JPH0415611A - 撮影レンズ - Google Patents

撮影レンズ

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JPH0415611A
JPH0415611A JP2119216A JP11921690A JPH0415611A JP H0415611 A JPH0415611 A JP H0415611A JP 2119216 A JP2119216 A JP 2119216A JP 11921690 A JP11921690 A JP 11921690A JP H0415611 A JPH0415611 A JP H0415611A
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Tsunefumi Tanaka
常文 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は撮影画角が63度程度、Fナンバー2程度の比
較的広画角で明るい撮影レンズに関し、特にレンズ系後
方に配置した回転式反射鏡によって光路を観察光学系に
導<TTL型−眼レフレックスカメラやビデオカメラ等
の長いバックフォーカスを要するカメラに好適な撮影レ
ンズに関するものである。
(従来の技術) 従来より焦点距離に比べて長いバックフォーカスを有す
る広画角の撮影レンズとして負の屈折力のレンズ群が先
行する所謂逆望遠型(レトロフォーカス型)の撮影レン
ズが良く知られている。
例えば特開昭55−147607号公報や特開昭63−
201614号公報には撮影画角60〜64度、Fナン
バー2程度のバックフォーカスの長い逆望遠型の撮影レ
ンズが提案されている。
一般に逆望遠型の撮影レンズは前方に負の屈折力のレン
ズ群、後方に正の屈折力のレンズ群を配置した全体とし
て非対称のレンズ構成より成っている。
この為球面収差、コマ収差、そして非点収差等の諸収差
の発生量が多くなり、又長いバックフォーカスを確保す
る為に前方のレンズ群の負の屈折力の絶対値を大きくし
なければならない為、更に諸収差の発生量が多くなり、
一般にこれらの諸収差をバランス良く良好に補正するの
が大変難しいという問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 最近写真用カメラやビデオカメラ等に用いる撮影レンズ
には大口径でしかも自動焦点検出の際の合焦操作の高速
化を図る為にレンズ系全体が軽量でかつ小型であること
が要望されている。従来の逆望遠型の撮影レンズのうち
レンズ構成枚数が比較的少ないものはFナンバーが28
程度であった。
逆望遠型の撮影レンズとして例えば撮影画角60度以上
でFナンバ2程度の大口径比化を図ろうとすると諸収差
の発生量が急激に多くなってくる。一般にこれらの諸収
差を良好に補正し高い光学性能を得る為にはレンズ枚数
を増加させねばならなくレンズ系全体が大型化してくる
という問題点があった。
本発明はレンズ構成を適切に設定することにより長いバ
ックフォーカスを有しつつ、かつレンズ系全体の簡素化
及び小型化を図りつつ、撮影画角63度程度、Fナンバ
ー2程度と広画角でしかも大口径の画面全体の諸収差を
良好に補正した高い光学性能を有した撮影レンズの提供
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の撮影レンズは物体側から順に絞りを挟んで前群
と後群の2つのレンズ群より成り、該前群は物体側に凸
面を向けたメニスカス状の負の第1レンズ、そして両レ
ンズ面が凸面の第2レンズとメニスカス状の負の第3レ
ンズとを接合した第1接合レンズより成り、該後群は両
レンズ面が凹面の負の第4レンズ、負の第5レンズと正
の第6レンズとを接合した第2接合レンズ、そして正の
第7レンズより成り、該前群と後群の焦点距離を各々F
f、FR1全系の焦点距離をF、該第1接合レンズの接
合レンズ面の曲率半径なR4、該第2レンズと第3レン
ズの材質の屈折率を各々N2、N3とするとき 0.4<Ff/FR<  0.55・ (1)−0,6
5<R4/F<−0,5・・・・(2)N3<N2  
    ・・・・(3)なる条件を満足することを特徴
としている。
(実施例) 第1〜第3図は各々本発明の数値実施例1〜3のレンズ
断面図である。
図中Iは前群で全体として正の屈折力を有している。S
Pは絞り、11は後群で全体として正の屈折力を有して
いる。
前群Iは物体側より順に物体側に凸面を向けたメニスカ
ス状の負の第1レンズL1.そして両レンズ面か凸面の
正の第2レンズL2と像面側に凸面を向けたメニスカス
状の負の第3レンズL3とを接合した第1接合レンスH
LIより成っている。
後群■は両レンズ面か凹面の第4レンズL4物体側に凹
面を向けた負の第5レンズL5と像面側に凸面を向けた
正の第6レンズL6とを接合した第2接合レンズHL2
.そして両レンズ面か凸面の正の第7レンズより成って
いる。
本実施例の撮影レンズは所定の長さのハックフォーカス
か容易に得られるように最も物体側に負の第1レンズL
1を配置し、該第1レンズLlより遠く離れた位置から
正の第1接合レンズHLI以下の各レンズか後続するよ
うにし、全体として逆望遠型のレンズ構成となるように
している。
又広画角の軸外光束がW41レンズて強く曲げられて高
次収差か多く発生するのを防止する為に該第1レンズを
物体側に凸面を向けたメニスカス形状にして軸外光束を
各レンズ面て序々に曲げるようにしている、そして負の
第1レンズ力)らの発散光束を正レンズで収束させる際
に正レンズL2と負レンズL3とから成り全体として両
凸形状力)らなる正の屈折力の第1接合レンズHLIで
収束させるようにして、特に接合レンズ面でコマ収差と
非点収差を良好に補正するようにしてしAる。
又後群■を前述のように接合レンズを含む所定形状の4
つのレンズより構成し、特に負レンズ成分を2つ有する
ようにして、主に球面収差とコマ収差の補正を分担して
行うことにより高次収差の発生量を少なくしつつ色収差
の補正と共にコマ収差とサジタルフレアーの双方を良好
に補正している。
そして前述の条件式(1)〜(3)を満足させることに
より所定の長さのバックフォーカスを確保しつつ非対称
より生ずる諸収差を良好に補正し画面全体の光学性能の
向上を図っている。
条件式(1)は前群工と後群■の屈折力の比を適切に設
定し、所定の長さのバックフォーカスを確保しつつレン
ズ全系の短縮化を図る為のものである。
条件式(1)の下限値を越えて前群■の正の屈折力が後
群■に比べて強くなりすぎるとノ\ツクフォーカスが短
くなりすぎる。
又上限値を越えて前群Iの正の屈折力Iが後群口に比べ
て弱くなりすぎると、バックフォーカスは長くなるが全
長が伸びる。
条件式(2)は第1接合レンズHL1の接合レンズ面の
曲率半径に関し、第2レンズと第3レンズの材質の屈折
率差を特定する条件式(3)のもとて色収差と共にコマ
収差と非点収差を良好に補正しつつ、かつ大口径比化を
図る際のサジタルフレアーを良好に補正する為のもので
ある。
条件式(2)及び条件式(3)のいずれか一方の条件を
外れて接合レンズ面の曲率半径が大きく若しくは小さく
なっても又は接合レンズを構成する第2レンズと第3レ
ンズの材質の屈折率が逆になっても前述した色収差の補
正と共にコマ収差と非点収差、そしてサジタルフレアー
を良好に補正するのが難しくなってくる。
本発明の目的とするバックフォーカスの長い広画角の撮
影レンズは以上の諸条件を満足させることにより達成さ
れるが、特に広画角に伴う倍率色収差と大口径化に伴う
色の球面収差を良好に補正するには第1レンズと第7レ
ンズの材質のアツベ数を各々νl、シフとしたとき 55くν1 45くシフ とするのが良い。
次に本発明の数値実施例を示す、数値実施例においてR
iは物体側より順に第1番目のレンズ面の曲率半径、D
lは物体側より第1番目のレンズ厚及び空気間隔、Ni
とνlは各々物体側より順に第1番目のレンズのガラス
の屈折率とアツベ数である。
数値実施例 1 FNO=l:2 0I=1.50 D 2=  15.28 D 3=  10.54 04=  1.53 D5=3.09 D6=  3.54 D7=  1.94 08=2.00 09=  1.10 DlO=  3.51i D11=  0.10 012=  3.20 F=35.51 Rl=  28.25 R2=  15.79 R3=  37.84 R4= −19,77 R5=−142,05 R6・ (絞り) R7=  −27,54 R11=  45.81 R9=  −46,16 RIO=  276.83 R11=  −24,l5 R12=  134.67 R13=  −46,19 Ff/FR=0.429、R4/Ft 数値実施例 2 2ω=62.7” N  I=1.589+3    ν l= 61.2
N 2=1.8061O N 3=1.64769 N 4=1.6727O N S:1.78472 N 6=1.7725O N 7=1.77250 9、77/35.5+=−0,56 2ω=62.7’ N  l=1.60311    ν I=60.7F
=35. S         FNO=l :2R1
=  27.51   DI=  1.5OR2=  
15.79  02=+5.98R3=   37.2
6   03=   7.11R4=−20,73D4
=  2.74R5=−239,28O5=  2.3
5R6・ (絞りl   D&・ 502R7=−28
,0707=  1.49R8=  46.60  0
8=  1.76R9=−57,07D9=  2.2
0R1O=  126.46   DIO=  3.7
4R]1=−24,46D11=  0.10R12=
125.09   DI2=  3.50RI3= −
53,67 Ff/FR=0.520、R4/F=−20,73/3
5.5=−058N 2=1.8061O N 3=1.64769 N 4=1.6727O N 5=1.80518 N 6=1.772SO N 7=1.77250 ν 2=40.9 ν 3=33.8 ν 4=32.1 ν 5=25.7 シ 6=49.6 シ 7= 49.6 v  2=4[1,9 ν 3=33.8 ν 4=32.1 ν 5=25.4 ν 6=49.6 シ 7= 49.6 数値実施例 R5=−148,11 DS= 2.94 RI3−−45.96 Ff/FR−0,428、R4/F−19,87/35
.5+=−0,56(発明の効果) 本発明によれば全体として5群7枚から成る各レンズの
レンズ構成を前述の如く適切に設定することにより、レ
ンズ系全体の小型化を図りつつ、バックフォーカスか長
く、撮影画角63度、Fナンバー2程度と広画角で大口
径の画面全体にわたり高い光学性能を有した撮影レンズ
を達成することかできる。又自動焦点検出装置を有した
カメラに適用した場合、軽量でかつ小型である為に合焦
操作が高速に行なえるといった特長を有する撮影レンズ
を達成することができる。
4、図面のllll11な説明 第1〜第3図は本発明のa僅実施例1〜3のレンズ断面
図、第4〜第6図は本発明の数値実施例1〜3の諸収差
図である0図中Iは前群、■は後群、SPは絞り、ΔS
はサジタル像面、ΔMはメリディオナル像面、dはd線
1gはg線。
S、Cは正弦条件である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体側から順に絞りを挟んで前群と後群の2つの
    レンズ群より成り、該前群は物体側に凸面を向けたメニ
    スカス状の負の第1レンズ、そして両レンズ面が凸面の
    第2レンズとメニスカス状の負の第3レンズとを接合し
    た第1接合レンズより成り、該後群は両レンズ面が凹面
    の負の第4レンズ、負の第5レンズと正の第6レンズと
    を接合した第2接合レンズ、そして正の第7レンズより
    成り、該前群と後群の焦点距離を各々Ff、FR、全系
    の焦点距離をF、該第1接合レンズの接合レンズ面の曲
    率半径をR4、該第2レンズと第3レンズの材質の屈折
    率を各々N2、N3とするとき 0.4<Ff/FR<0.55 −0.65<R4/F<−0.5 N3<N2 なる条件を満足することを特徴とする撮影レンズ。
JP2119216A 1990-05-09 1990-05-09 撮影レンズ Expired - Fee Related JP2666521B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018036665A (ja) * 2017-11-01 2018-03-08 株式会社ニコン 光学系、光学機器及び光学系の製造方法

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