JPH041595Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH041595Y2
JPH041595Y2 JP12513786U JP12513786U JPH041595Y2 JP H041595 Y2 JPH041595 Y2 JP H041595Y2 JP 12513786 U JP12513786 U JP 12513786U JP 12513786 U JP12513786 U JP 12513786U JP H041595 Y2 JPH041595 Y2 JP H041595Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window frame
display board
display
board
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12513786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6330874U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12513786U priority Critical patent/JPH041595Y2/ja
Publication of JPS6330874U publication Critical patent/JPS6330874U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH041595Y2 publication Critical patent/JPH041595Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば出社・退社表示器のような表
示器に用いることができる表示器用窓枠に関す
る。
「考案の背景」 出社・退社表示器は第6図に示すようにケース
1の前面に複数の表示窓2を有し、この表示窓2
に窓枠4が嵌込まれ、この窓枠4に光透過性板か
ら成る表示板3が嵌込まれる。表示板3には役職
名或は社員名を書き、裏側に例えば赤ランプ及び
白色ランプを配置し、白色ランプを点灯させると
その社員は出社、赤ランプを点灯させると外出、
全て消灯で退社等を約束して表示する。
このような出社・退社表示器において人事移動
があるとその都度表示板3を入替なければならな
い。このため従来から表示板3を取外し可能なよ
うに窓枠4に支持されている。
「従来技術」 第7図に従来の表示板の支持構造を示す。従来
は角筒体によつて構成される窓枠4に表示板3を
嵌込み、窓枠4の後方から板バネ6によつて表示
板3の両側縁を抑え付け、表示板3を抜け止めし
ている。
また窓枠4はパネル板1Aの裏側に植設したス
タツドボルト7とナツト8によつてパネル板1A
に取付けている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来は窓枠4をスタツドボルト7によつてパネ
ル板1Aに取付ける構造のためスタツドボルト7
を植設する手数が掛ること、及びスタツドボルト
7にナツト8を掛けて締付ける作業を必要とし、
組立が面倒である。
また表示板3は板バネ6によつて抜け止めする
構造のため表示板3の交替が面倒である。
この考案の目的は表示板の交替を容易に行なうこ
とができ、然も窓枠の取付も容易に行なうことが
できる表示器用窓枠を提供しようとするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 この考案においては偏平角筒体によつて窓枠を
形成すると共にこの角筒体の胴の外周にフランジ
を突設する。フランジの前面側にはフランジの前
面と接して窓枠の胴にパネル板との係合溝を設
け、フランジの後方の面と接して角筒体の胴を貫
通する孔を形成する。この孔に板バネによつて胴
の外側から内側に向う偏倚力が与えられた爪を挿
入し、この爪によつて表示板を抜け止めする。パ
ネル板には角形の窓口を形成すると共に窓口の互
に対向する辺に凸起を形成する。この突起に窓枠
の胴に形成した溝を結合させ、窓枠をパネル板に
取付ける。
「作用」 上述の構成において窓枠をパネル板に取付ける
にはパネル板に形成した窓口の縁に設けた凸起に
窓枠の胴に形成した溝を係合させればよい。
また窓枠に表示板を嵌込むには表示板を抜け止
めする爪を窓枠の内側から外側に引き出し、この
状態で窓枠の内部に表示板を嵌込めばよい。窓枠
の内部に表示板を嵌込んだ後に爪を元に戻せば表
示板は爪によつて抜け止めされ、窓枠に保持され
る。
このようにこの考案によれば窓枠をパネル板に
取付ける作業及び窓枠に表示板を嵌込む作業をそ
れぞれいわゆるワンタツチで行なうことができる
から組立を簡単に行なうことができる。また表示
板の交替も容易に行なうことができる。
「実施例」 第1図乃至第3図にこの考案による表示用窓枠
を示す。第1図において4は角筒状の窓枠を示
す。窓枠4の胴の外周には外向にフランジ11を
形成する。
窓枠4の胴にはパネル板との係合溝12を形成
する。この例では窓枠4を長方形に形成した場合
を示し、長方形の長辺に係合溝12を形成する。
尚この例では係合溝12はパネル板1Aの板厚を
二種類選べるようにしている。つまり係合溝12
の両端に段部を形成し、この段部によつて薄板用
の係合溝12Aと厚板用溝12Bを形成した場合
を示す。従つて薄板によつてパネル板を構成する
場合はパネル板1Aに形成する凸起の長さは第4
図に示すように溝12Aの長さL1と同じ長さL1
に選定する。また溝12Bと係合する凸起は第5
図に示すように凸起13Bは溝12Bの長さL2
と同じ長さL2に選定する。
フランジ11の裏面の面に接して窓枠4の胴を
貫通する孔14を形成する。この孔14に第2図
に示すように板バネ15によつて支持された爪1
6を挿入する。板バネ15は爪16の位置より延
長されて把手部17を形成し、この把手部17を
持つて爪16を板バネ15の偏倚力に抗して外側
に引き出すことができる構造としている。
板バネ15は基部側に板部15Aを有し、この
板部15Aに形成した孔に窓枠4に形成したリベ
ツト16を挿入し、リベツト16の頭部を加締て
変形することにより板バネ15を窓枠4に取付け
るようにした場合を示す。
爪16を設けた反対側の辺の内壁面に上部に傾
斜面を持つ爪18を設ける。
また窓枠4の先端側の内壁にはフランジ面19
を形成し、このフランジ面19に表示板3を衝合
させ、爪16と18で表示板3を抜け止めする。
尚、爪18を形成するために樹脂成形のための
金型の都合によつて第3図に示すように窓枠4の
胴部に型抜きのために窓21が形成されている。
この窓21を通じて表示板3に他の表示器の光が
漏れるためこの例では窓枠4を構成する樹脂材に
よつて舌片22を形成し、この舌片22を折曲げ
て窓21を塞ぐようにしている。
上述した構造において窓枠4をパネル板1Aに
取付けるためには表示板3を嵌込まない状態の窓
枠4の長辺を挾んで長辺を内側に変形させた状態
で溝12A又は12Bにパネル板1Aに形成した
窓口2に設けた凸起13A又は13Bを係合させ
る。
この状態で窓枠4に掛ける力を解放すれば溝1
2A又は12Bに凸起13A又は13Bを嵌合さ
せることができる。この嵌合によつて窓枠4はパ
ネル板1Aに取付けられる。
パネル板1Aに窓枠4が取付けられると次に表
示板3を装着する。表示板3を装着するには把手
部17を移動させて板バネ15を変形させ、爪1
6を外側に引き出す。爪16が窓枠4の内側から
排出されることによりこの状態で窓枠4の内部に
表示板3を嵌合させる。
つまり表示板3は爪18を外側に押し出しなが
らフランジ面19と衝合する位置に達する。表示
板3がフランジ面19に衝合した状態で爪16を
元に戻すことにより表示板3は爪16と18によ
つて抜け止めされ窓枠4に保持される。
表示板3を窓枠4から取外すには爪16を引き
出し、この状態で表示板3に窓孔2の外側から押
せばよい。このようにすれば表示板3は窓枠4の
後方に外れる。よつて表示板3の交替を容易に行
なうことができる。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によれば窓枠をパ
ネル板に取付ける作業及び表示板を窓枠に装着す
る作業は工具を全く必要とせずにいわゆるワンタ
ツチでパネルに取付けることができ、また表示板
を窓枠に装着し、また取外すことができる。
この結果組立を容易に行なうことができる。ま
た表示板3の位置を交替する場合でもその交替作
業を容易に行なうことができるため短時間に表示
板の交替を行なうことができ保守を容易に行なう
ことができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による表示板支持用窓枠の一
実施例を示す側面図、第2図はその平面図、第3
図は第2図に示すA−A線上の拡大断面図、第4
図及び第5図はパネル板形成した窓枠取付用の窓
口の形状を説明するための正面図、第6図はこの
考案による窓枠を用いた表示器の一例を説明する
ための正面図、第7図は従来技術を説明するため
の断面図である。 1A……パネル板、2……窓口、3……表示
板、4……窓枠、11……フランジ、12……係
合溝、13A,13B……凸起、14……孔、1
5……板バネ、16……爪、17……把手、18
……爪、19……フランジ面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 角筒体によつて形成された枠体と、 B この角筒体の胴部から外部に突出したフラン
    ジと、 C 上記角筒体に上記フランジの前面と接して形
    成されたパネル板との係合溝と、 D 上記フランジの裏面に接し上記角筒体の外側
    から内側に貫通した孔と、 E 板バネによつて支持されて上記孔に挿入され
    た表示板抜止用爪と、 F 上記角筒体の前端側内壁に突設したフランジ
    面と上記抜止用爪との間に挾まれて支持された
    表示板と、 から成る表示器用窓枠。
JP12513786U 1986-08-15 1986-08-15 Expired JPH041595Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12513786U JPH041595Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12513786U JPH041595Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6330874U JPS6330874U (ja) 1988-02-29
JPH041595Y2 true JPH041595Y2 (ja) 1992-01-20

Family

ID=31017780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12513786U Expired JPH041595Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH041595Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082451Y2 (ja) * 1989-07-31 1996-01-29 スズキ株式会社 エンジンのシリンダヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6330874U (ja) 1988-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2239798A (en) Handle or knob mounting and the like
JPH041595Y2 (ja)
US4813167A (en) Vehicle plate attachment method and apparatus therefor
US3374568A (en) License plate holder
JPH0223466Y2 (ja)
JPH043336Y2 (ja)
JP2528112Y2 (ja) ブラインドのヘッドレールカバー
JPH08318760A (ja) インストルメントパネルアッセンブリ
JPS6237296Y2 (ja)
CN209883509U (zh) 一种衣柜掩门把手
JPH0349071Y2 (ja)
JPH0726882U (ja) 表示装置
JPH0354276Y2 (ja)
JPS6133662Y2 (ja)
JPH071293Y2 (ja) ウィンドレギュレータのガラス組付け構造
JPH0348626Y2 (ja)
JPH06122384A (ja) 車体外装品の取付構造
JPS6125009Y2 (ja)
JPS6141913Y2 (ja)
JP3015258U (ja) パネル取付用窓枠
JPH0227682Y2 (ja)
JPH0123319Y2 (ja)
JPS6344896Y2 (ja)
JPS6010923Y2 (ja) エンブレムの取付構造
JPH067640Y2 (ja) 固定用部材