JPH04158518A - 半導体ウェハ熱処理装置 - Google Patents

半導体ウェハ熱処理装置

Info

Publication number
JPH04158518A
JPH04158518A JP28470090A JP28470090A JPH04158518A JP H04158518 A JPH04158518 A JP H04158518A JP 28470090 A JP28470090 A JP 28470090A JP 28470090 A JP28470090 A JP 28470090A JP H04158518 A JPH04158518 A JP H04158518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
transfer device
boat
semiconductor
semiconductor wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28470090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Matsumoto
一秀 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP28470090A priority Critical patent/JPH04158518A/ja
Publication of JPH04158518A publication Critical patent/JPH04158518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体ウェハに酸化、拡散及びアニール等の
熱処理を施すのに使用して最適な半導体ウェハ熱処理装
置に関する。
(従来の技術) 半導体ウェハに酸化、拡散及びアニール等の熱処理を施
す半導体ウェハ熱処理装置としては、半導体装置の微細
化及び高集積化が進むにつれ縦型炉(反応管)が使われ
始めている。
第11図は、従来の一般的な縦型拡散炉システムにおい
て、半導体ウェハの熱処理工程かクリーンルーム内でど
のようになされていくかを概略的に示す平面図である。
即ち、半導体ウェハW(第12図参照)が収められたウ
ェハキャリア1は、前工程から作業者或いは無人搬送車
等によって順次ウェハ移載装置2まで搬送されてくる。
そして、このウェハキャリア1内の半導体ウェハWは、
このウェハ移載装置2によってウェハボート3に移載さ
れるのであるが、これを第12図により説明する。
即ち、ウェハ移載装置2は、ハンドラ4、水平移動装置
ら、上下駆動装置6及び伸縮装置7とから主に構成され
て、ハンドラ4が3次元方向に移動できるようになされ
ているとともに、ハンドラ4自身も、半導体ウェハWを
挾むために水平方向の開閉できるようになされている。
前記水平移動装置5には、ボールねじ5aが備えられ、
このボールねじ5aの回転によりハンドラ4、上下駆動
装置6及び伸縮装置7は、ガイドレールに沿って直線的
に駆動する構造となっている。また、ウェハキャリア1
は、底を開いた構造となっており、この中に例えば12
枚の半導体ウェハWが収められている。
更に、ウェハキャリア1の下方には、ウェハ押上機8か
配設され、このウェハ押上機8にょリウエハキャリア1
内の半導体ウェハWは真下から押し上げられ、押し上げ
られた半導体ウェハWは、ハンドラ4によって左右から
挟まれウェハボート3に移し換えられる。
そして、ウェハボート3内に、例えば100〜150枚
の半導体ウェハWが移載された後、ウェハボート3は、
第13図に示すように、姿勢変換機構9に設置されてい
るモータ10の回転により垂直に立てられ、この状態で
ウェハボート搬送装置11に移される。
そして、ウェハボート3は、ボールねじ12aを使用し
た水平移動機構12により所望のユニット装置13の前
まで運ばれ、ウェハボート搬送装置11からウェハボー
ト移載装rl114によってユニット装置13に写し換
えられ、加熱ヒータ15が周囲に設置されている反応管
16の内部に挿入されるのであるが、これを、第14図
により説明する。
即ち、ウェハボート3は、ハンドラ水平移動機構17に
より水平移動可能なウェハボート移載装置14のボート
ハンドラ14aによって支持され、回転機構18により
180度回転された後、ボートエレベータ19に乗せら
れる。そして、ウェハボート3が載置されたボートエレ
ベータ19は、ボートエレベータ用ボールねじ19aの
回転によって上方に動いて行く。
この時、反応管16の内部は、数100’Cの温度にな
っているので、炉内に空気を巻き込まれないようにN2
ガスを炉内上部から流し出している。
また、炉口の周囲には、フィルタ20が設置してあり、
清浄な空気がダウンフロー型で流れて半導体ウェハWへ
のパーティクル付着を防止するようなされている。
以上述べたように、反応管16内に半導体ウェハWを配
置する際、ウェハキャリア1からウェハボート3への半
導体ウェハWの移載、ウェハボート3による半導体ウェ
ハWの搬送は、パーティクル付着防止のためクリーンル
ーム内の清浄な空気の環境下で、また反応管16へ挿入
前のボートエレベータ19による半導体ウェハWの搬送
は、同じ主旨によりフィルタ2oの下で行われていた。
但し、反応管16内のみは、半導体ウェハWの酸化防止
を図るため、N2ガス雰囲気になっていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のように構成された半導体ウェハ熱処理
装置では、今後の更なる半導体装置の高集積化、高性能
化に対応してい(ことは難しいと考えられる。
即ち、半導体ウェハの表面に20〜30人程度の変形に
薄い膜を均一に、再現性良く、汚染されることなく形成
させるのには、パーティクル付着防止だけに主眼をおい
た装置ではなく、パーティクル付着防止とともに膜形成
前及び膜形成後の半導体ウェハ表面を清浄にコントロー
ルしながら熱処理工程を終わらせる必要がある。
そこで本発明の目的は、コンタミネーションフリーで半
導体ウニ/1の表面に極く薄い膜を均一に、しかも再現
性良く形成することができるようにしたものを提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係る半導体ウェハ熱
処理装置は、ユニット装置に組み込まれた反応管の内部
と連通し密閉可能で不活性ガスを満たしたトンネル内に
、ウェハキャリア搬送装置、ウェハ移載装置、ウェハボ
ート搬送装置及びウェハボート移載装置を設置したもの
である。
そして、前記ユニット装置、ウェハキャリア搬送装置、
ウェハ移載装置、ウェハボート搬送装置及びウェハボー
ト移載装置の各々に、これらの各装置で保持した半導体
ウエノ\に向けて不活性ガスを噴射する不活性ガス吹出
し装置を夫々装着したり、前記ウェハキャリア搬送装置
、ウェハ移載装置及びウェハボート搬送装置の搬送車の
駆動源に磁気浮上装置を使用するとともに、前記ウェハ
移載装置のウェハチャック部に静電チャック装置を、ウ
ェハボート移載装置のボート支持部及びユニット装置の
ボートエレベータにシリンダを夫々使用することもでき
る。
(作 用) 上記のように構成した本発明によれば、半導体ウェハは
、反応管内での熱処理の前後における移動及び移載時に
おいて、常に不燃性ガス雰囲気内に置かれ、これによっ
てパーティクルの付着を防止するとともに、膜形成前後
における半導体ウェハの表面を、空気中の酸素や水分等
による化学反応を防止することにより清浄にコントロー
ルして、極く薄い膜を均一に、しかも再現性良く形成す
ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例の全体を概略的に示す平面
図で、反応管16が組込まれたユニット装置13の前方
には、内部に不活性ガスN2を満たしたトンネル21が
設置されている。
このトンネル21の中には、磁気浮上装置22を駆動源
とした搬送車23a、23b、23cを夫々有するウェ
ハキャリア搬送装置24、ウェハ移載装置25及びウェ
ハボート搬送装置26が配置され、磁気浮上装置22用
の一方のガイドレール27aは、工程間の搬送も兼ねて
、他方のガイドレール27bより上下方向に長く延びて
いる。
また、トンネル21の端部には、搬送車23cが通過す
る時のみ開閉する扉28が配置されている。
前記搬送車20aの上にはウェハキャリア1が、搬送車
20cの上にはウェハボート3が夫々載置されており、
磁気浮上装置22の所々には、別のウェハキャリア1や
ウェハボート3が通過する時などに使用するための搬送
車20a、20cの待機場所29が設けられている。
なお、上記搬送車20a、20cは、同一構成で、一方
がウェハキャリア搬送装置24用として、他方がウェハ
ボート搬送装置26用として使用されるようなされてい
る。
前記ユニット装置13の後方には、反応管16へのガス
供給装置30が、またユニット装置13の一側方には、
トンネル21内へN2等の不活性ガスを導入するフード
31が夫々設置されている。
第2図はトンネル21の横断面図を示すもので、トンネ
ル21内への不活性ガスN2の導入は、次のようにして
行われる。即ち、不活性ガスN2は、屋外に設置された
液体窒素タンクからガス純化装置を経てクリーンルーム
内の壁32の後方のユーティリティゾーンに入ってくる
。このユーティリティゾーンのフード33には、ファン
34が設置されており、フィルタ35を通過してトンネ
ル21に入り、トンネル21のフィルタ36を通過して
ダウンフローで床のグレーティング37に流れ出すよう
なされている。
ここに、トンネル21の天井38は、クリーンルーム内
の気流を乱さないように円弧状になっている。
上記のように構成することにより、以下のような顕著な
効果を奏する。
先ず、前工程で処理された半導体ウェハWは、直ぐにN
2ガス雰囲気のトンネル21内に置かれるので、従来の
ように空気中の酸素や水分等によって半導体ウェハWの
表面が化学反応を起こすことなく清浄に保たれる。この
ことは、一連の半導体ウェハWの搬送及び移載中におい
て更に顕著となる。
なお、トンネル21内に導入するN2ガスをフィルタ3
5.36によって清浄なガスとなし、更にダウンフロー
に流れ出させることによって、半導体ウェハWの表面の
パーティクル付着も防止することかできる。しかも、半
導体ウェハWが存在する空間は、トンネル21によって
隔離されているので、周囲からの汚染を受けることもな
い。
これらの効果は、例えば前記第11図乃至第14図に示
す従来の一般的なウェハキャリア搬送装置、ウェハ移載
装置2及びウェハボート搬送装置11等を用いた半導体
ウェハ熱処理装置においても同様であるが、本実施例は
、更に次のような効果を奏する。
即ち、ウェハキャリア搬送装置24、ウェハ移載装置2
5及びウェハボート搬送装置26の搬送車23a、23
b、23cの駆動源に磁気浮上式装置22を使用したの
で、搬送が不接触となり、ボールねし等の機械的接触部
からのパーティクルの発生を皆無とすることができる。
ここに、半導体ウェハWの移載は、ウェハキャリア搬送
装置24の搬送車23aをガイドレール27a上に静止
させた状態で行われる。ウェハキャリア搬送装置24用
の搬送車23aとウェハボート搬送装置26用の搬送車
23cは、同じガイトレール27a上にあるが、待機場
所29が設けであるので、互いに邪魔することなく搬送
でき、一対のガイドレール27a、27bでウェハキャ
リア1とウェハボート3の混在した搬送が可能となる。
次に、磁気浮上装置22を駆動源としたウェハ移載装置
25の詳細を第3図に示す。
ガイドレール27bの外枠は、非磁性のアルミニウム等
で作られており、これに強磁性レール39が取付けられ
、一方搬送車23bと一体にこの下方には電磁石40が
備えられている。
同図(イ)は、電磁石40が働いていない状態、即ちガ
イドレール27b上に搬送車23bが降りて静止した状
態を示している。そして、電磁石40が働くと、強磁性
レール39との間に吸引力が働き、搬送車23bが浮上
し磁力によっる推進力を得て走行するようなされている
搬送車23bの上には、上下駆動装置41が立設されて
いるのであるが、この上下駆動装置41には、N2ガス
がバイブを通して出入りすることにより、密閉された筒
内でピストンが上下に動く機構が採用されている。そし
て、この上下駆動機構41の上端には、水平にガイドレ
ール27gの方向に延びる腕42が連結され、この腕4
2の先端には、静電チャック装置43が備えられている
この静電チャック装置43は、各一対の電極部44.4
4で半導体ウェハWを1枚を保持しているが、この各一
対の電極部44.44間には、2〜41ffの直流電圧
が印加できるようになっている。
同図(0)は、静電チャック装置43を上から見た図で
、25対の電極部44を取り付けた場合を示しもので、
これにより一度に25枚の半導体ウェハWを保持・移載
できる。
同図(ハ)は、静電チャック装置43における電極部4
4の断面図を示すもので、この内部には、リード線45
が接続された銅板電極46が埋設させ、絶縁物47で被
覆されている。これにより、同図(イ)において、一対
の電極部44.44に電圧か印加されると、一方の絶縁
物47の表面にプラスの静電気が、他方にマイナスの静
電気が夫々発生し、この静電気によって半導体ウェハW
が吸着されるようなされている。
同図(ニ)は、−本の電極部44を備えることによって
、半導体ウェハWを保持するようにした例を示す。即ち
、絶縁物47の片方に導電性金属48を貼付け、銅板電
極4oとの間に電圧を印加して半導体ウェハWを吸着す
るようにしたものである。
上記ウユハ移載装W25によれば、半導体ウェハWの着
脱は、電気的制御で簡単に、また半導体ウェハWの重量
及び数量に合わせて制御できる。
しかも、従来例のように機械的把持部がないので、パー
ティクルの発生が皆無となる。更に、磁気浮上装置22
を備えたウェハ移載装置25とすることによって、半導
体ウェハWの搬送時のパーティクル発生もなくすことが
できる。
第4図(イ)は、搬送車2Ba上において、ウェハボー
ト3が支持枠49に載置されている状態のウェハボート
搬送装置26の平面図を示すものである。支持枠49の
基部には、ボート姿勢変換装置50が取り付けてあり、
このボート変換装置50は、回転用腕51、モータ52
及び水平回転用モータ53から主に構成されている。そ
して、半導体ウェハWは、ウェハボート3の真上から降
ろされてこの内部に載置され、所定の枚数移載された後
、ユニット装置13の前まで搬送されるようなされてい
る。なお、モータ52は、後述するように、支持枠49
を垂直に立てるために使用されるものである。
同図(ロ)は前記(イ)の側面図、同図(ニ)は同じく
側面図であり、モータ52の下には、垂直に立てた支持
枠49を水平回転させるための水平回転用モータ53が
取付けられている。また、支持枠43の下方は、半導体
ウェハW及びウェハボート3の出し入れのため開放され
ている。
上記のように構成したウェハボート搬送装置26によれ
ば、従来装置に比べ構造が簡単となり、パーティクル発
生源となる機械的駆動部を減らすことができる。更に、
磁気浮上装置22を備えたウェハボート搬送装置26と
することにより、ウェハ搬送時のパーティクル発生を皆
無となすことができる。
次に、第5囚は、半導体ウェハWが載置されたウェハボ
ート3を反応管16内に挿入する時の状態を示す図であ
る。
磁気浮上装置22を備えたウェハボート搬送装置26に
よって運ばれてきたウェハボート3は、ユニット装置1
3の前で静止した後、モータ52によって垂直に立てら
れ、支持枠49の開放部が炉の方向に向くよう水平回転
用モータ53で回転させられる。この後、ウェハボート
移載袋fif54により、ウェハボート3がボートテー
ブル55に移される。
第5図及び第6図に示すように、前記ウェハボート移載
装置54は、シリンダ式ボート支持装置56とこれに直
結されたボート移載用モータ57とから主に構成され、
シリンダ式ボート支持装置56は、支持板58、水平駆
動用シリンダ59、垂直駆動用シリンダ60から主に構
成されている。
水平駆動用シリンダ59には、N2ガスが出入りするボ
ート61が取付けられてあり、ここからのN2ガスの出
入りによってピストン62がシール63を介して水平方
向に駆動し、支持板58がウェハボート3の下に挿入さ
れる。一方、垂直駆動用シリンダ60も同じ方法で垂直
方向に動作し、これによってウェハボート3が持ち上げ
られるようなされている。
そして、垂直駆動用シリンダ60に直結したボート移載
用モータ57が回転し、支持板58が反対側に回転され
て、ボートテーブル55上にウェハボート3が乗せられ
る。
第5図に示すように、ウェハボート3を反応管16内に
挿入する時、ボートテーブル55はユニット装置13の
上部に設置されたシリンダ式ボートエレベータ装置64
によって持ち上げられる。
このボートエレベータ装置64の動作は、上述と同じも
のである。
そして、ユニット装f13には、N2ガスがユニット装
置用不活性ガス吹出し装置65aがら流れている。
このように、半導体ウェハWの搬送から熱処理までの一
連の動作は、全て不活性ガス雰囲気中で行われる。そし
て、反応管13内で所定の条件により熱処理された半導
体ウェハWは、上述の動作とは逆の動作でウェハキャリ
アlに戻され、次工程に搬送されるようなされている。
上記のように、本実施例のウェハボート搬送装置54は
、密封構造となったシリンダ式ボート支持装置56と、
これに直結されたボート移載用モータ57とから構成さ
れているので、ボールねしのような機械的摺動部がなく
、パーティクルの発生を皆無に抑えることができる。ま
た、ユニット装置13においても、従来は第13図に示
すようにボールねじによる駆動装置であったため、特に
サブミクロン以下のパーティクルの発生は防ぎきれなか
っが、上記シリンダ式ボートエレベータ装置54を使用
することにより、上述と同様の理由によりパーティクル
の発生を皆無に抑えることができる。
以上述べてきたように、上記実施例によれば、半導体ウ
ェハの搬送、移載及び反応管16内の挿入等の一連の工
程は、全て不活性ガス雰囲気のトンネル21内で行われ
、しかも機械的摺動部を極力排したことにより、コンタ
ミネーションフリーで半導体ウェハ表面にごく薄い膜を
均一に、再現性良く形成させることができる。
次に、他の実施例を図面を参照しながら説明する。但し
、これまでと重複する部分は同じ番号を付して説明を省
略する。
第7図(イ)は、ウェハキャリア搬送装置24において
、搬送車23a上の半導体ウニ/)Wが載置されたウェ
ハキャリア1の側方に不活性ガス吹出し装置60bを設
置し、この不活性ガス吹出し装置65bから吹出したN
2ガスを、ウニノーキャリア1の側面から半導体ウェI
\面に平行な層流となって流れていくようにしたもので
ある。
同図(ロ)は、ウェハキャリア1の正面図であり、半導
体ウェハWは4本のウェハ支持棒1aによってその下部
を支持されている。また、ウェハキャリア1は、キャリ
ア支持板1bにより搬送車23aに固定されている。
同図(ハ)は、不活性ガス吹出し装置65bの正面図、
同図(ニ)は同じく横断面図であり、不活性ガス導入口
66と、櫛歯状のスリット67が多数設けられている。
そして、不活性ガス吹出し装置66bの側面から導入さ
れたN2ガスは、スリット67により層流となる。
このように、不活性ガス吹出し装置65bをウェハキャ
リア搬送装置24に取付けることにより、不活性ガス雰
囲気のトンネル21内にウェハキャリア搬送装置24を
置いて半導体ウニ/’Wの表面を清浄に保つことができ
る。更に、磁気浮上装置22を備えたウェハキャリア搬
送装置24に設置することにより、搬送時におけるパー
ティクルの発生を皆無とすることができる。
第8図は、ウェハボート搬送装置26の支持枠49に上
記とほぼ同様な構成の不活性ガス導入口66と櫛歯状の
スリット67を多数設けた不活性ガス吹出し装置65c
を取付け、N2ガスがウェハボート3に設置された半導
体ウニ/1面に平行な層流となって流れ出すようにした
ものであり、これにより上述した効果と全く同じ効果が
得られる。
第9図は、ウェハ移載装置25の腕42に上記とほぼ同
様な構成の不活性ガス導入口66と櫛歯状のスリット6
7を多数設けた不活性ガス吹出し装置65dを取付け、
N2ガスが静電チャック装置43で保持された半導体ウ
ェハ面に平行な層流となって流れ出すようにして、上述
した効果と同じ効果が得られるようにしたものである。
第10図は、ウェハボート移載装置54に上記とほぼ同
様の構成の不活性ガス吹出し装置65eを取付け、ウェ
ハボート3を搬送している状態を示した図であり、この
場合も、N2ガスは、ウェハボート3に設置された半導
体ウェハ面に平行な層流となって流れ出し、上述した効
果と全く同じ効果が得られる。
ユニット装置13においては、第5図に示したように、
装置内の空間はN2ガス雰囲気になっており、半導体ウ
ェハ表面が清浄に保たれたまま反応管16内に挿入され
る。
更に他の実施例として、ウェハキャリア1をユニット装
置6まで搬送し、ユニット装置6内に設置されているウ
ェハボート3に半導体ウニ/〜を移載するようにしたも
のにおいても、これまで述べてきた構成を採用すること
ができ、同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明は上、記のような構成であるので、半導体ウェハ
は、反応管の熱処理の前後における移動及び移載時に常
に不燃性ガス雰囲気中に置かれることになり、これによ
って空気中の酸素や水分等による化学反応を防止して半
導体ウェハの表面を常に清浄にコントロールし、バテー
チイクルの付着を防止するとともに、極く薄い膜を均一
に、しかも再現性良く形成することができるといった効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第2図は
同じく横断側面図、第3図はウェハ移載装置を示し、同
図(イ)は正面図、同図(ロ)は平面図、同図(ハ)は
電極部の断面図、同図(ニ)は他の例の電極部の断面図
、第4図はウェハボート搬送装置を示し、同図(イ)は
平面図、同図(ロ)は正面図、同図(ハ)は側面図、第
5図はウェハボートの炉内挿入時の状態を示す横断側面
図、第6図はウェハボート移載装置の正面図、第7図は
ウェハキャリア搬送装置の他の実施例を示し、同図(イ
)は側面図、同図(ロ)は正面図、同図(ハ)は不活性
ガス吹出し装置の正面図、同図(ニ)は同しく縦平面図
、第8図はウェハボート搬送装置の他の実施例を示し、
同図(イ)は平面図、同図(ロ)は正面図、第9図はウ
ェハ移載装置の他の実施例を示し、同図(イ)は正面図
、同図(ロ)は側面図、第10図は他の実施例を示す第
5図相当図、第11図乃至第14図は従来例を示し、第
11図は概略平面図、第12図はウェハ移載装置の概略
正面図、第13図はウェハボート姿勢変換装置の概略図
、第14図は第5図相当図である。 13・・・ユニット装置、15・・・加熱ヒータ、16
・・・反応管、21・・・トンネル、22・・・磁気浮
上装置、23 a 、  23 b 、  23 c−
−−搬送車、24−・・ウェハキャリア搬送装置、25
・・・ウェハ移載装置、26・・・ウェハボード搬送装
置、27a、27b・・・カイトレール、30・・・ガ
ス供給装置、39・・・強磁性レール、40・・・電磁
石、43・・・静電チャック装置、50・・・ボード姿
勢変換装置、54・・・ウェハボート移載装置、55・
・・ウェハテーブル、56・・・ボード支持装置、57
・・・ボード移載用モータ、64・・・ボートエレベー
タ装置、65a〜65e・・・不活性ガス吹出し装置、
66・・・ガス導入口、67・・・スリット。 出願人代理人  佐  藤  −雄 ご 第2図 (イ)  ′ 第4図 第5図 第6図 (ロ) 第8図 (イ) 第7図 第12図 第13図 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ユニット装置に組み込まれた反応管の内部と連通し
    密閉可能で不活性ガスを満たしたトンネル内に、ウェハ
    キャリア搬送装置、ウェハ移載装置、ウェハボート搬送
    装置及びウェハボート移載装置を設置したことを特徴と
    する半導体ウェハ熱処理装置。 2、前記ユニット装置、ウェハキャリア搬送装置、ウェ
    ハ移載装置、ウェハボート搬送装置及びウェハボート移
    載装置の各々に、これらの各装置で保持した半導体ウェ
    ハに向けて不活性ガスを噴射する不活性ガス吹出し装置
    を夫々装着したことを特徴とする請求項1記載の半導体
    ウェハ熱処理装置。 3、前記ウェハキャリア搬送装置、ウェハ移載装置及び
    ウェハボート搬送装置の搬送車の駆動源に磁気浮上装置
    を使用するとともに、前記ウェハ移載装置のウェハチャ
    ック部に静電チャック装置を、ウェハボート移載装置の
    ボート支持部及びユニット装置のボートエレベータにシ
    リンダを夫々使用したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の半導体ウェハ熱処理装置。
JP28470090A 1990-10-23 1990-10-23 半導体ウェハ熱処理装置 Pending JPH04158518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28470090A JPH04158518A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 半導体ウェハ熱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28470090A JPH04158518A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 半導体ウェハ熱処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04158518A true JPH04158518A (ja) 1992-06-01

Family

ID=17681844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28470090A Pending JPH04158518A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 半導体ウェハ熱処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04158518A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822961A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Tokyo Electron Ltd 熱処理方法
JPH08191093A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Tadahiro Omi 窒素ガス供給設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822961A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Tokyo Electron Ltd 熱処理方法
JPH08191093A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Tadahiro Omi 窒素ガス供給設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI749397B (zh) 設備前端模組(efem)及半導體製造裝置
EP3734651A1 (en) Thin plate-shaped substrate holding device, and holding device equipped transport robot
JPH11307614A (ja) 半導体素子製造用エッチング設備のマルチチャンバーシステム
JP2000150400A (ja) 縦型熱処理装置およびボート搬送方法
JPH06211306A (ja) 基板保管装置
JP4342745B2 (ja) 基板処理方法および半導体装置の製造方法
JP3108460B2 (ja) 縦型熱処理装置
EP1096550B1 (en) Improved semiconductor manufacturing system
US20090269937A1 (en) Substrate processing apparatus and method of manufacturing semiconductor device
US5234528A (en) Vertical heat-treating apparatus
JPH04158518A (ja) 半導体ウェハ熱処理装置
JPS63139844A (ja) 真空室内における物体の搬送方法
JP4838293B2 (ja) 基板処理方法、半導体装置の製造方法および基板処理装置
KR0148384B1 (ko) 종형열처리장치
JP2726903B2 (ja) 熱処理炉用基板保持具の搬送装置
JP3974992B2 (ja) 基板収納容器の蓋開閉装置および基板搬入搬出装置
JP2876250B2 (ja) 縦型熱処理装置
JPH07147310A (ja) 移載装置及び方法
JP3364294B2 (ja) 搬送装置および搬送方法
CN112242319A (zh) 衬底处理系统及衬底搬送方法
JP2009302351A (ja) 被処理体の移載機構及び被処理体の処理システム
JPH0770495B2 (ja) 熱処理装置
KR102497557B1 (ko) 기판 처리 시스템 및 기판 반송 방법
JPH08111448A (ja) 基板処理装置
KR102362524B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 반송 방법