JPH04153600A - 噴流ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】

（産業上の利用分野） この発明は１例えば自動車の鞍形フユーエルタ７りに取
付けて、燃料供給機構から戻されるメイン側の燃料でサ
ブタンク側の燃料をメインタンクに移送するのに利用さ
れる噴流ポンプに関する。 （従来の技術） 従来、上記した噴流ポンプと］７では１例えば第５図お
よび第６図に示すものがあった。 すなわち、図示する１Ｉｌｉ流ポンプ１００は、メイン
側の流体送給管１５０に連通接続する円柱開口状をなす
メイン側流体導入路１０１と、前記メ・ン側流体導入路
１０１と同様に円柱開口状をなしていてサブ側の流体送
給管１５１に連通接続するサブ側流体導入路１０２がノ
ズル本体１０３に備えである。 また、ノズル本体１０３の前記メイン側流体導入路１０
１の下方側寄りには、噴流を発生させるための旋回Ｒ１
０４が当該メイン側流体導入路１０１の径方向に回転可
能にした状態で装着しであるとともに、この旋回ｆｉ１
０４の下側に、前記メイン側流体導入路１０１に連通さ
せたノズル１０５が備えである。 そして、前記メイン側流体導入路１０１のほぼ中央の側
壁１０１ａには、流体流入口１０１ｂを介して圧力調整
弁１０６が圧力調整弁収納部１０１Ｃに収納してあり、
メイン側流体導入路１０１内においての流体の圧力が所
定の値よりも大きくなったときに、弁ばね１０６ａの有
する弾性反発力に抗して弁体１０６ｂを押圧して圧力調
整弁１０６が開状態にするので、流体を流体流出口１０
６Ｃからポンプ外に流出させる。 そしてまた、前記メイン側流体導入路１０１゜サブ側流
体導入路１０２の第５図中において上端寄りには、気密
保持用のゴム製パツキン１０７゜１０８が夫々装着しで
あるとともに、前記各流体送給管１５０，１５１を嵌め
入れるための送給管連結部１０９ａ、１０９ｂを備えた
送給管取付部材１０９が固定しである。 そしてさらに、ノズル本体１０３の第５図中において下
端寄りには、前記ノズル１０５の噴射方向すなわち第５
図中において下方側に流体吐出口１１０ａを形成したデ
ィフューザ１１０が取付けである。 ここで、前記各流体送給管１５０，１５１に送給管取付
部材１０９の送給管連結部１０９ａ。 １０９ｂを嵌め入れることによって、各流体送給管１５
０，１５１に対して各流体導入路１０１゜１０２が連通
接続している状態で、この噴流ポンプ１００が第６図に
示すメインタンクＭＴに収納しである。 そして、前記メインタンクＭＴに収納したフューエルポ
ンプＦＰを駆動させることによって、このフューエルポ
ンプＦＰがフューエルポンプ側流体送給管ＦＰＩを介し
てエンジン側への燃料供給手段である燃料供給機構ＦＳ
に対してメインタンクＭＴに貯蔵しである燃料を送給す
る。 また、燃料供給機構ＦＳによってエンジンに供給されな
かった戻り燃料がメイン側の流体送給管１５０を通って
メイン側流体導入路１０１に導入されるので、前記戻り
燃料すなわちメイン側の流体がノズル１０５から流体吐
出口１１０ａに向って噴射して、サブ側の流体送給管１
５１を介してサブタンクＳＴに貯蔵しである燃料すなわ
ちサブ側の流体をサブ側流体導入路１０２からディフュ
ーザ１１０内に吸引する。 これにより、サブ側の流体およびメイン側の流体が流体
吐出口１１０ａからメインタンクＭＴ内に吐出するので
、サブタンクＳＴに貯蔵しである燃料をメインタンクＭ
Ｔに移送する。 そしてまた、メイン側流体導入路１０１に導入された前
記メイン側の流体の圧力が所定の値よりも大きくなった
ときに、昌該メイン側の流体が圧力調整弁１０６の弁ば
ね１０６ａの有する弾性反発力に抗して弁体１０６ｂを
押圧するので、圧力調整弁１０６が開状態となるこｋか
ら、＃記メイン側の流体を流体流出口１０６ｃからポン
プの外側であるメインタンクＭＴ内に流出させつつメイ
ン側の流体をサブ側の流体とともにディフューザ１１０
の流体吐出口１１０ａからメインタンクＭＴ内に吐出す
る。 （発明が解決しようとする課題） ところが、上記した従来の噴流ポンプ１００において、
メイン側流体導入路１０１に導入されたメイン側の流体
の圧力が所定の値よりも大きくなったときに、メイン側
の流体を圧力調整弁１０６の流体流出口１０６ｃからメ
インタンクＭＴ内に流出させつつメイン側の流体をサブ
側の流体とともにディフューザ１１０の流体吐出口１１
０ａからメインタンクＭＴ内に吐出し、メイン側流体導
入路１０１に導入されたメイン側の流体の圧力が所定の
値よりも小さくなったときにメイン側の流体をサブ側の
流体とともにディフューザ１１０の流体吐出口１１０ａ
からメインタンクＭＴ内に吐出する構造になっているこ
とから、圧力調整弁１０６の流体流出口１０６Ｃから流
出する流体の流出音とディフューザ１１０の流体吐出口
１１０ａから吐出する流体の吐出音とによりメインタン
クＭＴ内においての流体の放出音が大きくなっているの
で、前記放出音により品質を害するという問題点があり
、上記した問題点を解決することが課題となっていた。 （発明の目的） そこでこの発明は、上記した従来の課題に鑑みてなされ
たもので、流体の放出音を小さなものにすることによっ
て、高い品質を得ることができ、且つ吸上げ量を増大さ
せることによって性質が向上する噴流ポンプを提供する
ことを目的としている。

【発明の構成】

（課題を解決するための手段） この発明に係わる噴流ポンプは、メイン側の流体を導入
するメイン側流体導入路と、前記メイン側流体導入路に
導入されたメイン側の流体を噴射するノズルと、サブ側
の流体を導入するサブ側流体導入路と、前記メイン側流
体導入路に導入されたメイン側の流体が所定の圧力より
も大きくなったときにメイン側の流体を流出する圧力調
整弁と、前記メイン側の流体の噴射により前記サブ側流
体導入路に導入されたサブ側の流体を吸引し且つ前記ノ
ズルから噴射されたメイン側の流体および吸引されたサ
ブ側の流体を吐出する流体吐出口を形成したディフュー
ザを備えた噴流ポンプにおいて、 前記圧力調整弁の流体流出口側を前記流体吐出口に連通
させるバイパス流路を接続した構成としたことを特徴と
しており、より好ましい実施態様においてバイパス流路
の前記流体吐出口に連通する連通交差角度が３０゜〜９
０″である構成としたことを特徴としており、より好ま
しい実施態様においてディフューザの流体吐山口に、流
体吐出口から吐出するメイン側の流体およびサブ側の流
体の吐出騒音を低減するサイレンサーを設けた構成とし
たことを特徴としており、上記した噴流ポンプの構成に
より従来の課題を解決するための手段としたものである
・ （発明の作用） この発明に係わる噴流ポンプは、／＜イパス流路が減圧
弁に備えた流体流出口を流体吐出口に連通しているので
、流体が圧力調整弁から直接ポンプ外に流出しないもの
となる。 （実施例） 以下、この発明の一実施例による噴流ポンプを第１図な
いし第３図に基いて説明する。 すなわち、図示する噴流ポンプ１は、ノズル本体２の第
１図中において左方側に円柱開口状をなすメイン側流体
導入路２ａが備えであるとともに前記メイン側流体導入
路２ａの下方寄りに、当該メイン側流体流入路２ａに導
入されたメイン側の流体に噴流を発生させるための旋回
翼３が前記メイン側流体導入路２ａに取付けである。 また、前記旋回ｊ３の第１図中において下側には、前記
メイン側流体導入路２ａに連通させたノズル２ｂが備え
てあり、前記ノズル本体２の第１図中において右方側に
は、円柱開口状をなすサブ側流体導入路２Ｃが備えであ
る。 そして、前記メイン側流体導入路２ａの開口方向のほぼ
中央には、側壁２ａｌに設けた流体流入口２ａ２を介し
て圧力調整弁収納部２ａ３が備えてあり、この圧力調整
弁収納部２ａ３に圧力調整弁４が収納しである。 そしてまた、前記圧力調整弁４に備えた弁体４ａが弁ば
ね４ｂの有する弾性反発力により前記流体流入口２ａ２
を閉塞しており、前記メイン側流体導入路２ａに導入さ
れたメイン側の流体の圧力が所定の備よりも大きくなっ
たときに前記弁ばね４ｂの有する弾性反発力に抗して弁
体４ａを押圧することによって、圧力調整弁４が開状態
となる。 そしてさらに、前記圧力調整弁収納部２ａ３の第１図中
において左方端寄りには、後述するバイバス管１０を連
通接続するためのバイパス管接続部２ａ４が備えである
。 さらにまた、前記メイン側流体導入路２ａおよびサブ側
流体導入路２ｃの第１図中において上端寄りには、気密
保持用のゴム製パツキン５，６が装着してあり、これら
ゴム製パツキン５．６の第１図中において上側には、第
２図に示すメイン側の流体送給管５０．サブ側の流体送
給管５１をメイン側流体導入路２ａ、サブ側流体導入路
２Ｃに連続接続するための送給管接続部７ａ。 ７ｂを夫々備えた送給管接続部材７が固定しである。 一方、前記ノズル本体２の第１図中において下方端寄り
には、前記ノズル２ｂの噴射方向すなわち第１図中にお
いて下方側に流体吐出ｃｔ８ａを形成しているとともに
前記サブ側流体導入路２Ｃに前記流体吐出口８ａｔ一連
通させるサブ側流体吸弓路８ｂを備えたディフューザ８
が超音波溶着によって固定しである。 また、前記流体吐出口８ａの第１図中において下側と前
記バイパス管接続部２ａ４には、バイパス管１０が夫々
連結接続しである。 このバイパス管１０は、前記バイパス管接続部側で略り
字形状をなす圧力調整弁側支管１０ａとこの圧力調整弁
側支管１０ａに連通接続してあり且つ前記流体吐出０８
ａ側で略丁字形状をなす流体吐出口側支管１０ｂとから
なる。 そして、圧力調整弁側支管１０ａの一端側に備えた圧力
調整弁接続部１０ａ１が前記／ヘイバス管接続部２ａ４
に固定してあり、この圧力調整弁側支管１０ａの他端側
に備えた中間連続部１０ａ２が流体吐出口側支管１０ｂ
の一端側に備えた中間Ｍ統部１０ｂ１に連通接続しであ
る。 そしてまた、流体吐出側支管１０ｂの他端側に備えた流
体吐出口接続部１０ｂ２が前記流体吐出口８ａの第１図
中において下側に連通接続してあり、これら圧力調整弁
側支管１０ａおよび流体吐出口側皮９１０ｂとにより前
記圧力調整弁収納部２ａ３と流体吐出口８ａとに連通ず
るバイパス流路１１が形成してあって、このバイパス流
路１１が前記流体吐出口８ａの吐出方向に対して５０″
の傾斜で交差している。 ここで、メイン側の流体送給管５０．サブ側の流体送給
管５１の夫々一端に前配送給管接続部７ａ、７ｂを夫々
接続した状態でメインタンクＭＴ内に噴流ポンプ１が配
設されており、前記メイン側の流体送給管５０の他端が
燃料供給機構５２に接続してあって、前記サブ側の流体
送給管５１の他端がサブタンクＳＴ内に配設しである。 また、メインタンクＭＴ内には、前記燃料供給機構５２
に接続したフューエルポンプＦＰが配設しである。 そこで、フューエルポンプＦＰを駆動することによって
、メインタンクＭＴ内に貯蔵しである燃料を燃料供給機
構５２に送給し、この燃料供給機構５２によりエンジン
に供給されなかった燃料がメイン側の流体送給管５０を
通りメイン側の流体となってメイン側流体導入路２ａに
導入される。 メイン側流体導入路２ａに導入されたメイン側の流体は
旋回ｉｉ３によって噴流となってノズル２ｂから噴射さ
れる。 メイン側の流体がノズル２ｂから噴射されることによっ
て、ディフューザ８の流体吐出口８ａに負圧が発生する
ので、この負圧により、サブタンクＳＴに貯蔵しである
サブタンク側の燃料がサブ側の流体供給管５１を通りサ
ブ側の流体となってサブ側流体導入路２ｃに導入される
。 そして、サブ側流体導入路２ｃに導入されたサブ側の流
体はサブ側流体吸引路８ｂを介して流体吐出口８ａに吸
引されて前記メイン側の流体とサブ側の流体が流体吐出
口８ａからメインタンクＭＴ内に吐出する。 これにより、サブタンクＳＴに貯蔵しであるサブタンク
側の燃料をメインタンクＭＴに移送する。 この間、メイン側流体導入路２ａに導入されたメイン側
の流体が所足り圧力よりも大きくなったときに、圧力調
整弁４の弁ばね４ｂの有する弾性反発力に抗して弁体４
ａを押圧するので、圧力調整弁４が開状態となって、前
記メイン側の流体をバイパス流路１１に流出させる。 そして、バイパス流路１１に流出したメイン側の流体は
前記流体吐出口８ａにおいてノズル２ｂから噴射された
メイン側の流体とサブ側流体導入路２ｃからのサブ側の
流体にまざってメインタンクＭＴ内に吐出するものとな
る。 ここで、吸上げ流量ｑ（ｆＬ／ｈｒ）、リターン流量Ｑ
（４１／ｈｒ）、圧力Ｐ　（ｋｇ／Ｃｍ２）　の関係を
調べた第３図において、噴流ポンプ１の特性を従来の噴
流ポンプ１００のものとを比べると、メイン側流体導入
路内の圧力（Ｐ　ｋ　ｇ／Ｃｍ２）を従来の噴流ポンプ
１００の場合とほぼ同様の数値として、リターン流量（
Ｑ文／ｈｒ）の開始が３８１　／　ｈ　ｒから３５１　
／　ｈ　ｒに向上し、吸上げ流量Ｑ（ｉＬ／ｈｒ）が５
０　ｆｌ　／　ｈ　ｒから６０文／　ｈ　ｒに向上して
いる。 第４図はこの発明の噴流ポンプの他の実施例を示すもの
であって、この場合の噴流ポンプ２０は、第１図に示す
噴流ポンプ１のディフューザ８の流体吐出口８ａとバイ
パス流路１１の交差部分に、複数の貫通孔２１ａを備え
た円筒状隔壁２１を有していて且つこの隔壁２１の外周
側に流体の屈折通路２２を形成したサイレンサー２３を
設けたものである、 そして、この場合には、バイパス流体１１に流出したメ
イン側の流体とノズル２ｂから噴射されたメイン側の流
体とサブ側流体導入路２ｃからのサブ側の流体とが前記
サイレンサー２３により貫通孔２１ａと屈折通路２２を
通るあいだに消音された状態となってメインタンクＭＴ
内に吐出するようになっている。 また、この場合の噴流ポンプ２ｏの特性を従来の噴流ポ
ンプ１００のものとを比べると、第３図に示すように、
メイン側流体導入路内の圧力（１ｋｇ７ｃｍ２）が従来
の噴流ポンプ１００の場合とほぼ同様の数値として、リ
ターン流量Ｑ（文／ｈｒ）の開始が３８１　／　ｈ　ｒ
から３２　ｆＬ／　ｈ　ｒに向上し、吸上げ流量ｑ（文
／ｈｒ）が５０旦／ｈｒから５５旦／ｈｒに向上してい
る。

【発明の効果】

以上説明してきたように、この発明に係わる噴流ポンプ
は、上記した構成としたことがら、流体を圧力調整弁か
ら直接ポンプ外に流出させないので、圧力調整弁からポ
ンプ外に流出する流体の流出者がなくなり、それによっ
て、流体の放出音が飛躍的に小さくなって、高い品質感
を得られるとともに吸上げ量を増大することができるの
で、ポンプ性質を向上させるという優れた効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による噴流ポンプの縦断側
面図、第２図は第１図に示した噴流ポンプのタンクへの
取付状態を示す側面図、第３図は第１図に示した噴流ポ
ンプの特性図、第４図はこの発明の他の実施例による噴
流ポンプの縦断側面図、第５図、第６図は従来の噴流ポ
ンプの各々縦断側面図、タンクへの取付状態を示す側面
図である。 １．２０・・・噴流ポンプ、 ２ａ・・・メイン側流体導入路、 ２ｂ・・・ノズル、 ２ｃ・・・サブ側流体導入路 ４・・・圧力調整弁、 ８・・・ディフューザ、 ８ａ・・・流体吐出口、 １０・・・バイパス流路、 ２３・・・サイレンサー

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）メイン側の流体を導入するメイン側流体導入路と
   、前記メイン側流体導入路に導入されたメイン側の流体
   を噴射するノズルと、サブ側の流体を導入するサブ側流
   体導入路と、前記メイン側流体導入路に導入されたメイ
   ン側の流体が所定の圧力よりも大きくなったときにメイ
   ン側の流体を流出する圧力調整弁と、前記メイン側の流
   体の噴射により前記サブ側流体導入路に導入されたサブ
   側の流体を吸引し且つ前記ノズルから噴射されたメイン
   側の流体および吸引されたサブ側の流体を吐出する流体
   吐出口を形成したディフューザを備えた噴流ポンプにお
   いて、 前記圧力調整弁の流体流出口側を前記流体吐出口に連通
   させるバイパス流路を接続したことを特徴とする噴流ポ
   ンプ。
2. （２）バイパス流路の前記流体吐出口に連通する連通交
   差角度が３０゜〜９０゜である請求項（１）記載の噴流
   ポンプ。
3. （３）ディフューザの流体吐出口に、流体吐出口から吐
   出するメイン側の流体およびサブ側の流体の吐出騒音を
   低減するサイレンサーを設けた請求項（１）記載の噴流
   ポンプ。