JPH04158070A - サーマルプリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサーマルプリンタ装置に関し、特に複数の発熱
素子を配したサーマルヘッドとプラテンドラムとで記録
紙を挟持し前記８己録紙を搬送しながら前記発熱素子を
選択的に熱量を変え、画像を記録紙に記録するサーマル
プリンタ装置に関する。

〔従来の技術〕

サーマルプリンタ装置は、従来より医療分野に於いて医
療画像診断装置のプリンタ装置として利用されている。

即ち、医療分野に於いて超音波映像装置、Ｘ線ＣＴ等の
各種医療画像診断装置では、患者に超音波やＸ線等を照
射して前記超音波やＸ線等の変化を検出することにより
患部の画像を得、二の画像を、例えば、ＣＲＴモニタに
可視像として表示している。

前記医療画像診断装置においでモニタに表示される患部
をハードコピーとして得られれば便利であり、この為サ
ーマルプリンタ装置を含む種々のプリンタ装置が開発さ
れてし）る。

また、サーマルプリンタ装置は医療用の他に、ＩＤカー
ド、プリペイドカード等の表面印刷にも用いられている
。

サーマルプリンタ装置はＤ転写型、感熱型のサーマルプ
リンタ装置が知られているが、ここで−例として熱転写
型サーマルプリンタ装置について説明すると、カセット
から記録紙が１枚づつ印画部に送られる。印画部では複
数の発熱素子を備えたサーマルヘッドとインクシートを
有し、このサーマルヘッドとプラテンドラムとでインク
シートと送られてきた記録紙を挟持する。これと同時に
制御装習から送られる映像信号に基づいて発熱素子を駆
動し、インクシートから映像を呂己録紙に転写する。カ
ラー画像を得る場合には、インクシートには印刷用の３
原色であるイエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、ンアン（
Ｃ）の３種類のインキが付着された領域Ｙ、ＭＳＣが順
次形成されてと）る。

カラー画像のＲＸＧ、Ｂ信号は、ＹＭＣ信号に変換され
、サーマルヘッドに印加され、３色のプリントが行われ
る。

印画終了後、プラテンドラムは逆転され、排紙路を通っ
て排紙トレイに記録紙の後端かろ挿入される。

：発明が解決しようとする課Ｈ二 前記サーマルプリンタ装置では、プラテンドラムとサー
マルヘッドとの間にはインクシートを内蔵するインクシ
ートカセットが配置される。インクシートカセットは巻
取軸と供給軸を有し、−回の印刷で三原色であるイエロ
ー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、ンアン（Ｃ）の三種類のイ
ンキが付着された領域Ｙ、Ｍ、Ｃが順次使用される。

しかしながら従来のサーマルプリンタ装置は、巻取軸は
クラッチを介してモータと連結されている。印画時、イ
ンクシートが記録紙に融着し、二の状態で記録紙が搬送
されると、インクシートが逆送りされ、機構内部に巻き
込まれて重大な故障となる欠点があった。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、イ
ンク／−トが記録紙に融着しても記録紙によってインク
シートが逆送りされないサーマルプリンタ装置を提案す
ることを目的とする。

〔課題を解決する為の手段〕

本発明は、前記目的を達成する為に、所定長さに切断さ
れた記録紙が複数枚積重ねられて収納される記録紙収納
部と、記録紙収納部から記録紙を１枚づつ引き出す８己
録紙送り出し部と、記録紙送り出し部によって引出され
た記録紙の先端をクランプしその周面に巻回させるプラ
テンドラムと、プラテンドラム上で配録紙にプラテンド
ラムを回転しながら印画するサーマルヘッドと、インク
シート供給軸とインクシート巻取軸を備えたインクシー
トカセットと、前記インクシート供給軸に係合するイン
クシート供給リールと、前記インクシート巻取軸に係合
するインクシート巻取リールと、印画終了後、プラテン
ドラムが回転されて記録紙がその後端から送り込まれる
排紙トレイ部と、を有するサーマルプリンタ装置に於い
て、前記インクシート巻取リールには逆転防止機構が設
けられたことを特徴とする。

二作用〕１ 本発明によれば、インクシート巻取リールに逆転防止機
構が設けちれている。従ってインクシートが記録紙に融
着し、記録紙に搬送によりインクシートが逆送りされよ
うとしてもインクシートは逆転防止機構により逆送りさ
れず、記録紙のみが搬送される。

〔実施例〕

以下添付図面に従って本発明に係わるサーマルプリンタ
装置の好ましい実施例を詳説する。

第１図は本発明に係わるサーマルプリンタ装置の構造が
示され、本発明に係わるサーマルプリンタ装置１０は記
録紙収納部１２、記録紙送り出し邪１４、プラテンドラ
ム１６、インクシートカセット１８、サーマルヘッド２
０、排紙トレ一部２２を主要邪材として構成されている
。

先ず記録紙収納部１２にっし）で説明すると、記録紙収
納部１２内には給紙トレー２４が配置され、更に訂録紙
刊離部材２５は軸２６を中心に揺動自在に支持されてし
）る。二〇給紙トレー２４内にはカット紙としてのル歓
の記録紙２８が複数枚積み重ねて収納されており、記録
紙２８の上方には受は部材３０が設けろれて′、）る。

また給紙トレー２４には下方に開口部３２が形成されて
いる。

記録紙送り出し部１４はギア３４．３６．３８．４Ｇを
有しこれらのギアは互いに噛み合ってギア伝達機構を構
成し、最終５ア４０と同軸にゴムローラかろ成る給紙ロ
ーラ４２が設けられている。

詳細には第６図の平面図に示されこれろのギア３４乃至
４０は給紙ローラアーム４４に支持され、この給紙ロー
ラアーム４４は一対で構成され、軸４６に軸支され給紙
ローラ４２を両側から保持してし）る。ギア４１はフリ
ーギアとして構成され、ばね３９によって同軸のギア４
０に圧接されている。ギア４０とギア４１とは摩擦力で
回転力を伝え、一定力以上の制動力が働くと空転し、ト
ルクリミッタとして機能しギア間の食い込み等を防止す
るｃ　１６紙ローラアーム４４は軸４６を中心に揺動す
る二とができ、これにより給紙ローラ４２は給紙時は給
紙トレー２４の開口部３２に位置して記録紙２８を１枚
づつ送り出すことができ、また後述するように印画時、
排紙時においては、給紙トレー２４か：）離れ、印画時
に不用意に記録紙を送りださないようになっている。

即ち、第６図に示すようにギア４０と同軸のギア４１と
噛合う固定の円弧ギア７９．７９が設けられ、この円弧
ギア７９．７９は給紙モード時以外はギア４１と噛合っ
て給紙−一うアーム４４を係止する。給紙ローラ４２て
送り出された記録紙２８は固定ガイド４８でガイドされ
て次に述べるプラテンドラム１６まで送られる。プラテ
ンドラム１６は軸５０を中心に回転するようになってお
り二のプラテンドラム１６の周面にはクランパー５２が
設（すられいる。第７図にその一部を示すようにクラン
パー５２は略コの字形状に形成され、その側板５３は長
孔５４．５６．５６によりガイドされて直径方向に移動
可能となってし）る。即ち長孔５４には軸５０が嵌入し
、更に長孔５６．５６にはビン５８．５８が嵌入し、こ
れにょうクランパー５２は軸方向に移動可能となってい
る。第７図に詳細に示すようにクランパー５２はプラテ
ンドラム１６の直径方向に移動することにより記録紙２
８の先端をクランプすることができるようにデーってい
る。プラテンドラム１６の下方年周には固定ガイド５９
が形成され、記録紙２８をガイドするようになっている
。

プラテンドラム１６の上方にはインクシートカセット１
８が傾けて配置されている。インクシートカセット１８
は巻取軸６ｏと供給軸６２を有し、−回の印刷で三原色
であるイエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）
の三種類のインキが付着された領域Ｙ、Ｍ、Ｃが使用さ
れる。

即ち、まずサーマルヘッド２０に入力されたイエロー信
号に応じて、インクシートのイエローの領域による転写
が行われる。

次にプラテンドラム１６の回転により、ｇ己録紙２８は
イユｐ−の画像が形成された部分に重畳して再びインク
が転写されるようにセットされる。

次にマゼンタ（Ｍ）成分に対応する映像信号がサーマル
ヘッド２０に送るれる。二の時、インクシートは次のマ
ゼンタの領域Ｍが記録紙２８に接するように移動するか
み、今度はマゼンタの画像が７センタのインクによって
イエローのインクによる画像上に重畳して形成される。

更に同様にして、記録紙２８をイエロー及びマゼンタの
インクによって画像が形成された部分に重畳して再びイ
ンクが転写されるようにセットする。この時はサーマル
ヘッド２０にはシアンの画像の信号が人力され、インク
シートは次のシアンの領域Ｃが配録紙２８に接するよう
に移動するから、シアン信号による画像がシアンのイン
クによって重畳して形成される。

このようにして、サーマルヘッドにイエロー、マゼンタ
、シアンの各映像信号を入力し、インクシートノイエロ
ーＹ１マゼンタＭ１シアンＣの各色のインクにより、８
己録紙２８の同一の部分にインクが重畳されてカラー画
像が形成される。

第８図乃至第９図にはインクシートカセット］８及び巻
取リールの内部構造が示されている。インクシート１０
２が巻取られる巻取軸６２には巻取ハブ１１４が係合す
るようにプ；っている。巻取ハブ１１４とラチェットホ
イール１１２とは軸１１６を介して連結されている。こ
のラチェットホイール１１２にはラチェット１２０が係
合可能に配置されている。ラチェッｌ−１２０は巻取ハ
ブ１１４の巻取方向の回転の時は係合せず、巻取方向と
逆方向の回転にはラチェットホイール１１２に係合し巻
取ハブ１１４の逆転を防止する。一方、巻取ハブ１１４
と巻取ギア１００の接触面及び巻取ギア１００と内ｆｔ
１１０６の接触面にはそれぞれフェルト１１８．１０８
が配設され、内筒１０６はばね１１０で巻取ギア１００
に押圧付勢されている。また、巻取ギア１００にはギア
１０４が形成され、ギア１０４は図示しないギア伝達機
構を介して駆動モータと連結されて′、）る。駆動モー
タにより巻取ギア１００を巻取方向に回転させると巻取
ハブ１１４はフェルトの摩擦力により一定トルクで回転
し、巻取軸６２にインクシート］０２が巻取られる。

インクシートカセット１８の上方にはサーマルヘッド２
０が軸６４を中心に揺動自在に配置されてし）る。サー
マルヘッド２０は記録紙２８の搬送方向と直交する方向
に配列された複数の感凱素子６６を有し、映像信号に基
づし）で電圧を印加して感熱素子６６を駆動し、所望の
画像をインクノートかみ記録紙２８に転写するようにな
っている。

印画された記録紙２８はプラテンドラム１６が逆転する
ことによって固定ペーパガイド６８と７０によって形成
される排紙路７２を通って排紙トレ一部２２に送られる
。即ちプラテンドラム１６の逆転によって排紙路７２に
送られた記録紙２８はその後端が排紙ローラ７４．７６
に保持されると、記録紙２８の先端はクランパー５２か
ら外され、排紙ローラ７４．７６にフィードされて排紙
トレー２２内に蓋かれるようになっている。

次に可動ペーパーガイド機構について説明する。

駆動レバー８０は軸８２を中心に揺動自在に構成され、
右端部には平坦部８４が形成されると共に左端部には二
股部８６が形成されている。この駆動レバー８０はばね
８８によって軸８２を中心に反時計方向に回動付勢され
ている。一方可動レバー９０は軸９２を中心に揺動自在
に構成され、その下端部に形成されたピン９６は二股部
８６と係合している。従って可動レバー９０はばね８８
て軸９２を中心に時計方向に回動付勢され、給紙ローラ
ーアーム４４の突起４５が平坦部８４に当接しない場合
にはその先端Ｂ９０Ａがインクシートカセット１８内に
挿入され、インクシートと当接するようになっている。

前記の如く構成された本発明に係わるサーマルプリンタ
装置の実施例の作用は次の通りである。

まず第１図に示すように給紙ローラアーム４４は時計方
向に回動して記録紙剥離部材２５と記録紙２８を上方に
押し上げる。ｇ己録紙２８の上側は受は部材３０と当接
し、この状態て給紙ローラ４２が反時計方向に回動する
と、給紙ローラ４２により記録紙２８が１枚づつ送り出
される。記録紙２８は固定ペーパーガイド４８に沿って
案内され、プラテンドラム１６のクランパー５２に突き
当たる。記録紙２８がクランパー５２に突き当たると、
クランパー５２は直径方向に下動し、記録紙２８の先端
をクランプする。この状態でプラテンドラム１６が反時
計方向に回動すると共にサーマルヘッド２０が第２図に
示すように揺動してプラテンドラム１６と当接し、印画
が開始される。

インクシート１０２は、供給軸６０からＹ、Ｍ、Ｃの領
域の順で引き出される。この時、インクン−）１０２と
記録紙２８とが熱融着し、言己録紙の搬送により巻取軸
６２が逆転されようとしてもラチェット１２０によりロ
ックされるので、インクシート１０２が逆送りされるこ
とはない。プラテンドラム１６が回転し、第３図に示す
ように印画が終了し排紙直前状態になると、プラテンド
ラム１６は逆回転し、記録紙２８の後端は可動ペーパ−
ガイド９０によりガイドされてインクソートカセット１
８内に挿入されず、排紙路７２に案内され、排紙路τ２
に案内された記録紙は排紙ローラ７４．７６まて導かれ
、この時点てクランパー５２によりクランプを解除し、
その後（ま記録紙２８は排紙ローラ４、Ｔ６に駆動され
て排紙トレー２２内に収納されるように一；る。

前記実施例では、逆転防止機構にラチェット機構を用−
）だが、巻取リールにワンウェイクラッチを設けてもよ
し）ユ 前記実施例によれば熱転写型のサーマルプリンタ装置に
ついて説明したが、感熱型のサーマルプリンタ装置にも
適用することが出来る。

前記実施例によれば、イエロー、マゼンダ、ンアンの三
色のインクを順次異−；る領域に工夫して形成された通
常のカラー印刷用のインクシートを用しまたが、呈色の
インクを塗布して形成された製版用のインクソートを用
いてもよい。このような呈色のインクにより形成された
インクソートを用′、）る場合には、Ｙ　′Ｎｉ　Ｃの
重畳信号をサーマルヘッド２０に印加し、単色インクソ
ートによって一回のブ「；ントを行えばよし）Ｃ 二発吠の効果二 以上説明したように、木受電相に係わるサーマルプリン
タ装置によれ（ヂ、インクソートと記録紙が熱融着して
も、逆転防止機構によりイン７；、Ｌが逆送りされな−
）のでインクソートの／？ミンク等を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるサーマルプリンタ装置の構造を
示す図面で給紙状態を示す７面であり、第２図乃至第５
図は本発明に保ねるサーマルプリンタ装置の作用を示す
図面で第２図は印画状態を示す図面、第３図は排紙直前
状態を示す図面、第４図は排紙過程の前牢部を示す図面
、第５図は排紙過程の後牢部を示す図面、第６図は記録
用紙送り出し部の平面図、第７図はプラテンドラムのク
ランパーを示す斜視図、第８図は本発明のインクソート
カセットの内部を示す説明図、第９図は第８図上でＡ　
−Ａ線に４・う断面図である。 １０・・サーマルプリンタｉｔ、 １２・記録紙収納部、１４・・・記録紙送り出し部、１
６・・プラテンドラム、 １８・　インクソートカセット、 ２０・・サーマルヘッド、　　２２・排紙トレ一部、２
８・記録紙、　　６０・・・供給軸、６２・・巻取軸、
　　１０２・・・インク／−ト、１１２・・・ラチェッ
トホイール、 １）４・・・巻取ハブ、１２０・・ラチェット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定長さに切断された記録紙が複数枚積重ねられ
   て収納される記録紙収納部と、 記録紙収納部から記録紙を１枚づつ引き出す記録紙送り
   出し部と、 記録紙送り出し部によって引出された記録紙の先端をク
   ランプしその周面に巻回させるプラテンドラムと、 プラテンドラム上で記録紙にプラテンドラムを回転しな
   がら印画するサーマルヘッドと、インクシート供給軸と
   インクシート巻取軸を備えたインクシートカセットと、 前記インクシート供給軸に係合するインクシート供給リ
   ールと、 前記インクシート巻取軸に係合するインクシート巻取リ
   ールと、 印画終了後、プラテンドラムが回転されて記録紙がその
   後端から送り込まれる排紙トレイ部と、を有するサーマ
   ルプリンタ装置に於いて、 前記インクシート巻取リールには逆転防止機構が設けら
   れたことを特徴とするサーマルプリンタ装置。