JPH0415760Y2 - - Google Patents

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JPH0415760Y2
JPH0415760Y2 JP16725086U JP16725086U JPH0415760Y2 JP H0415760 Y2 JPH0415760 Y2 JP H0415760Y2 JP 16725086 U JP16725086 U JP 16725086U JP 16725086 U JP16725086 U JP 16725086U JP H0415760 Y2 JPH0415760 Y2 JP H0415760Y2
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JP
Japan
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pad
flexible container
swing
arm
lower edges
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JP16725086U
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JPS6373296U (ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フオークリフトトラツク等の産業車
両において、フレキシブルコンテナをクランプす
る装置に関する。
〔従来の技術〕
粉粒体等の物品を大型の単位に纏めて、大量輸
送する場合に、ナイロン、ビニロン等の強力な織
物を基材とし、これに塩化ビニルをコーテイング
またはラミネートしたターポリン(アスフアルト
処理した防湿防水材)を、高周波ウエルダで縫製
製袋し、またはゴム製、もしくは合成繊維の袋製
の輸送容器であるフレキシブルコンテナが用いら
れている。
従来、このようなフレキシブルコンテナを輸送
する際には、所謂“引つ掛け作業”が行なわれて
いる。
すなわち、第5図に示すように、フレキシブル
コンテナ7の口部をロープ13で括り、括つたロ
ープ13から吊下げ用ロープ部分13を引出し、
その端部に輪を作り、その輪をフオークリフトト
ラツク11のフオーク12に通して運搬すること
が行なわれている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のような“引つ掛け作業”
では、フレキシブルコンテナから吊下げ用ロープ
を引き出す手間と、そのロープを輪にし、フオー
クに掛ける手間とが必要であり、運搬前の準備作
業に多大な手間が掛る。更に、運搬後には、再び
ロープを外す作業が必要である。このため、従来
の“引つ掛け作業”では作業効率が非常に悪い。
〔考案の目的〕
本考案は、従来の“引つ掛け作業”に代えて
“掴み作業”を行えるアタツチメントを提供して、
該アタツチメントを用いてフレキシブルコンテナ
を直接掴むようにして、従来の“引つ掛け作業”
に必須であつたロープの引き出し、フオーク掛け
の手間やロープ外し作業を不要として、フレキシ
ブルコンテナ運搬時の運搬工数を低減し、作業効
率を高めることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、固定パツドが、前方に突出
した中央部と該中央部の上下に延在する上下縁部
とからなつており、該固定パツドの前側位置に、
2本のアームがそれぞれ前記上下縁部に向けて揺
動して、該アームの先端に設けられたスイングパ
ツドと該上下縁部との間でフレキシブルコンテナ
を把持可能とするように設けられているフレキシ
ブルコンテナクランプ装置により上記の目的を達
成する。
〔実施例〕
以下、図示した実施例を参照して本考案を詳細
に説明する。
第1図は本考案の1実施例の平面図、第2図は
第1図の正面図である。
第1図において逆凹型状をしたホルダー1は、
フオークリフトトラツク11(第5図)のアツパ
ーフインガバー14およびロアーフインガバー1
5に取着されるようになつている。
ホルダー1の凹部近傍には、固定パツド6が僅
かに揺動可能に垂直軸10に支承されている。固
定パツド6は、第1図に示すように平面図で見る
と、凸形状をしており、また、第3図に示すよう
に中央部6aが前方に突出しており、中央部6a
の上下に縁部が延在している。
くの字形状をした一対のアーム4が、凹形状を
したホルダー1の両側部に、それぞれ支軸8によ
り回動可能に支承されている。
各アーム4の後端部にはそれぞれ油圧シリンダ
3がピン9により連結されており、油圧シリンダ
3の後端は、前記垂直軸10と同軸状に設けられ
たシリンダブラケツト2に枢着されている。
また、各アーム4の先端部にはスイングパツド
5が揺動可能にピン支持されている。スイングパ
ツド5の位置はそれぞれ固定パツド6の上下の縁
部に対応している。
以上の構成としたので、油圧シリンダ3のピス
トンロツドを伸長させるとアーム4が支軸8の回
りに揺動し、アーム4の先端に設けたスイングパ
ツド5が固定パツド6の縁部に向けて移動する。
逆に、油圧シリンダ3のピストンロツドを縮少さ
せるとアーム4が支軸8の回りに揺動し、アーム
4の先端に設けたスイングパツド5が固定パツド
6の縁部から外向に移動する。
油圧シリンダ3のピストンロツドを縮少させて
スイングパツド5を拡開した状態でフレキシブル
コンテナ7の口部を固定パツド6とスイングパツ
ド5の間に位置させ、次いで油圧シリンダ3のピ
ストンロツドを伸長させると、アーム4とともに
スイングパツド5が固定パツド6に向けて揺動
し、第4図に示すように固定パツド6の突出した
中央部6aの上下の縁部とスイングパツド5との
間でフレキシブルコンテナ7の口部を2段に屈曲
させてクランプする。固定パツド6の縁部とスイ
ングパツド5との摩擦係合により、フレキシブル
コンテナ7の口部はしつかりとクランプされる。
なお、フレキシブルコンテナの大きさによつて
は、スイングパツド5の一方は補助的に作用する
だけのこともある。
〔考案の効果〕
本考案によれば、フレキシブルコンテナに運搬
用のアンカーを取付けるという付加作業が不要と
なり、運搬コストが低減できる。すなわち、従来
の吊下げ運搬を、クランプ運搬とできるため、吊
下げる際に必要な作業や人員を削減でき、コスト
が低減できる。
また、本考案によれば、運搬作業を単純化でき
るのであるので、作業員の安全が図れる。
図示した実施例のように、1個の固定パツドと
2個のスイングパツドとの組合せにより、安定し
たクランプ状態が得られ、しかもパツド間の摩擦
力により確実にフレキシブルコンテナの口部をク
ランプできるので、損失動力が少なく、例えば、
500〜1000Kgのフレキシブルコンテナを処理する
場合に、最大荷重が1〜1.5tの小さい機台でもス
ムーズな作業が行える。
更に、荷役物(フレキシブルコンテナ)にある
程度の余裕がある場合には、フレキシブルコンテ
ナに封をしなくとも本考案の装置でクランプして
運搬することができるので、一層フレキシブルな
運搬が行え、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の平面図、第2図は
第1図の正面図、第3図は第1図および第2図に
用いられている固定パツドの斜視図、第4図は第
1図から第3図に示す装置によるフレキシブルコ
ンテナのクランプ状態を示す斜視図、第5図は従
来のフレキシブルコンテナの運搬状態を示す斜視
図である。 1……ホルダー、2……シリンダブラケツト、
3……油圧シリンダ、4……アーム、5……スイ
ングパツド、6……固定パツド、7……フレキシ
ブルコンテナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定パツドが、前方に突出した中央部と該中央
    部の上下に延在する上下縁部とからなつており、
    該固定パツドの前側位置に、2本のアームがそれ
    ぞれ前記上下縁部に向けて揺動して、該アームの
    先端に設けられたスイングパツドと該上下縁部と
    の間でフレキシブルコンテナを把持可能とするよ
    うに設けられていることを特徴とするフレキシブ
    ルコンテナクランプ装置。
JP16725086U 1986-10-30 1986-10-30 Expired JPH0415760Y2 (ja)

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JP16725086U JPH0415760Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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JP16725086U JPH0415760Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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JPS6373296U JPS6373296U (ja) 1988-05-16
JPH0415760Y2 true JPH0415760Y2 (ja) 1992-04-08

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JP16725086U Expired JPH0415760Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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JP5439109B2 (ja) * 2009-10-01 2014-03-12 株式会社エコイノベーション フレコンパック処理作業機

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JPS6373296U (ja) 1988-05-16

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