JPH04156783A - 画像読取記録装置 - Google Patents

画像読取記録装置

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JPH04156783A
JPH04156783A JP2282395A JP28239590A JPH04156783A JP H04156783 A JPH04156783 A JP H04156783A JP 2282395 A JP2282395 A JP 2282395A JP 28239590 A JP28239590 A JP 28239590A JP H04156783 A JPH04156783 A JP H04156783A
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JP
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color
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image
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Application number
JP2282395A
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English (en)
Inventor
Susumu Tomota
友田 進
Satoshi Morita
森田 悟示
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH04156783A publication Critical patent/JPH04156783A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、読取原稿に記録されている画像を所定の色で
記録紙に再生する画像読取記録装置に関する。
[従来の技術] 例えば、印刷、製版の分野においては、カラースキャナ
等に代表されるように、読取原稿に記録されているカラ
ー画像を一旦電気信号に変換した後、所望のカラー画像
として再生する装置が使用されている。
この場合、前記装置では、読み取ったカラー画像を一旦
色分解して各色別に記憶しておき、各色に対して所望の
画像処理を施した後、記録紙上において合成して記録再
生するのが一般的である。
また、上述したように、カラーの読取原稿を読み取って
カラーの画像を記録再生する場合だけでなく、例えば、
白黒原稿に対して所望の領域を指定し、この指定領域を
他の色で記録再生する場合がある。この場合においても
、従来は、各指定領域毎に記憶領域を確保し、夫々に対
する画像処理を行っている。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このようにして画像情報を記憶させた場
合、各色毎の記憶領域が必要となるため、その記憶容量
が相当なものとなり、これによって装置が高価となる不
都合が生じる。
そこで、読取原稿を色別に読み取ることで前記記憶領域
を各色共通とし、経済的効果を図ることが考えられるが
、この場合には、読取原稿の色の数だけ読取動作を行わ
なければならず、その分処理に長時間を要するという欠
点が指摘されている。
また、白黒原稿に対して所望の領域を指定してカラー画
像の記録を行う場合においても、同様に記憶容量、処理
時間に対する問題がある。
本発明はこの種の問題に鑑みなされたものであって、画
像情報の読取記録動作を効率的に行うことができ、また
、読取原稿より読み取った画像情報の情報量が少なく、
廉価とすることのできる画像読取記録装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は、副走査搬送さ
れる読取原稿を主走査方向に走査し、この読取原稿に記
録されている画像を読み取る読取部と、 前記読取部において読み取られた画像を、当該画像の色
情報を除外した情報として記憶する画像情報記憶手段と
、 前記読取部において読み取られた画像の色を識別し、色
識別信号を生成する色識別信号生成手段と、 前記色識別信号から、読取原稿において色の変化する色
境界を検出する色境界検出手段と、前記色境界を記憶す
る色境界記憶手段と、前記色境界に基づき、画像情報記
憶手段に記憶された情報を選択的に読み出し、副走査方
向に搬送される言己録紙の主走査方向に対して所定の色
で画像を記録再生する記録部と、 を備えることを特徴とする。
[作用] 上記のように構成される本発明に係る画像読取記録装置
では、読取原稿に記録されている画像を読み取り、単色
の画像情報として画像情報記憶手段に記憶させる一方、
前記画像の色を識別し、読取原稿における色毎の記録範
囲を求め、この記録範囲を色境界として色境界記憶手段
に記憶させる。そして、記録紙に対して画像情報記憶手
段より色境界のデータに基づく画像情報を選択し、夫々
の色で画像の記録を行う。
[実施例] 本発明に係る画像読取記録装置について実施例を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図乃至第3図において、参照符号10は、本実施例
に係る画像読取記録装置を示す。この記録装置10は、
下側カバ一部材12とこの下側カバ一部材12に開閉自
在に装着される上側カバ一部材14とをケーシングとし
、この上側カバ一部材14上で読取原稿16を水平搬送
しながらこの読取原稿16に記録されている画像を光電
的に読み取る読取部18 (第2図参照)と、前記読み
取られた画情報を拡大して記録紙20に再生する配録部
22 (第3図参照)とを備える。
上側カバ一部材14に、読取原稿配置部位24が設けら
れており、この読取原稿配置部位24に配置される読取
原稿16の端部が、スキャナカバー26内に進入する。
第2図に示すように、このスキャナカバー26内には、
副走査搬送手段を構成するローラ対28および30が所
定間隔離間して配置され、このローラ対28.30間に
は、読取原稿16の先端位置を検知するための先端位置
検知センサ29が配設されている。また、ローラ対28
.30の下方には、読取部18が収容されている。
なお、前記ローラ対28.30は、モータ42によって
駆動される。
読取部18は、読取原稿16の情報面に赤色の照明光を
照射するための光源32aと、青色の照明光を照射する
ための32bとを備え、これらの光源32a、32bが
、前記読取原稿16の副走査方向(矢印X方向)に直行
する主走査方向(矢印Y方向)に延在している。光源3
2a、32bから導出され読取原稿16で反射した光り
は、反射ミラー34.36で反射されてCCDセンサ3
8に照射される。
第3図に示すように、下側カバ一部材12内に熱転写紙
であるロール状記録紙20が収容されるとともに、この
記録紙20の端部が、記録部22まで引き出されて搬送
ローラ46とニップローラ48とに保持される。言己録
紙20と搬送ローラ46とは、モータ50に連結されて
いるタイミングベルト52a、52bを介して同期的に
回転駆動される。
記録部22は、平板状のプラテン54と、シャトルユニ
ット58に装着されるサーマルヘッド(記録ヘッド)5
6とを備える。サーマルヘッド56は、シャトルユニッ
ト58によってロール状゛言己録紙20の搬送方向く矢
印Y方向)と直交する矢印X方向に移動するように構成
される。
搬送ローラ46とニップローラ48は、記録紙排出口6
8に近接した部位にあり、この記録紙排出口68には、
記録紙20を所定の長さに切断するためのカッター手段
70が設けられる。
記録部22上には、カセット76を介してロール状ドナ
ーフィルム78が収容される。このドナーフィルム78
は、供給芯材80と回収芯材82とに巻回されており、
モータ84に連結されたタイミングベルト86a、86
bを介してこの回収芯材82とドナー搬送ローラ64a
とが、同期して回転駆動される。
ここで、本実施例に係る画像読取記録装置10では、第
4図a乃至第4図dに示すように、領域Aおよび已に黒
色で画像の記録された読取原稿16に対して、作業者に
よって赤色の境界線90Rおよび/または青色の境界線
90Bを第4図a乃至第4図dの4種類の組合せの1つ
で設けることにより、前記領域Aに黒以外の着色を行う
ことができる。
第5図は、これを実現するための画像読取記録装置10
における制御回路の概略構成を示す。
この制御回路は、制御部100によって制御される。制
御部100には、読取原稿16を搬送するモータ42を
駆動するための駆動回路102と、記録紙20を搬送す
るモータ50を駆動するための駆動回路104と、サー
マルヘッド56を駆動するためのヘッド駆動回路106
が夫々接続されるとともに、その他辺下に示す処理回路
等が接続される。
すなわち、読取部18に配設された先端位置検知センサ
29は制御部100に接続され、前記制御部100に対
して読取原稿16の先端位置検知信号を供給する。また
、CCDセンサ38には、制御部100によって制御さ
れる信号処理回路108が接続される。信号処理回路1
08は、CCDセンサ38によって読み取られた読取原
稿16の画情報をデジタル信号に変換する。
信号処理回路108には、CCDセンサ38によって読
み取られた読取原稿16の画像情報を走査ライン毎に記
憶するラインメモリ110が接続される。また、前記信
号処理回路108および前記ラインメモリ110には、
画像情報を2値データとして出力するとともに、前記画
像情報の色を識別し、当該色に係る色識別信号を生成す
る色識別信号生成手段としての色識別2値化回路112
(第6図参照)が接続される。
色識別2値化回路112には、切換器114を介して画
像情報記憶手段である行メモリ116Aおよび116B
が接続されるとともに、色境界検出手段である色境界検
出回路113(第7図参照)が接続される。
この場合、行メモIJ 116 Aおよび116Bは、
夫々CCDセンサ38によって読み取られた読取原稿1
6の124ライン分の画像情報を記憶する。また、色境
界検出回路113は、第4図に示す境界線90R,90
Bを検出し、この4種類の組合せに応じた色分岐アドレ
スを出力する。この色分岐アドレスは、境界線90R1
90Bの座標に対応するものであり、行メモリ116A
および116Bのアドレスデータとして色境界記憶手段
である分岐アドレスメモリ115に記憶される。行メモ
!J 116Aおよび116Bには、さらに、切換器1
18を介してヘッド駆動回路106が接続される。
制御部100には、分岐アドレスメモリ115に記憶さ
れた色分岐アドレスから設定される色出力の開始アドレ
スおよび終了アドレスが領域Aの色別に記憶される色出
力レジスタ117が接続される。また、前記色出力レジ
スタ117の出力および切換器118の出力は、ゲート
回路119に供給される。この場合、ゲート回路119
は、行メモリ116Aおよび116Bからのデータの中
、色出力レジスタ117からの開始アドレスおよび終了
アドレスにより選択されるデータのみをヘッド駆動回路
106に供給する。
第6図は、色識別2値化回路112の構成を示す。この
色識別2値化回路112は、ラインメモリ110から供
給され、赤色の光源32aが点灯した際に得られるライ
ンデータD (R)をラッチするラッチ回路120と、
信号処理回路108から供給され、青色の光源32bが
点灯した際に得られるラインデータD (B)をラッチ
するラッチ回路122とを有する。ラッチ回路120に
は、ラインデータD (R)を制御信号に従って補数変
換する補数変換器124が接続される。補数変換器12
4およびラッチ回路122の出力は、加算器126に供
給される。
加算器126は、ラインデータD (R)あるいはその
補数データD (R) ” とラインデータD (B)
との和を求め、その和データを比較器128および2値
化回路130に供給する。比較器128は、和データと
所定の閾値データαとを比較し、その比較結果は、制御
信号として補数変換器124、セレクタ132およびゲ
ート134に供給される。また、前記制御信号は、イン
バータ136を介してゲート138.140にも供給さ
れる。
加算器126における前記和データの正負の符号に関す
るデータは、制御信号としてセレクタ132に供給され
る。セレクタ132は、比較器128からの制御信号お
よび加算器126からの制御信号に基づき所定の閾値デ
ータβ、T1δを選択し、閾値データとして2値化回路
130に供給する。なお、加算器126からの制御信号
は、ゲート140に供給されるとともに、インバータ1
42を介してゲート138に供給される。また、2値化
回路130からの出力である2値データは、ゲート13
4.138.140に夫々供給される。
一方、ゲート134の出力は、画像情報として切換器1
14に供給され、ゲート138および140の出力は、
境界線90R190Bの色情報として色境界検出回路1
13に供給される。
第7図において、色境界検出回路113は、色識別2値
化回路112のゲート138より供給される青色境界デ
ータをラッチし、例えば、第4図の線分c−dに対応す
る青領域データを生成する青領域指定回路144と、ゲ
ート140より供給される赤色境界データをラッチし、
第4図の線分a−bに対応する赤領域データを生成する
赤領域指定回路146と、前記青領域データ右よび赤領
域データから領域A、Bの色分岐アドレスである開始ア
ドレス(a点または0点のアドレス)および終了アドレ
ス(b点またはd点のアドレス)を第4図a乃至dの種
別に応じて生成する分岐アドレス生成回路148とから
基本的に構成される。なお、分岐ア′ドレス生成回路1
48は、前記色分岐アドレスを分岐アドレスメモリ11
5に出力する。
次に、以上のように構成される画像読取記録装置10の
動作について、第8図のフローチャートおよび第4図の
読取原稿16の態様に基づき説明する。
ここで、以下の説明においては、第9図に示すように、
黒(K)、赤(R)、青(B)、緑(G)の各色のイン
クをこの順で矢印で示す搬送方向に繰り返し配列したド
ナーフィルム78を用いて、記録紙20に多色画像を記
録するものとする。
先ず、初期設定にあたり、ドナーフィルム78の黒(K
)の部分を記録紙20の記録開始位置に設定する。そし
て、読取原稿16を読取原稿配置部位24からローラ対
28に臨入させるることにより、読取原稿16の読取動
作を開始する(ステップ31)。
ローラ対28.30間に配設された先端位置検知センサ
29が読取原稿16の先端を検知すると、先ず、赤色の
照明光を出力する光源32aのみが点灯し、CCDセン
サ38が読取原稿16を主走査方向(矢印Y方向)に走
査する。
この場合、CCDセンサ38によって光電変換して得ら
れた画像情報は、信号処理回路108でデジタルデータ
とされ、ラインデータD (R)としてラインメモリ1
10に記憶される。
次に、青色の照明光を出力する光源32bのみが点灯し
、前記光源32aによって走査された走査ラインと同一
の走査ラインの画像が読み取られ、信号処理回路108
でデジタルデータとされ、ラインデータD (B)とし
て色識別2値化回路112に供給される。
色識別2値化回路112 (第6図)では、前記ライン
データD (R)およびD (B)を用いて画像情報の
色識別および画像情報の2値化が行われる(ステップS
2)。
すなわち、ラインメモリ110に記憶されたラインデー
タD (R)および信号処理回路108からのラインデ
ータD (B)は、−旦ラッチ回路120および122
にラッチされる。次いで、ラインデータD (R)は、
補数変換器124によって補数変換され、ラインデータ
D(R)” として加算器126に供給される。
従って、加算器126では、ラインデータD(R)9と
D (B)との和、すなわち、ラインデータD (R)
 $よびD (B)の差が求められ、これらの差データ
として比較器128および2値化回路130に供給され
る。
ここで、ラインデータD (R)およびD (B)は、
読取原稿16を赤色の照明光で照明して得られる画像情
報と、青色の照明光で照明して得られる画像情報とで夫
々構成されている。この場合、当該画像情報が白(W)
か、黒(K)か、赤(R)か、青(B)かによって各ラ
インデータD (R)およびD (B)の出力レベルは
、概ね表1のようになる。なお、「H」は出力レベルが
高い場合、rJは出力レベルが低い場合を示す。
表1 従って、加算器126の出力である差データが小さい場
合には、白(W)または黒(K)の画像情報であり、差
データが一方向に大きい場合には赤(R)の画像情報で
あり、差データが+方向に大きい場合には青(B)の画
像情報であると識別することができる。
そこで、比較器128は、所定の閾値データαと前記差
データとを比較し、差データが小さい場合に画像情報が
白(W)または黒(K)のデータと判別し、「1」の制
御信号を補数変換器124、セレクタ132、インバー
タ136およびゲート134に供給する。
前記「1」の制御信号が供給された補数変換器124は
、ラッチ回路120からのラインデータD (R)を補
数変換しないでそのまま加算器126に供給する。この
場合、加算器126では、ラインデータD (R)およ
びD (B)の加算が行われることになり、この加算デ
ータが2値化回路130に供給される。一方、セレクタ
132は、前記「1」の制御信号に従って闇値データδ
を2値化回路130に供給する。なお、この閾値データ
δは、前記加算データが白か黒かを判別するためのスレ
ッシ二ホールドレベルに設定されている。
2値化回路130は、加算器126からの前記加算デー
タとセレクタ132からの閾値データδとより2値デー
タを生成し、これをゲート134.138.140に供
給する。この場合、ゲート138.140は、インバー
タ136.142を介して供給される「0」の制御信号
により非能動状態とされているため、前記2値データは
、ゲート134を介して領域A、Bに記録された白黒の
画像データとして切換器114に供給される(ステップ
S3)。
また、比較器128の比較結果から差データが大きい場
合には、画像情報が赤(R)または青(B)と判別され
、「0」の制御信号が補数変換器124、セレクタ13
2、インバータ136およびゲート134に供給される
。この場合、補数変換器124は、ラッチ回路120か
らのラインデータD (R)を補数変換して加算器12
6に供給し、加算器126は差データを2値化回路13
0に供給する。また、加算器126は、前記差データの
符号に係る制御信号(D (R)≧D (B)の場合「
1」、D(R)<D (B)の場合「0」)をセレクタ
132に供給する。従って、セレクタ132は、ライン
データI)(R)がラインデータD (B)よりも大き
い場合に画像情報が赤色であるとしてtA値データβを
2値化回路130に供給し、ラインデータD (R)が
ラインデータD (B)よりも小さい場合に画像情報が
青色であるとして閾値データγを2値化回路130に供
給する。なお、この閾値データβ、γは、前記加算器1
26からの差データが白か赤か、あるいは白か青かを判
別するためのスレッシ二ホールドレベルに設定されてい
る。
2値化回路130は、加算器126からの前記差データ
とセレクタ132からの閾値データβまたはTとより2
値データを生成し、これをゲート134.138.14
0に供給する。この場合、ゲート134は、比較器12
8から供給される「0」の制御信号により非能動状態と
されている。また、ゲート138.140は、加算器1
26からの制御信号によりいずれか一方が非能動状態と
されている。従って、画像情報が赤色の場合には(第4
図a乃至C参照)、前記制御信号が「1」であり、前記
2値データは、ゲート140を介して境界線90Rに関
する赤色境界データとして色境界検出回路113に供給
される(ステップ33)。また、画像情報が青色の場合
には(第4図す乃至d参照)、前記制御信号が「0」で
あり、前記2値データは、ゲート138を介して境界線
90Bに関する青色境界データとして色境界検出回路1
13に供給される(ステップS3)。
色識別2値化回路112によって抽出された白黒データ
は、切換器114を介して行メモリ116Aまたは11
6Bに転送され、記憶される(ステップ34)。
一方、色識別2値化回路112によって抽出された色境
界データは、色境界検出回路113(第7図参照)に転
送され、色分岐アドレスが生成される(ステップ35)
。この色分岐アドレスは、境界線90R,90Bによっ
て囲まれた領域Aを領域Bとは異なる色で記録するため
もので、行メモ’J 116Aまたは116Bに記憶さ
れた白黒データの中の境界線90R,90B部分に対応
するアドレスである。
ここで、第4図に示す境界線90R190Bの各組合せ
を用いることにより、領域Aを4色に色分けすることが
できる。この場合、第4図aの領域Aは赤色、第4図す
の領域Aは灰色、第4図Cの領域Aは緑色、第4図dの
領域Aは青色に夫々着色するものとして以下説明する。
そこで、読取原稿16が第4図aの場合、すなわち、黒
色の領域Aと領域Bの境界に赤色の境界線90Rが形成
されている場合、色識別2値化回路112は、この読取
原稿16を主走査して得られる画像情報の中、a点およ
びb点に係る画像情報を赤色境界データと判別し、赤領
域指定回路146に供給する。赤領域指定回路146は
、a点を始点としb点を終点とする赤領域データ(第4
図a参照)を生成し、分岐アドレス生成回路148に供
給する。一方、第4図aの読取原稿16には、青色境界
データは無く、青領域指定回路144は、青領域データ
を生成しない。従って、分岐アドレス生成回路148は
、点a、b間を赤色に着色する赤色分岐アドレスを生成
し、分岐アドレスメモリ115に供給する(ステップS
6)。
読取原稿16が第4図すの場合、色識別2値化回路11
2は、a点およびb点に係る画像情報を赤色境界データ
と判別し、C点およびd点に係る画像情報を青色境界デ
ータと判別し、これらを赤領域指定回路146および青
領域指定回路144に供給する。この場合、青領域指定
回路144より出力される青領域データと赤領域指定回
路146より出力される赤領域データとの関係は、第4
図すに示すようになる。この関係から、分岐アドレス生
成回路148は、点c、d間を灰色に着色するための灰
色分岐アドレスを生成し、分岐アドレスメモリ115に
供給する(ステップ36)。
同様に、読取原稿16が第4図Cの場合および第4図d
の場合、分岐アドレス生成回路148は、緑色分岐アド
レスおよび青色分岐アドレスを夫々分岐アドレスメモリ
115に供給する(ステップS6)。
以上の処理(ステップS1乃至S6)を読取原稿16の
124ライン分終了すると(ステップS7)、記録紙に
対して指定の色による画像を記録するため、色出力レジ
スタ117に色別の3己録領域を設定する。この場合、
境界線90Rは第10図aに示す円であるとして説明す
る。
そこで、先ず、読取原稿16より読み取られた境界線9
0Rの赤色分岐アドレスを分岐アドレスメモリ115よ
り読み出し、副走査方向(矢印y方向)における開始点
(xl、y+)を検出する(ステップ38)。次に、前
記開始点(x+、y+)のある主走査線の次の主走査線
上の赤色分岐アドレスを読み出しくこれを前記開始点に
連続する点である「連続点」とする)、主走査方向(矢
印X方向)に離間する連続点(X2.y2)、(x3.
ys)間を赤色に着色する領域AとしくステップS9)
、前記連続点(xz、yz)および(x3.ys)を赤
色の開始アドレススおよび終了アドレスとして色出力レ
ジスタ117にセットする(ステップ510)。
次いで、赤色分岐アドレスの副走査方向く矢印y方向)
における終了点(xm、ym)を検出する(ステップ5
ll)。なJ、124ライン中には、前記終了点(Xl
l、ym)は無い。以上の処理(ステップS8乃至51
1)を124ライン分行い(ステップ512)、色出力
レジスタ117のセットが完了すると、記録部22にお
ける記録動作を開始する(ステップ513)。
そこで、記録部22では、ドナーフィルム78が黒に設
定されており、制御部100は、行メモ!J116Aま
たは116Bに記憶された白黒データを切換器118を
介してゲート回路119に供給する。一方、ゲート回路
119には、色出力レジスタ117より赤色の開始アド
レスおよび終了アドレスが供給され、これらのアドレス
によって、例えば、前転連続点(X2. y2)および
(x3.ys)間のアドレスに対してゲート回路119
が閉塞状態とされる。従って、ヘッド駆動回路106に
は、領域Bの白黒データのみが転送される。ヘッド駆動
回路106は、前記白黒テ゛−夕に従ってサーマルヘッ
ド56を駆動し、ドナーフィルム78を加熱して記録紙
20に領域Bのみの黒色の画像を記録する(ステップ5
13)。
領域Bに対する画像の記録が終了すると、制御部100
は、ドナーフィルム78を搬送させ(ステップS14.
515)、配録位置に次の色である赤色を設定する(第
9図参照)。そして、色出力レジスタ117のアドレス
を反転させた後、再び行メモ’J 116Aまたは11
6Bから白黒データをゲート回路119に転送する。
この場合、ヘッド駆動回路106には、領域Aに対する
白黒データのみが供給される。そこで、ヘッド駆動回路
106は、前記の場合と同様に、ドナーフィルム78を
加熱し、記録紙20に領域Aのみの赤色の画像を記録す
る。
124ラインに対する金色の記録が終了するとくステッ
プ514)、制御部100は、記録紙20を124ライ
ン分搬送させるとともに(ステップ515)、ドナーフ
ィルム78を再び黒に設定し、次の配録のために待機す
る。この場合、読取部14では、通常、前記記録部22
における記録中に並行して読取動作を開始しており、そ
のデータが行メモIJ 116 Aまたは116Bのい
ずれか一方に記憶されている。
以上の動作を読取原稿16が終了するまで行う (ステ
ップ516)。
この結果、第10図aに示す白黒の読取原稿16を読み
取り、記録紙20に対して赤色の境界線90Rで囲まれ
た領域Aを赤色で記録し、領域Bを黒色で記録すること
ができる。
同様にして、第4図す乃至dの読取原稿16から領域A
を所定の色とした画像を得ることができる。なお、第4
図す、cの二重の境界線90R190Bを有する場合に
は、例えば、0点、d点の分岐アドレスを用いて色出力
レジスタ117をセットすればよい。
ここで、上述した実施例では、単純な円の境界線90R
によって領域Aを設定した場合について説明したが、例
えば、第10図す乃至eに示す境界線91b乃至91e
の場合には、前記の処理に対して、さらに側位の処理を
付加する必要がある。
先ず、第10図すの場合、境界線91bの副走査方向(
矢印y方向)における開始点くxl。
yI)、(X2.yI)および終了点(xla、 y、
)、(xn、ya )が夫々2つずつある。この場合、
線分y1、y2をステップS8およびSllにおける開
始点および終了点として処理を行う。
第10図Cの場合、2つの開始点(xl、yI)、(X
2.y2)から夫々境界線91cが開始し、点(xs、
y3.)で結合し、終了点(xn、yIa)で終了する
。この場合、点(xs、y3)を通過する主走査線上で
境界線91cの開始アドレスおよび終了アドレスを検出
する時、例えば、点(Xl、y4)を開始アドレスとし
、点(xs、 ys)を終了アドレスとすると、点(X
3.y3)と点(Xs、ys)の間を領域への外と認識
してしまう右それがある。そこで、このような場合には
、点(xs、y3)までは2つの領域A1、A2として
処理し、点(X3.y3)から終了点(xl。
y、)を検出するまでは1つの領域Aと認識するように
処理を行う。
第10図dの場合、1つの開始点(xl、yI)から境
界線91dが開始し、点(x@、ys)で−旦結合した
後、2つの終了点(xr、、yn)、(x、、ya )
で終了する。この場合、点(Xl。
y、、)までは1つの領域Aとして処理し、2つの終了
点(xr、、yh)、(x6.yo)までは2つの領域
A1、A2として処理を行う。
第10図eの場合、領域Aを複数の領域に分割し、第1
0図Cの場合に類似した処理を行うことができる。
以上のようにして、記録紙20に複数の色で画像を記録
することができる。この場合、画像の色に関する情報を
、色出力レジスタ117に分離して保持することで行メ
モ!J116Aおよび116Bの記憶容量を少なく設定
することができる。
なお、上述した実施例では、境界線によって画像の色分
けを行う場合について説明したが、例えば、前記境界線
がなく、領域Aが予め黒以外の色に着色された読取原稿
16の場合にも本発明を適用することができる。この場
合、領域已に対する領域Aの色の変化点を前記境界線と
みなせば、前述した場合に準じた処理で色分けされた出
力を得ることができる。
[発明の効果コ 以上のように、本発明に係る画像読取記録装置では、次
のような効果乃至利点が得られる。
すなわち、読取原稿に記録されている画像を、単色の画
像情報として画像情報記憶手段に記憶させる一方、前記
画像の色の記録範囲を求め、この記録範囲を色境界とし
て色境界記憶手段に記憶させ、記録紙に対して画像情報
記憶手段より色境界のデータに基づく画像情報を選択し
、夫々の色で画像の言己録を行っている。この場合、前
記画像情報記憶手段には、単色の画像情報のみが記憶さ
れるため、その記憶容量を少なく設定することが可能と
なる。また、色に関する情報は、読取原稿の1回の走査
で色境界記憶手段に記憶され、各色に対する複数回の走
査が不要であるため、画像情報の読取記録動作も高速化
される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像読取記録装置の構成斜視図、 第2図は前記画像読取記録装置の一部断面正面図、 第3図は前記画像読取記録装置の縦断側面図、第4図a
乃至dは読取原稿に設定した境界線および境界線に対応
して得られる領域データの説明図、 第5図は前記画像読取記録装置における制御部の構成ブ
ロック図、 第6図は第5図に示す制御部における色識別2値化回路
の構成ブロック図、 第7図は第5図に示す制御部における色境界検8回路の
構成ブロック図、 第8図は第5図に示す制御部における処理動作のフロー
チャート、 第9図は前記画像読取記録装置において用いられるドナ
ーフィルムの説明図、 第10図a乃至eは読取原稿に設定される境界線の説明
図である。 10・・・画像読取記録装置 16・・・読取原稿 18・・・読取部 20・・・記録紙 22・・・記録部 38・・・CCDセンサ 56・・・サーマルヘッド 78・・・ドナーフィルム 9OR190B・・・境界線 91a〜91e・・・境界線 100・・・制御部 112・・・色識別2値化回路 113・・・色境界検出回路 115・・・分岐アドレスメモリ 116A、116B・・・行メモリ 117・・・色出力レジスタ 119・・・ゲート回路 144・・・青領域指定回路 146・・・赤領域指定回路 148・・・分岐アドレス生成回路 特許出願人   富士写真フィルム株式会社出願人代理
人 弁理士  千葉 剛宏 FIG、4a     FIG、4b alt’J l!!I6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)副走査搬送される読取原稿を主走査方向に走査し
    、この読取原稿に記録されている画像を読み取る読取部
    と、 前記読取部において読み取られた画像を、当該画像の色
    情報を除外した情報として記憶する画像情報記憶手段と
    、 前記読取部において読み取られた画像の色を識別し、色
    識別信号を生成する色識別信号生成手段と、 前記色識別信号から、読取原稿において色の変化する色
    境界を検出する色境界検出手段と、前記色境界を記憶す
    る色境界記憶手段と、 前記色境界に基づき、画像情報記憶手段に記憶された情
    報を選択的に読み出し、副走査方向に搬送される記録紙
    の主走査方向に対して所定の色で画像を記録再生する記
    録部と、 を備えることを特徴とする画像読取記録装置。
JP2282395A 1990-10-20 1990-10-20 画像読取記録装置 Pending JPH04156783A (ja)

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