JPH04159118A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JPH04159118A
JPH04159118A JP28133390A JP28133390A JPH04159118A JP H04159118 A JPH04159118 A JP H04159118A JP 28133390 A JP28133390 A JP 28133390A JP 28133390 A JP28133390 A JP 28133390A JP H04159118 A JPH04159118 A JP H04159118A
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JP
Japan
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pressure
hydraulic
valve
control valve
hydraulic cylinder
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Application number
JP28133390A
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English (en)
Inventor
Kunio Takahara
邦夫 高原
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車輌の懸架系たるアクティブサスペンショ
ンシステムへの利用に最適となる油圧制御装置に関する
〔従来の技術〕
車輌の懸架系たるアクティブサスペンションシステムに
利用される油圧制御装置としては、従来から種々提案さ
れているか、例えば、第6図に示すような油圧制御装置
にあっては、その全体重像の低減やコストの低廉化か困
難となる不都合かある。
即ち、この従来例としての油圧制御装置は。
車輌の車軸と車体との間に単動型の油圧シリンダlが懸
架ばねIaの介在下に配設されてなると共に、該油圧シ
リンダlに油圧源2からの油圧を供給路3及び制御弁4
を介して供給することて上記油圧シリンダ1におけるシ
リンダ圧力を上昇させると共に、上記油圧シリンダlか
らの油圧を制御弁4及び排出路5を介してタンク6に排
出して該油圧シリンダ141:おけるシリンダ圧力を低
下させるように形成されてなる。
因に、油圧シリンダlには減衰バルブlbとガスばね1
cか接続されており、これ等によって該油圧シリンダl
かショックアフソーハとして機濠するように設定されて
いる。
一方、上記油圧制御装置にあっては、供給路3にフェイ
ルセーフ弁7を有してなるか、該フェイルセーフ弁7は
、ソレノイドの励磁時に連通ポジションに切り換わると
共にソレノイドの解磁時に遮断ポジションに切り換わる
ように設定されているつ そして、L記フェイルセーフ弁7は、油圧源2の駆動時
に連通ポジションに切り換わって該油圧源2からの油圧
を供給路3を介して制御弁4側に供給すると共に、制御
弁4側からの油圧を排出路5を介してタンク6に排出す
ることを可能にする一方て、油圧源2の駆動か停止され
る際及びフェイルセーフ時には遮断ポジションに切り換
わって油圧源2からの油圧を制御弁4側に供給すること
を阻止すると共に、制御弁4側からの油圧を排出路5を
介してのタンク6に排出することを阻止することを可能
にする。
即ち、上記フェイルセーフ弁7は、車輌か駐車等するた
めに車輌に搭載の走行用エンジンを停止する際及び故障
等によるフェイルセーフ時に、その際の車高を保持する
ように設定されている。
尚、フェイルセーフ弁7が遮断ポジションに切り換わる
ときには、該フェイルセーフ弁7と制御弁4との間の供
給路3と、後述する排出路に配設のオペレートチェック
弁9との間の排出路5と、か連通状態になるように設定
されている。
上記油圧制御装置にあっては、フェイルセーフ弁7の上
流側の供給路3にフローコントロール弁8か配設されて
いて、該フローコントロール弁8か上記フェイルセーフ
弁7と協動するように設定されている。
即ち、フローコントロール弁8は、ソレノイドの励磁時
に遮断ポジションに切り換わると共にソレノイドの解磁
時に供給ポジションに切り換わるように設定されていて
、車輌に搭載の走行用エンジンのスタート時に遮断ポジ
ションに切り換わるように設定されている。
その結果、上記走行用エンジンのスタート時には、前述
したように、フェイルセーフ弁7か連通ポジションに切
り換わり、制御弁4側からの油圧か一時的に供給路3を
逆流する可能性があるか、このとき上記逆流を阻止して
油圧シリンダ1からの油圧の解放、即ち、車輌の車高の
一時的な急変動を予め防止するのか上記フローコントロ
ール弁8である。
ところで、排出路5に配設のオペレートチェック弁9は
、パイロット油圧供給路9aからのパイロット油圧で作
動するように設定されてなるものて、その作動時には、
制御弁4側からの油圧か排出路5を介してタンク6に排
出されることを可能にしている。
そして、上記パイロット油圧供給路9dは、その基端か
供給路3、即ち、前記フェイルセーフ弁7と制御弁4と
の間の供給路3に接続されている。
それ故、丘記した従来例としての油圧制御装置にあって
は、制御弁4を制御することで油圧シリンダlにおける
シリンダ圧力を高低調整し得ること、及び、油圧シリン
ダlは車輌の四輪各部に配設されてなるものだから、各
油圧シリンダlにおけるシリンダ圧力の調整で四輪各部
における車高を高低調整し得ることになり、従って、車
体姿勢を車輌の走行路面状況に応じてアクティブに制御
することか可能になる。
また、駆動源2の駆動か停止される際及びフェールセー
フ時には、フェイルセーフ弁7か遮断ポジションに切り
換えられると共に排出路5に配在のオペレートチェック
弁9の作動で油圧シリンダ1からの油圧のタンク6側へ
の排出か原則的に阻止され、車輌車高の低下か阻止され
ることになる。
そして、上記のフェールセーフ時等に、油圧シリンダl
におけるシリンダ圧力が高過ぎるような場合には、上記
オペレートチェック弁9か作動して上記異常なシリンダ
圧力を制御弁4及び排出路5を介してタンク6に排出し
、所望の車高調整をすることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしなから、上記した従来例としての油圧制御装置に
あっては、フェールセーフ時等の油圧シリンダlにおけ
るシリンダ圧力の維持のためには、供給路3にフェイル
セーフ弁7か配設されると共に、排出路5にオペレート
チェック弁9か配設されるとし、しかも、上記フェイル
セーフ弁7の作動上の不都合を回避するために供給路3
において該フェイルセーフ弁7の上流にフローコントロ
ール弁8をも配設されることか不可欠になる。
それ故、フェイルセーフ弁7及びフローコントロール弁
8は、油圧機器であるLに精密機器であるので構造複雑
になるたけてなく、重量か大きくなり該装置の全体重量
の低減化を阻害する欠点かあると共に、製造コストか高
くなり該装置のコストの低廉化を期待てきなくなる不都
合かある。
また、上記した従来例としての油圧制御装置にあっては
、車輌の走行用エンジンか停止されたりフェールセーフ
時には、オペレートチェック弁9かその上流側を中立圧
に維持するように機能することになるか、このとき、該
オペレートチェック弁9の上流側の油圧か全て該オペレ
ートチェック弁9を通過することになり、従って、該油
圧の通過が短時間に実行される場合には、流体音か発生
される危惧かある。
そして、該流体音の発生は、油圧制御装置自体の品質を
低下させる不都合かある。
この発明は、前記した事情に鑑みて創案されたもので、
その目的とするところは、所定の機能を発揮するのは勿
論のこと、その全体重量の低減化やコストの低廉化か可
能になり、車輌の懸架系たるアクティブサスペンション
システムへの利用に最適となる油圧制御装置を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の構成を、油圧源
からの油圧を供給路及び制御弁を介して油圧シリンダに
供給して該油圧シリンダにおけるシリンダ圧力を上昇さ
せると共に、上記油圧シリンダからの油圧を制御弁及び
排出路を介してタンクに排出して該油圧シリンダにおけ
るシリンダ圧力を低下させるように形成されてなる油圧
制御装置において、排出路には制御弁側からの油圧をタ
ンク側に解放する中立圧リリーフ弁か配設されてなると
共に、該中立圧リリーフ弁に並列してパイロット油圧の
供給時に作動して制御弁側からの油圧をタンク側に解放
するオペレートチェック弁か配設されてなり、供給路に
は制御弁にパイロット油圧を供給するパイロット油圧供
給路か接続されてなると共に、上記制御弁には該制御弁
を介してのパイロット油圧を上記オペレートチェック弁
に夜船するパイロット油圧供給路及び上記制御弁を介し
てのパイロット油圧をオペレートチェック弁の下流側の
排出路に排出させるパイロット油圧排出路か接続されて
なることを特徴とするとしたものである。
〔作 用〕
それ故、車輌の走行中には、車輌に搭載の走行用エンジ
ンの駆動によって油圧源から制御弁に向けて油圧が供給
されると共に、圧力センサや車輛センサ等からの各信号
が入力されるコントローラからの電気信号て制御弁が所
定の作動をする。
その結果、供給路からの油圧か油圧シリンダに供給され
該油圧シリンダにおけるシリンダ圧力か上昇される。
また、供給路からのパイロット油圧か制御弁を介して排
出路に配在のオペレートチェック弁に供給され、該オペ
レートチェック弁か開放作動する。
その結果、油圧シリンダからの油圧か制御弁及び排出路
を介してタンクに排出され、油圧シリンダにおけるシリ
ンダ圧力か低下か可能になる。
一方、油圧源の作動停止時及びフェールセーフ時には、
制御弁か不作動状態になり、排出路に配在のオペレート
チェック弁へのパイロット油圧の供給が停止される。
その結果、油圧シリンダからの油圧かタンクへ排出され
るのも原則的に阻止される。
ただ、油圧シリンダ側の油圧か異常に高いような場合に
は、排出路に配在の中立圧リリーフ弁か作動して上記高
圧の解消を可能にする。
従って、上記中立圧リリーフ弁の作動時間を長くする等
して、油圧シリンタ備の高圧が短時間にタンク側に排出
されないようにして、流体音の発生を防ぐことか可能に
なる。
また、油圧シリンダにおける油圧か低い場合には、油圧
源としてのメインアキュムレータからの油圧か制御弁に
おける隙間を介しての漏油として油圧シリンダに供給さ
れる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基いて、この発明の詳細な説明
する。
第1図に示すように、この発明の一実施例に係るアクテ
ィブサスペンションシステムたる油圧制御装置は、前記
した第6図に示す従来例と同様に、単動型の油圧シリン
ダlを有してなると共に、油圧源2、供給路3、制御弁
4、排出路5、タンク6及びオペレートチェック弁9を
有してなるとする。
そして、制御弁4及びオペレートチェック弁9を除き、
油圧シリンダl、油圧源2、供給路3、排出路5、タン
ク6の構成については、前記従来例と同様であるのでそ
の詳しい説明を省略する。
その他、この実施例に係る油圧制御装置の構成は以下で
ある。
先ず、この実施例にあっても、油圧シリンダlには減衰
ハルツlbとガスばねlcか接続されており、該油圧シ
リンダ1がその伸縮作動時にショックアフソーバとして
機能するように設定されている。
また、油圧源2は、車輌の走行用エンジンで駆動される
駆動源2aで作動される。
そして、供給路3には、脈動吸収用のアキュムレータ3
aか配設されると共に、フィルタ3bか配設され、さら
には、供給路3における逆流防止用のチエツク弁3c、
制御弁4側への供給油圧を補償するメインアキュムレー
タ3dか配設されてなる。
一方、上記排出路5のタンク6側端にはフィルタ5aか
配設されると共に、該フィルタ5aのやや上流側にはオ
イルクーラ5bか配設されてなるとし、かつ、該オイル
クーラ5bの上流側には該排出路5における脈動吸収用
のアキュムレータ5cか配設されると共に、該アキュム
レータ5C上流側に中立リリーフ弁5′d及び該中立リ
リーフ弁5dに直列する触り5eか配設されてなる。
因に、この実施例ては、アキュムレータ5cの上流側に
中立リリーフ弁5dとこれに並列する後述のオペレート
チェック弁9とか配設されてなるとするので、上記中立
リリーフ弁5d及びオペレートチェック弁9の上流側の
排出路5における回路構成を比較的軽微な構造とするこ
とかできる利点を生む。
また、上記排出路5の制御弁4寄りの部位には逆流防止
のチエツク弁5fと、該チエツク弁5fに並列する絞り
5gとか配設されてなる。
次に、L記供給路3と排出路5との間には連通路3eが
配設されてなると共に、該連通路3eにリリーフ弁3f
か配設されてなる。
該リリーフ弁3fは、供給路3における油圧。
即ち、油圧シリンダlにおけるシリンダ圧力を高低制御
する制御油圧を設定する。
そして、上記供給路3と排出路5との間には別の連通路
3gが配設されてなると共に、該連通路3gにチエツク
弁3hを配設してなる。
該チエツク弁3hは、供給路3からの油圧か排出路5に
及ぶのを阻止するか、逆に、排出路5からの油圧が供給
路3に及ぶことを許容するように設定されている。
ところで、この発明に係る油圧制御装置にあっては、供
給路3と制御弁4との間にパイロット油圧供給路31か
配設されると共に、制御弁4とオペレートチェック弁9
との間にパイロット油圧供給路9aが配設され、かつ、
制御弁4と排出路5との間にパイロット油圧排出路4a
か配設されてなるとしている。
その結果、供給路3に制御油圧か供給される際にはパイ
ロット油圧供給路31を介して制御弁4に所定のパイロ
ット油圧か供給され、該パイロット油圧はパイロット油
圧供給路9aを介してオペレートチェック弁9に供給さ
れるか、あるいは、パイロット油圧排出路4aを介して
排出路5に排出されるかのいずれかになる。
そして、オペレートチェック弁9にパイロット油圧供給
路9aを介して所定のパイロット油圧か供給される際に
は、制御弁4からの油圧、即ち、油圧シリンダlからの
油圧か該オペレートチェック弁9か配設されている排出
路5を介してタンク6に開放されることを可能にし、上
記油圧シリンダ1におけるシリンダ圧力の低下を可能に
する。
また、オペレートチェック弁9へのパイロット油圧の供
給か解除される場合には、上記油圧シリンダlからの油
圧か排出路5を介してタンク6に開放されなくなり、従
って、上記油圧シリンダlにおけるシリンダ圧力の低下
か阻止されることになる。
このとき、それまてオペレートチェック弁9に連通ずる
パイロット油圧供給路9aに供給されていたパイロット
油圧は、パイロット油圧排出路4aを介して排出路5に
排出される。
そしてまた、供給路3からのパイロット油圧かオペレー
トチェック弁9に供給されるか、あるいは排出路5に排
出されるかの選択は、制御弁4によって実行される。
ところて、制御弁4は、コントローラ(図示せず)から
の指令信号で作動されるように設定されており、該コン
トローラには制御弁4と油圧シリンダlとの間を連通す
る油路に配設の圧゛カセンサ(図示せず)がらの検出信
号及び車輌の車体に配設の車輛センサ(図示せず)から
の検出値かそれぞれλカされるとしている。
そして、この実施例に係る制御弁4は、第2図に示すよ
うに、メイン油圧切換部ioと、パイロット油圧切換部
20と、を有するように形成されてなる。
メイン油圧切換部10は、両方向からのスプリング11
.12の附勢力て維持される遮断ポジション13と、−
・方向からのスプリング11の附勢力で維持される排出
ポジション14と、他方向からのスプリング12の附勢
力で維持される供給ポジシコン15と、を有してなる。
また、上記メイン油圧切換部10において、排出ポジシ
ョンI4への切り換えは油圧シリンダlからの油圧かパ
イロット油圧として該排出ポジション14に作用するこ
とによっても実現され、供給ポジション15への切り換
えは上記パイロット油圧切換部20からのパイロット油
圧か該供給ポジション15に作用することによっても実
現されるとしている。
次ニ、パイロット油圧切換部2oは、ソレノイド21へ
の解磁時に維持される遮断ポジション22と、ソレノイ
ド2Iへの選択された励磁時に切り換えられる供給ポジ
ション23及び排出ポジション24と、を有してなる。
因に、上記制御弁4は、上記した第2図に示す実施例に
代えて、第3図に示すように、パイロ・ソト油圧切換部
20がソレノイド21を装備する電磁リリーフ弁25か
らなるとしても良い。
以上のように形成されたこの発明に係る制御弁4によれ
ば、パイロット油圧切換部20におけるソレノイド21
か励磁されると、供給路3から(7) パイロット油圧
か該制御弁4を介してオペレートチェック弁9に供給さ
れて、排出路5か開放されることになる。
そしてこのとき、制御弁4のメイン油圧切換部10てこ
れか供給ポジション15に切り換えられることになり、
従って油圧源2からの油圧が供給路3を介して油圧シリ
ンダlに供給されることになる。
また、パイロット油圧切換部20におけるソレノイド2
1への励磁てこれか排出ポジション24に切り換えられ
ると、パイロット油圧供給路9aにおけるパイロット油
圧か制御弁4及びパイロット油圧排出路4aを介して排
出路5に排出されることになり、従って、オペレートチ
ェック弁9かチエツク弁状態になる。
そしてこのとき、油圧シリンダlからの油圧か制御弁4
を介して排出路5に排出されることか阻IFされ、油圧
シリンダlにおけるシリンダ圧力の低下が阻止される、
即ち、車輌の車高か維持されることになる。
ところで、上記制御弁4の構造については、種々の提案
をなし得るか、この実施例ては、第4図に示すような構
造とされている。
即ち、該制御弁4は、バルブボディ40のほぼ軸芯部に
両方向からの附勢ばね41.42て中立するように保持
されたスプール43を摺動可能に有してなる。
該スプール43は、二つのラント部43a 、 4:l
bを有してなり、一方のランド部43aは、その外周か
バルブボディ40に開穿のボート40aの開口に開閉可
能に対向し、他方のランド部43bは、その外周かバル
ブボディ40に開穿のボート40bの開口に開閉可能に
対向するように形成されている。
尚、上記一方のランド部43aは、その摺動性か阻害さ
れないように、その外周部での漏油か許容されている。
そして、上記二つのラント部43a 、 43bてバル
ブボディ40内に区画形成される容室40cは、上記バ
ルブボディ40に開穿のボート40dに連通している。
該ボート40dは、バルブボディ40に開穿のボート4
0eに連通され、該ボート40eはバルブボディ40に
開穿されて前記一方の附勢ばね41を収装する容室40
fに連通されている。
尚、上記ボート40eには絞り40gか配設されている
一方、他方の附勢ばね42を収装するようにバルブボデ
ィ40に開穿されている容室40hは、バルブボディ4
0に開穿のボート401に連通し、該ボート40iは、
パルツボデイ40に開穿のボート40jに連通している
尚、ボート40iには絞り40kか配在され、ボート4
0jには絞り401か配在されている。
L記ボート40jは、一方て前記パイロット油圧供給路
31を介して供給路3に連通されていると共に、前記パ
イロット油圧供給路9aを介してオペレートチェック弁
9に連通されている。
そして、上記ボート40iは、バルブボディ40に開穿
されると共にポペット44で区画されて該ポペット44
の先端側を収装する容室40曹に連通している。
尚、バルブボディ40には、上記ポペット44で区画さ
れて該ポペット44の後端側を収装する容室40nが形
成されている。
該容室40厘は、バルブボディ4oに開穿のボート40
0を介して前記パイロット油圧排出路4aに連通される
としている。
また、上記ボート40oは、バルブボディ40に開穿の
ボート40pを介して上記容室40nに連通されている
そしてまた、上記ポペット44の後端は、前記ソレノイ
ド21のプランジャ45の先端に当接されるとしている
尚、前記他方の附勢ばね42を収装するようにバルブボ
ディ40に開穿される容室40hの内周には、0リンク
からなるシール46か介装されてなるとし、前記スプー
ル43の他方のランド部43bか該シール46に摺接す
るときに所定のシール性が発揮されるように構成されて
なる。
これは、他方のラント部43bかボート40bを開放す
るときに、容室40cにおける油圧が容室40hに及ば
ないようにするためである。
それ故、この実施例に係る制御弁4にあっては、図示す
る状態からソレノイド21への電流印加でプランジャ4
5か突出すると、ポペット44か図中左行するように前
進する。
そして、ポペット44の前進てパイロット油圧供給路3
1とパイロット油圧排出路4aとの連通か阻止される一
方でパイロット油圧供給路3jとパイロット油圧供給路
9aとの連通か可能とされ、オペレートチェック弁9へ
の所定のパイロット油圧の供給を可能にする。
一方、ソレノイド21への電流印加の解除時には、プラ
ンジャ45か後退傾向になって、ポペット44か図示す
るように後退状態になる。
その結果、パイロット油圧供給路31か専らパイロット
油圧排出路4aに連通され、従って、オペレートチェッ
ク弁9へのパイロット油圧の供給か解除される。
このとき、スプール43は、所謂中立状態にあって、二
つのラント部43a 、 43bかそれぞれに対向する
ボート40a 、 40bを閉塞するのて、供給路3か
らの油圧か油圧シリンダ1に供給されなくなるのは勿論
、油圧シリンダlからの油圧も排出路5に解放されなく
なる。
しかしなから、この制御弁4において、一方のランド部
43aの外周における漏油か許容されているので、油圧
シリンタl側の油圧か低い場合には、油圧源2側のから
の油圧が上記ランド部43aの外周における漏油として
ゆっくり油圧シリンダ1偏に供給されることになる。
尚、他方のランド部43bによるボート40bの閉塞か
解除されて、油圧シリンダlからの油圧か排出路5を介
してタンク6に排出される場合に、シール46の配在て
容室40cに及んている油圧か他方の附勢ばね42を収
装している容室40h内に及ぶことはない。
また、図示する閉弁状態から、スプール43か図中右行
するように摺動する場合には、ランド部43bによるボ
ート40bの閉塞か解除されて油圧シリンダl側とタン
ク6側との連通か可能になる。
次に、この発明に係る油圧制御装置においては、排出路
5に配設されるオペレートチェック弁9について種々の
構造を提案し得るか、この実施例にあっては、第5図に
示すような構造とされている。
即ち、オペレートチェック弁9は、バルブボディ90の
軸芯部に開穿の容室90a内に収装されて附勢ばね91
で図中右行方向となる前進方向に附勢されたポペット9
2を有してなり、該ポペット92は、上記容室90aに
連通するようにバルブボディ90に開穿の容室90b内
にその先端を臨在させている。
そして、上記ポペット92が前進状態にあるときには、
上記容室90aと容室90bとの連通を遮断するように
機能する。
また、上記バルブボディ90は、上記容室90bに連通
するように形成された容室90cを有してなると共に、
該客室9Oc内にパイロットピストン93を摺動可能に
収装してなる。
そして、該パイロットピストン93は、その前進時に、
その先端側のロフト部93aか上記ポペット92の先端
に当接されると共に該ポペット92を後退させるように
機能し、該ポペット92か遮断している上記容室90a
と容室90bとの連通を可能にする。
そのため、E記ハルブボティ90には、上記容室90a
連通するボート90d、上記容室90bに連通するボー
ト90e及び上記容室90cに連通するボート90fか
形成されてなるとする。
尚、上記ボート90dは、排出路5を介して制御弁4偏
に連通され、上記ボート90eは、排出路5を介してタ
ンク6側に連通され、上記ボート90rは、パイロット
油圧供給路9aを介して制御弁4に連通されている。
それ故、この第5図に示すオペレートチェック弁9によ
れば、制御弁4からのパイロット油圧、即ち、供給路3
からのパイロット油圧がパイロットピストン93の背後
に作用することて。
該パイロットピストン93か前進し、これに伴って、ポ
ペット92か後退し、容室90aと容室90bとの連通
か可能になる。
その結果、制御弁4からの油圧、即ち、油圧シリンダl
からの油圧かタンク6に排出されることになり、上記油
圧シリンダlにおけるシリンダ圧力か低下されることに
なる。
そして、上記パイロットピストン93の背後へのパイロ
・ソト油圧か解除されると、該パイロットピストン93
に隣接しているポペット92か前進することになり、従
って、容室90aと容室90bとの連通か遮断されるこ
とになる。
以上のように形成されたこの実施例に係る油圧制御装置
たるアクティブサスペンションシステムにあっては、図
示しない圧力センサ及び車輛センサからの各信号かコン
トローラに入力されると共に、該コントローラからの電
気信号で油圧源2及び制御弁4か作動される。
そして、油圧源2から供給路3を介して制御弁4に供給
される制御油圧は、一方てパイロット油圧供給路31を
介してパイロット油圧としてオペレートチェック弁9に
供給されると共に、他方で制御弁4を介して油圧シリン
ダlに供給される。
このとき、制御弁4は、ソレノイド21への電流印加て
突出するプランジャ45によって、ポペット44を前進
させてパイロット油圧供給路31と98との連通を可能
にし、オペレートチェック弁9に所定のパイロット油圧
を供給する。
オペレートチェック弁9にパイロット油圧か供給される
と該オペレートチェック弁9か開放弁状態になり、従っ
て、油圧シリンダlからの油圧が排出5路を介してタン
ク6に排出されることになり、油圧シリンダlにおける
シリンダ圧力の低下、即ち、車輌車高の下降か可能にな
る。
このとき、制御弁4においては、スプール43の他方の
ランド部43bによるハウジング40に開穿のボート4
0bの閉塞か解除されて、油圧シリンダlからの油圧か
ハウシング40に開穿の容室40cを介してタンク6に
排出されることになるか、他方の附勢ばね42を収装し
ている容室40hの内周にシール46か配在されている
ことて、容室40cに及ふ油圧か上記容室40hに及ぶ
ことかなく、従って、該制御弁4の所謂誤作動か招来さ
れない。
一方、油圧源2からの制御油圧か制御弁4を介して油圧
シリンダlに供給されると、該油圧シリンダ1における
シリンダ圧力かと昇されることになり、その結果、車輌
車高の上昇が可能になる。
次に、ソレノイド21への電流印加の解除時、即ち、輛
の走行用エンジンの停止のときあるいはフェールセーフ
時には、プランジャ45か後退傾向になって、ポペット
44が図示するように後退状態になる。
その結果、パイロット油圧供給路31が専らパイロット
油圧排出路4aに連通され、従って、オペレートチェッ
ク弁9へのパイロット油圧の供給か解除される。
上記オペレートチェック弁9へのパイロット油圧の解除
時には、排出路5の該オペレートチェック弁9部分にお
ける排出路5の連通か遮断されることになり、従って、
油圧シリンダl側からの油圧のタンク6側への排出か阻
止されることになる。
その結果、油圧シリンダ1におけるシリンダ圧力か、走
行用エンジンの停止のときあるいはフェールセーフ時の
状態に維持され、その際の車輌車高が維持される。
もっとも、該オペレートチェック弁9の上流側か高圧で
ある場合には、該オペレートチェック弁9に並列する中
立リリーフ弁5dの上流側か高圧状態にあることになり
、従って、該中立リリーフ弁5dの作動てその上流側の
油圧かタンク6に排出され、油圧シリンダlにおけるシ
リンダ圧力が適正性に維持されることになる。
その結果、上記中立リリーフ弁5dにおける作動時間を
制御すれば、オペレートチェック弁9の上流側の高い油
圧を一気にタンク6偶に開放されなく、従って、走行用
エンジンの停止時に流体音か発生されなくなる。
尚、走行中の車輌に大きい路面振動か入力されて油圧シ
リンダlにおける油圧か大きく変動される場合には、該
油圧か絞り1bを介してのガスばね1cて制御され、該
油圧シリンダ1に所定のショックアフソーハ機能か発揮
される。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、油圧シリンダにおけ
るシリンダ圧力を制御弁の作動で適宜に調整し得るのて
、走行路面の状況に応して車輌車高を適正に調整するこ
とか可能になるのは勿論のこと、フェールセーフ時や長
時間駐車時等に対応して排出路へのオペレートチェック
弁の配設のみて足りるので、その全体重量の低減化やコ
ストの低廉化か可能になり、車輌の懸架系たるアクティ
ブサスペンションシステムへの利用に最適となる利点か
ある。
また、この発明によれば、フェールセーフ時や長時間駐
車時等に油圧シリンダにおけるシリンダ圧力を排出路に
配設の中立リリーフ弁で適正に維持し得るので、車高か
必要具−Fに低下されるような不都合かなくなる利点か
ある。
そして、この発明によれば、排出路に配在されるアキュ
ムレータか該排出路に配在されるオペレートチェック弁
の下流側に配設されているのて、該オペレートチェック
弁の上流の制御油圧を低く設定することか可能になり、
従って、該部分における油圧回路の構成を軽微にするこ
とか可能になる利点がある。
さらに、この発明によれば、排出路に配設されるアキュ
ムレータがオペレートチェック弁の下流側に配設される
ことて、該オペレートチェック弁の上流側の油圧解放時
にこれか速やかに可能になり、以降の制御か迅速に実行
できることになる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る油圧制御装置たるア
クティブサスペンションシステムを示す回路図、第2図
及び第3図はそれぞれ制御弁の実施例を示す原理図、第
4図は制御弁の一実施例を示す断面図、第5図はオペレ
ートチェック弁の−・実施例を示す断面図、第6図は従
来例としての油圧制御装置たるアクティブサスペンショ
ンシステムを示す回路図である。 〔符号の説明〕 1・・・油圧シリンダ 2・・・油圧源 3・・・供給路 3a、 9a・・・パイロット油圧供給路4・−・制御
弁 4a・・・パイロット油圧排出路 5・・・排出路 5 d−・・中立リリーフ弁 6・・・タンク 9・・・オペレートチェック弁 代 理 人  弁理士 天 野  泉 第2図 −11A− 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧源からの油圧を供給路及び制御弁を介して油圧シリ
    ンダに供給して該油圧シリンダにおけるシリンダ圧力を
    上昇させると共に、上記油圧シリンダからの油圧を制御
    弁及び排出路を介してタンクに排出して該油圧シリンダ
    におけるシリンダ圧力を低下させるように形成されてな
    る油圧制御装置において、排出路には制御弁側からの油
    圧をタンク側に解放する中立圧リリーフ弁が配設されて
    なると共に、該中立圧リリーフ弁に並列してパイロット
    油圧の供給時に作動して制御弁側からの油圧をタンク側
    に解放するオペレートチェック弁が配設されてなり、供
    給路には制御弁にパイロット油圧を供給するパイロット
    油圧供給路が接続されてなると共に、上記制御弁には該
    制御弁を介してのパイロット油圧を上記オペレートチェ
    ック弁に供給するパイロット油圧供給路及び上記制御弁
    を介してのパイロット油圧をオペレートチェック弁の下
    流側の排出路に排出させるパイロット油圧排出路が接続
    されてなることを特徴とする油圧制御装置
JP28133390A 1990-10-19 1990-10-19 油圧制御装置 Pending JPH04159118A (ja)

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