反射面で偏向させて他方の非球面
から出射させるよう構成したことを特徴とするものであ
る。
また、かかる偏向型非球面レンズを駆動するこの発明の
駆動装置は、偏向型非球面レンズを所定の方向に変位可
能に支持する手段と、前記偏向型非球面レンズを前記所
定の方向に駆動するためのコイルと、このコイルと協働
して前証偏向型非球面レンズを前記所定の方向に駆動す
る駆動力を発生する磁気回路とを具えることを特徴とす
るものである。
駆動装置は、偏向型非球面レンズを所定の方向に変位可
能に支持する手段と、前記偏向型非球面レンズを前記所
定の方向に駆動するためのコイルと、このコイルと協働
して前証偏向型非球面レンズを前記所定の方向に駆動す
る駆動力を発生する磁気回路とを具えることを特徴とす
るものである。
第1図A−Dはこの発明の偏向型非球面レンズの4つの
例を示すものである。
例を示すものである。
第1図Aに示す偏向型非球面レンズ21は、二つの凸状
の非球面22a 、 22bと、一つの反射面23とを
具え、一方の非球面22aから入射した光束24を反射
面23で90°偏向させて他方の非球面22bを経て収
束させるよう構成したものである。なお、この偏向型非
球面レンズ21においては、レンズ内を通過する光路長
が長くなるが、入射光束24の光束径を大きくすること
によって所要の−D(Working Dis−tan
ce)を確保することができる。
の非球面22a 、 22bと、一つの反射面23とを
具え、一方の非球面22aから入射した光束24を反射
面23で90°偏向させて他方の非球面22bを経て収
束させるよう構成したものである。なお、この偏向型非
球面レンズ21においては、レンズ内を通過する光路長
が長くなるが、入射光束24の光束径を大きくすること
によって所要の−D(Working Dis−tan
ce)を確保することができる。
第1図Bに示す偏向型非球面レンズ3工は、凹状および
凸状の非球面32aおよび32bと、一つの反射面33
とを具え、凹状の非球面32aから入射した光束34を
拡大して反射面33で90’偏向させ、その光束を凸状
の非球面32bを経て収束させるよう構成したものであ
る。この偏向型非球面レンズ31においては、入射光束
34を凹状の非球面32aで拡大するようにしたので、
入射光束34の光束径を大きくすることなく所要の一〇
を確保することができる。
凸状の非球面32aおよび32bと、一つの反射面33
とを具え、凹状の非球面32aから入射した光束34を
拡大して反射面33で90’偏向させ、その光束を凸状
の非球面32bを経て収束させるよう構成したものであ
る。この偏向型非球面レンズ31においては、入射光束
34を凹状の非球面32aで拡大するようにしたので、
入射光束34の光束径を大きくすることなく所要の一〇
を確保することができる。
第1図Cに示す偏向型非球面レンズ41は、形状的には
第1図Aと同様に、二つの凸状の非球面42a。
第1図Aと同様に、二つの凸状の非球面42a。
42bと、一つの反射面43とを有するが、この例では
入射光束44を一方の非球面42aで反射面43に収束
させ、その光束を該反射面43で90°偏向させて他方
の非球面42bを経て再度収束させるよう構成する。し
たがって、この偏向型非球面レンズ41によれば、第1
図Bと同様に入射光束44の光束径を大きくすることな
く所要の一〇を確保することができる。
入射光束44を一方の非球面42aで反射面43に収束
させ、その光束を該反射面43で90°偏向させて他方
の非球面42bを経て再度収束させるよう構成する。し
たがって、この偏向型非球面レンズ41によれば、第1
図Bと同様に入射光束44の光束径を大きくすることな
く所要の一〇を確保することができる。
第1図りに示す偏向型非球面レンズ51は、二つの凸状
の非球面52a、52bと、二つの反射面53a 、
53bとを有するペンタプリズム状に形成し、一方の非
球面52aから入射した光束54をレンズ内で一度収束
させると共に、反射面53aおよび53bで順次反射さ
せて90°偏向し、その光束を他方の非球面52bを経
て再度収束させるよう構成したものである。
の非球面52a、52bと、二つの反射面53a 、
53bとを有するペンタプリズム状に形成し、一方の非
球面52aから入射した光束54をレンズ内で一度収束
させると共に、反射面53aおよび53bで順次反射さ
せて90°偏向し、その光束を他方の非球面52bを経
て再度収束させるよう構成したものである。
この偏向型非球面レンズ51によれば、ペンタプリズム
状に形成したので、プリズムの角度変化に対してその光
軸が変化しない。したがって、このレンズ51の駆動装
置を構成する場合、レンズ51が駆動時に傾いても光軸
が傾くことはない。
状に形成したので、プリズムの角度変化に対してその光
軸が変化しない。したがって、このレンズ51の駆動装
置を構成する場合、レンズ51が駆動時に傾いても光軸
が傾くことはない。
なお、第1図A−Dに示したこの発明に係る偏向型非球
面レンズは、ガラスあるいはプラスチックの一体成形に
よって作成することができる。
面レンズは、ガラスあるいはプラスチックの一体成形に
よって作成することができる。
第2図A−Cはこの発明の偏向型非球面レンズ駆動装置
の一例の構成を示すものである。この例では、第1図り
に示したようなペンタプリズム状の偏向型非球面レンズ
61をフォーカス方向(Z)すなわち図示しない記録媒
体の法線方向と、記録媒体のトラックと交差するトラッ
キング方向(X)とに駆動するようにしたものである。
の一例の構成を示すものである。この例では、第1図り
に示したようなペンタプリズム状の偏向型非球面レンズ
61をフォーカス方向(Z)すなわち図示しない記録媒
体の法線方向と、記録媒体のトラックと交差するトラッ
キング方向(X)とに駆動するようにしたものである。
偏向型非球面レンズ61には、第2図Cに斜視図で示す
ように、二つの凸状の非球面62a 、 62bと、二
つの反射面63a。
ように、二つの凸状の非球面62a 、 62bと、二
つの反射面63a。
63bとを設けると共に、これを支持するための4個の
支持部64を一体にあるいは接着して設ける。
支持部64を一体にあるいは接着して設ける。
4個の支持部64には4本の弾性支持部材66の一端部
をそれぞれ取り付け、これら4本の弾性支持部材66の
他端部をベース71に取り付けて、偏向型非球面レンズ
61をフォーカスおよびトラッキング方向に変位可能に
支持する。
をそれぞれ取り付け、これら4本の弾性支持部材66の
他端部をベース71に取り付けて、偏向型非球面レンズ
61をフォーカスおよびトラッキング方向に変位可能に
支持する。
また、偏向型非球面レンズ61の光路を挟んで対向する
側面、第2図Cにおいて側面72およびこれと対向する
側面には、フォーカスコイル73aおよび73bを取り
付けると共に、これらフォーカスコイル73a、73b
の外周にそれぞれトラッキングコイル74a、74b;
75a、75bを取り付ける。
側面、第2図Cにおいて側面72およびこれと対向する
側面には、フォーカスコイル73aおよび73bを取り
付けると共に、これらフォーカスコイル73a、73b
の外周にそれぞれトラッキングコイル74a、74b;
75a、75bを取り付ける。
一方、ベース71には、フォーカスコイル73aおよび
トラッキングコイル74a、74bと対向するコ字状の
外ヨーク77aと、フォーカスコイル73bおよびトラ
ッキングコイル75a、 75bと対向するコ字状の外
ヨーク?7bと、フォーカスコイル73aおよび73b
に侵入する内ヨーク78a 、 78bとを設け、外ヨ
ーク77a、77bの内ヨーク78a、 78bと対向
する面にコ字状の永久磁石79a、 79bを取り付け
る。
トラッキングコイル74a、74bと対向するコ字状の
外ヨーク77aと、フォーカスコイル73bおよびトラ
ッキングコイル75a、 75bと対向するコ字状の外
ヨーク?7bと、フォーカスコイル73aおよび73b
に侵入する内ヨーク78a 、 78bとを設け、外ヨ
ーク77a、77bの内ヨーク78a、 78bと対向
する面にコ字状の永久磁石79a、 79bを取り付け
る。
このようにして、フォーカスコイル73a、73bおよ
びトラッキングコイル75a、 75bにそれぞれ所要
の電流を供給することにより、永久磁石79a、 79
bとの!磁作用によって偏向型非球面レンズ61をフォ
ーカスおよびトラッキング方向に駆動するようにする。
びトラッキングコイル75a、 75bにそれぞれ所要
の電流を供給することにより、永久磁石79a、 79
bとの!磁作用によって偏向型非球面レンズ61をフォ
ーカスおよびトラッキング方向に駆動するようにする。
かかる駆動装置によれば、立ち上げミラーを用いること
なく、光束80を偏向型非球面レンズ61の一方の非球
面62aから入射させてレンズ内で一度収束させると共
に、反射面63aおよび63bで順次反射させて90°
偏向し、その光束を他方の非球面62bを経て記録媒体
に収束させることができる。
なく、光束80を偏向型非球面レンズ61の一方の非球
面62aから入射させてレンズ内で一度収束させると共
に、反射面63aおよび63bで順次反射させて90°
偏向し、その光束を他方の非球面62bを経て記録媒体
に収束させることができる。
したがって、記録媒体の法線方向(フォーカス方向)に
おける駆動装置の寸法を小さくでき、装置全体を小型に
できると共に、部品点数を少なくでき安価にできる。
おける駆動装置の寸法を小さくでき、装置全体を小型に
できると共に、部品点数を少なくでき安価にできる。
また、偏向型非球面レンズ61をペンタプリズム状に形
成したので、これが駆動時に傾いてもその光軸が変化し
ない。したがって、フォーカスおよびトラッキング制御
を常に精度良く行うことができる。すなわち、第4図A
、 Bに示した従来例のように、光束を立ち上げミラー
で偏向して対物レンズに導く場合において、特に光源を
固定し、立ち上げミラーおよび対物レンズを記録媒体の
トラックを横切る方向に移動可能なキャリッジに設けて
分離光学系とする場合には、キャリッジ自体の共振、キ
ャリッジの移動を案内するガイドレールの傾き、光源を
有する固定光学系の温度等の耐性による出射光の傾き等
によって、対物レンズへの光束の入射角が変化したり、
記録媒体から対物レンズおよび立ち上げミラーを経て固
定光学系に戻る光束にオフセットが生じて、フォーカス
およびトラッキング制御の性能に悪影響を与えることに
なるが、この実施例のようにペンタプリズム状に形成し
た偏向型非球面レンズ61を用いれば、このような悪影
響を有効に低減化することができる。
成したので、これが駆動時に傾いてもその光軸が変化し
ない。したがって、フォーカスおよびトラッキング制御
を常に精度良く行うことができる。すなわち、第4図A
、 Bに示した従来例のように、光束を立ち上げミラー
で偏向して対物レンズに導く場合において、特に光源を
固定し、立ち上げミラーおよび対物レンズを記録媒体の
トラックを横切る方向に移動可能なキャリッジに設けて
分離光学系とする場合には、キャリッジ自体の共振、キ
ャリッジの移動を案内するガイドレールの傾き、光源を
有する固定光学系の温度等の耐性による出射光の傾き等
によって、対物レンズへの光束の入射角が変化したり、
記録媒体から対物レンズおよび立ち上げミラーを経て固
定光学系に戻る光束にオフセットが生じて、フォーカス
およびトラッキング制御の性能に悪影響を与えることに
なるが、この実施例のようにペンタプリズム状に形成し
た偏向型非球面レンズ61を用いれば、このような悪影
響を有効に低減化することができる。
さらに、この実施例では、外ヨーク77a、77bおよ
び永久磁石79a、79bをフォーカスコイル73a、
73bの3面に対向する口字状にしたので、フォーカ
スコイル73a 、 73bに対して磁束を有効に作用
させることができる。したがって、フォーカス制御の感
度を高めることができると共に、フォーカスコイル73
a、73bも小型かつ軽量化することができる。
び永久磁石79a、79bをフォーカスコイル73a、
73bの3面に対向する口字状にしたので、フォーカ
スコイル73a 、 73bに対して磁束を有効に作用
させることができる。したがって、フォーカス制御の感
度を高めることができると共に、フォーカスコイル73
a、73bも小型かつ軽量化することができる。
また、この実施例では、偏向型非球面レンズ61をレン
ズホルダを用いることなく弾性支持部材66を介してベ
ース71に直接支持するようにしたので、高次共振周波
数をホルダを用いる場合に比べより高い周波数にするこ
とができる。したがって、特にフォーカスおよびトラッ
キング制御系にゲインの余裕を持たせることができる。
ズホルダを用いることなく弾性支持部材66を介してベ
ース71に直接支持するようにしたので、高次共振周波
数をホルダを用いる場合に比べより高い周波数にするこ
とができる。したがって、特にフォーカスおよびトラッ
キング制御系にゲインの余裕を持たせることができる。
すなわち、偏向型非球面レンズ61をレンズホルダに保
持すると、ホルダ自体の共振特性がフォーカスおよびト
ラッキング制御系の周波数特性上に高次共振となって現
れて制御系のゲイン余裕が低下するという不具合が生じ
るが、この実施例のようにホルダを用いない場合には、
高次共振をさらに高い周波数帯にすることができるので
、上記のような不具合は生じない。
持すると、ホルダ自体の共振特性がフォーカスおよびト
ラッキング制御系の周波数特性上に高次共振となって現
れて制御系のゲイン余裕が低下するという不具合が生じ
るが、この実施例のようにホルダを用いない場合には、
高次共振をさらに高い周波数帯にすることができるので
、上記のような不具合は生じない。
なお、この発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば
、第2図A−Cに示した駆動装置においては、フォーカ
スコイル73a、 73bに対応する外ヨーク77a、
?7bおよび永久磁石79a、 79bを口字状にし
たが、これらを第3図に示すように平板状にすることも
できる。また、偏向型非球面レンズ61は、これをホル
ダに保持し、このホルダを弾性支持部材66を介してベ
ース71に支持するようにすることもできる。
ではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば
、第2図A−Cに示した駆動装置においては、フォーカ
スコイル73a、 73bに対応する外ヨーク77a、
?7bおよび永久磁石79a、 79bを口字状にし
たが、これらを第3図に示すように平板状にすることも
できる。また、偏向型非球面レンズ61は、これをホル
ダに保持し、このホルダを弾性支持部材66を介してベ
ース71に支持するようにすることもできる。
以上のように、この発明の偏向型非球面レンズによれば
、二つの非球面と、少なくとも一つの反射面とを有し、
一方の非球面から入射した光束を前記反射面で偏向させ
て他方の非球面から出射させるよう構成したので、特に
光学式記録媒体に対して情報の記録、再生を行うための
ピックアップに用いる場合には、立ち上げミラーが不要
となり、したがってピックアップを小型かつ薄型にでき
る。
、二つの非球面と、少なくとも一つの反射面とを有し、
一方の非球面から入射した光束を前記反射面で偏向させ
て他方の非球面から出射させるよう構成したので、特に
光学式記録媒体に対して情報の記録、再生を行うための
ピックアップに用いる場合には、立ち上げミラーが不要
となり、したがってピックアップを小型かつ薄型にでき
る。
また、この発明の偏向型非球面レンズの駆動装置によれ
ば、偏向型非球面レンズをコイルと磁気回路との電磁作
用により駆動するようにしたので、これを所定の方向に
精度良く駆動することができる。 ゛
ば、偏向型非球面レンズをコイルと磁気回路との電磁作
用により駆動するようにしたので、これを所定の方向に
精度良く駆動することができる。 ゛
第1図A−Dはこの発明の偏向型非球面レンズの4つの
例をそれぞれ示す図、 第2図A−Cはこの発明の偏向型非球面レンズ駆動装置
の一例の構成を示す図、 第3図は同じく他の例の構成を示す図、第4図Aおよび
Bは従来の技術を説明するための図である。 21.3L41,51・・・偏向型非球面レンズ22a
、22b、32a、32b、42a、42b、52a、
52b −・・非球面23、33.43.53a、 5
3b−反射面24.34,44.54・・・光束 61・・・偏向型非球面レンズ 62a、62b −非球面 63a、63b −反
射面64・・・支持部 66・・・弾性支持
部材7I・・・ベース 72・・・側面73
a、 73b−・・フォーカスコイル74a、74b、
75a、75b = )ランキングコイル77a、77
b・・・外ヨーク 78a、 78b・・・内ヨーク
79a、79b・・・永久磁石 8o・・・光束Q
ロ 第4図 A
例をそれぞれ示す図、 第2図A−Cはこの発明の偏向型非球面レンズ駆動装置
の一例の構成を示す図、 第3図は同じく他の例の構成を示す図、第4図Aおよび
Bは従来の技術を説明するための図である。 21.3L41,51・・・偏向型非球面レンズ22a
、22b、32a、32b、42a、42b、52a、
52b −・・非球面23、33.43.53a、 5
3b−反射面24.34,44.54・・・光束 61・・・偏向型非球面レンズ 62a、62b −非球面 63a、63b −反
射面64・・・支持部 66・・・弾性支持
部材7I・・・ベース 72・・・側面73
a、 73b−・・フォーカスコイル74a、74b、
75a、75b = )ランキングコイル77a、77
b・・・外ヨーク 78a、 78b・・・内ヨーク
79a、79b・・・永久磁石 8o・・・光束Q
ロ 第4図 A
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、二つの非球面と、少なくとも一つの反射面とを有し
、一方の非球面から入射した光束を前記反射面で偏向さ
せて他方の非球面から出射させるよう構成したことを特
徴とする偏向型非球面レンズ。 2、二つの非球面と、少なくとも一つの反射面とを有し
、一方の非球面から入射した光束を前記反射面で偏向さ
せて他方の非球面から出射させるようにした偏向型非球
面レンズを所定の方向に変位可能に支持する手段と、前
記偏向型非球面レンズを前記所定の方向に駆動するため
のコイルと、このコイルと協働して前記偏向型非球面レ
ンズを前記所定の方向に駆動する駆動力を発生する磁気
回路とを具えることを特徴とする偏向型非球面レンズの
駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2284419A JPH04159625A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 偏向型非球面レンズおよびその駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2284419A JPH04159625A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 偏向型非球面レンズおよびその駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04159625A true JPH04159625A (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=17678315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2284419A Pending JPH04159625A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 偏向型非球面レンズおよびその駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04159625A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005088622A1 (en) * | 2004-03-04 | 2005-09-22 | Arima Devices Corporation | Combined folding mirror and collimator lens for an optical pickup unit. |
US7065009B1 (en) | 1999-05-14 | 2006-06-20 | Fujitsu Limited | Optical information storage apparatus and optical device including a beam splitting surface with a convex surface side and a concave surface side |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP2284419A patent/JPH04159625A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7065009B1 (en) | 1999-05-14 | 2006-06-20 | Fujitsu Limited | Optical information storage apparatus and optical device including a beam splitting surface with a convex surface side and a concave surface side |
WO2005088622A1 (en) * | 2004-03-04 | 2005-09-22 | Arima Devices Corporation | Combined folding mirror and collimator lens for an optical pickup unit. |
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