JPH0726882U - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0726882U
JPH0726882U JP6293493U JP6293493U JPH0726882U JP H0726882 U JPH0726882 U JP H0726882U JP 6293493 U JP6293493 U JP 6293493U JP 6293493 U JP6293493 U JP 6293493U JP H0726882 U JPH0726882 U JP H0726882U
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JP
Japan
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frame
locking
main body
display
body frame
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Pending
Application number
JP6293493U
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English (en)
Inventor
勇造 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Bellows Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Bellows Co Ltd filed Critical Fuji Bellows Co Ltd
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Publication of JPH0726882U publication Critical patent/JPH0726882U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本体枠の開口部に対して表示枠を外観を損ねる
ことなく且つ簡単に開閉自由に止め付けられるようにし
た表示装置を提供すること。 【構成】前面を開放する筐形の本体枠1と、この本体枠
の前面開口部に装着される額縁形の表示枠2とを有し、
上記本体枠の外側面の適所にはねじ孔21を設け、該ね
じ孔に先端に係止爪18を備えた係止クリップ16を止
めねじ17を介してねじ付ける一方、前記表示枠2の外
側面には上記係止クリップ16に対応した位置に係止部
22を設けて前記止めねじ17の緊締により前記係止ク
リップ16の係止爪18を該係止部22に掛け止めて前
記本体枠1に対して前記表示枠2を開閉自由に止め付け
られるようにしたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポスター等の掲示物を掲示したり、或いは場所の案内や標識を示す 表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、掲示物を掲示し、或いは標識等に使われている表示装置にはアルミの押 出型材を用いて製造されているものが多い。アルミの型材はドアや障子の枠材と して多用されているように成形性に優れ、また耐久性に優れると同時に腐蝕の心 配がなく美麗に長期間保持できることから掲示板や駅の構内、建物の案内標識等 の表示装置の素材として広く利用されている。 本考案は、主としてこの様なアルミの押出型材を素材として製造される表示装 置において、筐形に形成される本体枠とこの本体枠の前面にその開口部を塞ぐよ うに装着される額縁形に形成される表示枠とからなる表示装置についての改善に 関するもので、更に言うならば上記本体枠に対してその前面の開口部に装着され る表示枠の止め付け手段につきこれを改善したことにある。 従来、表示装置における表示枠の止め付け手段は止めねじの揉み込みによる場 合が多く、その他の場合としてはフックによる掛け止めが一般的となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、止めねじによって直接本体枠に表示枠を止め付ける方法は、表示枠を 開閉操作するとき止めねじを抜き取ったり、ねじ孔を探りなからねじ止めしたり する必要があり、ときには抜き取ったねじを落としたりすることがあり取扱が厄 介になっている。また、フックによる掛け止めはフック自体が表示装置の外には っきりと露出するため外観を損ね、掲示物の内容によっては不適当なものとなる 欠点があった。 本考案は、この様な状況に鑑み考案されたもので、表示枠の開閉操作時の作業 を容易にすると共に、外表面に露出する部分を最少にして外観を損ねることがな いようにした掲示物等の表示装置を提供せんとするものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
即ち、本考案はアルミの押出型材を素材として製造される表示装置にあって、 筐形に形成される本体枠の開口部に額縁形の表示枠を開閉自由に装着してなる表 示装置において、上記本体枠には外側面の適所にねじ孔を設け、該ねじ孔に先端 に係止爪を備えた係止クリップを止めねじを介してねじ付け、その一方、前記表 示枠の外側面には上記係止クリップに対応した位置に係止部を設けて前記止めね じの緊締によって前記係止クリップの係止爪を該係止部に掛け止め前記本体枠に 対して前記表示枠を開閉自由に止め付けられるようにしたことを特徴とする表示 装置を提供することにある。
【0005】
【作 用】
本考案によれば、上記構成から止めねじを緊締することによって係止クリップ の係止爪を表示枠の係止部に掛け止め状態に拘束することができ、この表示枠を 閉塞状態に保持できる一方、止めねじを緩めることによって上記係止クリップの 係合を外すことができ、表示枠を本体枠から外して開口部を開放することができ る。そして、このとき止めねじはねじ孔から抜き取らない状態で係止クリップの 係合を外せることから係止クリップを本体枠の外側面に止めた状態に保持するこ とができることになる。従って再度係止クリップを係止状態に戻すときには前記 止めねじをそのまゝ緊締すればよく、この緊締に伴ってその係止爪が表示枠の係 止部に係合し、表示枠を閉塞状態に戻すことができることになる。 次に、本考案を図示する実施例について詳述することにする。
【0006】
【実施例】
図1は表示枠を閉塞した状態の要部の縦断側面図であり、図2は要部の平面図 、図3は要部の分解斜視図で、図中1は本体枠、2は表示枠である。 図面では本体枠1と表示枠2の全体を表していないか、両者はともにアルミ合 金製の押出型材をそれぞれ矩形に枠組して形成するものであり、一方の本体枠1 については枠材1aを組立て、また他方の表示枠2については枠材2aを組立て ゝ各形成してある。
【0007】 上記枠材1aは断面長方形状をなす中空体を主体部分3とし、この主体部分の 一側縁から突片4を突設する一方、他側縁から主体部分並びに上記突片4に対し て直角方向に幅広の裏板5を延設して断面略アングル形に形成してある。そして 、この枠材を所定の長さに切断してそれぞれの主体部分3の端部同志を衝き合わ せて矩形に枠組し、本体枠1を形成している。
【0008】 4本の枠材1aを組合わせた本体枠は全体として額縁状に形成されるが、各枠 材の裏板5の間に金属板6を添わせ、リベット7でかしめることによって浅い筐 形に形成される。そして、この本体枠の内部には上下対向させてソケット8を備 え蛍光ランプ9を装着すると共に、このソケットを取付ける取付金具10に支持 腕11を設けて蛍光ランプ9の前面を被うように光分散スクリーン12を張設す る。
【0009】 一方、表示枠2を構成する枠材2aは内部を中空にした主体部分13の一側縁 から前面板14を直角状に延設して略断面がアングル形をなすよう形成してあり 、この枠材を所定の寸法に切断し、枠組することによって表示枠2を額縁形に形 成する。 上記表示枠2は本体枠1の外形形状に一致させると共に、本体枠の各枠材1a から突出させた突片4によって形成される開口縁15の外側に嵌り付く大きさに 形成し、本体枠1の前面に嵌め付けられるようにしてあり、このとき各枠材2a の主体部分13の一側面を本体枠1の枠材1aの主体部分3の一側面に当接させ 外観上一体物となるようにしてある。
【0010】 図中、16は係止クリップであり、17はこの係止クリップを緊締する止めね じである。 係止クリップ16は金属板を打抜き形成したもので、略長方形状をなす板の一 端を直角に折曲げて係止爪18を設けると共に他端に透孔19を設けた環状のね じ受け部20を設けてあり、上記透孔19に通した止めねじ17を本体枠の枠材 1aの主体部分3に設ける雌ねじ孔21にねじ付けることによって止め付けられ るようにしてある。
【0011】 その一方、上記係止クリップ16に対応した表示枠の枠材2aにはこの係止ク リップの係止爪18を掛け止めるための係止部22が設けられる。 係止部22はこの実施例の場合、枠材2aを押出成形するとき長さ方向に沿っ て溝を設けることによって形成するようにしてあり、本体枠1の前面に表示枠2 を嵌め付けたとき、この溝形の係止部に前記係止爪18を掛け止めるようにして ある。
【0012】 係止クリップ16は常には止めねじ17の緊締によって主体部分3の外表面に 圧接され、先端の係止爪18を表示枠2の上記溝形に形成される係止部22に係 入してこの表示枠2を閉塞状態に拘束することになる。その一方、開放時には止 めねじの緊締を解くことによって浮き上げ、係止爪18を係止部22から外すと 共に、緩めたねじを支点に回転させて主体部分3の上に移動させ表示枠2の取り 外しの妨げとならないようにされる。
【0013】 ところで、表示枠2はポスター等の掲示物Aを収め、本体枠内に装備される前 記蛍光ランプ9の前面に掲げるもので、四方を囲む枠材2aの前面板14によっ て形成される窓には上記掲示物を挟持する透明板23と半透明板24が装着され る。 透明板23と半透明板24は前面板14の背面に周縁部を背後から当接させる と共に、この前面板14の背面に突設する枠片25の内側に収まるように嵌め付 け、更にクリップ26によって脱落しないように保持することになる。
【0014】 クリップ26は図1並びに図4に示したように断面コ字形をなす結合部26a と、この結合部の一端縁から延設される押圧部26bからなり、結合部26aを 表示枠2の枠材2aの背後から臨ませ、その主体部分13と前面板14の背面か ら突出する枠片25とで形成するコ字形の凹部27に嵌め入れることによって表 示枠に組付けられ、透明板と半透明板を止め付けることになる。
【0015】 この結合関係を更に説明すれば、枠材2aの主体部分13の内側面には長手方 向に小突条28を、また枠片25の内側面には同じく小突条29を各形成し、他 方クリップ26の結合部26aの押圧部26bとの接続端30の外面には小係止 突条31を突設して、このクリップ26を前記凹部27に嵌め付けるのである。 このとき先ず前面板14の背面に間に掲示物Aを挟んだ透明板23と半透明板2 4を添わせ、次に前記凹部27に向けてクリップ26を臨ませることになる。
【0016】 クリップ26は前面32を凹部27に押込むようにして接続端30とこれに対 向する端縁33を内方に撓ませながら侵入させ、係止突条31を小突条29に係 合させると共に上記端縁33を小突条28に係合させて装着し、この装着によっ て押圧部26bを半透明板24の背面に圧接させて前記前面板14との間で挟持 するのである。
【0017】 尚、クリップ26はアルミ合金或いは合成樹脂を素材に押出成形によって長尺 な型材として形成し、これを適宜の長さに切断して形成されるが、このクリップ は表示枠2を構成する枠材2aが全て同一形状をなすことから、表示枠の全周に 亘っていずれの部所にも装着が可能である。従って透明板23と半透明板24を 安定的に止め付けるために任意の数を適宜の間隔をおいて装着することになる。
【0018】 図中、34は上記クリップ26を装着したり、或いは外す場合に使用する摘み で、クリップを外す場合にはこの摘み34を持って図面では上方に押上げ、やゝ 肉薄に形成して弾性を付与した端縁33を撓めて浮き上げ、係止突条31を小突 条29から外すことによって行う。従って本考案による場合、掲示物Aを交換す る場合は凹部27に装着したクリップ26を上述の方法で外し、透明板23と半 透明板24を表示枠から取出すことによって行うことになり、またクリップ26 を凹部27に嵌め戻すことによって掲示物の固定を行うことになる。
【0019】
【考案の効果】
以上、本考案を実施例につき詳述したが、前述構成から明らかなように本考案 によれば、表示枠を着脱する際、止めねじを締め付けることで係止クリップの係 止爪を表示枠の係止部に掛け止め、表示枠を閉塞した状態に拘束することができ 、またこの止めねじを緩めることで上記係止爪の係合を外して表示枠の開放を行 うことができるもので、簡単な操作でこれをなし得る一方、開放操作時には止め ねじを緩めた状態で係止クリップを取り外すことなく回転で向きを変え、前記係 止部との係合を外せる構成としたことから係止クリップを落下させたり、紛失さ せる虞れがなく、しかも手際よく作業できる利点がある。 また本考案の上記係止クリップは拘束時本体枠と表示枠の外側面に密接し一体 化され、この表面には止めねじの頭部のみが突出することから表示装置全体の外 観を損ねることがなく好都合である。 尚、表示枠内に装着される掲示物を挟持する透明板と半透明板は前述の通りク リップの止め外しによって着脱自由となっていることから簡単に掲示物の変換が 図られ便利である。勿論、実施例では上述のように透明板と半透明板との間に掲 示物を挟む例につき説明したが、これらに代えて標識板にしても同様にクリップ 止めすることができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示枠を閉塞した状態の要部の縦断側面図。
【図2】要部の平面図。
【図3】要部の分解斜視図。
【図4】枠材の凹部に向かい合わせたクリップの斜視図
である。
【符号の説明】
1 本体枠 1a 本体枠を構成する枠材 2 表示枠 2a 表示枠を構成する枠材 16 係止クリップ 17 止めねじ 18 係止爪 21 ねじ孔 22 係止部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開放する筐形の本体枠と、この本
    体枠の前面開口部に装着される額縁形の表示枠とを有
    し、上記本体枠には外側面の適所にねじ孔を設け、該ね
    じ孔に先端に係止爪を備えた係止クリップを止めねじを
    介してねじ付ける一方、前記表示枠の外側面には上記係
    止クリップに対応した位置に係止部を設け、前記止めね
    じの緊締によって前記係止クリップの係止爪を該係止部
    に掛け止め前記本体枠に対して前記表示枠を開閉自由に
    止め付けられるようにしたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、係止クリップ
    は帯板状金属板の一端を直角状に曲折して係止爪を設
    け、また他端に透孔を設けて止めねじを挿通し、該止め
    ねじの緊締により本体枠と表示枠の各外側面に接面状に
    固定できることを特徴とした表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、表示枠外側面
    の係止部は周方向に形成される溝であることを特徴とし
    た表示装置。
JP6293493U 1993-10-20 1993-10-20 表示装置 Pending JPH0726882U (ja)

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JP6293493U JPH0726882U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 表示装置

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JP6293493U JPH0726882U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 表示装置

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JPH0726882U true JPH0726882U (ja) 1995-05-19

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ID=13214625

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JP6293493U Pending JPH0726882U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 表示装置

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JP (1) JPH0726882U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320571B1 (ko) * 1999-11-05 2002-01-19 김병희 광고용 간판
JP2006220859A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Tateyama Alum Ind Co Ltd 看板

Cited By (3)

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