JPH04153958A - キャリッジ搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、イメージスキャナ・複写機・ファクシミリ
等の読取部において、その読取部を可動にするためのキ
ャリッジに関するものである。

〔従来の技術） ′ｓ７図および第８図はそれぞれ例えば実開昭［１Ｏ−
１４６９６４号公報に示された従来のキャリッジ搬送装
置であり、図において、（３４）はハウジング（５５）
に固定された第１のガイドシャフト、（３５）は第１の
ガイドシャフト（３４）と平行に設置された第２のガイ
ドシャフトで、（３６）は第１のガイドシャフト（３４
）に沿って移動するキャリッジ、（３６ａ）はキャリッ
ジ（３６）の平坦突出部で第２のガイドシャフト（３５
）に接触しキャリッジ（３６）を水平に保つための接触
部、（３７ａ）　、　（３７ｂ）はそれぞれキャリッジ
（３６）に設けられ、第１のガイドシャフト（３４）に
挿通された第１のすべり軸受と第２のすべり軸受、（４
０）はキャリッジ（３６）に取り付けられた板ばねであ
る。（４０ａ）はキャリッジ（３６）に固定するために
コの字状に曲げられた折り曲げ部、（４Ｑｂ）はばね部
、（４０ｃ）はばね部（４０ｂ）の先端に位置し中空円
筒状の′ｔＳ３のすべり軸受（５３）を押し付けるため
のばね固定部、（４０ｄ）はばね固定部（４０ｃ）に設
けられた固定穴である。（４７）はキャリッジ（３６）
を牽引するための搬送ベルト、（４８）は搬送ベルト（
４７）をキャリッジ（３６）に固定するためのベルト固
定部、（４８ａ）　は搬送ベルト（４７）を駆動プーリ
（４９）にｔ−き付けた巻き付は部、（５２）はモータ
、（５２ａ）はモータシャフト、（５３）は第１のすべ
り軸受（３７ａ）　と第２のすべり軸受（３７ｂ）の間
で第１のガイドシャフト（３４）に挿入された第３のす
べり軸受、（５３ａ）は第３のすべり軸受（５３）に設
けられ、板ばね（４０）の一部である固定穴（４０ｄ）
に挿入固定される突起部、（５４）は第１のガイドシャ
フト（３４）および￥Ｓ２のガイドシャフト（３５）を
固定するために両サイドに取り付けられたシャフト固定
部、（５５）は４ケ所のシャフト固定部（５４）全体を
固定するためのハウジングである。

次に動作について説明する。モータ（５２）を駆動する
ことで！ｍＤプーリ（４９）が回転駆動する。これによ
り搬送ベルト（４７）は搬送ベルト（４７）の巻き付は
部（４８ａ）が駆動プーリ（４９）の回転に沿って移動
される。これに伴い搬送ベルト（４７）に固定されてい
るキャリッジ（３６）は搬送ベルト（４７）の移動に追
従して搬送される。このときキャリッジ（３６）は第１
、第２のすべり軸受（３７ａ）　、　（３７ｂ）により
第１のガイドシャフト（３４）に保持されながら搬送さ
れる。またキャリッジ（３６）の一部である接触部（３
５ａ）が第２のガイドシャフト（３５）上をすべり接触
移動することで、キャリッジ（３６）は水平を保ちなが
ら移動する。さらに第３のすべり軸受（５３）を板ばね
（４０）のばね部（４０ｂ）により第１のガイドシャフ
ト（３４）に押し付けることで、第１のすべり軸受（３
７ａ）および第２のすべり軸受（３７ｂ）は第１のガイ
ドシャフト（３４）に押し付けられる。これにより第１
のガイドシャフト（３４）の外径と第１のすべり軸受（
３７ａ）および第２のすべり軸受（３７ｂ）の内径との
間隙により発生するキャリッジ（３６）の移動方向への
振動を抑制している。上述のように、キャリッジ（３６
）は第１のガイドシャフト（３４）および第２のガイド
シャフト（３５）に沿って往復搬送される。

（発明が解決しようとする課題〕 従来のキャリッジ搬送装置は以上のように構成されてい
るので、第３のすべり軸受により第１のガイドシャフト
１ケ所でのみ押し付けているため押し付は力が弱く、キ
ャリッジの起動時の最大負荷発生の際にキャリッジが振
動してしまうという問題があった。また第３のすべり軸
受がすべり接触のために接触抵抗が大きくなりキャリッ
ジの搬送負荷が増加するという問題があった。さらに第
３のすべり軸受を交換するためには第１のガイドシャフ
トからキャリッジを取り外す必要があり、作業性が悪い
などの問題があフた。

この発明は上記のような問題を解消するためになされた
もので、キャリッジの起動時の最大負荷発生の際のキャ
リッジ振動を抑制するとともに、簡単に着脱できるよう
にしたキャリッジ搬送装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るキャリッジ搬送装置は、摺動部端面に、
両端部にローラを備えた弾性部材の中央部をガイド側に
螺着し、該ローラを上記他方のガイドに押圧保持するよ
うにしたものである。

〔作用ン この発明におけるキャリッジ搬送装置は、弾性部材によ
りローラをガイドに押圧保持しているので、ガイドに対
してキャリッジが振動を発生させることなく円滑に移動
するとともに、キャリッジ搬送時の摺動抵抗の増大を抑
制する。

（実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例に係る画像読取装置におけるキ
ャリッジ搬送装置の全体の構成を示す斜視図、第２図は
キャリッジ要部の詳細を示す斜視図、第３図はキサリッ
ジの正面図、第４図、第５図はそれぞれキャリッジ摺動
部の取付状態を示す断面平面図および断面側面図、第６
図はキャリッジに取り付けられて読取を行うための読取
ユニットの概略構成を示す断面側面図である。

第１図から第６図において、（３）は画像読取装置の外
装部（２）に固着され、原稿（２）を載置するためのガ
ラス板、（４）は外装部（２）に固定されたガイドシャ
フト、（５）はガイドシャフト（４）と平行に外装部（
２）に固定されたガイドブレートで、このガイドブレー
ト（５）の上部平坦面には、キャリッジ（６）の一端に
設けられ、ローラ（図示せず）が下面に取付けられた滑
動部（６ａ）がこのガイドブレート（５）上を移動可能
に載置さね、またガイドシャフト（４）には、キャリッ
ジ（６）の他端に固着された一対のすべり軸受（７ａ）
、　　（７ｂ）からなる摺動部（ア）が挿通されている
。このためキャリッジ（６）はガイドシャフト（４）と
ガイドブレート（５）との間でガイド方向に往復可能に
滑動するようになっている。なお、原稿（１）の画像読
取りを行いキャリッジ（６）に固定された読取ユニット
（１３）の一端にローラ（図示せず）を取り付はガイド
ブレート（５）上を走行させる方式もある。

（８）はキャリッジ（６）の摺動部（７）に設けられた
開口部、（９）はガイド押圧部材であり、このガイド押
圧部材（９）は、十字状の板ばね（１０）の対称両端部
にローラ（１１）、　　（１１）を回動自在に取り付け
たもので、（１２）はガイド押圧部材（９）をキャリッ
ジ（５）の摺動部（ア）端面に取付固定するための固定
ねしである。この固定ねしく１２）によりガイド押圧部
材（９）を摺動部（７）端面に螺着すると、板ばね（１
０）の弾発力によりローラ（１１）、　　（１ｔ）は上
記摺動部（７）の開口部（８）　、　（８）内でガイド
シャフト（４）外周面に圧接保持される（第４図、第５
図参照）。

読取ユニット（１３）の概略構成は、ｓ６図に示すよう
に原稿（１）を照射するための蛍光灯（１４）、原稿（
１）からの反射光を等倍像として結像するためのロッド
レンズアレイ（１５）、この等倍像を光電変換するため
の光電変換素子（１６）から成り立っている。（１７）
はキャリッジ（６）を牽引するための歯付ベルト、（１
８）は歯付ベルト（１７）をキャリッジ（６）に固定す
るためのベルト固定部、（１９）は歯付ベルト（１７）
を駆動するための駆動プーリ、（２０）は駆動プーリ（
１９）を介して反対側に設けられた従動プーリ、（２１
）は駆動プーリ（１９）と同軸で固定された減速機、（
２２）は減速機（２１）および駆動プーリ（１９）を駆
動するためのモータである。

次に動作について説明する。静止状態では、ガイド押圧
部材（９）の板ばね（１０）の力によりローラ（１１）
、　　（Ｈ）がガイドシャフト（４）を押し付けている
ために、キャリッジ（６）に取り付けられている左右の
すべり軸受（７ａ）　、　（７ｂ）はガイドシャフト（
４）面に押し付けられている。この状態からモータ（２
２）を駆動すると、減速機（２１）とともに駆動プーリ
（１９）が回転駆動する。駆動プーリ（１９）の駆動に
より歯付ベルト（１７）が移動し、これにより歯付ベル
ト（１７）に連結されているキャリッジ（６）が読取ユ
ニット（１３）とともにガイドシャフト（４）に沿って
走行する。この起動時、読取ユニット（１３）は慣性力
によりキャリッジ（６）のベルト駆動側に対して反対側
であるガイドブレート（５）側が遅れる方向に力が働く
。この力はガイドシャフト（４）とすべり軸受（７）と
のすき聞分で読取ユニット（１３）を振動させることに
なるが、ガイド押圧部材（９）の板ばね（１０）の弾発
力でローラ（１１）、　　（１１）により軸受（７）を
ガイドシャフト（４）外周面に押し付けることで、この
振動を抑制している。これにより読取ユニット（１３）
は安定走行が可能となり、ガイドシャフト（４）　およ
びガイドブレート（５）に沿って往復搬送される。

上記の読取ユニット（１３）の走行により、ガラス板（
３）上に置かれた原稿（１）を蛍光灯（１４）により照
射し、その反射光をロッドレンズアレイ（１５）により
等倍像として光電変換素子（１６）に結像後、光電変換
され画像の読取が行われる。

なお、上記実施例ではガイド押圧部材のキャリッジへの
取り付は位置をガイドシャフトより外側にしたが、これ
に限られるものではなく内側（すなわち読取ユニット側
で上記実施例と反対側）に取り付けてもよい。

（発明の効果） 以上のように、この発明によれば、摺動部端面に、両端
部にローラを備えた弾性部材の中央部をガイド側に螺着
し、該ローラを上記他方のガイドに押圧保持するように
したので、読取ユニット走行時の振動を防止して、鮮明
な画像の読取りを行うことができるとともに、ガイド押
圧部材の交換を容易に行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るキャリッジ搬送装置
の全体の構成を示す斜視図、第２図はキャリッジ要部の
詳細を示す斜視図、第３図はキャリッジの正面図、第４
図、第５図はそれぞれキャリッジ摺動部の取付状態を示
す断面平面図および断面側面図、第６図はキャリッジに
取り付けられて読取を行うための読取ユニットの概略構
成を示す断面側面図、第７図、第８図はそれぞれ従来の
キャリッジ搬送装置を示す平面面および分解図である。 （４）・・・ガイドシャフト、（６）・・・キャリッジ
、（７）・・・摺動部、（７ａ）、　　（７ｂ）・・・
すべり軸受、（９）・・・ガイド押圧部材、（１０）・
・・板ばね、（１１）、　　（１１）・・・ローラ、（
１２）・・・固定ねじ。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を第 図 １１　ローラ １２　固定ネジ 第 図 第 図 第 図 第 図 ７ａ、７ｂ：すべり軸受 第 図 第 図 活

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一端が平行に配設された両ガイドの一方に支承され、他
   端には他方のガイドに挿通された摺動部を備えてこれら
   両ガイド間を滑動するキャリッジを搬送するべくなした
   キャリッジ搬送装置において、上記摺動部端面に、両端
   部にローラを備えた弾性部材の中央部をガイド側に螺着
   し、該ローラを上記他方のガイドに押圧保持したことを
   特徴とするキャリッジ搬送装置。