JPH04151305A - ラジアルタイヤ - Google Patents

ラジアルタイヤ

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JPH04151305A
JPH04151305A JP2273870A JP27387090A JPH04151305A JP H04151305 A JPH04151305 A JP H04151305A JP 2273870 A JP2273870 A JP 2273870A JP 27387090 A JP27387090 A JP 27387090A JP H04151305 A JPH04151305 A JP H04151305A
Authority
JP
Japan
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belt
tire
carcass
bead
belt layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2273870A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiro Nakatani
彰宏 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、砂地を走行できかつ路上走行における高速耐
久性、高速操縦安定性を高めうるラジアルタイヤに関す
る。
〔従来の技術〕
砂漠、砂浜等砂地を走行する車両が普及しつつある。特
に中近東諸国にあっては、高速道路が整備されるに伴い
砂地走行を目的とする車両であっても路上における高速
走行が要望されるようになった。
他方、砂地を走行する車両に用いるタイヤは、従来凹凸
の多い路面を走行するため路面上の突起を包み込む能力
、いわゆるエンベロープ特性を高めかつ乗心地の向上を
図るため、バイアスタイヤが用いられてきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこのようなバイアスタイヤを装着して路上を高速
走行した場合荷重による撓みによって各プライ間に大き
な相対的なずれが生じるので内部摩擦が大きく、発熱や
転がり抵抗か犬となり、高速走行に適さない。
高速で走行するにはバイアスタイヤよりもラジアルタイ
ヤの方が適しているが、ラジアルタイヤにおいて、砂地
走行に適合させるため、トレッド曲率を小さくした場合
には、ベルト層にバックリングが生ずるなど耐久性に劣
りかつ高速走行時の操縦安定性が低下する。従って、従
来では砂地走行用のタイヤとしてラジアル構造のものは
採用することが出来ず、又砂地走行と路上の高速走行と
は両立し得ないものがあった。
発明者は、高速走行に適したラジアルタイヤにおいてト
レッド半径を小さくすることが可能となれば砂上走行と
、路上の高速走行とが両立しうることに着目し、ベルト
層の剛性の規制を試みたのである。
ベルト層の剛性は、ベルトコードの1本の断面積、その
ベルトコードの単位長さ当たりの打込数及びベルトプラ
イの重ね枚数が何れもベルト剛性に大きく影響すること
を見出し、これら3者の積であるベルト剛性指数を一定
の範囲に制限するとともに、タイヤの曲率半径を砂上走
行に適する半径寸度に規制することにより、砂地走行性
と路上走行における高速耐久性および高速操縦安定性と
を両立させうるタイヤを形成し得たのである。
本発明は、砂地を走行できかつ路上の高速走行における
耐久性、操縦安定性を向上しうるラジアルタイヤの提供
を目的としている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、トレッド部からサイドウオール部を通りビー
ド部にのびる本体部及び該本体部に連なりビード部のビ
ードコアの周りを折返す巻上げ部を有しかつタイヤ赤道
に対して60〜90度の角度で傾斜させた有機繊維から
なるカーカスコードを具える1枚以上のカーカスプライ
を用いたカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスの
半径方向外側に配される1枚以上のベルトプライからな
るベルト層とを具え、前記ベルト層はベルトコード単体
の断面積と、そのベルトコードの5cm当たりの打込数
と、ベルトプライの構成枚数との積であるベルト剛性指
数が17以上かつ29よりも小とする一方、前記トレッ
ド表面のタイヤ子午面におけるタイヤ曲率半径(T R
)を下記式に示す範囲としてなるラジアルタイヤであり
、前記式は、0.9XSWX (5,5−0,045A
R)<TR<1,2xSWx (5,5−0,045A
R)SW:タイヤ軸方向の最大巾 AR:タイヤ偏平比X100 である。
〔作用〕
カーカスはタイヤ赤道に対して60〜90度の角度で傾
斜するラジアル配列のカーカスコードからなるため、発
熱が少、かつ転がり抵抗が小さく高速走行における高速
耐久性、高速操縦安定性を高めうる。
又、ベルト層はベルト剛性指数を17以上かつ29より
も小の範囲に規制している。路上走行用の一般的なラジ
アルタイヤはベルト剛性指数が29であるのに比べて、
それよりも剛性を低く設定し、砂上走行性能を高めてい
る。しかし前記ベルト剛性指数が17未満となると発熱
、転がり抵抗が増し高速走行能力が低下するなどラジア
ルタイヤ本来の機能が低下する。
又、タイヤ曲率半径TRを前記式に示す範囲に規制する
ことにより路上走行用の一般のラジアルタイヤに比べて
曲率半径が小であり砂上走行に適している。しかし前記
式の下限値以下に曲率半径TRを小とした場合には、ヘ
ルド層にバックリングが生じ耐久性か低下する一方、ト
レッド表面の接地領域が小となり路上走行時において接
地圧が増大する結果、摩耗か犬となる。
このように本願は前記構成が一体化することによって、
路上走行における高速耐久性と高速操縦安定性とを一層
高める一方、砂地走行をも可能としているのである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図においてラジアルタイヤ1は、トレッド部2とその両
端からタイヤ半径方向内側に向けてのびる外膨らみのサ
イドウオール部3と、該サイドウオール部3のタイヤ半
径方向内端に位置するビード部4とを有し、本実施例で
は両側のサイドウオール部3の外側面間をタイヤ軸方向
に結ぶ長さがタイヤ最大巾SWになるよう形成される。
又ラジアルタイヤ1には、前記トレッド部2からサイド
ウオール部3を通りビード部4にのびる本体部6aに、
前記ビードコア5をタイヤ軸方向内側から外側に向かっ
て巻上げる巻上げ部6bを設けたカーカス6と、トレッ
ド部2の内部かつカーカス6の半径方向外側に配される
ベルト層7とを具え、又ビードコア5のタイヤ半径方向
外側を起点として、カーカス6の巻上げ部6bと本体部
6aとの間をのびるビードエイペックス9を立上げる。
前記カーカス6は、タイヤ赤道Cに対して60〜90度
の角度で傾斜させたラジアル配列のカーカスコードを具
える1枚以上、本実施例では2枚のカーカスプライ6A
、6Bがらなり、カーカスコードはナイロン、レーヨン
、ポリエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維コード
が用いられる。
なおり−力スブライ6A、6Bの各コードは互いに交差
する向きに配される。
ベルト層7は、1枚以上、本実施例では、タイヤ半径方
向内、外に配される2枚のシート状のベルトプライ7A
、7Bからなる。
ベルトプライ7A、7Bは複数本のベルトコードを平行
にかつ略等間隔に並べて配置するとともにトッピングゴ
ムにより被覆することにより形成される。
前記ベルトコードは、弾性率が600 kg f /a
m’以上の高い弾性率を有する例えばハイモジュラスポ
リエステル、芳香族ボリアミツド、ポリエステル等の有
機繊維コード及びスチールコードが用いられる。なおベ
ルトコードはタイヤ赤道Cに対して5度以上かつ30度
以下の角度でかつ各ベルトプライ7A、7Bのコードを
互いに逆向きに傾けて配設する。従って前記ベルトコー
ドはカーカス6のカーカスコードとともにタガ効果を発
揮し、トレッド部の剛性を効果的に保持しうる。
ベルト層7は、ベルトコード1本当たりの断面積A (
mm2)とそのベルトコードの5cm当たりの打込数N
と該ベルト層7を形成するベルトプライの枚数nとの積
AXNXnであるベルト剛性指数Kを17以上かつ29
よりも小としている。
ベルト剛性指数か17未満では、操縦安定性が低下する
などラジアルタイヤ本来の機能か発揮されず路上走行に
劣る。他方、29以上ではベルト層9の剛性が犬となり
、砂上走行性が低下する。
又前記ベルト層7のタイヤ軸芳香の巾WBはトレッド部
の端縁E、E間の距離であるトレッド巾WTの0.8倍
以上かつ0,95倍以下であることが好ましい。
砂地走行に好ましいタイヤ曲率半径TRとして、タイヤ
軸方向の最大巾SWに対するタイヤ断面積高さHの比で
ある偏平比が1.0である場合には、前記タイヤ軸方向
の最大巾SWの0.9倍よりも大きくかつ1.2倍より
も小とするのが適当であることが実験により確かめ得た
。タイヤ曲率半径TRが前記最大巾SWの0.9倍以下
となれば、ベルト層7のバックリングが生じ耐久性が低
下する一方、トレッド表面2Aの接地領域が小となり、
路上走行時における耐摩耗性に劣る。逆に1.2倍以上
となると砂上走行性が劣る。
なおタイヤが偏平の場合には、実験により得られた下記
補正値Kを乗する。ここに補正値には、K=5.5−0
.045AR AR:タイヤ偏平比×100 である。
従ってタイヤ偏平比を加えたタイヤ曲率半径TRの範囲
は下記の式で示される範囲となる。
0.9xSWx (5,5−0,045AR)<TR<
1.2xSWx (5,5−0,045AR)ちなみに
タイヤサイズ235/95R15のタイヤにあっては、
前記式を導入するとタイヤ曲率半径TRは200mmよ
りも大かつ345mmよりも小の範囲となる。
〔具体例〕
タイヤサイズ235/95  R15のタイヤについて
第1図に示す構成を有しかつ第1表に示す仕様によりタ
イヤを試作し、その性能をテストした。又比較のため本
願構成以外のタイヤ(比較例1〜7)及びバイアス構成
のタイヤ(比較例8)についても併せてテストを行った
テスト条件は下記の通り、 1)ベルト層のバックリング 試供タイヤに1.8 kg f /an!の内圧と84
5kgの荷重を加え、タイヤを変形させ、第3図に示す
如く、ベルト層7の周方向の変形度a / b X 1
00を測定した。変形度a / bは2.0以下が合格
である。なお第1表は比較例8を100とした指数で表
示した。数値か大きいほど良好である。
2)サンド性能 試作タイヤを四輪車に装着し、鋒遠:=b羞…=e−5
0mの長さの砂上区間を走行させ、所要時間の逆数を比
較例3を100とする指数で表示した。
数値か大きいほど良好であることを示す。
3)高速耐久性 ドラム試験機を用いて試供タイヤにJIS規定の内圧と
最大荷重を加え、初速度160km/Hより20分毎に
10km/Hずつ上昇させるステップスピード方式でテ
ストを行い、トレッド部にクラックが生じたときの速度
で判定した。
4)高速操縦安定性 試供タイヤを実車に装備し、該実車をテストロードを走
行させ、テストドライバーのフィーリングにより判定す
るとともに、比較例8を100とする指数で表示した。
数値が大なるほど良好である。
テストの結果、実施例のものはサンド性能、高速耐久性
、高速操縦安定性ともに良好であり、路上の高速走行と
、砂上走行とがともに達成しうろことが確認出来た。
又第1表に示すテスト結果をトレッド曲率半径を横軸に
、サンド性能(指数)を縦軸としてグラフに表したもの
を第2図に示す。図中に本願構成の範囲を斜線で示す。
〔発明の効果〕
救主の如く本発明のラジアルタイヤは、ラジアル配列の
カーカスと、ベルト層のベルト剛性指数とタイヤ曲率半
径とを規制したため、路上における高速耐久性と高速操
縦安定性とを保持しつつ砂上走行をなしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はタイ
ヤ曲率半径と、サンド性能との関係を示すグラフ、第3
図はベルト層のバックリングのテストを略示する正面図
である。 2−トレッド部、  2A・・−・−斗レッド表面13
−・−・−サイドウオール部、  4−ビード部、5−
・ビードコア、  6−・−カーカス、6a−−一本体
部、 6b−・・・・巻上げ部、6A、6B−−−一カ
ーカスプライ、  7・・−ヘルド層、7A、7B−−
−−・ベルトプライ、 C−・タイヤ赤道、SW−・−
・・タイヤ軸方向最大巾、 TR−−、タイヤ曲率半径。 特許出願人       住友ゴム工業株式会社第2 図 、−<It−ト屋のバ・ノ7リュブ凭U外様第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トレッド部からサイドウォール部を通りビード部に
    のびる本体部及び該本体部に連なりビード部のビードコ
    アの周りを折返す巻上げ部を有しかつタイヤ赤道に対し
    て60〜90度の角度で傾斜させた有機繊維からなるカ
    ーカスコードを具える1枚以上のカーカスプライを用い
    たカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスの半径方
    向外側に配されるかつ複数本のベルトコードを並べて配
    設した1枚以上のベルトプライからなるベルト層とを具
    え、前記ベルト層は、ベルトコード単体の断面積とその
    ベルトコードの5cm当たりの打ち込み数と、ベルトプ
    ライの構成枚数との積であるベルト剛性指数が17以上
    かつ20よりも小とする一方、前記トレッド表面のタイ
    ヤ子午面におけるタイヤ曲率半径(TR)を下記式に示
    す範囲としてなるラジアルタイヤ。 0.9×SW×(5.5−0.045AR)<TR<1
    .2×SW×(5.5−0.045AR)SW:タイヤ
    軸方向の最大巾 AR:タイヤ偏平比×100
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02234807A (ja) * 1989-03-08 1990-09-18 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02234807A (ja) * 1989-03-08 1990-09-18 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ

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