JPH0585475B2 - - Google Patents

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JPH0585475B2
JPH0585475B2 JP15227589A JP15227589A JPH0585475B2 JP H0585475 B2 JPH0585475 B2 JP H0585475B2 JP 15227589 A JP15227589 A JP 15227589A JP 15227589 A JP15227589 A JP 15227589A JP H0585475 B2 JPH0585475 B2 JP H0585475B2
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JP
Japan
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hanging
container
strip
pin
inner pin
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JP15227589A
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Satoru Kimura
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Kito KK
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Kito KK
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Publication date
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Publication of JPH0585475B2 publication Critical patent/JPH0585475B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、箱形バケツト等のコンテナを吊り
上げ運搬する場合に使用するコンテナ吊り具に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、箱形バケツト等のコンテナを吊り上げ運
搬する場合、第15図に示すように、吊りベルト
11とその両端に取付けられたコンテナ係合用フ
ツク7とからなるコンテナ吊り具12における前
記各コンテナ係合用フツク7をコンテナ13の両
側板に設けられたフツク係合部14に係合し、チ
エーンブロツクやクレーン等の運搬機械における
吊りフツク15を前記吊りベルト11の中央部に
係合し、前記運搬機械によりコンテナ吊り具12
を介してコンテナ13を吊り上げている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来のコンテナ吊り具12を使用してコン
テナ13を吊り上げ運搬する場合、一方のコンテ
ナ係合用フツク7をコンテナ13のフツク係合部
14に係合してから、他方のコンテナ係合用フツ
ク7をコンテナ13のフツク係合部14に係合し
ているが、この時、先に係合したコンテナ用係合
フツク7がコンテナ13から外れないように、そ
のコンテナ係合用フツク7を作業員が手で押えな
がら吊り上げねばならないので、煩雑な操作を必
要とし、また作業員がコンテナ係合用フツク7と
コンテナ13との間に手を挟む事故を起す恐れが
ある。
さらにまた、コンテナ13を吊り上げた際に、
そのコンテナ13の上端縁部が吊りベルト11の
両側部分により横方向から強力に締付けられて、
コンテナ13が変形する恐れがあり、さらに複数
のコンテナ13を重ねて吊り上げ運搬する場合
は、コンテナ13が横方向にずれ動く恐れがあ
る。
この発明は、作業員がコンテナにフツクを係合
したのちは、そのフツクから手を離しても、フツ
クがコンテナから外れる恐れがなく、かつコンテ
ナを吊り上げた際に、そのコンテナの上端縁部が
コンテナ吊り条体により横方向から協力に締付け
られて、コンテナが変形するのを防止でき、しか
も、複数のコンテナを重ねて吊り上げる場合で
も、各コンテナを横方向にずれ動かないようにし
て吊り上げ運搬することができるコンテナ吊り具
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明のコンテ
ナ吊り具においては、吊りビーム1の両端部に、
それぞれ内側ピン2とその内側ピン2よりも吊り
ビーム端面側に位置する外側ピン3とが取付けら
れ、中間に吊りフツク係合部4を備えているコン
テナ吊り条体5の両側部分は、前記内側ピン2お
よび外側ピン3の間から垂下し、前記コンテナ吊
り条体5における両側の垂下部分6の垂下端部に
コンテナ係合用フツク7が連結され、前記外側ピ
ン3に上部が係止されている弾性引張部材8の下
部は、前記コンテナ吊り条体5の垂下部分6に連
結されている。
また、吊りビーム1の両端部に支持ピン21が
取付けられ、中間に吊りフツク係合部4を備えて
いるコンテナ吊り条体5の両側部分は、前記支持
ピン21の外側から垂下し、前記コンテナ吊り条
体5における両側の垂下部分6の垂下端部にコン
テナ係合用フツク7が連結され、前記支持ピン2
1に上部が係止されている弾性引張部材8の下部
は、前記コンテナ吊り条体5の垂下部分6に連結
されることによつても、前記目的を達成すること
ができる。
さらに、吊りビーム1の両端部に、それぞれ内
側ピン2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面
側に位置する外側ピン3とが取付けられ、中間に
吊りフツク係合部4を備えているコンテナ吊り条
体5の両側部分は、前記内側ピン2および外側ピ
ン3の間から垂下し、前記コンテナ吊り条体5に
おける両側の垂下部分6の垂下端部にコンテナ係
合用フツク7が連結され、前記外側ピン3に上部
が係止されている弾性引張部材8の下部は、前記
コンテナ吊り条体5の垂下部分6に連結され、前
記内側ピン2とコンテナ吊り条体5における中央
側部分とはビーム吊り条体9を介して連結される
ことによつても、前記目的を達成することができ
る。
また吊りビーム1の両端部に、それぞれ内側ピ
ン2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面側に
位置する外側ピン3とが取付けられ、中間に吊り
フツク係合部4を備えているコンテナ吊り条体5
の両側部分は、前記外側ピン3の外側から垂下
し、前記コンテナ吊り条体5における両側の垂下
部分6の垂下端部にコンテナ係合用フツク7が連
結され、前記外側ピン3に上部が係止されている
弾性引張部材8の下部は、前記コンテナ吊り条体
5の垂下部分6に連結され、前記内側ピン2とコ
ンテナ吊り条体5における中央側部分とはビーム
吊り条体9を介して連結されることによつても、
前記目的を達成することができる。
さらにまた、吊りビーム1の両端部に、それぞ
れ内側ピン2とその内側ピン2よりも吊りビーム
端面側に位置する外側ピン3とが取付けられ、中
間に吊りフツク係合部4を備えているコンテナ吊
り条体5の両側部分は、前記内側ピン2の部分か
ら垂下し、前記コンテナ吊り条体5における両側
の垂下部分6の垂下端部にコンテナ係合用フツク
7が連結され、前記外側ピン3に上部が係止され
ている弾性引張部材8の下部は、前記コンテナ吊
り条体5の垂下部分6に連結され、係止条体10
の上端部が前記内側ピン2よりも高レベルにおい
てコンテナ吊り条体5に結合されると共に、前記
係止条体10の下端部が内側ピン2よりも低レベ
ルにおいてコンテナ吊り条体5に結合され、前記
係止条体10とコンテナ吊り条体5とにより形成
された長孔内に前記内側ピン2が相対的に昇降移
動し得るように配置され、前記長孔の下端部に内
側ピン2が係合しているとき、弾性引張部材8の
下部とコンテナ吊り条体5との結合部が外側ピン
3よりも低レベルに配置されるように構成される
ことによつても、前記目的を達成することができ
る。
〔作用〕
コンテナ吊り具におけるコンテナ係合用フツク
7を、弾性引張部材8の弾性に抗して下方に移動
して、コンテナ13におけるフツク係合部14に
係合すると、弾性引張部材8の引張力によりコン
テナ係合用フツク7が上方に牽引されて、フツク
係合部14の上部に押付係合されるので、コンテ
ナ係合用フツク7から手を離しても、そのコンテ
ナ係合用フツク7がコンテナ13のフツク係合部
14から外れない。
またコンテナを吊り上げた場合、コンテナ吊り
条体5の両側部分が内側ピン2または外側ピン3
により吊りビーム中間側に移動しないように支承
されるので、コンテナ13に横方向から大きな外
力が作用することはない。さらにまた、前記コン
テナ吊り条体5は内側ピン2または外側ピン3を
斜め下向きに押圧し、その押圧力の垂直分力によ
り吊りビーム1が下向きに押圧され、したがつ
て、複数のコンテナ13を吊り上げ運搬する場合
積み重ねられたコンテナ13がコンテナ係合用フ
ツク7と吊りビーム1とにより上下方向から把持
されるので、吊り上げ運搬中に、各コンテナ13
が横方向に相対的にずれ動くことはない。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は第1発明の実施例を示す
ものであつて、間隔をおいて平行に配置された水
平なビーム構成部材16の両端側部分に、連結兼
位置決め部材17が配置され、各ビーム構成部材
16に連結兼位置決め部材17が溶接により固着
されて吊りビーム1が構成されている。
前記吊りビーム1の両端部に、それぞれ内側ピ
ン2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面側に
位置する外側ピン3とが挿通され、中間に吊りフ
ツク係合部4を備えているコンテナ吊り条体5の
両側部分は、前記内側ピン2および外側ピン3の
間から垂下し、前記コンテナ吊り条体5における
両側の垂下部分6の垂下端部に、把手18を有す
るコンテナ係合用フツク7が連結され、前記内側
ピン2および外側ピン3としてはボルトが用いら
れている。
ゴムバンドからなる弾性引張部材8の中間部は
前記外側ピン3に巻掛けられ、かつ外側ピン3か
ら垂下している弾性引張部材8の下部は、前記コ
ンテナ吊り条体5における垂下部分6に縫着によ
り連結され、吊り条体9の両端部が内側ピン2に
巻付けられると共に、ビーム吊り条体9の両端の
重合部が縫着により結合され、さらにビーム吊り
条体9の中央部の両側部分は、コンテナ吊り条体
5における吊りフツク係合部4の両側下部に重合
されて縫着により結合され、前記ビーム吊り条体
9の中央部は吊りフツク位置決め用条体19を構
成し、その条体19と前記コンテナ吊り条体5の
中央部とにより吊りフツク挿入孔20が形成され
ている。
前記コンテナ吊り条体5およびビーム吊り条体
9としては、合成繊維の編織物が用いられ、かつ
コンテナ吊り条体5の中央の吊りフツク係合部4
には、合成繊維の編織物からなる保護布が巻付け
られて縫着により結合されている。
第3図は第2発明の実施例を示すものであつ
て、吊りビーム1の両端部にボルトからなる支持
ピン21が挿通され、中間に吊りフツク係合部4
を備えているコンテナ吊り条体5の両側部分は、
前記支持ピン21の外側(吊りビーム端面側)か
ら垂下し、弾性引張部材8の上部は前記支持ピン
21に巻掛けられているが、その他の構成は第1
発明の実施例の場合と同様である。
第4図ないし第11図は第3発明の実施例を示
すものであつて、間隔をおいて平行に配置された
水平なビーム構成部材16の両端側部分に、連結
兼位置決め部材17が配置され、各ビーム構成部
材16に連結兼位置決め部材17が溶接により固
着されて吊りビーム1が構成されている。
前記吊りビーム1の両端部に、それぞれ内側ピ
ン2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面側に
位置する外側ピン3とが挿通され、中間に吊りフ
ツク係合部4を備えているコンテナ吊り条体5の
両側部分は、前記内側ピン2および外側ピン3の
間から垂下し、前記コンテナ吊り条体5における
両側の垂下部分6の垂下端部に、把手18を有す
るコンテナ係合用フツク7が連結され、前記内側
ピン2および外側ピン3としてはボルトが用いら
れている。
ゴムバンドからなる弾性引張部材8の中間部は
前記外側ピン3に巻掛けられ、かつ外側ピン3か
ら垂下している弾性引張部材8の下部は、前記コ
ンテナ吊り条体5における垂下部分6に縫着によ
り連結され、吊り条体9の両端部が内側ピン2に
巻付けられると共に、ビーム吊り条体9の両端の
重合部が縫着により結合され、さらにビーム吊り
条体9の中央部の両側部分は、コンテナ吊り条体
5における吊りフツク係合部4の両側下部に重合
されて縫着により結合され、前記ビーム吊り条体
9の中央部は吊りフツク位置決め用条体19を構
成し、その条体19と前記コンテナ吊り条体5の
中央部とにより吊りフツク挿入孔20が形成され
ている。
前記コンテナ吊り条体5およびビーム吊り条体
9としては、合成繊維の編織物が用いられ、かつ
コンテナ吊り条体5の中央の吊りフツク係合部4
には、合成繊維の編織物からなる保護布が巻付け
られて縫着により結合されている。
第3発明の実施例に係るコンテナ吊り具を使用
してコンテナを吊り上げ運搬する場合は、まず第
6図に示すように、運搬機械の吊りフツク15を
コンテナ吊り具におけるコンテナ吊り条体5の吊
りフツク係合部4に係合して、コンテナ吊り具を
吊り上げ運搬し、次いで第7図に示すように、コ
ンテナ吊り具における吊りビーム1を積み重ねら
れた最上位のコンテナ13の上面に降ろす。
次に第8図に示すように、コンテナ吊り具にお
ける一方のコンテナ係合用フツク7を、弾性引張
部材8の弾性抵抗に抗して下方に移動することに
より、弾性引張部材8を伸長させると共に垂下部
分6を以降移動させ、前記一方のコンテナ係合用
フツク7を最下位のコンテナ13における一方の
フツク係合部14に係合する。この場合、弾性引
張部材8の弾性的な引張力が、コンテナ吊り条体
5の垂下部分6を介してコンテナ係合用フツク7
に引揚力として作用しているので、把手18から
手を離しても、コンテナ係合用フツク7がフツク
係合部14から外れることはない。
次に第9図に示すように、コンテナ吊り具にお
ける他方のコンテナ係合用フツク7を、最下位の
コンテナ13における他方のフツク係合部14に
対し前述のようにして係合したのち、第7図およ
び第11図に示すように、運搬機械の吊りフツク
15によりコンテナ吊り具を介してコンテナ13
を吊り上げ運搬する。
コンテナを吊り上げた状態では、ビーム吊り条
体9が弛緩する。またコンテナ吊り条体5が内側
ピン2により支承されるので、コンテナ吊り条体
5が最上位のコンテナ13の上縁部に強力に押付
けられることはない。さらにまた、コンテナ吊り
条体5は内側ピン2を斜め下向きに押圧し、その
斜め下向き押圧力の垂直分力により、吊りビーム
1を最上位のコンテナ13の上面に押付けるの
で、積み重ねられたコンテナ13はコンテナ係合
用フツク7と吊りビーム1とにより把持される。
第12図は第4発明の実施例を示すものであつ
て、コンテナ吊り条体5の両側部分が外側ピン3
の外側(吊りビーム端面側)から垂下している
が、その他の構成は第3発明の実施例の場合と同
様である。
第13図および第14図は第5発明の実施例を
示すものであつて、合成繊維の編織物からなる短
尺ベルト状の係止条体10が、内側ピン2付近に
おいてコンテナ吊り条体5の裏側に配置され、前
記係止条体10の上端部が前記内側ピン2よりも
高レベルにおいてコンテナ吊り条体5に対し縫着
等により結合され、かつ前記係止条体10の下端
部が、内側ピン2よりも低レベルにおいてコンテ
ナ吊り条体5に対し縫着等により結合され、前記
係止条体10とコンテナ吊り条体5とにより形成
された長孔内に、前記内側ピン2が相対的に昇降
移動し得るように配置され、第3発明の実施例に
おけるビーム吊り条体9が省略されているが、そ
の他の構成は第3発明の実施例の場合と同様であ
る。
第5発明の実施例の場合、運搬機械の吊りフツ
ク15をコンテナ吊り条体5の中央の吊りフツク
係合部4に係合して、コンテナ吊り具を吊り下げ
支持すると、第13図に示すように、前記長孔の
下端部に内側ピン2が載置され、かつ弾性引張部
材8の下部とコンテナ吊り条体5の垂下部分6と
の結合部は外側ピン3よりも低レベルに配置され
る。また第14図に示すように、コンテナ係合用
フツク7を最下位のコンテナ13におけるフツク
係合部14に係合すると、前記長孔が内側ピン2
に対し下降移動する。
第5発明の実施例の場合、係止条体10をコン
テナ吊り条体5の裏側に設けているが、前記係止
条体10をコンテナ吊り条体5の表側に設けても
よい。
前記各実施例の場合は、ビーム吊り条体9また
はコンテナ吊り条体5により内側ピン2を介して
吊りビーム1が吊り下げ支持されるので、コンテ
ナ吊り具を安定状態で吊り上げ運搬することがで
きる。
この発明を実施する場合、コンテナ吊り条体
5、ビーム吊り条体9および係止条体10として
は、チエーンまたはワイヤを使用してもよい。ま
た垂下部分6の長さを変更するために、垂下部分
6の中間部にバツクル型の継手またはその他の長
さ調節具を介在させてもよい。このようにすれ
ば、積み重ね運搬するコンテナ数の変更に容易に
対応することができる。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、
以下に記載するような効果を奏する。
コンテナ吊り具におけるコンテナ係合用フツク
7を、弾性引張部材8の弾性に抗して下方に移動
して、コンテナ13におけるフツク係合部14に
係合すると、弾性引張部材8の引張力によりコン
テナ係合用フツク7が上方に牽引されて、フツク
係合部14の上部に押付係合されるので、コンテ
ナ係合用フツク7から手を離しても、そのコンテ
ナ係合用フツク7がコンテナ13のフツク係合部
14から外れることはなく、そのためコンテナ1
3に対するコンテナ吊り具の係合操作を容易にか
つ安全に行なうことができ、さらにコンテナ13
を吊り上げた場合、コンテナ吊り条体5の両側部
分が内側ピン2または外側ピン3により吊りビー
ム中間側に移動しないように支承されるので、コ
ンテナ13に横方向から大きな外力が作用するこ
とはなく、そのためコンテナが横方向の大きな外
力を受けて変形するのを防止することができ、ま
た前記コンテナ吊り条体5は、内側ピン2または
外側ピン3を斜め下向きに押圧し、その押圧力の
垂直分力により吊りビーム1が下向きに押圧さ
れ、したがつて、複数のコンテナ13を吊り上げ
運搬する場合積み重ねられたコンテナ13がコン
テナ係合用フツク7と吊りビーム1とにより上下
方向から把持されるので、吊り上げ運搬中に、各
コンテナ13が横方向に相対的にずれ動くのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の実施例に係るコンテナ吊り
具を示す一部切欠正面図、第2図はその側面図、
第3図は第2発明の実施例に係るコンテナ吊り具
を示す一部切欠正面図である。第4図ないし第1
1図は第3発明の実施例を示すものであつて、第
4図はコンテナ吊り具の一部切欠正面図、第5図
はその側面図、第6図はコンテナ吊り具を吊り下
げ支持した状態を示す一部切欠正面図、第7図は
コンテナ吊り具の吊りビームをコンテナに載置し
た状態を示す一部切欠正面図、第8図は一方のコ
ンテナ係合用フツクをコンテナのフツク係合部に
係合した状態を示す一部切欠正面図、第9図は両
方のコンテナ係合用フツクをコンテナのフツク係
合部に係合した状態を示す一部切欠正面図、第1
0図はコンテナ吊り具によりコンテナを吊り上げ
た状態を示す一部切欠正面図、第11図はその側
面図である。第12図は第4発明の実施例に係る
コンテナ吊り具を示す一部切欠正面図である。第
13図および第14図は第5発明の実施例を示す
ものであつて、第13図はコンテナ吊り具の一部
切欠正面図、第14図はコンテナ吊り具によりコ
ンテナを吊り上げた状態を示す一部切欠正面図で
ある。第15図は従来のコンテナ吊り具によりコ
ンテナを吊り上げた状態を示す一部切欠正面図で
ある。 図において、1は吊りビーム、2は内側ピン、
3は外側ピン、4は吊りフツク係合部、5はコン
テナ吊り条体、6は垂下部分、7はコンテナ係合
用フツク、8は弾性引張部材、9はビーム吊り条
体、10は係止条体、13はコンテナ、14はフ
ツク係合部、15は吊りフツク、17は連結兼位
置決め部材、18は把手、19は吊りフツク位置
決め用条体、20は吊りフツク挿入孔、21は支
持ピンである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吊りビーム1の両端部に、それぞれ内側ピン
    2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面側に位
    置する外側ピン3とが取付けられ、中間に吊りフ
    ツク係合部4を備えているコンテナ吊り条体5の
    両側部分は、前記内側ピン2および外側ピン3の
    間から垂下し、前記コンテナ吊り条体5における
    両側の垂下部分6の垂下端部にコンテナ係合用フ
    ツク7が連結され、前記外側ピン3に上部が係止
    されている弾性引張部材8の下部は、前記コンテ
    ナ吊り条体5の垂下部分6に連結されているコン
    テナ吊り具。 2 吊りビーム1の両端部に支持ピン21が取付
    けられ、中間に吊りフツク係合部4を備えている
    コンテナ吊り条体5の両側部分は、前記支持ピン
    21の外側から垂下し、前記コンテナ吊り条体5
    における両側の垂下部分6の垂下端部にコンテナ
    係合用フツク7が連結され、前記支持ピン21に
    上部が係止されている弾性引張部材8の下部は、
    前記コンテナ吊り条体5の垂下部分6に連結され
    ているコンテナ吊り具。 3 吊りビーム1の両端部に、それぞれ内側ピン
    2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面側に位
    置する外側ピン3とが取付けられ、中間に吊りフ
    ツク係合部4を備えているコンテナ吊り条体5の
    両側部分は、前記内側ピン2および外側ピン3の
    間から垂下し、前記コンテナ吊り条体5における
    両側の垂下部分6の垂下端部にコンテナ係合用フ
    ツク7が連結され、前記外側ピン3に上部が係止
    されている弾性引張部材8の下部は、前記コンテ
    ナ吊り条体5の垂下部分6に連結され、前記内側
    ピン2とコンテナ吊り条体5における中央側部分
    とはビーム吊り条体9を介して連結されているコ
    ンテナ吊り具。 4 吊りビーム1の両端部に、それぞれ内側ピン
    2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面側に位
    置する外側ピン3とが取付けられ、中間に吊りフ
    ツク係合部4を備えているコンテナ吊り条体5の
    両側部分は、前記外側ピン3の外側から垂下し、
    前記コンテナ吊り条体5における両側の垂下部分
    6の垂下端部にコンテナ係合用フツク7が連結さ
    れ、前記外側ピン3に上部が係止されている弾性
    引張部材8の下部は、前記コンテナ吊り条体5の
    垂下部分6に連結され、前記内側ピン2とコンテ
    ナ吊り条体5における中央側部分とはビーム吊り
    条体9を介して連結されているコンテナ吊り具。 5 吊りビーム1の両側部に、それぞれ内側ピン
    2とその内側ピン2よりも吊りビーム端面側に位
    置する外側ピン3とが取付けられ、中間に吊りフ
    ツク係合部4を備えているコンテナ吊り条体5の
    両側部分は、前記内側ピン2の部分から垂下し、
    前記コンテナ吊り条体5における両側の垂下部分
    6の垂下端部にコンテナ係合用フツク7が連結さ
    れ、前記外側ピン3に上部が係止されている弾性
    引張部材8の下部は、前記コンテナ吊り条体5の
    垂下部分6に連結され、係止条体10の上端部が
    前記内側ピン2よりも高レベルにおいてコンテナ
    吊り条体5に結合されると共に、前記係止条体1
    0の下端部が内側ピン2よりも低レベルにおいて
    コンテナ吊り条体5に結合され、前記係止条体1
    0とコンテナ吊り条体5とにより形成された長孔
    内に前記内側ピン2が相対的に昇降移動し得るよ
    うに配置され、前記長孔の下端部に内側ピン2が
    係合しているとき、弾性引張部材8の下部とコン
    テナ吊り条体5との結合部が外側ピン3よりも低
    レベルに配置されるように構成されているコンテ
    ナ吊り具。
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