JPH04156445A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、異なる感度特性を持つ複数の種類の感光記録
媒体に対応する画像形成装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種の画像形成装置においては、原稿と出力さ
れる画像とをできる限り近づける為、あるいはユーザー
の好み等により色調を調整できるように、出力画像の明
暗、色調を調整できる明暗調整キーやカラーバランスキ
ー等か設けられていた。更に、これらの最適条件を捜す
為には、複数回の試しコピーも必要となるので、−度捜
し出したデータをメモリに記憶させ、再度そのデータを
よびたすことかできるようにしていた。

［発明か解決しようとする課題］ しかしながら、前記のようにカラーバランスのデータを
記憶させた画像形成記録装置に対して、先回とは異なっ
た感度特性の感光記録媒体をセットシた場合には、ユー
ザーかセットされている以前の感光記録媒体に対応した
カラーバランスのデータを呼び出しコピーを行うと、全
く異なった明暗、色調で出力されてしまい全く無駄なコ
ピーとなってしまった。それは経済的にも非常に無駄な
ことであった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、ある種類の感度特性を持つ感光記録媒体に対
して設定したユーザーの好みのカラーバランスを、その
感度特性に対応して記憶した場合に異なる感度特性を持
つ感光記録媒体がセットされた場合に、以前に用いてい
た感度特性の感光記録媒体に対して設定されたデータを
呼び出すことを禁止し、新たにその感度特性に応じたカ
ラーバランスがユーザーによりセットできることを可能
にした。これにより、感度特性が異なっても、常にユー
ザーか目的とした色補正を行える画像形成装置を提供す
ることができる。

［課題を解決するだめの手段］ この目的を達成するために、第１図のクレーム対応図に
示す用に本発明の画像形成装置（１００）は、現在セッ
トされている感光記録媒体の感度特性（１，０１）を識
別する識別手段（１，０２）と、異なった感度特性を持
つ感光記録媒体に対し設定されたカラーバランスデータ
（１０３）を、それぞれの感度特性毎に独立に複数記憶
する記憶手段と、前記カラーバランスデータの読出か指
定された場合に現在セットされている感光記録媒体の感
度特性に対応付けられて記憶されたカラーバランスデー
タを読出す制御手段（１０５）とを備えている。

［作用］ 上記構成による本発明の記憶手段は、ユーザーにより設
定されたカラーバランスに関するデータを感度特性に対
応して記憶する。識別手段は、画像形成装置に現在セッ
トされている感光記録媒体の感度特性を識別する。そし
て、その識別された感度特性に応じて、該当するカラー
バランス等のデータにより画像形成を行なう。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説明
する。

本実施例の画像形成装置である感光感圧複写機］では第
２図に示されるように、感光感圧紙１２（以下マイクロ
カプセル紙と称す）と顕色紙２８が使用されている。

尚、本実施例に使用されているマイクロカプセル紙１２
の支持体の表面にはマイクロカプセルが塗付されており
、そのマイクロカプセル内には後述する顕色剤と反応す
る染料前駆体等が包含されている。前記顕色紙２８の支
持体の表面には、顕色剤が塗布されており染料前駆体と
反応することで発色するが、詳細は米国特許第４３９９
２０９号明細書等に記載されており、ここでは説明を省
略する。

複写機１の上部には原稿台ガラス２及び原稿台カバー３
が配設され、この原稿台ガラス２の上には所望の原稿４
が伏せられて原稿台カバー３が閉じられる。

複写機１の上部における原稿台ガラス２の下方には、ハ
ロゲンランプ５ａ及びリフレクタ５ｂ。

反射ミラー８などを備えた光源部５が原稿台ガラス２と
平行に架設された輔１３に沿って往復移動可能に配設さ
れている。その光源部５は、原稿台ガラス２に向けて前
記移動方向に直行する方向にライン状に光を照射する。

照射された光は透明な原稿台ガラス２を通過して、この
上に置かれた原稿４により下方へ反射される。

前記原稿台ガラス２の下方には、反射ミラー９ａ、９ｂ
を備えるミラ一部９が前記光源部５と別体に移動可能に
配設され、原稿４から反射された光は、反射ミラー８．
９ａ、９ｂの順番に反射され、前記光源部５の移動方向
と平行となるように導かれる。

原稿台ガラス２の下方には、通常固定されている投影レ
ンズ７、複写画像の色調を調整するためのフィルタ６が
配設されており、反射ミラー９ｂにより反射された光は
、投影レンズ７に入射する。

前記レンズ７により投影された光は、反射ミラー群１０
ａ、１０ｂにより反射される。

前記反射ミラー１０ｂの右方には、前記マイクロカプセ
ル紙１２を露光するための露光台１１が配設され、反射
ミラー１０ｂと露光台１１との間には光路を切り換える
反射ミラー１０ｃが配設されている。露光台１１に沿っ
て配設されたマイクロカプセル紙には原稿４上の画像情
報が結像される。

また、反射ミラー１０ａ、１０ｂは、通常は固定されて
いるが、マイクロカプセル紙１２上に形成する潜像の大
きさを拡大・縮小する際に投影倍率ｍの変更に従って光
路長を換えるために軸１３の軸方向に一体となって移動
可能な構成となっている。

一方、本複写機］の中央には、機体に取り出し可能なカ
ートリッジ１５が配設され、長尺上のマイクロカプセル
紙１２は、カートリッジ軸］４に巻かれた状態で上記カ
ートリッジ１５に収容されている。カートリッジ１５か
機体内の所定にセットされ−Ｃいる状態で、マイクロカ
プセル紙１２の先端部は前記露光台１１に向かって引き
出される。

前記露光台１１の下方には、送りローラ１９、テンショ
ン調整用のダンザーローラ２］が配設されている。その
ダンサ−ローラ２１の右方には、大径ローラ２２ａとバ
ックアップローラ２２ｂを備える圧力現像装置２２か配
設されており、その圧力現像装置２２の右方には、後述
するように密着されたマイクロカプセル紙１２と顕色紙
２８と分離するための分離ローラ２３が配設され、前記
分離ローラ２３と前記カートリッジ］５との間には、マ
イクロカプセル紙１２を嵌装・保持する巻き取り軸２４
が配設されている。カートリッジ］５の上部から出たマ
イクロカプセル紙１２は、テンンヨンローラ］９に導か
れて、露光台１１の上部を通−〕だ後、ダンザーローラ
２１、圧力現像装置２２を通過し、さらに分離ローラ２
３に導かれた後巻き取り輔２４に巻き取られる。なお、
カートリッジ１５を出た後の未露光なマイクロカプセル
紙１２は、遮光カバーにより未露光状態が保持される。

圧力現像装置２２のＦ方には、顕色紙２８を収容した給
紙カセット２９が装着される。その給紙カセット２９の
上方には、負圧吸引を用いて紙を吸着する吸盤式の給紙
機構３０か配設されており、顕色紙２８は給紙機構３０
により一枚ずつ取り出される。給紙機構３０と圧力現像
装置２２との間には、送りガイド３１ｄ１送りローラ３
１ａ１３１、ｂ、３１ｃが配設されており、顕色紙２８
は送りローラ３１ａ、３１ｂ、３１Ｃ１送りガイド３１
、　ｄにより搬送されて圧力現像装置２２に搬入される
。

前記圧力現像装置２２の右方には熱定着装置３２が配設
されており、熱定る装置３２の右方には画像か形成され
た顕色紙２８を収納する排紙トレー３３が配設されてい
る。熱定着装置３２の上方には、加熱定着時に発生する
ガスの臭いを取り除くだめの脱臭用フィルタ３７と、こ
の脱臭用フィルタ３７にガスを誘導するための脱臭用フ
ァン３８を配設している。

また、本複写機１には、マイクロカプセル紙１２を、装
置内の所定の搬送経路に自動的にセットするためのオー
トローディング機能を有している。

これは、マイクロカプセル紙１２の先端部に張りイ・」
けであるリーダーフィルム部を、自動的に装置内に引き
出した上で、装置内を搬送し、巻き取り輔２４に巻き付
ける機能である。これにより、リー　９　＝ 一ダーフィルム部１８に続くマイクロカプセル紙］２も
、巻き取り輔２４に巻き取られ、装置内へのセットも完
了する。

このオートローディングのため、リーダーフィルム部の
引き出し用として、ローラ］つとカートリッジ１５との
間の半月ローラ１７か配設され、また、巻き取り軸２４
への誘導用として分離シュー　ｌ−２７が回転可能に取
り（１けられている。巻き取り軸２４の周辺にはリーダ
ーフィルムを巻き付けるために巻取ガイドウニ２５と巻
取ガイドシタ２６が配設されている。更に、ローラ１つ
と半月ローラ１７との間のシュート部には、リーダーフ
ィルムに印刷されたマイクロカプセル紙の感度持性等の
データを読み取るための、感度データ読み取りセンサ３
５が設けられている。

次に本複写機１の制御回路について説明する。

第３図に示されるように本複写機はワークメモリ６７を
内蔵した１チツプＣＰＵ６０により全ての制御かコント
ロールされる。パネル５０には、明暗を調整する明暗調
節キー５５、色補正を行うためのカラーバランスキー５
６、設定したカラーバランスのデータを記憶させるジョ
ブメモリ設定キー５７、それを呼び出すジョブメモリ呼
出しキー５８、コピースタートキー５１等が備えられ、
それぞれＣＰＵ６０に接続されている。

又、マイクロカプセル紙のリーダフィルムに印刷された
感度特性データを読みとる感度特性読み取りセンサ３５
がＣＰＵ６０に接続される。この感度特性データはリー
ダフィルム上に、その搬送方向と直行する方向に延びる
線の集り（バーコード）によって記されている。そのデ
ータはＣＰＵ６０に内蔵される不揮発性のワークメモリ
６７に記憶される。

更に、ＣＰＵ６０には、ＲＯＭと、電源が切られていて
も書き込まれたデータが消去されない書き込み可能なＮ
ＶＲＡＭとが接続されている。ＲＯＭには制御を行うた
めのプログラムが書き込−まれ、ＮＶＲＡＭにはジョブ
メモリ設定キー５７により、色補正データと、その時点
でセットされていたマイクロカプセル紙の感度特性デー
タとがジー　　１１　　＝ ョブメモリ６２として書き込まれる。第１図に示す本実
施例を簡略化した図（本発明のクレーム対応図）を示す
。本複写機では、ジョブメモリ６２の色補正のデータは
、露光ランプの露光量データＡ１搬送モータの速度Ｖ１
イエロウのフィルター挿入ｆｆｉ　Ｂ　ｓマゼンタのフ
ィルター挿入ｆｆｉ　Ｃｓ　シアンのフィルター挿入量
Ｄ２更にその時点の感度特性データＳ１か記憶されてい
る。これらのデータは複数の記憶ができるよう準備され
ている。

出力画像の色調、明暗をコントロールするため、色フィ
ルタ６の挿入量を制御する色フイルタ制御回路６５、露
光ランプ５ａの露光量を制御するランプ制御回路６４、
マイクロカプセル紙への露光時間を制御する搬送モータ
の駆動モータ制御回路６６等についてもＣＰＵ６０に接
続され、ＣＰＵ６０により前記色補正データに基づきコ
ントロールされる。

次に本複写機１の動作について説明する。

カートリッジ１５が複写機１にセットされると、オート
ローディングを開始する。半月ローラ］７は、オートロ
ーディング開始時のみ、搬送方向に１回から数回回転し
、リーダーフィルム部１８をローラ２０まで送り出す。

その後は停止し、以後の搬送はローラ２０の駆動により
行われる。

巻取ガイドウニ２５、巻取ガイドシタ２６、分離シュー
ト２７は、−点鎖線で示す位置に回転し、マイクロカプ
セル紙１２の先端部に張り付けられたリーダーフィルム
部１８は巻き取り軸２４に巻き付けるオートローデング
が終了すると、巻取ガイドウニ２５、巻取ガイドシタ２
６、分離シュート２７が実線で示す位置に戻りコピー可
能となる。

コピースタートキーが動作されると、上記反射ミラー８
、ハロゲンランプ５はマイクロカプセル紙１２の搬送速
度をＶ、投影倍率をｍとすると、移動速度ｖ　／　ｍで
移動し、反射ミラー９ａ、９ｂは移動速度ｖ　／　ｍで
移動する。マイクロカプセル紙］２の搬送速度はミラー
群８．９ａ、９ｂの移動速度と上述のように同期させで
あるため、露光台１］を通過する際のマイクロカプセル
紙１２には原稿４の所定ラインの潜像が順次形成される
。

尚、上記所定の速度比は、倍率の設定に基づき、予め定
めである。

潜像か形成されたマイクロカプセル紙１２は搬送され、
給紙カセット２９の最上位の顕色紙２８は給紙機構３０
、送りローラ３１ａ、３１ｂ、３１Ｃ等により搬送され
る。

圧力現像装置２２にはマイクロカプセル紙１２と顕色紙
２８とか密着して一体となった状態で供給され、マイク
ロカプセル紙１２の潜像が形成されたマイクロカプセル
面と顕色紙２８の顕色剤塗布面とが、内側で接触する状
態で一体となって大径ローラ２２ａとバックアップロー
ラ２２ｂに挟み込まれ圧力が加えられる。この圧力によ
り未露光のマイクロカプセル紙が破壊され、顕色紙２８
上に画像が形成される。

圧力現像装置２２から出たマイクロカプセル紙１２と顕
色紙２８とは、分離ローラ２３にて分離された後、顕色
紙２８は熱定着装置３２の加熱ローラー３２ａにより発
色を促進されて画像が形成された後、テンションローラ
３２ｂにより排紙トレイ３３に搬出される。尚、分離さ
れたマイクロカプセル紙１２は分離ローラ２３ｅを経て
巻き取り軸２４に巻き取られる。

次に、ユーザーによるカラーバランスの方法を説明する
。通常ユーザーは原稿或は個人の好み等により出力画像
をみなから、明るさ・色調などをパネル５０にＱ　（ｉ
ｉηされている明暗調整キー５５、カラーバランス調整
キー５６’；ｇで、ｌ−１的とする色に調整を行う。こ
れら設定された色補正データは、光量すなわちランプの
明るさ或はコピー速度を変化させること、そして光源５
ａと露光面１］の間に設けられた色フイルタ−６の挿入
量を変えることにより、出力画像の明暗・色調が調整さ
れる。

更に本複写機１は、パネル５０上にあるジョブメモリー
設定キー５７を押下することにより、ニー→ノ”−か設
定ｌ、たカラーバランスのデータが複写機］のジョブメ
モリ−６２に、光量データ・色フィルター挿入量データ
更に現在複写機］にセットされているマイクロカプセル
紙１２の感度特性のデータとして記憶される。

本複写機のマイクロカプセル紙１２はロール状にカート
リッジ］５内にセットされている。使用湾みの感光記録
媒体は、順次ティクアップロール２４に巻き取られ、全
て使用されてしまうとセンサーによりカートリッジが空
であることか検知され、パネル」二に表示される。ユー
ザーは、複写機１の前面カバーを開けて、空のカートリ
ッジと感光記録媒体を巻き取ったティクアップロールを
取り出す。そして、新しいカートリッジとティクアップ
ロールをセットシ自動通紙を行わせる。

カートリッジの中の感光記録媒体のリーダ一部にはその
感光記録媒体の感度データとその他のデータが記されて
いる。複写機１は感度データ等を読み取りセンサー３５
で読み取り新しいマイクロカプセル紙の感度特性等がワ
ークメモリ６７Ｕ）旧こ記憶される。ユーザーは設定し
たカラーバランスで出力画像を得たい場合、セラ］・さ
れていたジョブメモリー呼出キー５８を押す、前回使用
していた感光記録媒体が新たにいれたらたものと同一の
感度特性であれば、この操作により色補１１−データを
呼び出すことかできる。しかし、本複写機は、新たにセ
ットされた感光記録媒体の感度特性が前回のものと異な
る場合は、前回の色補１Ｆデータは使用不可となる。つ
まり異なる感度特性のマイクロカプセル紙に対しセット
されたカラーバランスデータが使用できないように、現
在セットされている感度特性データとジョブメモリに記
憶されている感度特性データを比較判断している。そし
て現在セットされている感度特性と同じ感度特性のカラ
ーバランスデータのみをジョブメモリより呼び川すこと
を可能としている。

以上の操作により呼び出された色補正データによって、
光量・色フィルタの挿入量か制御され、異なる感度特性
のカラーバランスにより出力されることなく、ユーザー
か設定した希望の出力画像を得ることができる。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、異なる感度特性をもつ複数の感光記録媒体に対応でき
、更にユーザーの希望するカラー−１７＝ バランスのデータを記憶させることのできる画像形成装
置において、それぞれの感度の感光記録媒体に対応して
記憶されたカラーバランスデータを呼び出すことにより
、異なる感度特性のカラーバランスデータにより色補１
１Ｆ−されることなくユーザーの希望する１１１力画像
か、容易に？１１られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を説明するためのもので、第１図は本発明
のクレーム対応図、（本発明の一実施例を簡略化した図
）第２図は本発明の一実施例の装置の機械的構成を示す
断面図、第３図は上記実施例の装置の制御回路の構成を
示す説明図である。 図中、３５は識別手段を構成する感光記録紙感度特性読
取センサ、６０は制御手段を構成するＣＰＵ、６２は記
憶手段を構成するジョブメモリである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、設定されたカラーバランスに基づいて、感光記録媒
   体に画像を形成する画像形成装置において、 現在セットされている感光記録媒体の感度特性を識別す
   る識別手段と、 前記識別されたそれぞれの感度特性と対応付けて前記設
   定されたカラーバランスデータを記憶する記憶手段と、 カラーバランスデータの読出が指定された場合に現在セ
   ットされている感光記録媒体の感度特性に対応付けられ
   て記憶されたカラーバランスデータを読出す制御手段と
   、 を有することを特徴とする画像形成装置。