JPH04151081A - ソレノイドバルブの製造方法 - Google Patents

ソレノイドバルブの製造方法

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JPH04151081A
JPH04151081A JP27496390A JP27496390A JPH04151081A JP H04151081 A JPH04151081 A JP H04151081A JP 27496390 A JP27496390 A JP 27496390A JP 27496390 A JP27496390 A JP 27496390A JP H04151081 A JPH04151081 A JP H04151081A
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JP
Japan
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bobbin
sleeve
coil wire
solenoid valve
cylindrical part
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Hideyuki Morimoto
秀行 森本
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は、車両のブレーキ装置における切換え弁、た
とえばABS/ASR制御用のソレノイドバルブのよう
に、小型化を要求されるソレノイドバルブに有効に利用
することができる技術に関する。
【従来の技術およびその問題点】
この種の制御用ソレノイドバルブの一つとして、たとえ
ば特開平2−57459号の公報が示すように、非磁性
金属製のスリーブと、筒状の部分、およびその筒状の部
分の両端にフランジを有し、両フランジ間にコイル線を
巻回し、前記スリーブの外周に配置される合成樹脂製の
ボビンと、前記スリーブの内側に配置され、対向する固
定ブロック部材とともに、バルブを構成する可動弁体と
。 前記ボビンおよびスリーブ等の各構成部品の外側を囲む
ケーシングとを備えたものが知られている。 こうしたソレノイドバルブを製造する場合、通常、ボビ
ンの外周にコイル線を巻いた後、そのボビンにスリーブ
を挿入し、ボビンとスリーブとを組立てるようにしてい
る。 しかし、ソレノイドバルブの小型化、およびソレノイド
による励磁力の向上を図るため、ボビンの筒状の部分の
肉厚をたとえば0.7mrn以下と薄くした場合、ボビ
ンの筒状の部分がコイル巻回の緊縛力により、径が小さ
くなるように変形し、ボビンとスリーブとの組付けがで
きなくなってしまう。
【発明の開示1 この発明は、ボビンの筒状の部分の肉厚を薄くした場合
であっても、ボビンとスリーブとの組付けを容易に行う
ことができる技術を提供することを目的とする。 この発明では、薄肉化したボビンの筒状の部分を、まず
第1に、金属製スリーブの外周にはめ合わせ、それらス
リーブとボビンとを軸方向に位置決めする。ついで、ス
リーブによって支持されたボビンの筒状の部分の外周に
コイル線を巻回する。 そのため、薄い筒状の部分が強固なス・リーブによって
バックアップされ、変形を生じることはない。 コイル線を巻き終わると、そのコイル線、ボビンおよび
スリーブは一つの組立て体となる。そこで、その後、そ
の組立て体と可動弁体、固定ブロックff1H1、ケー
シング等の他の構成部品とを互いに組合わせることがで
きる。 【実施例】 次に、添付の図面を参照しながら、この発明の実施例に
ついて説明する。 添付の図は、シリンダ本体10の段付きの凹所11内に
、固定ブロック部材21の一部を入れた形態で、コツプ
形状のケーシング30を複数本のボルトによって固定す
ることにより、ソレノイドバルブ20を取り付けた例を
示している。 ノーマルオープンのソレノイドバルブ20は、固定子で
ある段付きの固定ブロック部材21と、一端が固定ブロ
ック部材21にはまり合った、ステンレス鋼等の非磁性
金属製のスリーブ22と、スリーブ22の外周に支持さ
れたソレノイド23と、固定ブロック部材21のフラン
ジ21aと同様にソレノイド23の端部を支持する鉄心
24と、スリーブ22の内周に位置する。可動弁体とし
ての磁性体製のプランジャ25とを含む。そして、固定
ブロック部材21、ソレノイド23.鉄心24などの外
側を前記ケーシング30が被っている。したがって、ソ
レノイドバルブ20は、全体として単一の構成品と同様
に取り扱うことができる。 こうしたソレノイドバルブ20の固定ブロック部材21
には、小径側の一端から大径側の一端まで中心を貫く中
心孔26のほか、中心孔26に並んで一端が大径側の一
端から始まるが、もう一端が小径側の側面部に開いた側
部孔27がある。固定ブロック部材21の中心孔26の
開口部分26aが弁座であり、その弁座26aに対して
プランジャ25の中央に固定したボール28が着座可能
に対向している。プランジャ25は、戻しばね29の付
勢力により、通常のブレーキ時は図に示すようにボール
28が弁座26 aから離れている。 一方、図示しない制御装置から指令を受けると、ソレノ
イド23が励磁され、それによる励磁力でプランジャ2
5が動いてボール28が弁座26aに着座する。 ソレノイドバルブ20における連絡口は、中心孔26の
一方の開口26b、および側部孔27の側面部の開口2
7bであり、両方が固定ブロック部材21の小径側に位
置している。そこで、一方の連絡口26bは、凹所11
の底部近くに開口した通路15に連絡し、−また、他方
の連絡口27bは、凹所11の内壁途中に開口した別の
通路16に連絡する。なお、ソレノイドバルブ20の各
連絡口の部分には、環状のフィルタ41.42があり、
ボール28が着座する弁座26aの部分にごみ等が浸入
するのを未然に防止している。また、図中、符号50は
、固定ブロック部材21の外周に配置されたO−リング
である。 さて、可動弁体であるプランジャ25に励磁力を与える
ソレノイド23に注目する。ソレノイド23は、合成樹
脂製のボビン231と、そのボビン231の外周に密に
巻かれたコイル線232とから成る。ボビン231は、
筒状の部分231aと、その筒状の部分231aの両端
に一体に設けられたフランジ231b、231Cとを含
むが、この場合、各フランジ231b、231c:の肉
厚がたとえば1.2mmあるいはそれ以上に厚くなって
いるのに対し、筒状の部分231aの肉厚はたとえば0
.7mm以下と薄くなっている。薄い筒状の部分231
aは、その肉厚が薄いために、それ自体だけではコイル
線232の緊縛力に耐えるだけの形状保持力がない。し
かし、ソレノイドバルブ20においては、ボビン231
を金属製のスリーブ22の外周にはめ合わせた後で、コ
イル線232を巻回する。そのため、ボビン231の筒
状の部分231aは内側のスリーブ22によってバック
アップされ、前記コイル線232の緊縛力に充分に耐え
ることができる。したがって、ボビン231の筒状の部
分231aの外周上、一方のフランジ231bからもう
一方のフランジ231cにわたって強い緊縛力でコイル
線232を巻くことができ、コイル線232の巻回撒を
も増すことができる。 また、ソレノイドバルブ20では、ボビン231の一方
のフランジ231bの部分に、接続用の端子60を支持
するホールダ61を設けている。 ホールダ61は、フランジ231bをボビン231の軸
線方向に平行に貫く貫通孔61 a、を備え、その貫通
孔61aの中に端子60を支持する。そこで、コイル線
232の末端232eをフランジ231bの内側で端子
60の一端に結合し、端子60の他端側をソケット等を
用いて外部の制御装置に接続することができる。ボビン
231の軸線方向に平行に走る端子60を設けたため、
ボビン231の筒状の部分231aの全長にわたってコ
イル線232を巻くことができ、しかも、フランジ23
1bの外側のスペースの部分に鉄心24を配置すること
ができる。 さらにまた、スリーブ22は一端22aが開口し、他端
22bが閉じている。このスリーブ22は、開口した一
端22aが固定ブロック部材21にはまり合い、しかも
、一端22aの端面が固定ブロック部材21のフランジ
部分21aの側面に当たることで位置が定まる。一方、
スリーブ22の閉じた他端22bの内面が、可動弁体で
あるプランジャ25の通常位置を規定している。これら
により、プランジャ25側のボール28と固定ブロック
部材21側の弁座21aとの距離などを正確に設定する
ことができる。 【発明の効果] この発明にあっては、ボビン231とスリーブ22とを
組合せた状態で、ボビン231の筒状の部分231aの
外周にコイル線232を巻回し。 そのコイル線232、ボビン231およびスリーブ22
を一つの組立て体と成し、その後、その組立て体と可動
弁体25、固定ブロック部材21、ケーシング30等の
他の構成部品とを互いに組合せるようにしている。その
ため、コイル線232を巻回するボビン231の筒状の
部分231aを充分に薄肉化することができ、ソレノイ
ドバルブ20の小型化およびバルブ制御の機能アップを
図ることかできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を適用して製造したソレノイドバルブ
の一実施例を示す断面構造を示す図である。 10・・・シリンダ本体、20・・・ソレノイドバルブ
、21・・・固定ブロック部材、22・・・スリーブ、
23・・・ソレノイド、231・・・ボビン、232・
・・コイル線、231a・・・筒状の部分、231b、
231c・・・フランジ、 25・・・可動弁体、30・・・ケーシング。 代理人 弁理士 保 科 敏 夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.非磁性金属製のスリーブと、筒状の部分、およびそ
    の筒状の部分の両端にフランジを有し、両フランジ間に
    コイル線を巻回し、前記スリーブの外周に配置される合
    成樹脂製のボビンと、前記スリーブの内側に配置され.
    対向する固定ブロック部材とともに、バルブを構成する
    可動弁体と、前記ボビンおよびスリーブ等の各構成部品
    の外側を囲むケーシングとを備えるソレノイドバルブの
    製造方法において、前記ボビンの筒状の部分を前記スリ
    ーブの外周にはめ合わせ、それらスリーブとボビンとを
    軸方向に位置決めし、ついで、ボビンの筒状の部分の外
    周にコイル線を巻回し、そのコイル線、前記ボビンおよ
    び前記スリーブを一つの組立て体と成し、その後、その
    組立て体と前記可動弁体、固定ブロック部材、ケーシン
    グ等の他の構成部品とを互いに組合わせるソレノイドバ
    ルブの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008151867A1 (de) * 2007-06-11 2008-12-18 Robert Bosch Gmbh Magnetventil

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008151867A1 (de) * 2007-06-11 2008-12-18 Robert Bosch Gmbh Magnetventil

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